JPS6221966Y2 - - Google Patents

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JPS6221966Y2
JPS6221966Y2 JP9059881U JP9059881U JPS6221966Y2 JP S6221966 Y2 JPS6221966 Y2 JP S6221966Y2 JP 9059881 U JP9059881 U JP 9059881U JP 9059881 U JP9059881 U JP 9059881U JP S6221966 Y2 JPS6221966 Y2 JP S6221966Y2
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light emitting
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JP9059881U
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気泳動によつて形成された血清
等の分画像の濃度を測定する自動分画濃度測定装
置に関するものである。
血清蛋白等を測定する方法の一つとして電気泳
動法がある。この方法においては、支持体と呼ば
れる帯状のセルロースアセテート膜が用いられ
る。すなわち、支持体上に血清試料を塗布して、
それに湿潤された紙を介して通電することによ
り、試料の分画像(泳動像)が形成される。そし
て、この支持体は分画濃度測定装置に送られ、そ
こで1対の発光部と受光部とからなる測光部によ
りその濃度測定が行なわれる。この場合、支持体
上に形成されている各分画像を測光部に対して正
確に位置決めするため、支持体は所定のピツチ巾
(7mm程度)で間欠的に送られることになるが、
乾燥時と湿潤時とでは支持体の伸び寸法が異なる
こと、および分画像の幅が3〜4mm程度と小さい
こと等の理由により、機械的な一定巾のピツチ送
りは不適である。そこで、出願人は、この点に鑑
み、測光部における支持体の送りピツチを正確に
制御することを目的とした自動ピツチ検出方式を
先に特願昭55−52135号として出願した。すなわ
ち、この検出方式では、測光用スリツトの近傍に
別個にピツチ検出用スリツトを設け、このピツチ
検出用スリツトから得られた信号を電気的に処理
して、検体である各分画像を所定位置に止めるよ
うにしている。これによれば、前述した支持体の
伸び等に影響されることなく各分画像を測光部に
対して正確に位置決めすることができるのである
が、他方において、測光用スリツトとピツチ検出
用スリツトは極めて接近した状態で配置される関
係上、ピツチ検出用光源からの照射光が測光部側
に漏れてしまうことがある。これを防止するた
め、先願ではピツチ検出用スリツトに遮蔽板を設
け、測光部の作動中はピツチ検出用スリツトを塞
ぐようにしているが、完全な遮蔽を試みるとその
構造が複雑となり、コスト的にも好ましくない。
したがつて、この考案の目的は、分画濃度測定
のための測光用スリツトを含む測光部と、各分画
像間のピツチを検出するためのピツチ検出用スリ
ツトを含む検体位置検出部とを備えてなるものに
おいて、測光部による分画濃度測定時には、検体
位置検出部の光源を消灯もしくは減光させるよう
にした自動分画濃度測定装置を提供することにあ
る。
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
第1図を参照すると、この自動分画濃度測定装
置は、基台1と、これに対設されたカバー部材2
とを備えており、この場合、カバー部材2は図示
しない電気泳動箱内で泳動処理された支持体3の
搬送径路4を形成するように基台1の上部にわず
かな間隔をもつて配設されている。支持体3は帯
状に形成されたセルロースアセテート膜からな
り、その上面には第2図に示されているように、
検体である複数の分画像5a,5b,……が並列
的に形成されている。この支持体3は、図示しな
いステツピングモータ等を含む搬送手段によつて
上記搬送径路4に沿つて第1図の矢印A方向に間
欠的にピツチ送りれされるようになつているが、
その搬送径路4には、各分画像の濃度を測定する
測光部6と、各分画像の位置を検出する検体位置
検出部7とが設けられている。測光部6は、基台
1およびカバー部材2の各々に穿設された1対の
測光用スリツト8,8と、基台1側からスリツト
8を介して支持体3に光を照射する発光部9と、
支持体3を透過した光を受光する受光部10とを
含み、この場合、測光用スリツト8,8は、図面
上詳しく示されていないが、実際には第2図の矢
印Bに示す如く支持体3の搬送方向Aと直交する
方向、すなわち、泳動展開された分画像上を光走
査するように往復移動できる構成となつている。
検体位置検出部7は、支持体3の搬送方向Aに沿
つて測光用スリツト8の前方(手前側)に穿設さ
れた1の位置検体用スリツト12,12と基台1
側からスリツト12を介して支持体3に光を照射
する発光部13と、支持体3を透過した光を受光
する受光部14とを備えている。なお、位置検出
用スリツト12は、第2図に示されているよう
に、分画像の側縁に沿つて細長く延びていること
が好ましく、また、測光用スリツト8に対する相
対的な位置関係は分画像の幅を考慮して定められ
る。各発光部9と13は、図示しないメインスイ
ツチによつてオン・オフ制御される同一の発光電
源15に接続されているが、一方の検体位置検出
用発光部13のアース回路には常閉スイツチング
回路16が接続されている。各受光部10と14
は、例えば光電変換素子からなり、この場合、一
方の受光部10は図示しない分画像濃度測定回路
に接続されているが、他方の受光部14は位置検
出回路に接続されている。すなわち図面には示さ
れていないが、受光部14の出力はインバータに
て反転されるとともに、例えば10/secのサンプ
リングパルスを発生するパルス発生回路により制
御されるゲート回路を介してサンプリングされ、
後段のA/D変換回路でA/D変換されたのち逐
次シフトレジスタに記憶されるようになつてい
る。このシフトレジスタには、第3図に示されて
いる2つの比較回路18,19が接続され、さら
にこれらの比較回路18,19の出力側にはアン
ド回路20が接続されている。ここで、支持体3
の移動に伴つて例えば分画像5aの前縁が位置検
出用スリツト12の直下を通過する前にサンプリ
ングされた受光部14の出力信号レベルを(a)、そ
の通過後にサンプリングされた出力信号レベルを
(b)とし、また、同分画像5aの後縁が位置検出用
スリツト12の直下を通過する前にサンプリング
された出力信号レベルを(c)、その通過後にサンプ
リングされた出力信号レベルを(d)とする。なお、
受光部14に例えばフオトトランジスタを用いた
場合、それが分画像によつて遮ぎられると受光量
の減少によりその出力レベルは低下するのである
が、この実施例においては上記の如く受光部14
の出力をインバータにて反転しているため、その
出力レベルは第3図の如く変化する。また、一般
に時間軸は左から右へとるのが通例であるが、同
図の出力レベル変化グラフにおいて、時間軸は第
2図に示されている支持体3の移動方向Aと合せ
て右から左にとつている。
このような前提に立つて説明をすすめると、上
記シフトレジスタには、第3図に示すような台形
状のアナログ信号がサンプリングされ、各サンプ
リングされた信号が、デジタル信号として順次記
憶される。したがつて、分画像5aの後縁が位置
検出スリツト12を通過した時点でシフトレジス
タには第3図に示した台形状のアナログ波形に対
応するデジタルのデータが順次記憶された状態と
なつており、その結果、比較回路8ではデータ(a)
とデータ(b)が比較され、(a)<(b)の条件が、また、
比較回路19ではデータ(c)とデータ(d)とが比較さ
れ、(c)<(d)条件がそれぞれ成立したとき、各比較
回路18,19からアンド回路20に検出信号が
出力される。この2つの比較回路18,19の双
方から出力される検出信号によりアンド回路20
が成立し、このアンド回路20からの出力パルス
により搬送手段が停止され、分画像5aは第2図
に示されているように測光用スリツト8に対して
正確に位置決めされる。これと同時にスイツチン
グ回路16もアンド回路20の出力パルスを受け
てオフとなり、検体位置検出部7の発光部13が
消灯する。そして、この状態において、測光部6
が作動し、発光部9からの照射光による分画像5
aの濃度測定が行なわれる。なお、この実施例で
は発光部13のアース回路にスイツチング回路1
6を接続して発光部13を消灯させるようにして
いるが、これに代えて、例えば可変抵抗器を含む
定電流回路を接続し、発光部13を測光部6に対
して影響を与えない程度に減光するようにしても
よい。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、支持体に形成されている分画像
の濃度を測定する1対の発光部と受光部とからな
る測光手段と、これに関連してその近傍に配設さ
れた1対の発光部と受光部とからなる分画像(検
体)位置検出手段とを有する自動分画濃度測定装
置において、検体位置検出手段によつて前記支持
体を所定ピツチにて適正に間欠送り制御して目的
とする分画像を前記測光手段に位置決めしたのち
の少なくとも前記測光手段による分画像濃度測定
時には、前記検体位置検出手段の発光部を消灯も
しくは減光するようにしたことにより、複雑な構
成の遮蔽板などを用いることなく測光時の外乱の
影響を排除することができ、したがつて、より正
確な測定データが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による実施例の概略構成図、
第2図は第1図に示された支持体の平面図、第3
図は上記支持体に対する位置検出回路の出力レベ
ルの曲線図である。 図中、1は基台、2はカバー部、3は支持体、
4は搬送径路、5は分画像、6は測光部、7は検
体位置検出部、8は測光用スリツト、9,13は
発光部、10,14は受光部、12は位置検出用
スリツト、15は発光電源、16はスイツチング
回路、18,19は比較回路、20はアンド回路
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の分画像が所定の間隔をもつて並列的に
    形成されてなる帯状の支持体を間欠送りする搬
    送手段と、該搬送手段による前記支持体の搬送
    径路に面して穿設された検体位置検出用スリツ
    トおよび検体測光用スリツトと、前記検体位置
    検出用スリツトを介して前記支持体に光を照射
    し、その透過光を受光する第1の発光部および
    第1の受光部からなる検体位置検出手段と、前
    記検体測光用スリツトを介して前記支持体に光
    を照射し、その透過光を受光する第2の発光部
    と第2の受光部とからなる分画濃度測光手段と
    を有し、前記搬送手段は前記第1の受光部から
    出力される検体位置検出信号により制御され、
    これにより前記支持体が前記各分画像間のピツ
    チをもつて間欠送りされる自動分画濃度測定装
    置において、前記第1の発光部は、前記搬送手
    段の非動作時であつて、かつ、前記第2の発光
    部からの照射光による検体濃度測光時に消灯も
    しくは減光することを特徴とする自動分画濃度
    測定装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)において、前記第
    1の発光部は、前記第1の受光部から出力され
    る前記検出位置検出信号により前記搬送手段と
    同期的に制御されることを特徴とする自動分画
    濃度測定装置。
JP9059881U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPS6221966Y2 (ja)

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JPS57201958U JPS57201958U (ja) 1982-12-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143747A (ja) * 1983-12-30 1985-07-30 Nitto Electric Ind Co Ltd 光軸方向連続測定装置
JPS60143746A (ja) * 1983-12-30 1985-07-30 Nitto Electric Ind Co Ltd 光軸方向連続測定装置

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