JPS62220293A - 狭開先レ−ザ溶接方法 - Google Patents
狭開先レ−ザ溶接方法Info
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- JPS62220293A JPS62220293A JP61063256A JP6325686A JPS62220293A JP S62220293 A JPS62220293 A JP S62220293A JP 61063256 A JP61063256 A JP 61063256A JP 6325686 A JP6325686 A JP 6325686A JP S62220293 A JPS62220293 A JP S62220293A
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- groove
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- welding
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Links
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は船舶、鉄骨構造物、原動機、化学プラント用機
器、建築椴械等の建造および組立てに用いる狭開先レー
ザ宕接方法に関し、特に中板または厚板の突合せ溶接へ
の適用方法に係る。
器、建築椴械等の建造および組立てに用いる狭開先レー
ザ宕接方法に関し、特に中板または厚板の突合せ溶接へ
の適用方法に係る。
(従来の技術〕
例えば溶接便覧の図10.2および図10.3に記載さ
れているように、CO2レーザを用いた突合せ溶接が従
来前なわれている。
れているように、CO2レーザを用いた突合せ溶接が従
来前なわれている。
一般に、レーザ溶接ではビームを継手の中心に保持する
こと、及び突合せ面の間隙を可能な限り小さくすること
に注意しなければならない。
こと、及び突合せ面の間隙を可能な限り小さくすること
に注意しなければならない。
即ち、例えばビーム径1履で開先間隙0,2馴をとした
場合、レーザ光の約40%が通り抜けてしまうし、隙間
と開先裏面に出る裏波ご一ドの分だけ溶接継手部がへこ
む問題が生じる。この溶接継手部のへこみは、溶接箇所
にフィラーワイヤを挿入することで防止できる。しかし
、この場合にはビーム中心にフィラーワイヤを挿入する
のが困難である。
場合、レーザ光の約40%が通り抜けてしまうし、隙間
と開先裏面に出る裏波ご一ドの分だけ溶接継手部がへこ
む問題が生じる。この溶接継手部のへこみは、溶接箇所
にフィラーワイヤを挿入することで防止できる。しかし
、この場合にはビーム中心にフィラーワイヤを挿入する
のが困難である。
これに加えて現在使用可能なレーザ光源の出力は最大で
も2Okw級であり、この程度の熱源によるレーザ溶接
では、溶は込み深さが電子ビーム溶接に比較して劣らざ
るを得ない。このため、突合せ溶接可能な厚さは15〜
20s程度が限界で、それよりも板厚の大きいもの(例
えば30〜50s)の狭開先突合せ溶接には適用できな
い問題があった。
も2Okw級であり、この程度の熱源によるレーザ溶接
では、溶は込み深さが電子ビーム溶接に比較して劣らざ
るを得ない。このため、突合せ溶接可能な厚さは15〜
20s程度が限界で、それよりも板厚の大きいもの(例
えば30〜50s)の狭開先突合せ溶接には適用できな
い問題があった。
そこで、本発明は現在入手し得る比較的安価で且つ安定
した低出力レーザを用い、肉厚の大きい中板または厚板
の狭開先突合せ溶接に対して適用可能なレーザ溶接方法
を課題とする。
した低出力レーザを用い、肉厚の大きい中板または厚板
の狭開先突合せ溶接に対して適用可能なレーザ溶接方法
を課題とする。
上記の課題を達成するために、本発明の狭開先レーザ溶
接方法では次の構成を採用することとした。
接方法では次の構成を採用することとした。
(1)I型開欠間に一定量の間隙を設ける。
(21I型開欠間に上方からミラーを配置し、光源から
のレーザビームをこのミラーで反射させて前記■型開先
の間隙内に照射すると共に、前記ミラーを首振り動作さ
せることにより前記レーザビームを開先内でその幅方向
にオシレートさせる。
のレーザビームをこのミラーで反射させて前記■型開先
の間隙内に照射すると共に、前記ミラーを首振り動作さ
せることにより前記レーザビームを開先内でその幅方向
にオシレートさせる。
(3) 前記I型開先の間隙を充填するためにフィラ
ーメタルを使用する。
ーメタルを使用する。
上記のように、本発明では開先間隙を設けているため、
レーザビームは突合せ溶接すべき板の裏面側へ容易に到
達する。このため、その部分にて供給されたフィラメタ
ルを溶融させると共に、レーザビームは適切にオシレー
トされているので、その近傍の■型開先壁面をも溶融さ
せる。
レーザビームは突合せ溶接すべき板の裏面側へ容易に到
達する。このため、その部分にて供給されたフィラメタ
ルを溶融させると共に、レーザビームは適切にオシレー
トされているので、その近傍の■型開先壁面をも溶融さ
せる。
従って、まず板の裏面近傍にて初H溶接を完了した後、
同様にして第二層、第三層・・・と逐次溶接を積み上げ
ることにより、全板厚に亙って所期の突合せ溶接を行な
うことができる。
同様にして第二層、第三層・・・と逐次溶接を積み上げ
ることにより、全板厚に亙って所期の突合せ溶接を行な
うことができる。
以下、添附の図面を参照して本発明の一実Mi例を説明
する。
する。
第1図は本発明を適用した狭開先レーザ溶接の状態を示
す正面図であり、第2図はその要部側面図である。
す正面図であり、第2図はその要部側面図である。
同図において、1,2は突合せ溶接される母材(■型開
元形状)、3は裏当材、4はレーザビーム、5はミラー
、6は集光レンズ、7は集光されたレーザビーム、8は
アルゴン等のシールドガス導入孔、9はノズル、1oは
フィラーメタル、11は溶接金属、12はミラーのオシ
レート装置、13はミラーとオシレート装置とを繋ぐビ
ンである。
元形状)、3は裏当材、4はレーザビーム、5はミラー
、6は集光レンズ、7は集光されたレーザビーム、8は
アルゴン等のシールドガス導入孔、9はノズル、1oは
フィラーメタル、11は溶接金属、12はミラーのオシ
レート装置、13はミラーとオシレート装置とを繋ぐビ
ンである。
図示のように開先間隙18が存在するため、レンズ6で
集光されたレーザビーム7は容易に開先底部に侵入でき
る。また、ミラー5はオシレート装置12により図中矢
印14で示す首振り動作されるようになっているため、
侵入したレーザビーム7は開先底部の幅方向にオシレー
トされることになる。そのオシレートの態様は、ミラー
の首振り動作を制御することにより任意に設定できる。
集光されたレーザビーム7は容易に開先底部に侵入でき
る。また、ミラー5はオシレート装置12により図中矢
印14で示す首振り動作されるようになっているため、
侵入したレーザビーム7は開先底部の幅方向にオシレー
トされることになる。そのオシレートの態様は、ミラー
の首振り動作を制御することにより任意に設定できる。
即ち、レーザビームの軌跡が第3図のようになるように
オシレートさせることもでき、また第4図のような軌跡
となるようにオシレートさせることもできる。第4図の
軌跡における16.17の部分を設けることにより、母
材の溶融を助長することができる。なお、図中の矢印1
5はレーザビーム7の母材に対する相対的な移動方向を
示している。
オシレートさせることもでき、また第4図のような軌跡
となるようにオシレートさせることもできる。第4図の
軌跡における16.17の部分を設けることにより、母
材の溶融を助長することができる。なお、図中の矢印1
5はレーザビーム7の母材に対する相対的な移動方向を
示している。
上記のようにレーザビーム7が開先底部に侵入し、且つ
オシレートして照射される結果、図示しないIIIにて
連続的に供給されるフィラーメタル10がレーザビーム
7で溶融すると共に、溶融箇所の母材1,2が充分溶融
されるため、良好な溶接部の層が形成される。こうして
各層毎に順次溶接層を積み上げることにより、全板厚さ
の突合せ溶接を完了する。
オシレートして照射される結果、図示しないIIIにて
連続的に供給されるフィラーメタル10がレーザビーム
7で溶融すると共に、溶融箇所の母材1,2が充分溶融
されるため、良好な溶接部の層が形成される。こうして
各層毎に順次溶接層を積み上げることにより、全板厚さ
の突合せ溶接を完了する。
上記のように、この実流例の溶接方法によれば、溶は込
み深さが小さいレーザビームををもってしても、中板ま
たは厚板の金属板に対する狭開先突合せ溶接を容易且つ
効率良〈実施することができる。
み深さが小さいレーザビームををもってしても、中板ま
たは厚板の金属板に対する狭開先突合せ溶接を容易且つ
効率良〈実施することができる。
しかも、開先幅が2〜4#の超狭開先溶接であるから、
従来の狭開先ガスシールド溶接法(開先幅B〜12m>
と比較した場合にも、溶接能率が高(且つ歪みの少ない
高品質の溶接が可能である。
従来の狭開先ガスシールド溶接法(開先幅B〜12m>
と比較した場合にも、溶接能率が高(且つ歪みの少ない
高品質の溶接が可能である。
以上詳述したように、本発明によれば現在入手し得る比
較的安価で且つ安定した低出力レーザを用い、肉厚の大
きい中板または厚板の効率的な狭開先突合せ溶接を容易
に行なうことができ、歪みの少ない高品質の溶接が可能
になる等、顕苔な効果が得られるものである。
較的安価で且つ安定した低出力レーザを用い、肉厚の大
きい中板または厚板の効率的な狭開先突合せ溶接を容易
に行なうことができ、歪みの少ない高品質の溶接が可能
になる等、顕苔な効果が得られるものである。
第1図および第2図は本発明による狭開先レーザ溶接方
法の一実施例を示す説明図、第3図および第4図は夫々
レーザビームのオシレート悪縁を示す図である。 1.2・・・母材、3・・・裏当材、4・・・レーザビ
ーム、5・・・ミラー、6・・・集光レンズ、7・・・
集光されたレーザビーム、8・・・シールドガス導入孔
、9・・・ノズル、10・・・フィラーメタル、11・
・・溶接金属、12・・・オシレート装置、13・・・
ビン、18・・・開先部の間隙 出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦 ]b 第1i−第2図 第3図 第4囚
法の一実施例を示す説明図、第3図および第4図は夫々
レーザビームのオシレート悪縁を示す図である。 1.2・・・母材、3・・・裏当材、4・・・レーザビ
ーム、5・・・ミラー、6・・・集光レンズ、7・・・
集光されたレーザビーム、8・・・シールドガス導入孔
、9・・・ノズル、10・・・フィラーメタル、11・
・・溶接金属、12・・・オシレート装置、13・・・
ビン、18・・・開先部の間隙 出願人復代理人 弁理士 鈴江武彦 ]b 第1i−第2図 第3図 第4囚
Claims (1)
- 金属板の突合せ溶接において、開先幅2〜4mmのI
型開先を形成すると共にその上方にミラーを設置し、該
ミラーにより光源からのレーザビームを反射させて前記
I型開先の間隙に内に照射し、且つ前記ミラーの首振り
動作により前記レーザビームを前記I型開先間隙の幅方
向にオシレートさせると共に、その間隙を充填するため
のフィラメタルを供給して行なうことを特徴とする狭開
先レーザ溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61063256A JPS62220293A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 狭開先レ−ザ溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61063256A JPS62220293A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 狭開先レ−ザ溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62220293A true JPS62220293A (ja) | 1987-09-28 |
Family
ID=13223997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61063256A Pending JPS62220293A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 狭開先レ−ザ溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62220293A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03221280A (ja) * | 1990-01-27 | 1991-09-30 | Kobe Steel Ltd | レーザーによる溶接方法 |
JP2012206144A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Babcock Hitachi Kk | レーザ狭開先多層盛溶接方法と装置 |
JP2015089562A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-11 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | レーザ溶接方法、それを用いた溶接継手及び溶接構造物 |
JP2015120188A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 狭開先レーザ溶接方法 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP61063256A patent/JPS62220293A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03221280A (ja) * | 1990-01-27 | 1991-09-30 | Kobe Steel Ltd | レーザーによる溶接方法 |
JP2012206144A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Babcock Hitachi Kk | レーザ狭開先多層盛溶接方法と装置 |
JP2015089562A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-11 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | レーザ溶接方法、それを用いた溶接継手及び溶接構造物 |
JP2015120188A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 狭開先レーザ溶接方法 |
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