JPS62222882A - インクリボン機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目　次〕 ・概要 ・産業上の利用分野 ・従来の技術 ・発明が解決しようとする問題点 ・問題点を解決するための手段 ・作用 ・実施例 ・発明の効果 〔概　要〕 複数のリボンカセットを収容するカセットハウジングに
リボンエンドセンサで検出可能な反射板を設け、カセッ
ト未収容時に該反射板をリボンエンドセンサで検知しこ
れをリボンエンド状態として検出してカセット未装填状
態での空印字を防止したインクリボン機構。

〔産業上の利用分野〕

本発明はプリンタのインクリボン機構に関し、特に複数
のリボンカセットを備え、１つのリボンカセットのリボ
ンエンドが検出されると別のリボンカセットが印字位置
にシフトされるように制御されたプリンタのインクリボ
ン機構に関する。

〔従来の技術〕

従来複数のリボンカセットを用いた熱転写プリンタとし
て複数のリボンカセットをカセットハウジングに収容し
、このカセットハウジングをキャリッジ上に搭載した熱
転写プリンタが用いられていた。このようなプリンタに
おいては、カセッ］・ハウジング搭載時にはリボンカセ
ットのインクリボンを用いて熱転写印字を行い、カセソ
トハウジングの未装填時には感熱紙を用いた感熱記録を
行うように制御されていた。またカ七ノドハウジング搭
載時に、１つのリボンカセットのリボンエンドがリボン
エンドセンサにより検知されると別のリボンカセットが
印字位置にシフトするように制御されていた。このよう
なリボンエンドセンサは反射型センサであり、カセット
内のインクリボンの終端部に設けた反射膜を検出するも
のである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の熱転写プリンタにおいて、カセットハウジング内
に所定数のカセットが収容されていない場合（例えば４
個のリホンカセノト収納用カセントハウジングに３個の
りホンカセットしか収納されていなかった場合）、１つ
のリボンカセットのリボンエンドが検出されるとカセッ
トハウジングがシフトしカセット未装填部を印字位置に
セットしてインクリボンのない状態で空印字を行う場合
があった。このような空印字を防止するためにハウジン
グ内のカセット毎にカセット検知手段を設けると機構が
複雑になりスペースも要し構造が大型化する。

本発明は前記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、新たなセンサを設けることなく既設のリボンエンド
センサを利用してカセットハウジング内のカセットの有
無を検出しカセット未装填状態での空印字を防止したイ
ンクリボン機構の提供を目的とする。

ｃ問題点を解決するための手段〕 この目的を達成するための本発明では、複数のリボンカ
セットを収容するカセットハウジングをキャリソジ−ヒ
に搭載し、該カセット内のインクリボンの終端を検知す
る反射型リボンエンドセンサを備え、１つのリボンカセ
ットのインクリボンの終端を検知すると別のリボンカセ
ットを印字位置にシフトするように制御される複数のリ
ボンカセットを備えたプリンタのインクリボン機構にお
いて、前記カセットハウジングは、各カセットに対応し
て前記リボンエンドセンサのリボン検出位置のインクリ
ボン背面の位置に反射板を有することを特徴とする。

〔作　用〕

カセットハウジングの各カセット収容位置に反射板が設
けられ、カセソ）・未装填時にこのカセットが印字位置
にシフトするとリボンエンドセンサが反射板を検知しリ
ボンエンド状態として検知信号を制御部に送る。

〔実施例〕

第１図に本発明の構成を示す。プラテン１に対向して複
数のリボンカセット２ａ　、　２ｂを収容したカセット
ハウジング３が配設される。カセットハウジング３はプ
ラテン１に沿って摺動するキャリッジ（図示しない）上
に搭載される。このカセットハウジング３は矢印のよう
に上下にシフト動作して１つのカセットを印字位置にセ
ットする。

図では下のリボンカセット２ｂが印字位置にある。

キャリッジ上にはカセットハウジング３の有無を検知す
るためのハウジングセン→Ｊ−４が設けられる。

キャリッジ上にはさらに印字位置のリボン力セツ）２ｂ
のインクリボンを検知する反射型リボンエンドセンサ５
が設けられている。このリボンエンドセンサ５はリボン
カセット２ａ　、２ｂの後面に形成された孔６を通して
カセット内のインクリボン（図示しない）に光を照射し
インクリボンの終端に貼付された反射膜による反射光を
検知してリボンエンドを検出する。カセットハウジング
３の内部には各カセット収容位置に反射板７ａ　、　７
ｂが設けられている。各反射板７．３．７ｂはカセット
２ａ、２ｂに設けた孔（図示しない）を通してカセット
内部に挿入される。反射板７ａ　、７ｂはカセット内部
のインクリボンの背面（リボンエンドセンサ５との反対
側）に配置される。

以上のような構成のプリンタの作用は以下のとおりであ
る。カセットハウジング３がキャリッジ上に装填される
とハウジシグセンサ４がこれを検知し検知信号を制御部
（図示しない）に入力する。

制御部はこの検知信号に基きリボンカセット２２゜２ｂ
を用いて熱転写印字を行う。カセットハウシング３が装
填されていない状態では感熱紙（図示しない）を用いた
感熱印字を行うように制御部の制御回路が構成される。

カセットハウジング３が装填された状態では、予め定め
られた順番に従って、最初のリボンカセット（例えば２
ｂ）が印字位置にセットされるようにカセソトハうジン
グがシフトする。カセットハウジング内のこの位置にリ
ボンカセソ１−２ｂが正しく収容されていれば、リボン
エンドセンサ５はこのりホンカセット２ｂ内のインクリ
ボンを検出する。この検出信号に基く制御部の制御信号
によりインクリボンがリボンエンドになるまでこのリボ
ンカセット２ｂにより熱転写印字が行われる。このとき
反射板７ｂはインクリボンの背面にあるためリボンエン
ドセンサ５によって検知されない。インクリボンがリボ
ンエンドに達するとリボンエンドセンサ５がこれを検知
し制御部によりカセットハウジング３がシフト動作して
次のリボンカセット２ａが印字位置にセットされるよう
にシフト機構（図示しない）が駆動制御される。一方リ
ボンカセット２ｂが収容されていなかった場合には、リ
ボンエンドセンサ５が反射板７ｂを検知する。これによ
りリボンカセットがリボンエンドに達した場合と同じ状
態になり制御部によりカセットハウジング３がシフト動
作して次のリボンカセソＩ−２ａが印字位置にセットさ
れる。同様にしてこのリボンカセット２ａにより熱転写
印字が行われる。最終のリボンカセット２ａが収容され
ていなかった場合にはリボンエンドセンサ５が反射板７
ａを検知してアラーム信号等を発する。このとき感熱印
字を行うように制御してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明に係るインクリボン機構に
おいては、カセットハウジングに反射板を設けるという
簡単な構造によりリボンエンドセンサを利用してカセッ
ト未収容状態をリボンエンド状態として検知しこれに基
いて別のリボンカセットをシフトし又は感熱印字を行う
ように作動側御することができる。従って、カセット未
収容状態での空印字が防止され印字情報の消滅が防止さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成図である。 ２ａ　、　２ｂ・・・リボンカセット、３・・・カセッ
トハウジング、 ４・・・ハウジシグセンサ、 ５・・・リボンエンドセンサ、　　７・・・反射板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のリボンカセットを収容するカセットハウジン
   グをキャリッジ上に搭載し、該カセット内のインクリボ
   ンの終端を検知する反射型リボンエンドセンサを備え、
   １つのリボンカセットのインクリボンの終端を検知する
   と別のリボンカセットを印字位置にシフトするように制
   御される複数のリボンカセットを備えたプリンタのイン
   クリボン機構において、前記カセットハウジングは、各
   カセットに対応して前記リボンエンドセンサのリボン検
   出位置のインクリボン背面の位置に反射板を有すること
   を特徴とするインクリボン機構。 ２、前記リボンカセットは熱転写インクリボンを収容し
   た熱転写プリンタ用リボンカセットであることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のインクリボン機構。 ３、前記カセットハウジングを検知するハウジシグセン
   サを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
   第２項記載のインクリボン機構。 ４、前記カセットハウジングの未装填時には感熱紙を用
   いて感熱記録を行うように制御されることを特徴とする
   特許請求の範囲第３項記載のインクリボン機構。