JPS62224018A - 光化学気相成長法による堆積膜形成装置 - Google Patents

光化学気相成長法による堆積膜形成装置

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JPS62224018A
JPS62224018A JP6579486A JP6579486A JPS62224018A JP S62224018 A JPS62224018 A JP S62224018A JP 6579486 A JP6579486 A JP 6579486A JP 6579486 A JP6579486 A JP 6579486A JP S62224018 A JPS62224018 A JP S62224018A
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gas
light
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light transmission
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JP6579486A
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Meiji Takabayashi
明治 高林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、光化学気相成長法により基体上に堆積膜、と
シわけ半導体ディバイス、電子写真用感光ディバイス、
#i像入力用ラインセンサー、撮像ディバイス、光起電
力素子等の機能住換を形成する装置に関する。
〔従来技術の説明〕
従来、半導体デ・イパイス、電子写真用感光ディバイス
、画像入力用ラインセンサー、患像ディバイス、光起電
力素子、その他の各種エレクトロニクス素子、光学素子
等に用いる素子部材とじての礪能性膜を基体上に形成す
る方法としテ、真京蒸7f法、イオンブレーティング法
、化学気相成長p (chemical vapor 
depoaiNon )(以下、「CVD法」と称す。
)等が知られておシ、中でも光CVD法は光化学反応の
利用によりて低温で堆積度を形成することが可能なもの
として注目されている。
光CVD法による堆積膜の形成に用いられる装置は、一
般に、反応容器と、該反応容器内に堆積膜形成用原料ガ
スを導入する手段と、核原料ガスに元を照射する手段と
を備え、光化学反応を利用して該反応容器内に設置され
九基体上に所望の堆積膜を形成する、というものでるっ
てその原理構成は、代表的には、第4図に示されるとこ
ろのものである。〔第4図において、lは光束、2は光
透過窓、3は反応容器、5はパルプ4を備えた原料ガス
導入管、6は基体、7は排気口、8は透光板を示す。〕
そして、従来のこの種装置にあっては、元エネルギーを
利用して反応ガスを分解または重合し基体上に成膜が行
われる。例えばシランガスを反応容器3に導入し、エキ
シマレーザ、−(excimer 1aser )や低
圧水銀灯の高エネルギー光を照射し、基体6上にアモル
ファスシリコン(以下、ra−8IJと略記する。)等
の堆積膜が形成される。
しかしなから、そうした光CVD法用装置にあっては、
基体上のみならず、透光板の内面にもa−81等の堆積
膜が形成され、それが反応容器内への入射光の光強度を
大きく下げ、基体上への堆&膜の形成速度を低下させる
といった問題点がある。そして、こうした問題点を解決
するについて、透光板の内面にX至ポンプ用の油を塗布
する方法及び透光板の内面を定期的にエツチング(食刻
)しそれに堆積した膜を除去する方法が提案されている
。しかしこれ等のいずれの方法も、前述の問題点を解決
するに十分なものではない。即ち、前者の方法について
は、反応容器の内部に油を主とする有機物が持ち込まれ
てしまうことになシ、それが原因で形成される堆M膜内
部に前記有機物の分子が混入してしまうところとなシ、
得られる堆積膜は結局は所望の特性、高品質性を有さな
いものになってしまうという問題がある。また後者の方
法については、膜形成7?j原゛料ガスとは別にエツチ
ング用ガスが必要であり、更にエツチング反応を起こさ
せるためのガス励起装e(例えばRF放電装f)も同時
に必要とな〕、シたがって装置全体は、光CVD法用装
置とエツチング装置とを合体した複雑な装置構成のもの
になるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、光CVD法による堆積膜形成についての従来
の装置における上述の問題点を解決することを目的とす
るものである。
すなわち、本発明の主たる目的は、均一にして均質、そ
して高品質のものであって、優れた所望の特性を常時安
定して具有する堆積膜を効率的に形成する元CVD法に
よる堆積膜形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、簡単な装置構成であって、透光板
内面にくもシ乃至膜堆積発生のおそれのない構造の、光
CVD法により前記堆積膜を効率的に形成するための装
置を提供することKある。
〔発明の構成〕
本発明者らは、第4図に示す原理構成の、従来の光CV
D法による堆積膜形成装置の前述の問題点を解決すべく
、鋭意研究を重ね、tところ、反応容器内に密封形成さ
れてなる反応室+iflを透光板近傍と基体近傍との2
つに分画し、前者には光の照射のみによっては堆amを
形成することがないガス(以下、「非堆積性のガス」と
称す。)を導入し、後者には光の照射によ)励起・分解
または重合して基体上に堆積膜を形成しうる原料ガス(
以下、「堆積性のガス」と称す。)を導入することによ
り、透光板の内面への堆積膜の付着による光透過率の減
少を防止しうるという知見を得た。
該知見に基づき構成される装置は、具体的には、第1乃
至3図の原理構成図により示すごときものである。
第1乃至3図において、1は光束、2は光透過窓、3は
反応容器、4はパルプ、5は堆積性のガスを導入するガ
ス導入管、6は膜を堆積させるための基体、7は排気口
、8はパルプ、9は非堆積性のガスを導入するガス導入
管、10は支切板、11はガス連通口、旦は第1の空間
、Aは第2の空間を各々示している。
即ち、第1図に示す装置は、前述の第4図に示す従来装
置に、非堆積性のガスを光透過窓2近傍に導入するガス
導入管をltしたちのである。f42図に示す装置は、
光透過窓2近傍の非堆積性のガスが導入される第1の空
間旦と、基体6近傍の堆積性のガスが導入される第2の
空間Aとが、中央部を切欠してガス連通口11を設けて
なる仕切板10によって仕切られたものである。第3図
に示す装置は、第1の空間旦の横断面の面積と、第2の
空間Δの1fj4鵬面の面積とが異なるように構成され
ている。
これら第1乃至3図に示す装置音用いて堆積膜を形成す
るには、具体的には、例えばボ累原子を含有するa−別
(以下、「8−別:1■」と略記する。)膜を形成する
場合であれば、堆積性のガスとして、ジンランガス(”
! H6) 、非堆積性のガスとして水素ガス(Hりを
用い、両ガスをガス導入管5及び9から夫々各別に導入
すると同時に光透過f12を介して照射された光を利用
して夫々のガスを分解せしめ、基体上にa−8i:l(
からなる堆積膜を形成せしめる。
本発明者らは、上記装置を用いた元CVD法による堆&
誤形成について更に検討を重ねた結果、こうした装置に
おいて、プし透過窓への堆積膜の付着を防止するための
非堆積性のガスを導入しているにもかかわらず、時とし
て成膜プロセス中に堆積膜が付着してしまい、光透過窓
の光透過率の減少を完全に防止することができないこと
が判明した。
本発明はこうした問題点を解決すべく、更に鋭意研究を
重ねたところ、該問題は第2の蔓間に導入された堆積性
のガスが、第1の空間に導入された非堆積性のガスの流
れに逆らって光透過窓に到達してしまうために生じるも
のであシ、前記第1乃至3図に示す装置において堆積性
ガスと非堆積性ガスの相互波紋を考慮し、その装置の形
状あるいはガス流量を定める必要があるという知見を得
た。
本発明は前述の知見に基づいて完成せしめたものであシ
、その骨子とするところは、内部に密封形成されてなる
反応空間を有する反応容器と、該反応容器の上壁の一部
を切欠して設けられた光透過窓と、該光透過窓の近傍に
光の照射のみによっては堆積膜を形成し得ない非堆積性
のガスBを導入する手段と、前記反応容器内に設置され
た基体の近傍に光の照射によって堆積膜を形成し得る堆
積性のガスAを導入する手段と、前記反応容器内を排気
する手段とからをシ、前記光透過窓から導入される光の
照射により該゛反応容器内の原料ガスに化学反応を生起
せしめ、前記基体上に前記ガスAあるいは前記ガスAと
前記ガスBを原料とする堆積膜を形成せしめる装置であ
って、前記光透過窓と前記原料ガスAの導入部との距離
をlccm〕、該光透過窓から該原料ガスAの導入部の
間における原料ガスBの流れる方向に垂直な反応空間の
断面積をWCcd〕、ガスBの流量をQ [8CCM 
)、ガスBの温度T [K、l、光透過窓の位置におけ
る光の照度と基体の位置における光の照度の比をr6と
した場合、次式(1)の関係が成シたつようにした光化
学気相成長法による堆積膜形成装置にある。
(式中、tはガス^及びガスBにより定まる定数であっ
て、ガスA及びガスBの平均分子直径をσムn ((1
’17L) 、ガス人の分子及びガスBの分子の買置を
夫々mA mBとした場合に、 ノ=σムB27rであられされる。) 以下、本発明の光CVD法による堆積膜形成装置におけ
る装置構成、ガス流量の関係について詳しく説明する。
一般にガスA及びガスBの間の相互拡散係数DAMは、
次式(])によp表わされる。
(但し、ζ iはガス分子A、Bの平均熱運動速度、n
はガス分子密度、σAnはガス分子A及びガス分子Bの
平均分子直径陣〕を表わす。)ここでガス分子の平均速
度Vは、式(2)により表わされ、 (但し、kはボルツマン定数〔K〕、Tは絶対温度、m
はガス分子の質斂〔)〕を表わす。)また、ガス分子密
度nは、式(3)で表わされるから、 (但し、Pは圧力(Torr)、kはボルツマン定数〔
K〕、Tは絶対温度(T)を表わす。)上記(1) 、
 (21、(31式より次式(4) 、 (51が得ら
れる。
式(4)から、ガスA、Bの間の相互拡散係数は、圧力
Pに反比例し、絶対温度′rの8i2乗に比例し、さら
にガスの種類にも依存することがわかる。
前述したごとく、光透過窓2上の堆積膜形成は、非堆積
性のガスの流れに逆らって、堆積性のガスが光透過窓2
上へ到達するために生ずるものであるから、装置の形状
は、非堆積性ガスの流れる空間について考慮する必要が
あることが判る。
そこで、非堆積性のガス(以下、「ガスB」とする。)
が流れる空間として、第5図に示すごとき、直径d(α
〕、断面積W 〔cul〕の晋12を想定する。図中、
1は入射光であ夛、6は基体を示している。管12の一
端からガスBが出て、管12の他端よシ光が入射するも
のとし、出口をx−0、光源を7i ssw 00とし
てX軸を定義すると、ガスBは流fiQでX−(4)の
方向からX =llI Oに向かって流れ、管の出ロx
−O付近において、堆積性のガス(以下、「ガスA」と
する。)が導入される。X≦0においてはガスAとガス
Bが均一に混合され、X≦OにおけるガスAの分子密度
n Ad [molecules 7cm” :lは均
一であるとする。
該管12’内におけるガスBの分子流密度F (mol
ecules /cat −S :lは式(6)で表わ
される。
(但し、Nムはアボガドロ定数[:mol″″I〕、v
oは0℃、l atomの完全気体の体ff [:cm
smol−’ ]、wB管の断面積CCrrl〕、Qハ
カスBノ装置(SCCM)を表わす。) 一方、拡散流を表わす一般式であるクイックの法則、即
ちJ −a−m −D grad (n)を用いると、
管12内のガスBの流れがないと仮定した場合のガスA
の拡散分子密度FA (molecules /car
 −8〕は次式(7)で表わされる。
(但し、DABはガスA及びBの間の相互拡散係数[c
&/8]、n□は位置XにおけるガスAの分子密度〔唐
−1〕を表わす。) また、分子流密度がFA及びFBのときの分子団の並進
速度vA及びvBCci/S)は夫々式(8)。
(9)で表わされる。
(但し、nA、nllは夫々ガスA、Bの分子密度[:
(17!−”)を表わす。) 管内のガスの流れが定常状態にある場合には管内に拡散
しているガスAの分子の分布に時間的な変動はなく、V
人−VBの状態が定常状態となっていることを考慮する
と、前記(6)〜(9)式よシ次式Qlが導かれる。
式α〔において、ガスBの分子密度n1は、一定圧力下
においてはnム+figが一定となるために定数にはな
らないが、通常、ガスBの流除は、ガスAの流量に比較
してかなり大であるため、実質的には、式αυとしても
よい。
n B == n A 十n Bミn o”+HH0’
―”””””伊−”””” (LD式αυを用いて式翰
を解くと、式αのが得られる。
さらに、境界条件n^l XmO= ” AOを用いる
と、次式〇となる。
ここで、X≦OにおけるガスAの分子密度”AOと、任
意のXにおけるガス人の分子密度nAとの比をR?=n
ム/’AOと定義する。即ちRrは、管内におけるガス
への分子密度分布の形状を示すものである。
そこで、曲成a3よ1礼を求めると式α荀が得られる。
さらに、式α荀に、前述の式(3) 、 (5) v 
t61を代入すると、次式α9が得られる。
(但し、σムBはガスA及びBの平均分子直径(儂〕、
QはガスBの流量、Tは管内のガス温度(K)、Wは管
の断面積〔Cゴ〕、rn A 、 m Bは夫々ガスA
、Hの分子の質質量 [t) t−表わしている。)第
6(a)〜(d)図は、夫々、ガスAとしてジンランガ
ス(8iffiH6)、ガスBとして水素ガス(H2〕
を用いた場合のRω値のH,ガス流量依存性、管直径依
存性及び温度依存性、およびガスBとしてアルゴンガス
(Ar)、窒素ガス(N、)、水素ガス(H3)を用い
た場合のRωの値を示すものである。
第6図及び式a四に示すように、第1乃至3図の元CV
D法による堆8を膜形成装置において光透過窓への堆積
膜の形成を防止するためには、ガスBの流れる管の直径
及び管の長さ、光透過窓の位置x1ガスBの流量Q1ガ
スBの種類、ガスBの温度Tの夫々を総合的に考慮して
設計する必要のあることが判明した。
ところで、基体上に腹厚りの堆積膜を形成するとした場
合、膜厚りの堆樟膜が基体上に形成される間に光透過窓
上に形成される堆積膜の膜厚が無視できる程度に薄けれ
ば、光透過窓への堆積膜の付着による光透過率の減少が
無視できることとなる。一般に原子直径は数λ程度であ
ることから、光透過窓上に堆積する膜の膜厚がlO^以
下であれば、光透過率の減少は無視しうる程度のものと
なる。さらに、膜堆積速度は、ガス人の分子密度及び光
の照射度に比例する。
これらのことを考慮すると、′X、透過窓位置と基体位
置における光の照度比をroとした場合、基体上に膜厚
りの膜が形成される間に光透過窓上に堆積される腹の厚
さは、光透過窓の位fMxがX −m lの時、R(功
、D及びr(1の積と推測できる。
更にまた、成膜プロセスにおける膜厚としては、例jば
pin型アモルファスシリコン太陽電池のp層、n層の
膜厚は102人程度であって、核102八程度の膜厚を
有する堆積膜の形成は、実用上元CVD法による堆積膜
形成における最小の膜厚である。
従って、D、、、、 102Aとすると、光透過窓上に
堆積される膜の膜厚が無視しうる株度に薄くなるために
は、102roR(J)の値が10°より小さくなる必
要がある。即ち弐αωを用いれば、次式(161’の条
件を満たした場合、 光透過窓上べの堆積膜の膜厚を無視しうる程度に小さく
することが可能となることがわかる。
次に、第1乃至3図に示した[CVD法による堆積膜形
成装置と、前述の第5図に示したモデルから導びかれた
結果との対応を具体的に記載する。
まず、第1図に示した装置においては、ガスAの導入部
5よシ排気ロア側(以下「下流側」と称す。)において
は、ガスAとガスBとは均一に混合されておシ、ガスA
導入部5より光透過窓2側(以下「上流側コと称す。)
に向かつてガスAの分子が拡散している。従って、光透
過窓2の内面からガス導入部5までの距離を11〔ホ〕
とすると、10式におけるlはl””Lとなる。
また、ガスBの流れに対して垂直な方向の反応容O1内
の断面積をWl (Cd)とすると、(161式におけ
るWはWW W、となる。従って、第1図に示す装置に
おいては次式αηの関係が成力立つようにした場合、光
透過窓2上への膜の形成が無視できることとなる。
次に第2図に示す装置においては、支切板10に設けら
れたガス連通口11によって第1の空間Bと第2の空間
Aが連通されている。第2の空間A内においては、ガス
連通011部に比べてガスの流れが緩やかであるため、
ガスA及びガスBは均一に混合されていると考えられる
から、ガスAの分子がガス連通口11から上流に向かっ
て拡散していくものと考えてもよく、光透過窓2の内面
からガス連通口までの距離を12、〔α〕とすると、式
Qf9のlは1−1tとなる。また、第1の空間Bにお
いては、ガス八分子の拡散はガス連通口11の径によっ
て支配的に抑えられておシ、ガス連通口11の断面積を
W、 (c/)とすると、式α0のAはw w w、と
なる。従って第2図に示す装置においては、次式(II
の関係が成シ立つよりにした場合、光透過窓2上への堆
積膜の形成が無視しうる程度のものとなることがわかる
最後に、第3図に示した装置については、前述の第2図
の場合と同様に考えられる。即ち、光透過窓2の内面か
ら、第1の空間Bと第2の空間^との境界までの距離を
!2とすると式(IQにおけるlはl””thとなり、
ガスBの流れに垂直な方向の第1の空間Bの断面積をW
tccm’:Jとすると式(1eにおけるWはW、W、
となシ、次式〇9の関係が成シ立つようにした場合、光
透過窓2への堆積膜の形成が無視しうる程度のものとな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の装置の実施例を用いて、よシ詳しく説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではない
実施例1 第1/に示す本発明の装置として、式(I)における各
々の値を下記のこと(設定して装置設計した。
fo −m l (FEE光透過窓の位置の照度/基体
の位置の照度) 1” −3,6x 10−” [co/?”l (、j
x A 、!: Lr )vラン(81,H6)ガス、
ガスBとして水素(H2)ガスを用いた場合の値) Q −400(SCCM) (Q=ガスBの流りl +
wm 40 [α] wsm 100 [:ci] T −300(’に:] (TミガスBの温度)これら
の値を式(1)に導入すると、式(I)の左辺の値は5
X10”−’となり、式(1)を満足するものとなった
実施例2 81!2図に示す本発明の装置として、式(If)にお
ける各々の値を下記のごとく設定して装置設計した。
(但し、ガスAとしてジシランガス、ガスBとして窒素
ガスを用いた場合の値) Q −100(:8CCM) lh−5Cの〕 W冨−20(cHI〕 T−100[:’K) これらの値を式(…)に導入すると、式(I)の左辺の
値は4X 10−’となシ、式(II)を満足するもの
となった。
実施例3 第3図に示す本発明の装置として、式(…)における各
々の値を下記のごとく設定して装置設計した。
/−−1,4X 10−” (cj、鳩(#x A &
 L−’C’)i/ランガス、ガスBとして窒素ガスを 用いた場合の値) Q −300(8(3す zz−10(工〕 W!−100[:引冷−〕 T m aoo [0T) これらの値を式(■)に導入すると、式(II)の左辺
の値は4X10””となシ、式(II)を満足するもの
であった。
実施例4 本例においては、ガスBの流量を変化させた場合におけ
る光透過窓への膜の堆積を実験的に調べ、その結果と式
(Illから計算されるガスBの流量とを比較し、式(
Illで表わされる関係式が現実に適合するか否かにつ
いて調べた。
本発明の装置として、第2図に示す装置を使用し、1t
−S[ぼ)W*−1a[cd]とした。
また、ガスAとしてジンランガス、ガスBとであり、ガ
スBは加熱も冷却もしなかったので、TΣ300  K であシ、更に光の照度は光透過窓の位置と基体の位置と
ではほぼ同じと推定されるので、 o−1 である。
まず、これらの値を式(If)の左辺に導入し、計算し
たところ、 Q > 250 [80CM ] と計算された。即ち、式(1)の条件を満たすためKは
、ガスBの流量を250 [8CC八1]よシ多くする
必要があると計算された。
他方、同じ装置を用いて、ガスB(水素ガス)の流量Q
を変えた時の光透過窓への膜の堆積の有無を実験的に調
べ、第6図に示す結果を得た。
なお、@6図において光透過窓への良の堆積の有無を、
基体位置における成膜前後の照度比の変化で示している
。即ち、成膜前後で照度比(照度比−1)の変化がない
ときは光透過窓への膜の堆積がないか、あるいは無視で
きる程度のものとすることができる。
第6図に永した結果から明らかなごとく、光透過窓への
膜の堆積の影碧を抑えるためには、ガスBの流量を26
0 (8CCM]以上でなければならないことが実験的
に判明し九。そしてこの値は、前述の式(If)よシ導
びかれた結果、即ち、ガスBの流量を250 E SC
CM )以上にする必要があるという結果とが良く一致
していることがわかった。
以上のことから、式(1) 、 (II)の関係式は、
反応容器内の現象をかなり的確に示すものであって、現
実的な関係式であるといえる。
ては、非堆積性のガスBを堆積性のガスAと同時に反応
容器内に導入する手段を備え、かつ、式tieの関係が
成立するべく反応容器の形状あるいはガスBの流量を設
定することにより、光透過窓2への堆積膜による光透過
率の減少を防止することが可能となるものである。そし
て、こうした装置は、元CVD法による堆積膜形成装置
のみならず、マイクロ波プラズマCVD法による堆積膜
形成?A置やJ13CRプラズマ(’VD法による堆積
膜形成装置など、エネルギー導入窓を有する装置であっ
て、該導入窓への堆積膜の形成によるエネルギー透過率
の減少が生じるという問題を有しているものであれば、
そうしたCVD法に第1乃至3図は本発明の装置の典型
例を示す原理構成図であシ、第4図は従来の元CVD法
による堆積膜形成装置を示す原理構成図である。
第5図は、本発明の基本的概念を説明するための想定図
であシ、第6図は、原料ガス分子の反応容器内における
分布を示す値R06の計算値を示す図である。第7図は
、水素ガス流jnQを変えた時の基体位置における成膜
前後の照度比の変化を示す図である。
第1乃至5図について 1・・・光束、2・・・光透過窓、3・・・反応容器、
4゜8・・・パルプ、5・・・堆積性のガスを導入する
ガス導入管、6・・・基体、7・・・排気口、9・・・
非堆積性のガスを導入するガス導入管、lO・・・支切
板、11・・・ガス連通口、12・・・管、さ・・・第
2の空間、竺・・・第1の空間。
第1図 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に密封形成されてなる反応空間を有する反応
    容器と、該反応容器の上壁の一部を切欠して設けられた
    光透過窓と、該光透過窓の近傍に光の照射のみによつて
    は堆積膜を形成し得ない非堆積性のガス(B)を導入す
    る手段と、前記反応容器内に設置された基体の近傍に光
    の照射によつて堆積膜を形成し得る堆積性のガス(A)
    を導入する手段と、前記反応容器内を排気する手段とか
    らなり、前記光透過窓から導入される光の照射により該
    反応容器内の原料ガスに化学反応を生起せしめ、前記基
    体上に前記ガスAあるいは前記ガスAと前記ガスBを原
    料とする堆積膜を形成せしめる装置であつて、前記光透
    過窓と前記原料ガスAの導入部との距離をl〔cm〕、
    該光透過窓から該原料ガスAの導入部の間における原料
    ガスBの流れる方向に垂直な反応空間の断面積をW〔c
    m^2〕、ガスBの流量をQ〔SCCM〕、ガスBの温
    度をT〔K〕、光透過窓の位置における光の照度と基体
    の位置における光の照度の比をr_0とした場合、次式
    ( I )の関係が成りたつようにしたことを特徴とする
    光化学気相成長法による堆積膜形成装置。 r_0exp{−2.26×10^2^6(gQl/W
    √(T))}<10^−^2・・・・・・・・・( I
    ) (式中、gはガスA及びBにより定まる定数であつて、
    ガスA及びBの平均分子直径をδ_A_B〔cm〕、ガ
    スAの分子及びガスBの分子の質量を夫々m_A、m_
    Bとした場合にg≡δ_A_B^2/√((1/m_A
    )+(1/m_B))であらわされる。)
  2. (2)前記反応空間が、ガス連通口を介して連通した、
    ガス(A)を導入するための第1の空間と、ガス(B)
    を導入するための第2の空間とからなり)前記ガス連通
    口の面積をW_2〔cm^2〕、光透過窓と該ガス連通
    口との距離をl_2〔cm〕とした場合、次式(II)の
    関係が成りたつ、特許請求の範囲第(1)項に記載され
    た光化学気相成長法による堆積膜形成装置。 r_0exp{−2.26×10^2^6(gQl_2
    /W_2√(T))}<10^−^2・・・・・・(I
    I)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01205532A (ja) * 1988-02-12 1989-08-17 Toshikazu Suda 光励起プロセス装置

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JPH01205532A (ja) * 1988-02-12 1989-08-17 Toshikazu Suda 光励起プロセス装置

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