JPS622202A - 防曇性プラスチツクレンズ - Google Patents

防曇性プラスチツクレンズ

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JPS622202A
JPS622202A JP14137085A JP14137085A JPS622202A JP S622202 A JPS622202 A JP S622202A JP 14137085 A JP14137085 A JP 14137085A JP 14137085 A JP14137085 A JP 14137085A JP S622202 A JPS622202 A JP S622202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
surfactant
plastic lens
clouding
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP14137085A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Sugimura
杉村 光男
Shigeo Komiya
小宮 重夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS622202A publication Critical patent/JPS622202A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は防曇性を有りる眼鏡用プラスブックレンズに関
するものである。
〈従来の技術〉 プラスチックレンズは無機ガラスと比較すると曇りにく
いという特徴を侍っているものの、気温の低い環境から
気温が高く湿度bi!81iい環境へと急激に環境が変
化した場合、表面に微細な水滴が凝結して曇りを生じる
という欠点がある。特に眼鏡用レンズにおいては視力矯
正という重要な機能を持つ為、眼鏡装用者からの曇らな
い眼鏡レンズへの要望が強く、従来から種々の提案がな
されていた。
ガラスやプラスデックなどの透明材料に防暑性を付与す
る方法として、 (1)  水との接触角を小さくし、付着する水滴を濡
れ広がらせて水の膜とする。
(2)表面に付着した水滴を吸収する。
(3)  水との接触角を大ぎくしで撥水性を持たせ、
水滴が表向にとどまらないようにする。
(4)  表面潟瓜を露点高1腹以上に保つことにより
水蒸気を凝結させない。
などが考えられる。
(1)の方法は表面に界面活性剤を塗ηiすることによ
り実現でき、1でに界面活性剤を主成分とする防曇剤が
自動車ガラス用及び眼鏡レンズ用とじて使用されている
(2)の方法はポリビニルアルコールやボ、リー2−ヒ
ドロギシエヂルメタクリレ−1・のような親水性樹脂を
塗布することにより実現できるが、親水性樹脂だけのコ
ーティングでは耐水性及び1l1411傷性に問題があ
り、現在では親水性樹脂にエボ4ニジ樹脂、シリコン樹
脂、メラミン樹脂等の硬欧的に優れた熱硬化性樹脂及び
防暑性を向−[さUる為に界面活性剤を添加した樹脂コ
ーティングが実用化されている。
(3)の方法はパラフィンやシリコン樹脂、フッ素樹脂
等をコーティングすることにより実現できるが、現実に
は付着する水滴が小さい場合には水滴を落下させる力J
:りも付着力のほうが大きい為、水滴の落下は認められ
ず、呼気をかけるにう’J iSA含には全く効果がな
く、むしろ曇りを助長する場合もある。しかしながら自
動車のフロン1−ガラスの外側に溌水剤を塗布した場合
、11)速0OKJn以上で走行すると雨滴が何名しな
い、という報告しある為特殊用途では有効なものと思わ
れる。
(4)の方法は表面に透明電導膜を形成し、この膜に通
電することにJ:り発生ずるジュール熱で表面を保温す
ることにより実現されている。
〈解決しようとする問題点〉 眼鏡用プラスチックレンズに防曇性を付与する方法とし
ては前述の4つの方法のうら(1)及び(2)が利用さ
れているが、(1)の方法は界面活性剤を塗布するだり
である為、防曇性の持続性がなく一時的に防曇性を付与
JるだIJの6のである。また(2)の方法は疎水性樹
脂レンズの上に界面活性剤を含む樹脂コーティング層を
施したものである為親水性樹脂及び界E(tj活性剤の
絶対伊が少なく、吸水能力の低下が速く、界面活性剤が
+y、 it ils L防曇性が低下するだりでなく
、コーディング股が剥離するというような欠点を有して
いる。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者等は前記欠点を改良し、持続性の躇れた眼鏡用
防@1!1プラスデックレンズを聞発寸べく、鋭意ω]
究を行った結果、上記のA群から選ばれた少なくとも1
種以上の第1単邑体と8群から選ばれた少なくと・t)
1種以上の第2単吊休及び界面活性剤とからなる混合液
をラジカル重合開始剤の存在下でラジカル重合させるこ
とにより得られる重合体よりなるプラスチックレンズが
持続性の優れた防暑性を示J“ことを見出し本発明に到
達したものである。
δ 8群 一般式 (ここでR、R、Rは11またはCH3を表し、RはC
1」3またはC21−15を表寸。また11m、「)は
! +m +nが3または6となる整数を表す。〉 本発明に於いて使用される第1111fi体としては一
般式 で表される単量体であるが、使用に際しては1種あるい
は数種を混合して用いる。第1単市体の使用目的はプラ
スチックレンズとしての強度及び表面硬度を高める為、
おにび添加さ終る界面活性剤プラスチックレンズ内部に
緩やかに保持する為であり、その使用量は第2単m体の
種類にもよるが10重量部から95重組部の範囲が好適
に用いられる。第1単量体の使用量が10重社部未満で
はプラスデックレンズ形状に成形はできるものの軟らか
くなるとともに界面活性剤の滲み出しが多くレンズ表面
に界面活性剤が厚い膜となる為、眼鏡用レンズとしては
好ましいものではない。第1単怒体の使用域が95重冷
部を越えると強度及び表面硬度の優れたプラスチックレ
ンズが得られるものの界面活性剤の滲み出しが少なくま
た親水性樹脂の含有間が少なくなり良好な防曇性が得ら
れない。
本発明に於いて使用される第2単損体としては一般式 (ここでR1R%R3は11またはCH3を表し、Rは
C113またはC2L15を表す。またA1m%nは1
 + m 十nが3または6となる整数を表す。) で表される単量体であるが、使用に際しては1種あるい
は数種を混合して用いる。第2単邑体の使用目的は界面
活性剤によってレンズ表面に広がった水の膜を一時的に
吸収する為であり、その使用域は第1単量体の種類にも
J:るが5重石部から90重量部の範囲が好適に用いら
れる。第2単石体の使用域が5重量部未満では良好な防
曇性が得られない。また第2単量体の使用量が90巾量
部を越えると良好な防暑性は得られるもののレンズが軟
らかくなり眼鏡用レンズとしては好ましいものではなく
なる。
本発明において用いられる界面活性剤は一般に知られて
いる界面活性剤が使用できるが、陰イオン系及び陽イオ
ン系の界面活性剤の中にはレンズ成形時に白濁を生じる
ものがある為、非イオン系の界面活性剤の使用が好まし
い。非イオン系界面活性剤としてはポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ボリオギシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル等があげられる。界面活性剤の好適使用量は単量体
の組成にもよるが通常は2車世部から20瓜同部が用い
られる。界面活性剤の使用域が2重囲部未満では良好な
防曇性が得られなく、使用量が20重組部を越えるとV
J曇性は良好であるがレンズが非常にやわらかくなる為
眼鏡用レンズとしては好ましくない。
本発明において用いられるラジカル重合開始剤としては
、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ラウロイ
ルバーオキナイド、ベンゾイルパーオキナイド等の通常
一般に使用されている有機過酸化物や2,2′−アゾビ
スイソブチロニ1−リル、2,2′−アゾビス−(2,
4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾビス系の重合開
始剤など一般に使用されているラジカル重合開始剤が使
用できる。またベンゾインアルキルエーテル等の紫外線
重合111始剤を使用してもよい。
〈実施例〉 以下実施例により本発明を更に詳しく説明する。
なお実施例中の部はすべて重石基準によるらのである。
また化合物Aは一般式 l−一一一\ δ δ で表されるもので、−例を挙げると、 化合物A−1はm=1、a=2、b=4  。
化合物A−2はm=1、a=3、b=3化合物A−3は
m、=1、a=4、b=2化合物A−4はm=1、a=
6、b=。
化合物A−5はm=2、a=6、b=。
化合物A−6はm=2、a=4、b−2のような化合物
である。尚、これ以外のm、a。
bの重合せを取れることはもちろんである。
化合物Bは一般式 (ここでR1R2、R3は1」またはCH3を表し、R
はCHまたはC2H5を表す。また1、m、nは1+m
+nが3または6となる整数を表す。〉 で表されるもので一例を挙げると 化合物B−1はR、R1R3=H1 R=Cl−1、j!+m+n=3 化合物B−2はR、R、R3=1−1、R4=021−
15、 jj+m+n=3 化合物B−3はRXR2、R3=1」、R4−021−
15, 1+m +n = 6 化合物B−1は1(、R,R3=C113、R=CH、
j!+m+n=3 化合物B−5はR、R、R=C11, R4=C2ト15 . 1 +m 十n = 3 化合物B−6はR、R2、R3=c++3、R=021
15、 1 +m−1・n=6 である。
防曇性能の評価はJIS  S−4030のIl[i’
鏡用くもり止め剤試験方法の高温部くもり止め性の評価
方法に準じて行った。耐擦傷性の評価はJIS  S−
6004で規定されている消しゴムを使用し、100g
の負荷をかけて60往復の擦傷試験を行い傷の付き方を
肉眼で判断した。
A>B>C>D>Eの順に傷が付きにくい順である。
耐wA傷性の5Ll1価基準は A:ポリジエチレングリコールごスアリルカーボネート
より優れている B:ボリジエチレングリコールビスアリルカーボネート
と同程度 C:ボーリジエヂレングリコールビスアリルノJ−ボネ
ートとポリメチルメタクリレートとの中間 D:ポリメチルメタクリレートと同程度E:ポリメヂル
メタクリレートJ−り劣るであり、Cまでを良とした。
実施例1 化合物A−250部、化合物B−350部、非イオン系
界面活性剤であるリポノックスNCI(ライオン油脂製
)4部、重合量始剤としてラウロイルバー第4:サイド
(日本油脂製)0.5部及び紫外線吸収剤として2−ヒ
ト1]rシー4−n−オクトキシベンゾフェノン0.1
部を混合し、充分に攪拌溶解させた。
この混合液をガラス製モールドとエヂレンーエチルアク
リレート製スペンサーとから成るプラスチックレンズ成
形用型に注入し、電気炉で50℃から90℃まで24時
間かけて昇温を行い重合させた。重合終了後、プラスチ
ックレンズを型から取り出し、110℃で1時間熱処理
しプラスチックレンズを得た。
得られたプラスチックレンズは表1に示すように優れた
防曇性と耐擦傷性を保持していた。
〈効果〉 本発明にかがる防曇性プラスチックレンズは従来の防曇
性を持つコーテイング膜を施したプラスチックレンズと
は異なり、プラスチックレンズ自体が防曇性を持つもの
である為、親水性樹脂及び界面活性剤の絶対間が少なく
、吸水能力の低下が速い、界面活性剤が扱は出し防曇性
が低下するのが速い、コーテイング膜が剥111すると
いうような欠点はなく優れた性能を有している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記のA群から選ばれた少なくとも1種以上の第1単量
    体とB群から選ばれた少なくとも1種以上の第2単量体
    及び界面活性剤とからなる混合液をラジカル重合開始剤
    の存在下でラジカル重合させることにより得られる重合
    体よりなることを特徴とする防曇性プラスチックレンズ
    。 記 A群 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでaとbはa+b=6を満足する0〜6の整数を
    、mは1または2を表す。) B群 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここでR_1、R_2、R_3はHまたはCH_3を
    表し、R_4はCH_3またはC_2H_5を表す。ま
    たl、m、nはl+m+nが3または6となる整数を表
    す。)
JP14137085A 1985-06-27 1985-06-27 防曇性プラスチツクレンズ Pending JPS622202A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7576965B2 (en) 2005-07-29 2009-08-18 Tdk Corporation Surge absorption element and surge absorption circuit
US7821759B2 (en) 2004-11-30 2010-10-26 Tdk Corporation Surge absorption circuit
DE102016204524A1 (de) 2015-03-19 2016-09-22 Murata Machinery, Ltd. Aufdrehendes Rohrelement und Garnverbindungseinrichtung, die mit dem gleichen ausgestattet ist

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US7821759B2 (en) 2004-11-30 2010-10-26 Tdk Corporation Surge absorption circuit
US7576965B2 (en) 2005-07-29 2009-08-18 Tdk Corporation Surge absorption element and surge absorption circuit
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