JPS62220472A - 電子部品収納用マガジン - Google Patents

電子部品収納用マガジン

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JPS62220472A
JPS62220472A JP61060513A JP6051386A JPS62220472A JP S62220472 A JPS62220472 A JP S62220472A JP 61060513 A JP61060513 A JP 61060513A JP 6051386 A JP6051386 A JP 6051386A JP S62220472 A JPS62220472 A JP S62220472A
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JP
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magazine
electronic components
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storing electronic
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JP61060513A
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北村 和平
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はIC,LSI等の電子部品を収納するためのマ
ガジンに関する。
〔従来技術〕
IC,LSI等を収納するための電子部品収納用マガジ
ンは、電子部品の運搬、検査、プリント配線基板への装
着等の際に用いられる。ここで、IC,LSIは、それ
が高集積化されるに伴い、静電気の影響をさらに受けや
丁くなる。これに応じて電子部品の静電破壊といった問
題に対して、マガジンの材質や、構造について更に充分
に考慮することが必要になってきた。丁なわちマガジン
本体が絶縁材料で構成される場合、電子部品か静電気に
よって静電破壊を生じる。静電破壊を防止するために例
えば本体を導電性材料とし、一部に絶縁性材料から成る
内部観察用の窓を設けたマガジンが知られているが、そ
の種のマガジンが使用された場合でも、取扱い時の撮動
1回転等によって、電子部品が絶縁性材料から成る透明
な窓に接触することによって静電破壊の生ずることがあ
り。
静電破壊防止といった問題は充分には解決されない。こ
のような問題は、例えば米国特許第4327823号明
細書に示されたような、収納される電子部品が絶縁性の
窓から、収納される部品に向けて内部に突起が設けられ
たマガジン−IP特開昭59−121898号に示され
たような窓を有j石部分を外方に突出させたマガジンの
使用によって解決することができろ。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のようなマガジンは、その内部突起
または外方突出部に応じて、収納されるべき電子部品の
寸法のわりにその外形寸法が大きくなる。またマガジン
における内部突起または外方突出部に応じてマガジン本
体内部に段差が形成されることとなるので、収納される
電子部品の表面に汚れや傷がつきゃ丁(なる。更に、そ
の形状が複雑化してしまうために突出部の最終的な形を
所望の形状や寸法に成形するのが困難であるという問題
が生ずる。
なお、本願出願人による昭和60年特許出願第1501
29号には透明な窓部の肉厚を薄くすることにより電子
部品と窓部の接触の防止が可能なマガジンが提案されて
いる。しかし導電性の本体と透明な窓との肉厚が異なる
ためにその相互の結合部分の強度が弱くねじれ、衝撃に
対し十分強度が得られなくなる。この巻合は、またマガ
ジンの得るべき機械的強度に応じて導電性の本体と透明
な窓との肉厚の差が制限されると電子部品と透明窓部間
に静電気に影響されない距離を充分にとることができな
くなってくる。
本発明の目的は上記問題点を解決し、マガジン内部に収
納される電子部品を静電破壊から充分に防ぐことができ
る電子部品収納用マガジンを提供することにある。
他の目的は、ねじれや衝撃に対し高い強度を有する電子
部品収納用マガジンを提供することにある。さらに他の
目的は、マガジンの形状を所望の形状に成形することが
できる成形性の良い電子部品収納用マガジンを提供する
ことにある。
さらに、他の目的は収納される電子部品の表面に傷や汚
れが付くことのない電子部品収納用マガジンを提供する
ことKある。
さらに他の目的は、小型で容積効率、収納効率の良い電
子部品収納用マガジンを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の代表例に従うと、筒状の電子部品収納用マガ
ジンは、導電性の本体と長手方向に延びる透明窓部とで
構成され、前記透明窓部はその肉厚が前記本体の肉厚よ
り等しいかまたは薄くされるとともにその透明窓部にお
けるマガジン内面が凹状又はアーチ状とされる。
〔作用〕
導電性の本体は、それに収納される電子部品に対して静
電気を与えないとともに、それが電気部品にと接触する
ことにより、電子部品に与えられるような静電気を放電
させる。その結果として電子部品を静電気による損傷か
ら保護することができる。マガジンにおける透明な窓は
収納される電子部品を外部から視察可能にし、電子部品
をマガジンから取り吊子ことなく製品型名1個数等の確
認を可能とする。
マガジンの透明窓部の肉厚を本体の肉厚より等しいかま
たは薄(して本体と共に一体で形成し、マガジンの透明
窓部の内面が凹状又は曲線的に窪んだアーチ状にしてい
るので、収納される電子部品が透明窓部と接触すること
がなく、静電気の影響を受けることのない間隔を保つこ
とができ静電破壊を防止することができる。
またマガジンの内部や外部に突出部を有していないため
、マガジンの外形寸法を従来技術として示したマガジン
よりも小さくすることができ、材料の節約になる。また
電子部品の運搬や検査基板への装着等の際にも場所をと
らず、有効なスペースの活用ができるようになる。
さらにマガジン内部に突起がないため、収納される電子
部品が突起との接触や摩擦によって傷ついたり汚れたり
することがない。透明窓部と本体の導電部との結合部分
の肉厚がほぼ等しくなっているため、押し出し成形によ
るマガジンの製造時に原材料の押し出し速度に若干差が
あっても本体部材と窓部材の接合部の流動速度差が小さ
くなる。
これによって押し出し速度の調整が容易になる。
また、接合部付近の速度分布がほぼ均一になるためマガ
ジンの押し出し成形時に発生ずる歪を低減することがで
き、マガジン成形の際の変形や不良を防止できる。さら
に、接合部分の肉厚がほぼ等しいことから、接合部がス
ムーズに冷却される。
これにより、押し出されたマガジンの導電性の本体と透
明窓部との接合部付近に生じた歪は、接合部付近の材料
がほぼ均一に硬化するため、緩和される。また歪による
クラックの発生も防止できる。
このようなことから、本発明のマガジンは導電性の本体
と透明窓部の接合部の接合強度を向上させ、マガジンに
不所望に加わるねじりや衝撃等に対しても強度を向上さ
せることができる。さらに、マガジンの透明窓部の内面
が凹状又はアーチ状といった単純な形状で構成されてい
るため成形型が複雑化することな(マガジンを成形でき
る。これにより成形性が良(なり、成形不良が低減し、
マガジンの歩留を向上させることができる。マガジン内
部に突起や段差を設けるものではないため、内部形状は
突起や段差を設けるマガジンに比べて高い精度を必要と
せず、これによっても、マガジンの成形性が向上する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図によって説明する。第1図は本
発明の実施例であるマガジンの斜視図を示し、l−l1
K&う断面が第2図で示されている。このマガジンは筒
状であって、導電性の本体1と透明窓部2を一体形成し
たものでありP’LCC(プラスチック・リーデッド・
チップ・キャリア)パッケージ3を収納するのに用いる
マガジンである。導電性の本体1は、抵抗値がI X 
10”〜IX’IO’Ω/口となるようにカーボンが飽
加された硬質ポリ塩化ビニールを用い、透明窓部2は透
明なポリ塩化ビニールを用いている。このマガジンは、
押し出し成形法(よやで製造される。図示しない押し出
しダイスもしくは成形型は、得るべきマガジンの断面罠
対応した開口部もしくは出力部を持ち、その入力部は、
透明硬質ポリ塩化とニールが収納される加熱シリンダと
カーボン粉末が混入された硬質ポリ塩化ビニールが収納
される加熱シリンダに結合される。2つの加熱シリンダ
から同時に加熱流動化されたマガジン成形材料が押し出
しダイスに供給されるごとくよって、かかる押し出しダ
イスの出力部から成形されたマガジンが出力される。
実施例のように、本体1と透明窓部2とを同質材から構
成することにより結合部の接着力を強くしている。なお
、ポリ塩化ビニールに代えて、ポリプロピレン、ポリス
チロール等も使用できる。
また導電性の本体1は肉厚が均一であり、透明窓部2は
導電性の本体1との接合部の肉厚を等しくし、透明窓部
2の外面を平坦にし、内面形状を連続的に変化させた放
物線状のアーチ形とすることによって、透明窓部2を有
するマガジン内面の凹状を構成している。また、凹状に
することにより、収納される電子部品3が直接透明な窓
と接触することな(導電性の本体lと接触することにな
り、静電気による静電破壊を防止することができる。
さらに凹状にすることにより接合部に段差をなくし、収
納される電子部品表面が傷ついたり汚染されるのを低減
する。また導電性の本体1の肉厚が均−処なっているこ
とから、収納される電子部品3のわりに、マガジンの外
形寸法が太き(なり丁ぎることがない。
さらに、マガジンの寸法は収納する電子部品3によって
異なるが、第2図のようにマガジンが回転しても内部の
電子部品が透明窓部2に接触しない寸法になりている。
マガジンの運搬等においては、それに収納される電子部
品がマガジンから脱落しないように、マガジンの両開孔
部にいわゆるストッパーが挿入される。マガジンが本体
1のみからなる場合、そのマガジンは、かかるストッパ
ーによりて与えられる応力によって簡単に変形されてし
まう。本体1とともに透明窓部2が有る場合、マガジン
全体の機械的強度が向上される。この結果、ストッパー
による応力にかかわらずに、マガジンは変形し難くなる
実施例のマガジンは、その複数個を積み重ねる時に各々
が安定した状態で積み重ねることができるような突起4
,4′を導電性の本体1の透明窓部2を有する外面と、
それに対応する外面の各々に設けている。そのため、安
定した状態で運搬することができる。マガジン1の下面
に設けられる一対の突起4’、4’は、*に制限されな
いが図示のようにその間隔が比較的大きくされ、上面に
設けられる一対の突起4,4は、その間隔が比較的小さ
くされる。複数のマガジンを積み重ねたとき、突起4,
4が突起4’、4’の間に位置し、かつ複数のマガジン
の相互の横力向ずれを小さくさせるよう、一対の突起4
’ 、 4’の内側面間の幅は、一対の突起4.4の外
側面間の幅と実質的に等しくされる。
図示のように、マガジン1の上面側、丁なわち透明窓部
側の一対の突起4,40幅を4’、4’のそれよりも狭
くすると、透明窓部2への突起4’、4’等の不所望な
接触を防ぐことができ、その結果、透明窓部2の外面の
傷付きを防ぐことができる。突起4,4と4’、4’の
高さは、特に制限されないが実質的に互い(等しくされ
る。これによって複数のマカジンが積み重ねられたとき
釦本体1の一部のみに機械的ストレスが加わってしまう
ことが防止される。
また強度は導電性の本体1と、透明窓部の接合部の肉厚
が等しくなっているため、ねじれや衝撃等に対して、従
来のマガジンと同等の強度が得られている。
第3図乃至@11図に示されるマガジンもPLCC(プ
ラスチック・リーデッド・チップ・キャリア)バクケー
ジを収納するためのマガジンで、本発明の他の実施例で
ある。
第3図に示されるマガジンは、その外形を四角形として
いるものであり、マガジンの内面は、導電性の本体1の
直線的に変化する傾斜部と、連続的に変化している透明
窓部2によって凹状の形状を構成している。従って収納
される電子部品はマガジンがどのような状態でも導電性
の本体1の傾斜部に接触することになり透明窓部2と接
触することはない。また導電性の本体1の傾斜部は電子
部品の角部とのみ接触し、電子部品の表面が接触するこ
とがないため、電子部品の表面に印刷された品名等の表
示マークが擦れて見えなくなることはない。
第4図は外形および導電性の本体1の構成は第3図と同
じであり、透明窓部2の肉厚を均一にして凹状を形成し
ている。これは、マガジン形状が直線的であるため、成
形型の加工を容易に行うことができる。
wJs図は透明窓部2を有するマガジン内面を連続的に
変化するアーチ状とすることによって凹状を構成してい
る。これは凹状がアーチ状になりているため収納される
電子部品を包み込むような状態で収納されている電子部
品が横方向に動くのを抑えることができる。
@6図は導電性の本体1の肉厚を等しくし、透明窓部の
内面形状を直線的に変化させてv型とし透明窓部2を有
するマガジンの内面を凹状としてイル。これは、導電性
の本体1の肉厚を変えることなく、透明窓部2の肉厚を
変化させることによりて電子部品の静電破壊を防止し、
さらに型の成形性を容易にしている。本実施例において
、透明窓部は、必ずしもV型にする必要はな(、台形状
に変化させても同様の効果が得られる。
第7図は透明窓部2を有するマガジン内面の凹状を導電
性の本体1の内面両端付近の肉厚を均一にし、透明窓部
2を含む中央部付近を連続的に変化させたアーチ状とす
ることにより構成している。
コレによって、マガジンがどのような状態でも、透明窓
部2と電子部品との距離が一定間隔以上近づ(ことのな
いようにしている。
第8図は透明窓部2を有するマガジン内面の導電性の本
体1の両端の肉厚を等しくし、透明窓部2との接合部付
近で直線的に傾斜させて凹状として電子部品が透明窓部
2と接触するのを防いでいる。
第9図は、内面形状が前記第3図に示したマガジンと同
一であり、透明窓部な有するマガジン外面を、内面に沿
うように傾斜させている。これKよってマガジンの肉厚
がほぼ均一となるため、不要な部分に材料を費や丁こと
がなく、材料の節減をすることができる。
第10図は導電性の本体1と透明窓部2の肉厚を等しく
し、透明窓部2のみを外方に突出させることによりて透
明窓部2を有するマガジン内面を凹形状としている。ま
た複数のマガジンを積み重ね可能にするための突起を透
明窓部を有するマガジンの外面とそれに対応する外面に
突起4を設けている。なお透明窓部2の肉厚を均一にせ
ずに部分的に薄い部分を設けても本実施例と同等の効果
が得られる。
第11図は、本体導電部1の構成は前記第10図罠示す
実施例の変形例であるが、透明窓部2の形状が直線的に
変化して外部に突出している。
次に第12図乃至第15図の実施例はDIL(デュアル
・イン・ライン)パッケージを収納するためのマガジン
に本発明を適用した実施例を示している。このマガジン
は電子部品13のリード先端がマガジン本体底面との接
触によって折れ曲がってしまうことを防ぐために、電子
部品13の底面を支持するための支持部14を有してい
る。
以下各実施例を説明する。
第12図は、透明窓部12を有するマガジン内面の形状
を連続的に変化する曲線状のアーチ形として凹状を構成
し、収納された電子部品13が透明窓部12と接触する
ことなく導電性の本体11と接触するようにしている。
透明窓部12を有するマガジンの内面がアーチ形の凹状
となっているため、マガジンが回転しても、収納される
電子部品13は、その角部と導電性の本体11で接触し
、静電破壊が防止される。また製品型名が擦れて見えな
(なることがない。
第13図は、導電性の本体11の肉厚を均一として、透
明窓部12の内面形状直線的に変化させて凹状を構成し
ている。
第14図は、導電性の本体11の肉厚を均一とし、透明
窓部12を外方に突出させて透明窓部12を有するマガ
ジン内面形状を凹状としている。また、透明窓部12の
突出部は、本実施例のマガジンを積み重ねた時に、マガ
ジンの電子部品の支持部14の外方下面に収まる形状と
なっている。この透明窓部の突出部は、マガジンの積み
重ねの際に、マガジン同士が安定した状態で積み重ねる
ことを可能にしている。
第15図は%第14図の実施例と同様に透明窓部12を
突出させ、透明窓部12を有するマガジン内面の導電性
の本体11の肉厚を直線的に変化させた傾斜部として、
透明窓部12を有するマガジン内面を凹状としている。
また、本実施例では透明窓部の肉厚を均一としていない
が必ずしもそうする必要はな(、均一にしても、何ら本
実施例の効果を低減させるものではない。
第16図および第17図は、PGA(ピン・グリッド・
アレイ)パッケージを収納するためのマガジンに本発明
を適用した実施例を示している。
本マガジンは収納する電子部品23のリードがマガジン
内面と接触するのを防ぐために、電子部品の底面を対面
する2方向で支持する支持部25を有している。また、
マガジンを積み重ねるための突起24を透明窓を有する
マガジン外面とそれに対面する外面に設けている。以下
、詳細を説明する。
第16図のマガジンにおいてPGAパッケージは中央部
が突出しているために、その突出部が透明窓部22と接
触せずに導電性の本体21と接触するように、透明窓部
22を有するマガジンの内面が連続的に変化する曲線状
で凹状を構成している。これにより電子部品の静電気に
よる損傷を防止シテいる。またマガジンの一対の側面に
設けられた支持部25によって電子部品のリード先端が
マガジン底面に接触することがないため、リードが曲が
ったりすることがな(、検量や基板等への装着時におい
ても、常に安定した状態で電子部品23を供給すること
ができる。
第17図は、透明窓部22を有するマガジン内面の導電
性の本体11を直線的に変化する傾斜面とし、透明窓部
22のみを突出させることによって透明窓部22を有す
るマガジン内面の凹形状を構成している。
第1図乃至@17図の実施例においては導電性の本体と
透明窓部との接合部の肉厚は等しくなっているが必ずし
もその必要はない。また本発明では導電性の本体と透明
窓部の接合面はマガジンの底面に対して垂直な方向に形
成されているが、接合面積を大きくするためにマガジン
の底面に対して接合面を傾げたり、接合面に凹凸もしく
は段差を形成してもよい。また、本発明は、本実施例に
限定されるものではなく、それぞれの実施例を組合せた
り、他の電子部品に適用することかでき、収納する各々
の電子部品に対して静電破壊を防止するのに最も好まし
い形状のマガジンを供給することが可能である。
さらに本発明実施例のマガジンの形成後、全面または透
明窓部に静電破壊防止用の帯電防止剤による処理をする
ことにより、窓部に導電性を持たせ電子部品の静電破壊
に対して、より一層の効果が得ることができる。
マガジンの製造は前述したような方法により行なわれる
。丁なわち、本発明のマガジンは溶融した本体導電部と
なる導電性材料と透明窓部になる絶縁性材料を、それぞ
れ加熱シリンダー内のスクリュー等の押し出し手段で押
し出し、押し出しダイス部においてそれら導電性材料と
絶縁性材料を合流させて押し出し、かつ冷却することに
よって。
導電性材料と絶縁性材料の接合部を含む内表面が凹とな
るマガジンを得る。その後形成されたマガジンを所定の
長さに切断する。なお透明窓部を突出させろ形状のマガ
ジンにおいて、マガジン形成時に、突出部が自重によっ
て所望の形状にならずに垂れ下がる場合は、透明窓部の
突出部が下に形成されるように押し出す方法により成形
精度の良いマガジンを得ることができる。またマガジン
製造後に静電破壊防止用の帯電防止剤を一部または全面
に塗布してもよい。以上の方法により本発明である電子
部品収納用マガジンの効果を全て満たしγこマガジンを
提供することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、透明窓部を有するマガジン内面を凹状
としているため、電子部品が透明窓部に接触することが
な(、静電気による影響を受けて損傷することがない。
また、マガジン内面に静電破壊防止用の帯電防止剤を塗
布することKより、内面が全て導電性になるため静電破
壊の問題をより低減することができる。
透明窓部な有するマガジン内面を凹状とする、といった
単純な形状のためマガジンの成形性が良く歩留りが上が
る。
マガジン内面に突起を設けることな(、電子部品を透明
窓部との接触から防ぐことができるため、マガジンを小
型化し、容積効率、収納効率を向上させることができる
本体導電部と透明窓部の接合部は肉厚をほぼ等しくして
いるため、押し出し速度差が小さくなり。
またほぼ均一に冷却され、接合部に生じる歪を緩和する
ことかできる。これによって、ねじりや衝撃に対する接
合部の強度が向上する。
マガジン内面に突起や段差がないため、収納される電子
部品の表−が傷ついたり、汚染されるのを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電子部品収納用マガジンの一実施
例を示す斜視図、 第2図は第1図II−X線に沿う断面図。 第3図乃至第11図は他の実施例であるPLCCパッケ
ージ用のマガジンの断面図。 第12図乃至第15図はDILパッケージ用のマガジン
の断面図、 第16図および第17図はPGAパッケージ用のマガジ
ンの断面図を示す。 1.11.21・・・導電性の本体、2,12.22・
・・透明窓部、3.13.23・・・電子部品、4,2
4・・・突起、14.25・・・支持部。 代理人 弁理士  小 川 勝 男   ゛第  1v
lJ ml 第  2  図 q′ 第  3  図     第  4  間第  7  
図     第  8  間第12図   第13図 第14図  第15図 第16図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性の本体と、長手方向に延びる透明窓部からな
    り、内部に電子部品を収納する筒形状のマガジンであつ
    て、前記透明窓部の肉厚が前記本体の肉厚より等しいか
    又は薄くなっており、前記透明窓部の内面が凹状となっ
    ていることを特徴とする電子部品収納用マガジン。 2、特許請求の範囲第1項に記載のマガジンにおいて、
    上記凹状が連続的に変化する曲線状となっている電子部
    品収納用マガジン。 3、特許請求の範囲第1項に記載のマガジンにおいて、
    上記透明窓部の肉厚が、連続的に変化する曲線状となっ
    ている電子部品収納用マガジン。 4、特許請求の範囲第3項に記載のマガジンにおいて、
    上記本体の肉厚が、均一である電子部品収納用マガジン
    。 5、特許請求の範囲第1項乃至4項のうちの1に記載の
    それぞれのマガジンが、PLCC(プラスチック・リー
    デッド・チップ・キャリア)パッケージを収納するため
    のマガジンを構成してなる電子部品収納用マガジン。 6、導電性の本体と、長手方向に延びる透明窓部からな
    り、内部に電子部品を収納する筒形状のマガジンであっ
    て、前記本体と前記透明窓部との結合部の肉厚が等しく
    、前記透明窓部の肉厚が前記本体の肉厚より等しいか又
    は薄くなっており、前記透明窓部の内面が凹状となって
    いることを特徴とする電子部品収納用マガジン。 7、特許請求の範囲第6項に記載のマガジンにおいて、
    上記凹状が連続的に変化する曲線状となっている電子部
    品収納用マガジン。 8、特許請求の範囲第6項に記載のマガジンにおいて、
    上記透明窓部の肉厚が、連続的に変化する曲線状となっ
    ている電子部品収納用マガジン。 9、特許請求の範囲第8項に記載のマガジンにおいて、
    上記本体の肉厚が、均一である電子部品収納用マガジン
    。 10、特許請求の範囲第6項乃至9項に記載のそれぞれ
    のマガジンが、PLCC(プラスチック・リーデッド・
    チップ・キャリア)パッケージを収納するためのマガジ
    ンを構成してなる電子部品収納用マガジン。 11、導電性の本体と、長手方向に延びる透明窓部から
    なり、内部に電子部品を収納する筒形状のマガジンであ
    って、収納される電子部品のリードが前記本体に接触し
    ないようにする支持部有し、前記透明窓部の肉厚が前記
    本体の肉厚より等しいか又は薄くなっており、前記透明
    窓部の内面が凹状となっていることを特徴とする電子部
    品収納用マガジン。 12、特許請求の範囲第11項に記載のマガジンにおい
    て、上記凹状が連続的に変化する曲線状となっている電
    子部品収納用マガジン。 13、特許請求の範囲第11項に記載のマガジンにおい
    て、上記透明窓部の肉厚が、連続的に変化する曲線状と
    なっている電子部品収納用マガジン。 14、特許請求の範囲第11項乃至13項に記載のそれ
    ぞれのマガジンにおいて、前記支持部はPGA(ピン・
    グリッド・アレイ)パッケージを支持するための少なく
    とも一対の突出部から構成される電子部品収納用マガジ
    ン。 15、特許請求の範囲第11項乃至13項に記載のそれ
    ぞれのマガジンにおいて、前記支持部はDIL(デュア
    ル・イン・ライン)パッケージを支持するための突出部
    から構成される電子部品収納用マガジン。 16、導電性の本体と、長手方向に延びる透明窓部から
    なり、内部に電子部品を収納する筒形状のマガジンにお
    いて、前記透明窓部の肉厚が前記本体の肉厚より等しい
    か又は薄くなっており、前記透明窓部の内面が凹状とな
    り、上記本体の抵抗値が1×10^3Ω/□から1×1
    0^9Ω/□であり、前記透明窓部の少なくとも内表面
    に帯電防止材が塗布されていることを特徴とする電子部
    品収納用マガジン。 17、特許請求の範囲第16項に記載のマガジンにおい
    て、上記凹状が連続的に変化する曲線状となっている電
    子部品収納用マガジン。 18、特許請求の範囲第16項に記載のマガジンにおい
    て、透明窓部の肉厚が、連続的に変化する曲線状となっ
    ている電子部品収納用マガジン。 19、溶融した導電性材料を押し出す工程、溶融した絶
    縁性材料を押し出す工程、導電性材料と絶縁性材料を押
    し出し合流させる工程、合流した材料を導電性材料と絶
    縁性材料の接合部を含む内表面が凹状になるように形成
    しながら冷却する工程、形成されたマガジンを所定の長
    さに切断する工程とを含む電子部品収納用マガジンの製
    造方法。 20、特許請求の範囲第19項に記載の製造方法におい
    て、導電性材料と絶縁性材料を押し出し合流させる工程
    は、電子部品収納用マガジンの透明窓部が下になるよう
    に押し出すことを特徴とする電子部品収納用マガジンの
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006101120A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Nikon Corp 固体撮像素子およびデジタルカメラ

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