JPS62217071A - 冷蔵シヨ−ケ−ス用加湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）　産業上の利用分野 本発明は、野菜や果実等の生鮮食料品を長期間保存・陳
列する冷蔵ショーケース内を加湿して食料品の鮮度を保
持する冷蔵ショーケース用加湿装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来此種加湿装置は、特開昭６０−２９５７９号公報に
て開示されるように、加湿装置本体を冷蔵シ田−クース
の上面に載置し、水槽底面に取り付けた超音波振動子に
て霧を発生させ、この霧をダクトを介してショーケース
内に導びき加湿するよ５Ｋｔ、ている。

しかし、この従来の装置にありては、本体がシロークー
スの上面すなわち室内における比較的温度の高い部分に
載置されることとその長期の使用によりて霧化水槽内の
加湿水が腐敗したり雑菌が繁殖したり又は繁殖しゃ丁い
ものとなっていた。

特に−年を通じて温度の高い夏期やミネラルウォーター
を使用する場合にはこの現象が顕著に起こりやすく、そ
の防止に霧化水槽内を定期的に清掃する必要があり、大
変煩わしい作業となっていた。

また水質のあまり良くない地域では浄水器を介して霧化
水槽へ水を導入する場合があり、浄水器の種類によって
は上水道水中に含まれていた塩素が除去されて殺菌効果
が低下し、霧化水槽内での雑菌の繁殖が著しくなってし
まうものがある。

←埼　発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあっては、室内圧おいて比較的高温な
高い位置に配設されることと、その長期的な使用によっ
て、霧化水槽内の加湿水は雑菌が繁殖したり腐敗を生じ
たりすることがあり、このような加湿水でショーケース
内を加湿していると、衛生的でない霧が保存・陳列中の
食料品にかかり、大変不衛生なものとなり、食料品が腐
りやすくなるという問題点を有していた。

このため本発明は、常に衛生的な加湿が行なえるような
加湿装置を提供するものである。

に）問題点を解決するだめの手段 本発明は冷蔵ショーケース用加湿装置でありて、冷蔵シ
ョーケースの上面に固定される本体と、該本体内の一側
部に設けられその底部長手方向に沿っ℃複数の超音波振
動子を配設する霧化水槽と、該水槽の上部開口を閉塞す
る蓋板と、該蓋板に回動自在に貫通支持され前記振動子
の夫々に対応して設けられる導出管と、一端を該導出管
に他端を前記ショーケースの冷気通路に夫々連通せしめ
る連通管と、前記水槽内長手方向に水平に配設され加湿
水中に埋没せる殺菌灯とを備えたものである。

（ホ）作用 霧化水槽（１７）内において紫外線ランプ０１５１を加
湿水０中に埋没するように水平方向に配設させて、加湿
水（旬に広範囲に紫外線を照射するようにしている。

（へ）実施例 以下本発明の実施例について第１図〜第４図を参照して
説明する。

＋１）は前面等の一側面に食品出し入れ用の開口（２）
を形成し、断熱壁（３）及び外周壁（４）にて箱体な構
成せる冷蔵ショーケースである。（５）は複数段の棚（
６）（６）・・・を備えた貯蔵室（Ａｌ’に形成せる区
画板、（Ｂｌは断熱壁（３）の内壁面と区画板（５）と
によりて形成される冷気通路であり、この通路（Ｂｌの
下部空間（Ｃ）ｖｃはプロペラファン（７）を備えた送
風機（８）及び冷却器（９）が配設されている。α０）
、（１１）は前記開口（２）の上下両端部に相対向して
設けた吹出口と吸込口であり、冷却器（９）にて冷却さ
れた空気を送風機（８）により、第３図に示す実線矢印
の如く強制的に循環之せ、貯蔵室回内を冷却しつつ開口
ｆ２）　Ｋエアーカーテンを形成するものである。

（１２１は断熱壁（３）の上部面（１３１上に載置固定
せる加湿装置であり、以下加湿装置（１ツについて詳述
する。

（１４は合成樹脂例えばＡＢＳ樹脂にて周壁ａ５と上壁
１６１及び横長状の霧化水槽αηを一体成形した加湿装
置本体であり、周壁（ｌω下端には断熱壁（３）の上部
面（１３ＶＣ固定する為の固定片部（Ｉｓ　ｆｒ：　Ｈ
方へ向けて突設している。また本体−下面には底板（ｌ
Ｉが取り付けられている。

（２０）（２０１・・・は霧化水槽ａ力の底面部（２Ｊ
）長手方向に複数（例えば３個）並設される超音波振動
子であって、取付体（２４Ｊｒ２４Ｊ・・・により夫々
水槽底面部（２１）長手方向に並設せる開口（２２）（
２２・・・に液密的に取り付けられる。

器＠・・・は振動子（２■■・・・駆動用の発振器であ
る。

＋２５１は霧化水槽（１７）の上部を閉塞するだめの耐
水性に優れた材質例えばステンレス鋼製の着脱可能な蓋
板であり、この蓋板価）には樹脂製でＬ字管状をし吐出
口（２７）’ｅ有する複数（例えば３個）の導出管０６
）（イ）・・・が回動自在で且つ抜は止めされた状態で
設げられている。この導出管＠（至）・・・はまた振動
子■■・・・の夫々に対応して振動子■の直上に配置す
ると共に吐出口□□□側を連通管＠（至）・・・に接続
できるよ５にしておく。尚、連通管＠は冷蔵シ璽−クー
ス（１）内の冷気通路（Ｂｌ　Ｋ導出され、棚上の陳列
食品例えば果実や野菜の鮮度を保つようショーケース（
１）内の加湿を可能ならしめるダクトの役割を果すもの
である。

（至）は霧化水槽ａＤ内に水道配管からの水を供給する
給水管であり、加湿装置本体Ｉ内においてその途中適所
に電磁開閉弁■が介装され、且つ給水口′ｒ３１）’＆
水槽惺η内の長手力量−側部で且つ上方部分に臨ませで
ある。０２は水槽底面部ｅｌ）の長手方向他側部に配設
した第１のフロートスイッチで、水槽（ＩＴＩ内の渇水
をフロートが下降することで検知して振動予備への通電
を停止させ、振動子−の無負荷時における振動による破
損を防止するためのものである。（は水槽住η内の第１
のフロートスイッチｔ３７Ｊに近接して配設せる第２の
フロートスイッチで、水槽Ｇη内の水位が所定位置より
降下した際に電磁開閉弁■）を開放し、給水口（３Ｉ）
より水槽（１７１内に加湿水を補給するためのものであ
る。Ｃ３４）は開口を水槽（１７）内に配設せるオーバ
ーフロー管で、例えば電磁開閉弁Ｃ３０１や第２のフロ
ートスイッチ關の故障時に給水され続けることによる水
位の所定以上の上昇を、このオーバーフロー管（財）よ
り排水管Ｃ３５１へオーバーフローさせることで防止す
るようにしている。

（支））は霧化水槽住η内に配設される殺菌灯例えば紫
外線を多量に放射する紫外線ランプである。そしてこの
紫外線ランプ（至）は水槽αη内に加湿水口が所定量充
填された状態にて充分に加湿水ＣＤｌ内に埋没するよ５
に、例えば左右の保持具ｃ３’ｎｅηとステンレス製の
閉塞板（至）によって水平方向に支持され、水槽（１η
の側壁ＶＣおいてオーバーフロー管０４１の開口より下
方に設けた横長状の開口（３Ｉより水槽回内に挿入して
、振動子（イ）と導出管（２［）の入口とを結ぶ線上に
位置しないように配設しく第１図参照）、防水部材（４
ＧＹ介して閉塞板（至）を水槽α力の外側に固定部材に
て固定することにより取り付けられる。また（４１）は
ランプ（ト）の端部より引き出されるリード線であって
、本体（Ｌ４）内の安定器（図示せず）に接続させる。

前述のランプ■は、後述する電源スィッチ（４６１０入
切に関係せず通電が制御できるように専用のスイッチ（
４りを設けて？す、加湿装置（ｌりの運転非運転に係わ
らず加湿水〕の紫外線照射による殺菌を行なえるように
している。ただし、電源スィッチ（４６）によって動作
制御がなされるように構成してもよい。

（４３は周壁ａω側部例えばショーケース（１）上に載
置された状態での周壁Ｑ５）の前側部適所に配設せる送
風機で、例えばファンケースとプロペラファンと該ファ
ンを駆動するモータとからなり、加湿装置（１急の周壁
Ｑ５）に開設せる吸気口よりフィルター圓を通して吸引
した外気をファンケース内に吸込み、加湿装置本体Ｉ内
部へ導出し、水槽卸に設けた送風口（４９より前記水槽
（１７）内に圧送するようにしている。（４６）は電源
スィッチである。

次に本発明による加湿装置（１２１の動作について説明
する。電源スィッチ（４６）　’！’オンすると送風機
（４３及び超音波発振器のが起動し、送風機（４階によ
って圧送された外気が送風口（ハ）より霧化水槽（１つ
内に入り込むと共に、超音波振動子缶の駆動によりて水
面上に水柱（Ｅｌを生起させる。該水柱［Ｆ］の周囲に
発生した霧は、前記送風機（４３の送風が導出管□□□
内に流入することにより導出管翰、連通管（２８）を経
て冷蔵ショーケース（１）の冷気通路０３）内に搬送さ
れ、冷気通路ｆＢｌ内の冷気流に合流して吹出口ＣＩＱ
＋から貯蔵室回内に吹き出され加湿作用をな−ｊ。

−力専用スイッチ（４２１の投入によりて、霧化水槽α
η内に配設された紫外線ランプ国に通電され紫外線照射
が開始し、加湿水の）の殺菌が行なえる。このため、霧
化水槽住η内の加湿水０を常に衛生的な状態に維持でき
、安心してショーケース（１）の加湿を行なえ陳列食品
の鮮度低下を防止できる。

他力、水槽（１７１内の水位が低下して所定の水位より
下がると第２のフロートスイッチ■がフロートの降下に
よって作動して電磁開閉弁曽を開となし、給水管［有］
から水槽（１η内に給水されて再び水位を上昇させる。

そして水槽０．７＋内の水位が上昇して一定水位以上に
戻ると第２のフロートスイッチ（ハ）がオフして電磁開
閉弁■が閉成され、加湿継続に伴ないこの動作を繰り返
して水槽αη内の加湿水がな（ならないようにしている
。尚、電磁開閉弁■の故障で水位が所定の水位以下まで
下降したにも拘らず給水されない場合は、第１のフロー
トスイッチ０りが作動して発振器＠を停止させ、振動子
艶が無負荷運転による作動で破損するのを防止できるよ
うになっている。

（ト）　　発明の効果 本発明は以上の如くであり、紫外線ランプ！霧化水槽内
において加湿水内に埋没するように配置して、紫外線が
直接加湿水に照射されるようにしであるので、従来のよ
うに清掃という煩わしい作業を伴なわないで加湿水の殺
菌が行なえ、常に衛生的な加湿を維持できる。また水槽
内に水平方向に紫外線ランプを配設させたことから、広
範囲に紫外線を照射でき、加湿水に満遍無く行きわたら
すことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示し、第１図は第３図のＡ−Ａ
縦断面図、第２図は加湿装置を取り付けた状態の冷蔵シ
ョーケースの縦断面図、第３図は加湿装置の外観斜視図
、第４図は第３図のＢ−Ｂ断面図である。 （１）・・・冷蔵シリ−ケース、（Ｂ）・・・冷気通路
、Ｑ■・・・吹出口、　（１］）・・・吸込口、　１３
・・・加湿装置、ａ９・・・上部面、　α枦・・本体、
　（１η・・・霧化水槽、■・・・超音波振動子、　Ｑ
暖・・・蓋板、　（至）・・・導出管、轍・・・連通管
、　■・・・紫外線ランプ、　［Ｆ］・・・加湿水。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　西野卓嗣外１名 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、冷蔵ショーケースの上面に固定される本体と、該本
   体内の一側部に設けられその底部長手方向に沿って複数
   の超音波振動子を配設する霧化水槽と、該水槽の上部開
   口を閉塞する蓋板と、該蓋板に回動自在に貫通支持され
   前記振動子の夫々に対応して設けられる導出管と、一端
   を該導出管に他端を前記ショーケースの冷気通路に夫々
   連通せしめる連通管と、前記水槽内長手方向に水平に配
   設され加湿水中に埋没せる殺菌灯とを備えたことを特徴
   とする冷蔵ショーケース用加湿装置。