JPS6222046B2 - - Google Patents

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JPS6222046B2
JPS6222046B2 JP12402379A JP12402379A JPS6222046B2 JP S6222046 B2 JPS6222046 B2 JP S6222046B2 JP 12402379 A JP12402379 A JP 12402379A JP 12402379 A JP12402379 A JP 12402379A JP S6222046 B2 JPS6222046 B2 JP S6222046B2
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Japan
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mill
air flow
flow rate
warming
value
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JP12402379A
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JPS5649813A (en
Inventor
Masaru Muramatsu
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5649813A publication Critical patent/JPS5649813A/ja
Publication of JPS6222046B2 publication Critical patent/JPS6222046B2/ja
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は、石炭焚き火力プラントの微粉炭機
(ミル)のウオーミング制御に係り、起動時にお
ける起動時間の短縮を計つたミル同時ウオーミン
グ制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の石炭焚き火力プラントにおいては、計算
機の技術的レベルも低かつたことからミルウオー
ミング操作を含むミル廻り補機のシーケンシヤル
制御及び自動化は計られておらず、すべて遠隔手
動操作にたよつていた。従来の石炭焚きボイラに
おいては、単機容量が全負荷の15〜20パーセント
程度の容量をもつミル5〜6台から成り立つてい
る。
ミル廻り通風系統図を第1図に示し、ミルウオ
ーミング操作を説明する。燃焼に必要な空気流量
およびミルウオーミングに必要な空気流量は、押
込通風機(FDF)入口ベーン1により制御さ
れ、押込通風機(FDF)2によりボイラに押込
まれる。
すなわち、押込まれた空気の一部は蒸気式空気
予熱器3、空気予熱器4を通つて熱空気(HOT
−AIR)となり、手動のウインドボツクス入口ダ
ンパ12を通つてボイラ11に送り込まれると、
同時に、ミルウオーミング用として、ミル熱空気
ダンパ5を通つてミル9に送り込まれる。
FDF2から出た残りの冷空気はミル冷空気ダ
ンパ6を通つたあと、熱空気ダンパ5を通過した
熱空気とミキシングされる。このようにミキシン
グされた空気は、一次通風機フアン入口ダンパ7
および一次通風機フアン(PAF)8を通つてミ
ル9に導かれる。
上記のようにミキシングされた空気をミル9に
流し、ミル出口温度が規定値(約80℃)になるま
でには、起動から通常約20分を要する。20分後
に、ミル出口温度検出器10が規定値になれば、
ウオーミング完了となる。このようにして、ミル
ウオーミングが完了すると、該当するミルが使用
可能となり、運転される。
前述のミルウオーミング操作は、プラント併入
後の負荷運転中では、過剰空気率が問題となるた
め、従来はミル1台ずつ順次時系列的に行なわれ
ていた。
過剰空気率の問題については後で述べることに
して、バーナの構造および制御系統図について説
明する。
第2図にバーナ詳細図を示す。バーナ21は石
炭およびオイルの同軸燃焼が可能な構造であり、
ミルを出たウオーミング空気はバーナ21を通つ
て火炉13に入る。
一方、安定した燃焼に必要な空気流量は、2次
空気としてウインドボツクス入口ダンパ12を通
り、点火する点火バーナに対応した2次空気エア
レジスタ22を通して火炉13に供給されて燃焼
される。
次に、過剰空気に関係しての空気量として、燃
焼用空気とミルウオーミング空気の合計空気流量
制御系の従来例を第3図に示し、これについて説
明する。
図中の1はFDF入口ベーン、51は空気流量
要求値、52は高信号選択器、53は設定器、5
6は負荷要求値、57は関数発生器、60は酸素
分析値、61は減算器、62は切替器、63は積
分器、64はA/H(自動/手動)切替器、65
は合計空気流量(第11図に示した複数の1次空
気流量計113の合計出力と2次空気流量計11
4の出力との和)、66は関数発生器、67は掛
算器、68は減算器、69は比例・積分調節器、
70はA/H切替器、71は電空(E/P)変換
器である。
従来の空気流量制御およびミルウオーミング時
の空気流量制御動作は、次のとおりである。
まず、プラント負荷からの空気流量要求値51
の信号は、25%MCR(最大連続定格:Maximum
Continuous Rating)風量以下とならないように
設定されている開度設定器53からの信号と、高
信号選択器52において比較され、選択された高
信号は、FDF入口ベーン1に対する空気流量要
求値信号となる。
一方、負荷要求量56に対するO2量を関数発
生器57で決め、実際のO2分析値60との偏差
を減算器61で検出し、切替器62、積分器6
3、A/H切替器64を通して掛算器67に供給
する。この信号に対して、掛算器67で合計空気
流量65のO2補正を行なう。
なお、25%MCR以下のときは、切替器62に
よりa(接地)側を選択してO2補正を行わず、
25%MCR以上のときは、b側を選択してO2補正
を行なう。
このようにO2補正された合計空気流量信号と
空気流量要求信号値との偏差を、減算器68で検
出する。この偏差信号は、PI調節器69、A/H
切替器70およびE/P変換器71を通して、
FDF入口ベーン1の開度をコントロールし、合
計空気流量制御を行う。
次に、空気流量制御の負荷−過剰空気率特性図
を第6図に示す。この特性図中の、曲線は、
各負荷(MCR)における過剰空気率を%で示し
たものであり、曲線は通常の運転特性を示し、
は過剰空気率警報値ANNを示す。
良く知られているように、過剰空気率が大とな
ることにより、ボイラ中で石炭が燃焼する際に発
生する亜硫酸ガス(SO2)の一部が酸化されて無
水硫酸(SO3)に転化する。又、通常燃焼ガス中
には、燃焼によつて生成された水分と無水硫酸が
結合して生ずる硫酸(H2SO4)が混在する。この
為、過剰空気とならないような低O2運転操作が
行なわれている。
一般に過剰空気率警報値ANNは、図中の曲線
で示すように、25%TB(タービン)負荷では
66%、50%TB負荷では41%、100%TB負荷では
21%程度であり、この割合を超えると、空気過剰
運転となる。
つぎに、従来の順次方式ミルウオーミング操作
動作につき、第3図、第4図、第5図、第7図で
説明する。
第4,5図において、100は燃料指令、10
1は関数発生器、105は減算器、106は比
例・積分調節計、107はA/H切替器、108
は切替器、109は設定器、110は電空(E/
P)変換器、152は比例・積分調節計、15
3,159はA/H切替器、155,156は電
空(E/P)変換器、157は関数発生器であ
る。
従来のミルウオーミング操作は、過剰空気の関
係より、負荷に対応して一台ずつの単独操作で行
なわれている。
すなわち、第3図のA/H切替器70を、ミル
ウオーミングに必要な空気流量確保のため、増側
に手動操作(INの選択)してFDF入口ベーン1
を開き、第5図のミル出口温度制御系統により、
ミル熱空気ダンパ5およびミル冷空気ダンパ6を
制御し、ミル出口温度10が規定温度以上になる
ように制御する。
さらに具体的にいえば、ミル出口温度10を比
例・積分調節計152に入力し、その出力を、自
動手動(A/H)切替器153を介してミル冷空
気ダンパ6を駆動する電空変換器155に入力す
る。
一方、関数発生器157により、ミル冷空気ダ
ンパの開度制御信号とは反比例の関係にある制御
信号が、自動手動切替器159を介して電空変換
器156に与えられ、ミル熱空気ダンパ5が駆動
される。
一方、個々のミルに送られる一次空気流量(熱
空気流量と冷空気流量との和)は、第4図の一次
空気流量制御系により制御されている。第4図
は、ミル1台についての一次空気流量制御系を示
したものである。
これは、個々のミル9に対する燃料指令100
に対応した一次空気流量要求値を関数発生器10
1で発生させ、一次空気流量検出器133の検出
値との偏差を減算器105で算出し、この偏差が
0となるように、PI調節計106の出力により
PAF入口ダンパ7の開度を制御するものであ
る。なお、107は上記制御の手動バツクアツプ
のためのA/H切替器である。
第4図において、ミルウオーミング時には、切
替器108をbからa側に切替え、上記の開度制
御に代えて、ミルウオーミングに必要なPAF入
口ダンパ開度信号を設定器109から与えること
により、ミルに搬送空気が供給される。
このように、各ミル毎にミル出口温度を制御さ
れた石炭がミルよりバーナに搬送されることによ
つて、各ミル毎の燃料制御が行なわれていた。
第7図に従来のミルウオーミング操作と起動ス
ケジユールの1例を示す。この図は、燃料切替時
の負荷はホールドし、かつ負荷上昇率を毎分1%
に保持した場合の例であり、図の下欄にミルウオ
ーミングのタイミングを示す。この例では、上記
ミルウオーミング手動操作を一台ずつ行なつてい
る。
図から分るように、従来のウオーミング制御方
式では、1台目のミルの起動・点火が完了し、か
つ重油により全体の負荷を上げた時点から2台目
のミルウオーミングが完了するまでの時間T1
2台目のミル起動・点火が完了してから3台目の
ミルウオーミングが完了するまでの時間T2、お
よび3台目のミル起動・点火が完了し、重油によ
る全体の負荷の上昇が完了した時点から4台目の
ミルウオーミングが完了するまでの時間T3が、
それぞれ待時間となり、50%負荷を得るのに、55
分の時間を要していた。
なお、第7図下欄の斜線部はそれぞれ、前記時
間T1〜T3に対応する、ミルウオーミングの待ち
時間を示している。
(発明の目的) 本発明は、石炭焚ボイラの起動時におけるミル
の複数台同時ウオーミング操作を可能とし、負荷
起動時間の短縮をはかることのできるミル同時ウ
オーミング制御装置を提供することを目的とする
ものである。
(発明の概要) 前記目的を達成してプラントの負荷起動特性を
改善するために、本発明においては、ウインドボ
ツクスから火炉に投入される、燃焼に必要な空気
量が負荷に見合つて決定され、この量に対して余
裕をみて過剰空気率の警報値が設定される。
そして、この範囲内でミルウオーミング台数を
決定し、FDF入口ベーン開度要求信号に、同時
ミルウオーミングに必要な量を加算すること、お
よび併入前の石炭燃焼に関係のない領域で同時ミ
ルシーケンシヤル制御を行なうことにより、ミル
の同時ウオーミング操作を可能としている。
(実施例) 本発明の実施例につき、第8図のミル同時ウオ
ーミングシーケンシヤル回路および第9図の搬送
および燃焼用空気制御系統図を参照して説明す
る。
第8図は本発明の一実施例におけるミルウオー
ミングシーケンシヤル回路を示す。
なお、本実施例では、先に第4図にて説明した
個々のミルに対する一次空気量制御系、及び第5
図にて説明したミル出口温度制御系は、従来通り
そのまま用いられる。またFDF入口ベーン1の
制御系は、第3図のものに代えて第9図のものが
用いられる。。
第9図のFDF入口ベーン空気流量制御回路が
第3図の従来回路と異なるのは、空気流量要求値
51の値にミルウオーミング台数に応じたバイア
スを加えるための加算器81、切替器82、設定
器(または信号発生器)83及び負荷に応じた酸
素過剰率の値に相応するバイアスを加えるための
加算器58、切替器84、信号発生器85を付加
した点である。
まず第8図において、207−1,207−2
……207−nは設備されたミル台数分の補機グ
ループを示し、ミル毎のミルウオーミングに関す
るシーケンシヤル回路である。
モード選択204にて“単独”を選択すると、
それぞれのミルに対応するシーケンシヤル回路は
独立して操作可能となる。このような操作モード
は、従来と同様の単独ミルウオーミングを行なう
際に用いられる。
本発明の同時ミルウオーミングを行なうには、
モード選択204を連動とし、201にてミルウ
オーミング台数を決定する。ミルウオーミング台
数は、負荷変化率に対応したミル台数とすべく、
次の範囲内で台数が決定される。
すなわち、負荷(0を含む)に対応した要求空
気流量AFDの値をQ1、1台のミルウオーミング
に必要な空気流量をQ2とするとき、ミル同時ウ
オーミング台数をnとし、 100×nQ2/(Q1+nQ2) の値が、その負荷に対応する空気過剰率の警報値
ANN(第6図参照)の値を超えない範囲で(第
6図の特性の領域内、例えばの特性で)、
最大のnを求めることによつて決定される。
以上のようにして同時ミルウオーミング台数が
決定されると、202ではその台数に相応するミ
ルウオーミング空気流量が設定される。この空気
流指令は、第9図の合計空気流量制御回路におい
て、それぞれ第12図、第13図に示した特性の
信号発生器83,85により作成される。
第12図は、ミルウオーミング台数とこれに対
応するミルウオーミング空気流量との関数関係の
一例を示す図で、このミルウオーミング空気流量
信号は信号発生器83で作成される。ミルウオー
ミング中は、切替器82はa選択とされ、加算器
81で空気流量要求値51の値に前述のミルウオ
ーミング量が加算されて合計空気流量要求値とな
る。
前記合計空気流量要求値に対する合計空気流量
65の偏差(O2補正については後述する)に基
づいて、FDF入口ベーン1を開方向に動作する
ことにより、第1図の石炭系通風系統図に示した
ミル9およびボイラ11への合計空気量が増大す
る。
一方、あらかじめどのミルを起動するかを、第
8図のミル選択205−1〜205−nによつて
選択しておき、かつ206によつて同時ミルウオ
ーミング操作ボタン・オンの状態が判定される
と、選択されたミル系統のシーケンシヤル回路2
07−1〜207−nに対して、ミル同時ウオー
ミング指令が出力される。
以下では、第1図の通風系統図および第8図の
ミルウオーミングシーケンシヤル回路207−1
〜207−nにおいて、シーケンシヤル回路20
7−1が動作すると仮定して説明する。
ミル軸受油圧が確立している条件などのウオー
ミング許可条件208が確立していると、210
にて一次通風機(PAF)8を起動する。これが
起動すると、212にて第5図の自動/手動切替
器153を自動側へ切替えることにより、ミル冷
空気ダンパ6の制御を自動とすると共に、211
にて第5図の自動/手動切替器159を自動とす
ることによりミル熱空気ダンパ5の制御を自動と
する。
次に、213にて第4図の切替器108をbか
らaに切替え、PAF入口ダンパ7の開度をウオ
ーミングに必要な空気量が得られる値に制御す
る。
また同時に、第9図の切替器84の出力もゼロ
から信号発生器85の出力に切替わる。その結
果、負荷要求値56に対応して関数発生器57に
おいて算出されるO2量(ボイラ11内の節炭器
ECO出口におけるO2量目標値)と、ウオーミン
グ台数に応じたバイアス値(すなわち、信号発生
器85の出力)が加算器58にて加算される。
さらに、加算されたO2量目標値と実際のO2
析値60との偏差が減算器61で算出され、実空
気流量補正値となる。
前記空気流量補正値の演算手段を、さらに具体
的に説明する。
第10図に、負荷に対するECO出力ガスのO2
特性図を示す。この特性図において、曲線は
O2量過少の警報値、曲線は関数発生器57に
よつて発生されるO2量目標値である。前記曲線
に、ミル同時ウオーミング台数に応じたバイア
スが加えられると、曲線で示すようなO2量目
標値となる。
つぎに信号発生器85の特性図を第13図に示
す。負荷とミルウオーミング台数に対応し、信号
発生器85によりECO出力ガスのO2値を補正す
る信号を作成する。
前記O2量の偏差値、すなわち減算器61の出
力は積分器63で積分され、A/H切替器64を
経て掛算器67に供給され、ここで合計空気流量
65のO2補正が行なわれる。このようにして補
正された合計空気流量の、バイアスが加えられた
空気流量要求値信号に対する偏差が減算器68で
算出される。
この偏差がゼロとなるように、P1調節器69
によりFDF入口ベーン1の開度が制御され、燃
焼に必要な空気量とミルウオーミングに必要な空
気量との合計量をボイラ11内に送り込むことに
なる。
このような操作がすべて完了し、かつ同時ウオ
ーミング操作ボタンがオンとされてから予定の時
間が経過したことを、タイマ214にて検出し、
さらに215にてミル出口温度10が規定の値以
上となつたことが検知されると、216にてその
ミルウオーミングが完了する。
このように、同時ミルウオーミング操作を可能
とすることにより、第11図に示すように、ウオ
ーミング待時間を必要としないミルウオーミング
操作と起動スケジユール特性を得ることが可能で
ある。
この図は、ミル同時ウオーミング台数を2台と
し、石炭・オイルの切替時は負荷をホールドし、
毎分1%の割合で負荷を上昇した場合の例であ
り、50%負荷を得るのに35分しか要しない。これ
は、第7図に示した従来例と比べると20分の起動
時間短縮となり、プラント効率の改善に大きく貢
献するものである。
なお、以上において、50%負荷に達するまでの
時間を比較する理由はつぎのとおりである。すな
わち、一般に石炭バーナは、1台あたりの負荷の
50〜100%で運転可能であるので、個々のミルの
ウオーミング完了後それぞれのバーナを50%負荷
まで立ち上げれば、その後は燃料量を自由に増加
して、負荷の調整ができる。
したがつて、ウオーミング完了の時間として
は、全体負荷の50%まで立ち上げるに要する時間
を考えるのが妥当である。
【図面の簡単な説明】
第1図は石炭系の通風系統図、第2図はバーナ
詳細図、第3図は従来のFDF入口ベーン開度制
御系統図、第4図はPAF入口ダンパ開度制御系
統図、第5図はミル出口温度制御系統図、第6図
は負荷・過剰空気率特性図、第7図は従来のミル
ウオーミング操作と起動スケジユールの1例を示
すタイムチヤート、第8図は本発明の一実施例の
ミル同時ウオーミングシーケンシヤル回路図、第
9図は本発明の一実施例におけるFDF入口ベー
ン開度制御による合計空気流量制御系統図、第1
0図は本発明の実施例におけるO2量補正値の特
性図、第11図は本発明の一実施例によるミルウ
オーミング操作の一例を示すタイムチヤート、第
12図はミルウオーミング台数に対するウオーミ
ング空気流量特性図、第13図はミルウオーミン
グ台数に対するO2補正特性図である。 1……FDF入口ベーン、2……押込通風機
(FDF)、7……一次通風機入口ダンパ、8……
一次通風機(PAF)、9……ミル、10……ミル
出口温度、11……ボイラ、51……空気流量要
求値、56……負荷要求値、65……合計空気流
量、83……信号設定器、85……信号発生器、
100……燃料指令、109……設定器(ウオー
ミング用PAF入口ダンパ開度信号)、113……
一次空気流量計、114……二次空気流量計、9
1……切替器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数台の微粉炭機(以後、ミルと略称する)
    と、それぞれのミルから微粉炭を供給されるボイ
    ラと、前記ボイラに、燃焼に必要な空気を供給す
    ると共に、各ミル毎に設けられた熱空気ダンパお
    よび冷空気ダンパを介してそれぞれのミルに、ミ
    ルウオーミングに必要な空気を供給するための押
    込通風機(以後、FDFと略称する)およびFDF
    入口ベーンと、ミルに供給される空気流量を制御
    する一次通風機・フアン入口ダンパと、前記ボイ
    ラおよびそれぞれのミルに供給される空気の和で
    ある合計空気流量を検出する手段と、ボイラ負荷
    に応じた空気流量要求値を設定する手段とを備え
    た石炭焚きボイラのミル同時ウオーミング制御装
    置であつて、 各負荷に対応した要求空気流量、1台のミルウ
    オーミングに必要な空気流量、およびその負荷に
    おける空気過剰率警報値に基づいて同時ウオーミ
    ングするミル台数を決定する手段と、 前記ミル台数に応じて同時ウオーミングに必要
    な空気流量を設定する手段と、 前記負荷に対応する空気流量要求値に、ミルの
    同時ウオーミングに必要な空気流量を加算して合
    計空気流量要求値を演算する手段と、 合計空気流量要求値に対する前記合計空気流量
    の偏差を演算する手段と、 前記合計空気流量の偏差に基づいて、前記偏差
    が零になるようにFDF入口ベーンの開度を制御
    する手段と、 各ミル毎にそのウオーミングに必要な一次空気
    流量目標値を設定する手段と、 前記一次空気流量目標値に基づいて、一次通風
    機フアン入口ダンパの開度を制御する手段とを具
    備したことを特徴とするボイラのミル同時ウオー
    ミング制御装置。 2 同時ウオーミングするミル台数nは、ボイラ
    負荷に応じた空気流量要求値をQ1、1台のミル
    ウオーミングに必要な空気流量をQ2とすると
    き、 100×nQ2/(Q1+nQ2) の値が、その負荷に対応する空気過剰率の警報値
    を超えない範囲で、最大となるように決定される
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
    ボイラのミル同時ウオーミング制御装置。 3 複数台の微粉炭機と、それぞれのミルから微
    粉炭を供給されるボイラと、前記ボイラに、燃焼
    に必要な空気を供給すると共に、各ミル毎に設け
    られた熱空気ダンパおよび冷空気ダンパを介して
    それぞれのミルに、ミルウオーミングに必要な空
    気を供給するためのFDFおよびFDF入口ベーン
    と、ミルに供給される空気流量を制御する一次通
    風機・フアン入口ダンパと、前記ボイラおよびそ
    れぞれのミルに供給される空気の和である合計空
    気流量を検出する手段と、ボイラ負荷に応じた空
    気流量要求値を設定する手段とを備えた石炭焚き
    ボイラのミル同時ウオーミング制御装置であつ
    て、 各負荷に対応した要求空気流量、1台のミルウ
    オーミングに必要な空気流量、およびその負荷に
    おける空気過剰率警報値に基づいて同時ウオーミ
    ングするミル台数を決定する手段と、 前記ミル台数に応じて同時ウオーミングに必要
    な空気流量を設定する手段と、 同時ウオーミングするミル台数に対応する酸素
    量を設定する手段と、 前記負荷に対応する空気流量要求値に、ミルの
    同時ウオーミングに必要な空気流量を加算して合
    計空気流量要求値を演算する手段と、 負荷要求値に対応する酸素目標値に、同時ウオ
    ーミングする台数に対応する前記酸素量を加算し
    て新たな酸素量目標値を得る手段と、 新たな酸素量目標値に対する酸素分析値の偏差
    を得る手段と、 酸素分析値偏差に基づいて実空気流量補正値を
    演算する手段と、 実空気流量補正値および合計空気流量に基づい
    て補正済合計流量を演算する手段と、 合計空気流量要求値に対する前記補正済合計空
    気流量の偏差を演算する手段と、 前記補正済合計空気流量の偏差に基づいて、前
    記偏差が零になるようにFDF入口ベーンの開度
    を制御する手段と、 各ミル毎にそのウオーミングに必要な一次空気
    流量目標値を設定する手段と、 前記一次空気流量目標値に基づいて、一次通風
    機フアン入口ダンパの開度を制御する手段とを具
    備したことを特徴とするボイラのミル同時ウオー
    ミング制御装置。 4 同時ウオーミングするミル台数nは、ボイラ
    負荷に応じた空気流量要求値をQ1、1台のミル
    ウオーミングに必要な空気流量をQ2とすると
    き、 100×nQ2/(Q1+nQ2) の値が、その負荷に対応する空気過剰率の警報値
    を超えない範囲で、最大となるように決定される
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の
    ボイラのミル同時ウオーミング制御装置。
JP12402379A 1979-09-28 1979-09-28 Simultaneous warming control for boiler mill Granted JPS5649813A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12402379A JPS5649813A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Simultaneous warming control for boiler mill

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031453A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 バブコック日立株式会社 火力発電用ボイラプラントの変圧運転方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031453A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 バブコック日立株式会社 火力発電用ボイラプラントの変圧運転方法

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