JPS62220982A - クリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子複写機のクリーニング装置の改良に利用
される。

従来の技術 して電子複写機の説明をする。

機体内には矢印Ａの方向に回転し得る中空の感光ドラム
（１）が配置されている。感光ドラム（１）の表面は帯
電装置（２）により一様に帯電された後、不図示の光学
系を介して複写されようとする原稿に応じた光情報（３
）を感光ドラム（１）の表面層に照射させ、静電潜像を
該表面層に形成させる。次いで、静電潜像は現像装置（
４）により磁性トナーが付着されて可視粉体像となり、
咳粉体像は、感光ドラム（１）の回転に伴い、複数の転
写材カセットの中の選択された一つから給送される転写
材上に転写される。符号（５）は前記転写を行なう為の
転写用放電器、符号（６）は転写材の感光ドラム（１）
からの分離を助ける分離用放電器を示し、感光ドラム（
１）から分離された転写材は定着装置（図示なし）に運
ばれて粉体像を定着され、機外に排出される。尚、符号
（７）はクリーナであり、転写後に感光ドラム上に残存
するトナーやチン化酸化物を除去して感光ドラムを再使
用の為に提供する。

クリーナ（７）はクリーニングブレード（’１１）とク
リーニングローラ（１２）とを含む。クリーニングブレ
ード（１１）は一端を感光ドラムに圧接して感光ドラム
上の残留トナー、チン化酸化物、或いはこれらの混合物
等を掻き落とすゴムブレードである。一方、クリーニン
グローラ（１２）はウレタンゴム等の弾性ローラよりな
り、感光ドラム（１）の表面に適宜の圧力で圧接して、
感光ドラム（１）の回転方向と順方向に且つ感光ドラム
（１）よりも高速で回転している。クリーニングローラ
（１２）は上方に位置するクリーニングブレード（１１
）により掻き落とされた廃棄トナーの搬送を行なうと共
に、感光ドラム上に形成されるチン化酸化物等のコロナ
生成物又は転写紙から析出するロジン、タルク等の析出
物を掻き落とすように働く。クリーニングローラ（１２
）の上方には磁石ローラ（１３）がクリーニングローラ
（１２）の表面に近接して配置されている。磁石ローラ
（１３）は非磁性のスリーブと、その内部に固定して配
置された磁石集成体とから構成されており、クリーニン
グローラ（１２）の表面により搬送されるトナー等を吸
引してローラ表面から除去する。磁石ローラ（１３）に
付着したトナー等はローラ（１３）に一端を圧接したブ
レード（１４）により掻き落とされ売トナー受け（１５
）に集められる。トナー受け（１５）内に集められたト
ナー等は、トナー受は内に配置されたスクリュウ装置（
１６）により適当な回収容器内に搬送される。

このような構成を有する複写機に用いられるクリーニン
グローラ（１２）へ具体例が、たとえば、特開昭６０−
２２１７８４号公報に例示される。

この例は、クリーニングローラの一部を保護粉体収納部
内に入れ、粒径１ｍμ〜１０ｍμの保護粉体をクリーニ
ングローラに付着させ、この保護粉体を用いて、クリー
ニングローラと感光ドラムとの摺接時、チン化酸化物等
のコロナ生成物を摺擦することにより除去している。

本発明が解決しようとする問題点 前述した従来例では、保護粉体のための収納部をクリー
ニングローラに近接させて設ける必要があるが、この収
納部の設置は、その分複写機を大型とさせる。又、保護
粉体の使用は、その収納部に常に適正量の粉体を入れて
おく必要があることから、保護粉体の補充等の付加作業
を欠かすことができず、保守を煩わしくする。

それ故に、本発明は、前述した如き従来技術の不具合を
解消させることを解決すべき問題点とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、前述した問題点を解決するために、マグネッ
トローラの磁力をクリーニングローラ上にトナーを残存
させる大きさとする技術的手段を採用する。

作用 感光ドラムの周面の可視トナー像を複写機に転写した後
でも、該ドラム周面にトナーが残る。このトナーは、ク
リーニングローラにより感光ドラム周面からほとんど除
去され、次いで、マグネットローラからの磁力によりそ
の一部がマグネットローラに吸引される。しかし、マグ
ネットローラの磁力は、一部のトナーを依然としてクリ
ーニングローラ上に残存させる。このため、クリーニン
グローラ上の残存トナーは、研摩剤となって、該ローラ
の回転により、感光ドラム表面に摺擦することになり、
チン化酸化物等のコロナ生成物をクリーニング側に移し
易＜シ、又、ブレードによる剥離を容易にさせる。かく
して、クリーニング工程後の感光ドラム面はコロナ生成
物やトナーのない面となる。

実施例 第１図に本発明の一実施例を示すが、第２図のものと同
じ構成には同符号を記し、その説明を省略する。

クリーニングローラ（１２’）はスポンジローラ（１７
）の周面にシリコンゴム層（１８）を形成し、このシリ
コンゴム層（１８）上に、ポリフッ化エチレン層（テフ
ロンＪｉ）（１９）を形成する構成を有す。たとえばス
ポンジローラ（１７）の硬度を３０°とし、ポリフッ化
エチレン層（１９）の厚みを２０μとさせる。

クリーニングローラ（１２’）の感光ドラムへの喰い込
みは、たとえば、Ｑ、３ｕ＋とし、又、ローラ（１２’
）を感光ドラムより略１．１５倍の速さで回転させる。

マグネットローラ（１３’）の磁極の磁力を約６００Ｇ
、マグネットローラ（１３’）とクリーニングローラ（
１２’）との間隙を０．１鶴以下とさせる。マグネット
ローラ（１３’）の周速をクリーニングローラ（１２’
）の周速の略１．０８倍とさせる。

ブレード（１４）を０．０５ｍｍの磁性体から作ること
ができ、又、クリーニングローラ（１２’）をスポンジ
ローラ（１７）に直接ポリフッ化エチレン層（１９）を
付した構成としてもよい。

転写後、感光ドラム（１）に残ったトナーは、クリーニ
ングローラ（１２’）により除去されるが、マグネット
ローラ（１３’）の磁力により、一部クリーニングロー
ラ（１２’）に残存する。

この残存トナーは、感光ドラム（１）に摺擦すると、研
摩剤として作用し、チン化酸化物等を感光ドラム面から
剥離させる。

効果 本発明は、マグネットローラの磁力を改良するのみであ
るから、余分な空間を必要とせず、複写機を大型とさせ
ない。又、トナーを研摩剤として活用しているので、従
来経験された如き保護粉体収容部や粉体補充を必要とし
ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一例のクリーニングローラの断面図
、および第２図は本発明の適用可能な複写機の断面図で
ある。 図中：ｌ・・・感光ドラム、１２′・・・クリーニング
ローラ、１３′・・・マグネットローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光ドラムと摺接するクリーニングローラと、該クリー
   ニングローラと前記感光ドラムとの摺接点の下流側に配
   されたマグネットローラおよびクリーニングブレードを
   有し、前記マグネットローラが前記クリーニングローラ
   上にトナーを残存させる磁力を有し、前記クリーニング
   ローラ上の残存トナーが前記感光ドラムの周面を摺擦す
   ることを特徴とするクリーニング装置。