JPS6221735A - 脱燐スラグ中からの石灰分の回収方法 - Google Patents

脱燐スラグ中からの石灰分の回収方法

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JPS6221735A
JPS6221735A JP15839185A JP15839185A JPS6221735A JP S6221735 A JPS6221735 A JP S6221735A JP 15839185 A JP15839185 A JP 15839185A JP 15839185 A JP15839185 A JP 15839185A JP S6221735 A JPS6221735 A JP S6221735A
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一夫 深谷
木谷 福一
茂 荒木
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Nippon Kokan Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F11/00Compounds of calcium, strontium, or barium
    • C01F11/02Oxides or hydroxides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、高炉から流出する溶銑全溶銑鍋(トーピー
ドその他の容器で含む。以下同じ。)に導くための出銑
樋の途中または溶銑鍋中において、溶銑中に含有されて
いる燐を、石灰系のフラックス全使用して除去する際に
発生したスラグから、前記スラブ中に含有されている石
灰分全消石灰および/または石膏として回収するための
、スラグ中からの石灰分の回収方法に関するものである
〔従来技術とその問題点〕
近時、高炉から流出する溶銑全溶銑鍋に導くための出銑
樋の途中または溶銑鍋中において、前記出銑樋または溶
銑鍋中の溶銑に石灰系のフラックスを供給し、前記フラ
ックスによって溶銑中の燐全除去することが行なわれて
いる。
このような溶銑中に含有されている燐の除去の際に生成
した溶融スラブ中には、地金および多量の石灰分が含有
されている。この地金は従来磁選等により回収されてい
るが、地金を回収した後のスラグは、スラグ中に含有さ
れている多量の石灰分を回収することなく廃棄されてい
た。
〔発明の目的〕
従って、この発明の目的は、石灰系のフラックス全使用
して、溶銑中の燐全除去する際に生成し几スラグ中から
、地金全効率的に回収すると共に、地金を回収した後の
スラグ中に含有されている石灰分を消石灰および/また
は石膏として回収するためのスラグ中からの石灰分の回
収方法全提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明は、石灰系のフラックス全使用して溶銑の←÷
÷弗社脱燐を行なう際に生成しmスラグを粗砕し、次い
で、粗砕されにスラグを水と接触させることによりスラ
グ中のCa0t−消和してCa(OH)zとなし、この
ような消和反応によりスラグを微粉砕し、次いで、微粉
砕されたスラブ中の地金全磁石に吸着させて分離回収し
、このようにして地金を回収した後の微粉砕スラグ全物
理的手段により分離して、微粉スラグ中のCa(OH)
z kそのまま、tたは、これに硫酸を作用させて石膏
として回収することに特徴を有するものである。
〔発明の構成〕
第1表は石灰系の7ラツクスを使用して溶銑中の燐全除
去する際に生成したスラグの成分組成の一例である。第
1表かられかるように、スラグは遊離石灰を主成分とし
ているため、大気中に放置しても膨張崩壊するほど活性
(不安定)である。
肴ALzO3,MgO、MnO、T、Fe : )〜2
%チ昔  化学組我と鉱物相から算出 上記スラグは、顕微鏡観察の結果、遊離石灰のマトリッ
クス中に構成鉱物であるβ二2CaO8iOz 。
Ca5FCPO4)3. CaFzが分散された構造で
あシ、鉄分は約20μmの大きさの微粒状から数のの大
きさの扁平状のものまで、上記スラグ中に取シこまれた
状態で含有されている。
上述した成分組成のスラグ全、例えばジョークララツヤ
−全使用してその粒径が約50m以下(好ましくは15
震以下〕になるように粗砕する。
次いで、このように粗砕され之スラグ全60〜100℃
の温水が収容されている水槽内に入れそして攪拌する。
この結果、水槽内においてスラグ中のCaOは消和され
てCa (OH)2 となシ、スラグは膨張して自ら崩
壊し、微粉砕される。
下記は、スラグの膨張崩壊による微粉砕を好適に行なう
ための条件の一例である。
水温 :60〜100℃(好ましくは80〜100℃)
スラグ量:水1屯当り100〜500Kg(好ましくは
150〜300Kf) 処理時間:1〜3時間 上記の粗砕されたスラグ中には、例えば50×100f
i!I11程度のかなり大きい扁平な地金塊から、20
μm程度の微粒状の地金まで含有されている。
従って、粗砕後に大きい地金全除去しておくと、その後
の消和、微粉砕工程の作業性?良くすることができる。
即ち、スラグ全約501以下(好ましくは15震以下〕
の粒径に粗砕した後、磁石によってスラグ中の地金全分
離回収し、次いで、地金全回収した後のスラグを水槽に
入れそして攪拌し消和する。
この結果、水槽内のスラグ中の大部分の地金は除去され
ているため、水槽の底に沈澱するスラグは少量であり、
よく攪拌されて効率的にスラグを微粉砕することができ
、従って、この微粉砕されたスラグ中の地金全磁選によ
り完全に回収することができる。
更に、粗砕段階で磁選し回収した地金の一部には、スラ
グのかみ込みによってスラブの分離が不十分なものもあ
る。従って、このような地金も水中に投入攪拌し消和し
て、地金中からスラグを分離すれば、回収した地金の品
位を一層向上させることができる。
t 7C、粗砕段階における磁選で分離したスラブ中に
も地金が混入している。従って、このようなスラグ全上
記と同じように水中で消和し次いで磁選すれば、スラブ
中に混入している地金全回収することができる。
第2表は、上述のようにして地金全回収した後の微粉ス
ラグの成分とその比重である。
第2表かられかるように、地金全回収した後の微粉スラ
グ中に含有されているCa (OH)zの比重は、他の
成分よシも小さい。このCa (OH)2は、顕微鏡観
察によると10μm以下の微粒であシ、一方、他のβ−
2CaO・5iOz  、アノぐタイト、 CaF2等
の粒子は比較的大きく、1011m以上でちって、特に
ア、oタイトは、100μm1F!:超える大きいもの
もある。そこで、上記処理によってスラブt0.1m+
以下に微粉砕すれば、第2表に示した鉱物を、各々単体
として分離することができる。
即ち、0.1m以下に微粉砕されたスラグを、サイクロ
ンに通すことによって、前記スラグ中の遜くて微細なC
a (OH)2は、他の重くて大きい粒子から分離され
る。この分離されたCa(OH)zは、゛スラリー状で
あって、例えば、酸洗液の中和用として利用することが
できる。ま几、スラリー状のCa0w2を遠心脱水処理
後、H2SO4′f:作用させることにょシ、二水石膏
CaSO4,2H20の形で回収することができ、建材
用その他種々の用途に利用することができる。
なお、上述し之スラグの微粉砕は、次のようにして行な
ってもよい。即ち、粗砕され几スラグに十分な水がゆき
わ之るように散水し、更に、スラグ中の遊離石灰の水和
反応全促進する九めに、必要に応じてスラグ中に水蒸気
を吹き込む。この結果、スラブ中のCaOは予備消和さ
れてCa(OH)zとなシ、膨張して破砕されやすくな
る。上記予備消和は、水蒸気の吹き込みのみによっても
行なうことができる。
このようにして予備消和されtスラグを、例えば高速で
回転するインパクトクラッシャーによって破砕すること
により、スラグは微粉砕される。
〔発明の実施例〕
粒径25−以下に粗砕され几脱燐スラグ(地金含有率2
5.6%)を、温度100℃の温水中に、温水1屯当り
 200 K、の割合で入れ、3時間攪拌した。この間
、攪拌強化と温度保持のtめに、容器の底から水蒸気を
吹き込んだ。この結果、第3表に示すように、前記スラ
グは1粒径0.1■以上21.1wt、%、粒径0.1
 m未満78.9 wL、%(特に0.044+mn未
満56.4 wt、%)に微粉砕され、スラブ中から5
0.4 K9 (スラグ1屯当シ252 Kpに相当〕
の地金全回収することができた。なお、上記回収され九
地金中には、粒径0.1箇以上のスラグヲセールミルで
約30分間にわたシ湿式粉砕し、粒径0.1瓢未満とな
して回収した地金も含んでいる。
第  3  表 次に、上記によって微粉砕され几スラグ全0,1■の網
目の篩で篩分けて、0.1w未満のスラグを取シ出し、
鉱液濃度17%のスラリーを調製した。
そして、このスラリーを、第4表に示す条件でサイクロ
ンに通した。
第  4  表 オーバーフロー分はタンクに保管し、アンダーフロー分
は再度サイクロンに通した。そして、オーバーフロー分
はタンクに保管し、アンダーフロー分は別のタンクに保
管した。タンク内のオーバーフロー分を約1時間静置し
て上澄み金捨て、遠心脱水機にかけ、100℃で乾燥し
几。第5表は上記のようにして得られたスラグの分析値
であって、スラグ1屯当り270 KfのCa(OH)
z k回収することができた。
次いで、上記により回収されたCa(OH)zのケーキ
(含水率約50 % ) 2.0 Kg”cと9、硫酸
全作用させて石膏となし、遠心脱水後乾燥して石!2.
1Kg(スラグ1屯当シ567 Kf )を得た。第6
表はこのようにして得られた石膏の分析値である。
〔発明の効果〕
以上述べ之ように、この発明によれば、石灰系のフラッ
クス全使用して、溶銑中の償金除去する際に生成したス
ラグ中から、地金全効率的に回収すると共に、地金全回
収した後のスラグ中に含有されている石灰分を、消石灰
および/ま之は石膏として回収し、これ全有効に利用す
ることができる工業上優れた効果がもたらされる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石灰系のフラツクスを使用して溶銑の脱燐を行な
    う際に生成したスラグを粗砕し、次いで、粗砕されたス
    ラグを水と接触させることによりスラグ中のCaOを消
    和してCa(OH)_2となし、このような消和反応に
    よりスラグを微粉砕し、次いで、微粉砕されたスラグ中
    の地金を磁石に吸着させて分離回収し、このようにして
    地金を回収した後の微粉スラグを物理的手段により分離
    して、微粉スラグ中のCa(OH)_2を回収すること
    を特徴とする、脱燐スラグ中からの石灰分の回収方法。
  2. (2)前記回収されたCa(OH)_2に硫酸を作用さ
    せて石膏として回収することを特徴とする、特許請求の
    範囲第(1)項に記載の脱燐スラグ中からの石灰分の回
    収方法。
JP15839185A 1985-07-19 1985-07-19 脱燐スラグ中からの石灰分の回収方法 Expired - Lifetime JPH0611657B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056790A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Taiheiyo Cement Corp 製鋼スラグの処理方法

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