JPS62221507A - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS62221507A JPS62221507A JP6618686A JP6618686A JPS62221507A JP S62221507 A JPS62221507 A JP S62221507A JP 6618686 A JP6618686 A JP 6618686A JP 6618686 A JP6618686 A JP 6618686A JP S62221507 A JPS62221507 A JP S62221507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative board
- thin wood
- base material
- board
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000011094 fiberboard Substances 0.000 claims description 4
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 6
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 229920002845 Poly(methacrylic acid) Polymers 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- -1 for example Polymers 0.000 description 1
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 1
- 150000004702 methyl esters Chemical class 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920006305 unsaturated polyester Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、床材や壁材等に使用する化粧板の製造方法
に関するものである。
に関するものである。
従来より、木材薄板を使った化粧板においては、木材薄
板に合成樹脂液を含浸硬化させ、合板、繊維板（パーテ
ィクルボード、インシュレーションボード）などの基材
に貼付して化粧板を製造していた。
板に合成樹脂液を含浸硬化させ、合板、繊維板（パーテ
ィクルボード、インシュレーションボード）などの基材
に貼付して化粧板を製造していた。
しかしながら、この方法では、木材薄板に含浸した合成
樹脂をセミ硬化した時点で、木材薄板の収縮および合成
樹脂の硬化時の収縮により、木材薄板に部分的に異常収
縮（あばれ）が発生し、次工程でのプレスで木材薄板が
割れるという問題があった。
樹脂をセミ硬化した時点で、木材薄板の収縮および合成
樹脂の硬化時の収縮により、木材薄板に部分的に異常収
縮（あばれ）が発生し、次工程でのプレスで木材薄板が
割れるという問題があった。
また、従来の方法によって木材薄板（合成樹脂含浸）と
基材（合成樹脂非含浸）とを貼付した化粧板について寒
熱繰り返し試験（すなわち、８０℃。
基材（合成樹脂非含浸）とを貼付した化粧板について寒
熱繰り返し試験（すなわち、８０℃。
２時間と一２０℃、２時間との間）を行うと、クランク
が発生するという欠点があり、耐熱床材などに使用でき
なかった。
が発生するという欠点があり、耐熱床材などに使用でき
なかった。
［発明の目的〕
この発明の目的は、耐クラック性１寸法安定性にすぐれ
た化粧板の製造方法を提供することである。
た化粧板の製造方法を提供することである。
この発明の化粧板の製造方法は、木材薄板を基材に貼付
したのち、これらに合成樹脂を含浸させることを特徴と
するものである。
したのち、これらに合成樹脂を含浸させることを特徴と
するものである。
このように、この発明によれば、木材薄板を基材で補強
した状態でこれらを一体に樹脂加工するので、木材薄板
の硬化時の収縮による割れが防止され、さらにこの発明
によって得られる化粧板は寒熱繰り返し試験においても
クラックを発生させることがない。このため、耐クラツ
ク性１寸法安定性にすぐれた化粧板を高い歩留りで製造
することができる。
した状態でこれらを一体に樹脂加工するので、木材薄板
の硬化時の収縮による割れが防止され、さらにこの発明
によって得られる化粧板は寒熱繰り返し試験においても
クラックを発生させることがない。このため、耐クラツ
ク性１寸法安定性にすぐれた化粧板を高い歩留りで製造
することができる。
木材薄板と基材とは一般に用いられている接着剤（たと
えば酢酸ビニル系、ゴムラテックス系など）であらかじ
め貼付される。これに、合成樹脂液を減圧・加圧法によ
り注入、含浸させる。合成樹脂としては、たとえば不飽
和ポリエステル、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチ
ルエステルなどが採用可能である。含浸後、そのまま加
熱加圧して硬化させるか、あるいは一度乾燥してセミ硬
化状態にしたのち、加熱加圧させる。硬化した化粧板は
基台（合板等）上に接着する。このとき、基台への接着
（加熱加圧）と同時に化粧板に含浸させた樹脂を硬化さ
せてもよ（、あるいはセミ硬化状態のものを基台への接
着（加熱加圧）と同時に硬化させるようにしてもよい。
えば酢酸ビニル系、ゴムラテックス系など）であらかじ
め貼付される。これに、合成樹脂液を減圧・加圧法によ
り注入、含浸させる。合成樹脂としては、たとえば不飽
和ポリエステル、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチ
ルエステルなどが採用可能である。含浸後、そのまま加
熱加圧して硬化させるか、あるいは一度乾燥してセミ硬
化状態にしたのち、加熱加圧させる。硬化した化粧板は
基台（合板等）上に接着する。このとき、基台への接着
（加熱加圧）と同時に化粧板に含浸させた樹脂を硬化さ
せてもよ（、あるいはセミ硬化状態のものを基台への接
着（加熱加圧）と同時に硬化させるようにしてもよい。
しかるのち、表面塗装、実加工を行って耐熱性にすぐれ
た床材などが得られる。
た床材などが得られる。
次に実施例をあげてこの発明の方法を詳細に説明する。
実施例１：広葉樹であるなら材の木材薄板（１２０×１
８３０ Ｘｏ、５１ｍ）と合板基材（１２０ｘ１８３０
Ｘ２．５ｍｍ）を酢酸ビニル系接着剤（三井東圧化学ａ
＠製のストラクトボンド）にて接着した。このとき、木
材薄板と基材との繊維方向は平行とする。
８３０ Ｘｏ、５１ｍ）と合板基材（１２０ｘ１８３０
Ｘ２．５ｍｍ）を酢酸ビニル系接着剤（三井東圧化学ａ
＠製のストラクトボンド）にて接着した。このとき、木
材薄板と基材との繊維方向は平行とする。
これを減圧・加圧釜にいれ、減圧（２０トール）以下に
て３０分間排気を行い、この状態で合成樹脂液（不飽和
ポリエステル１００重量部、スチレン２０重量部、ＢＰ
０２重量部）を注入し、常圧に戻した。釜から取り出し
た化粧板は、充分に余分な合成樹脂液を除去したのち、
７０〜８０℃で１時間以上乾燥させ、セミ硬化させた。
て３０分間排気を行い、この状態で合成樹脂液（不飽和
ポリエステル１００重量部、スチレン２０重量部、ＢＰ
０２重量部）を注入し、常圧に戻した。釜から取り出し
た化粧板は、充分に余分な合成樹脂液を除去したのち、
７０〜８０℃で１時間以上乾燥させ、セミ硬化させた。
さらに、１４０〜１５０℃、１０〜１１ｋｇ／ｃ＋ｄで
５分間加熱加圧し、完全に硬化させた。
５分間加熱加圧し、完全に硬化させた。
ついで、厚さ１２ｍの合板（基台）上に接着剤（中央理
化■製のＣＲ−１００）にて貼付した。
化■製のＣＲ−１００）にて貼付した。
最後に、表面塗装、実加工、■溝加工等を行い、フロア
−用のパネルを得た。
−用のパネルを得た。
実施例２：セミ硬化した化粧板の基台上への貼付と同時
に化粧板に含浸させた合成樹脂を完全硬化させたほかは
実施例１と同様してフロア−用のパネルを得た。
に化粧板に含浸させた合成樹脂を完全硬化させたほかは
実施例１と同様してフロア−用のパネルを得た。
このときの加熱加圧条件は、１４０〜１５０℃。
１０〜１１ｋｇ／ｃＩＡで７分間であった。
実施例３：木材薄板の繊維方向と基材合板の繊維方向と
が直交するように貼り加工したほかは実施例１と同様に
してフロア−用のパネルを得た。
が直交するように貼り加工したほかは実施例１と同様に
してフロア−用のパネルを得た。
実施例４：木材薄板の繊維方向と基材合板の繊維方向と
が直交するように貼り加工したほかは実施例２と同様に
してフロア−用のパネルを得た。
が直交するように貼り加工したほかは実施例２と同様に
してフロア−用のパネルを得た。
実施例５：基材として厚さ３．０１に調整した中比重繊
維板（ＭＦＤ）を使用したほかは実施例１と同様にして
フロア−用のパネルを得た。
維板（ＭＦＤ）を使用したほかは実施例１と同様にして
フロア−用のパネルを得た。
実施例６：基材として実施例５と同し中比重繊維板（Ｍ
ＦＤ）を使用したほかは実施例２と同様にしてフロア−
用のパネルを得た。
ＦＤ）を使用したほかは実施例２と同様にしてフロア−
用のパネルを得た。
これらの実施例で得られた各フロア−用のパネルにおい
ては、表面の木材薄板（なら材）のクラ７りはまった（
認められなかった。また、各パネルについて、８０℃、
２時間と一２０℃、２時間との間でのサイクルで寒熱繰
り返し試験を行ったが、クラフクの発生はなかった。
ては、表面の木材薄板（なら材）のクラ７りはまった（
認められなかった。また、各パネルについて、８０℃、
２時間と一２０℃、２時間との間でのサイクルで寒熱繰
り返し試験を行ったが、クラフクの発生はなかった。
この発明によれば、木材薄板を基材で補強した状態でこ
れらを一体に樹脂加工するので、木材薄板の硬化時の収
縮による割れが防止され、さらにこの発明によって得ら
れる化粧板は寒熱繰り返し試験においてもクラックを発
生させることがない。
れらを一体に樹脂加工するので、木材薄板の硬化時の収
縮による割れが防止され、さらにこの発明によって得ら
れる化粧板は寒熱繰り返し試験においてもクラックを発
生させることがない。
このため、耐クラック性１寸法安定性にすぐれた化粧板
を高い歩留りで製造することができるという効果がある
。
を高い歩留りで製造することができるという効果がある
。
任泥實
Claims (2)
- （１）木材薄板を基材に貼付したのち、これらに合成樹
脂を含浸させることを特徴とする化粧板の製造方法。 - （２）前記基材が繊維板等の木質系基材である特許請求
の範囲第（１）項記載の化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6618686A JPS62221507A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6618686A JPS62221507A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62221507A true JPS62221507A (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=13308559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6618686A Pending JPS62221507A (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62221507A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04338502A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-25 | Tosutemu Utsudo Waaku Kk | 化粧板の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54140704A (en) * | 1978-04-21 | 1979-11-01 | Nippon Musical Instruments Mfg | Production of decorative plywood |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP6618686A patent/JPS62221507A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54140704A (en) * | 1978-04-21 | 1979-11-01 | Nippon Musical Instruments Mfg | Production of decorative plywood |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04338502A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-25 | Tosutemu Utsudo Waaku Kk | 化粧板の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS62221507A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPH102098A (ja) | 木質床材 | |
| JPS63555A (ja) | 耐熱性床材およびその製造方法 | |
| KR100563994B1 (ko) | 실험대용 내화학성 상판 | |
| JP3763324B2 (ja) | 樹脂エッジ複合材の製法 | |
| JP2530952B2 (ja) | 複合板の製造方法及び複合板 | |
| JPH11227062A (ja) | 樹脂の含浸により補強された紙積層立体形状造形品の製造方法 | |
| JPH10128712A (ja) | 床材およびその製造方法 | |
| JPS6246351B2 (ja) | ||
| JPH07206481A (ja) | 合わせガラスの製造方法 | |
| JPH06320675A (ja) | 木質系化粧板の製造方法 | |
| JPS634903A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPH0366432B2 (ja) | ||
| JPH0150590B2 (ja) | ||
| JPS633903A (ja) | 耐熱性木質パネルの製造方法 | |
| JPS6371301A (ja) | 強化木質化粧材の製造方法 | |
| JPS6331705A (ja) | 着色化粧板の製造方法 | |
| JPS63107501A (ja) | 建材 | |
| JP2008149605A (ja) | 化粧賦形体、化粧成形体およびこれらの製造方法 | |
| JPH0237288B2 (ja) | ||
| JPS63293002A (ja) | 化粧合板の製造方法 | |
| JPH05147007A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPH10235606A (ja) | 木質複合板及びその製造方法 | |
| JPS63264337A (ja) | 積層合成マイカ製品 | |
| JPS63302035A (ja) | 化粧板 |