JPS62216102A

JPS62216102A - 車輌用前照灯

Info

Publication number: JPS62216102A
Application number: JP61059015A
Authority: JP
Inventors: 仁野　直日
Original assignee: Koito Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1986-03-17
Filing date: 1986-03-17
Publication date: 1987-09-22
Also published as: JPH0226321B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明車輌用前照灯を以下の項目に従って説明する。

Ａ、産業上の利用分野Ｂ１発明の概要Ｃ１従来技術とその問題点り９問題点を解決するための手殴Ｅ、実施例ａ０反射ｆｉ［第１図乃至第５図］ａ−１，楕円反射鏡［第１図乃至４図］ａ−２，放物面反射鏡［第１図、第２図、第５図］ｂ、光源し第１図、第３図乃至第５図］Ｃ１遮光板［第
１図、第３図乃至第５図］ｄ、集光レンズ［第１図、第
３図乃至第５図コｅ、カバーレンズし第１図］ｆ、配光パターン［第６図、第７図］ｆ−１，走行ビームの配光パターンし第６図］ｆ−２，すれ違いビームの配光パターン［第７図］ｇ、変形例［第８図乃至第１０図］Ｆ０発明の効果（Ａ、産業上の利用分野）木発明は新規な車輌用前照灯に関する。詳しくは、細幅
の出射面を有すると共に光束の利用効率の高い新規な車
輌用前照灯を提供しようとするものである。

（Ｂ、発明の概要）木発明は、２つの光源とこれらを囲むように配置された
２つの楕円反射鏡と２つの楕円反射鏡の左右両側端間の
間隙から見通せる位置に配置された複数の放物面反射鏡
とを備え、一方の光源を一方の楕円反射鏡の略第１焦点
に位置させ他方の光源を他方の楕円反射鏡の略第１焦点
に位置させ、放物面反射鏡の焦点を第１の光源の近傍に
位置させることによって、出射面が細幅であるにもがが
わらず光束利用効率の高い車輌用前照灯を得られるよう
にしたものである。

（Ｃ，従来技術とその問題点）自動車用前照灯の反射鏡には従来がら放物面反射鏡が多
く使用されて来た。

一方、最近では、デザイン上その他の要求がら細幅の前
照灯、即ち、高さ寸法が小さく左右に長い前照灯が多く
なって来ている。

ところが、細幅の前照灯において単一の放物面反射鏡を
用いると、反射鏡の上下の大部分が不要となり、かつ、
該不要となる部分へ向った光束は利用されないものとな
り、光束の利用効率がきわめて低くなるという問題があ
る。

そこで１反射鏡を実質的に複数の部分に分割し、各部分
をそれぞれ独立した放物面で構成した所謂多重放物面反
射鏡を使用すると、光束利用効率をかなり高めることが
できる。しかしながら。

多重放物面反射鏡を使用した場合でも上、下幅が８０ｍ
ｍ以下になると、光束利用率を上げることが困難となり
、そして、光束利用率を高くしようとして各放物面反射
鏡の焦点距離を短かくすると、配光パターンが大きくな
り過ぎ自動車用前照灯としての規格を満たすことが困難
となる。

また、楕円反射鏡を用いその第１焦点位置に光源を配置
し、楕円反射鏡の第２焦点近傍に配光パターン形成用の
遮光板を配置し該遮光板の近傍に焦点が位置するように
配置された集光レンズを設けた自動車用前照灯があり、
このような自動車用前照灯にあっては出射面を極めて小
さくすることができるという利点はあるが、上下幅を小
さくすると左右幅も小さくなってしまうという問題があ
り、デザイン的要求に応じることができないという問題
がある。

そこで１本発明は細幅にしても光束利用率がきわめて高
くすることができる新規な車輌用前照灯を提供すること
を目的とするものである。

（Ｄ、問題点を解決するための手段）本発明車輌用前照灯は、上記した目的を達成するために
、上下に配置された２つの楕円反射鏡と、該楕円反射鏡
で囲まれた中に配置された２つの光源と、上記２つの楕
円反射鏡の左右両側端間に設けられた間隙から見通せる
ように配置された複数の放物面反射鏡とを備え、上記２
つの光源のうち一方は一方の楕円反射鏡の略第１焦点位
置に配置し、他方の光源は他方の楕円反射鏡の略第１焦
点位置に配置し、放物面反射鏡をその焦点が第１の光源
の近傍に位置するように配置したものである。

従って、本発明車輌用前照灯にあっては、２つの楕円反
射鏡によって光源から発せられた光の大部分が利用され
、これら楕円反射鏡間の間隙から出た光が放物面反射鏡
によって反射されて利用されるので、その光束利用率は
きわめて高くなるし、また、放物面反射鏡を楕円反射鏡
の側方へと延びるように配置することによって上下幅が
小さく左右幅の大きな車輌用前照灯を得ることが可能と
なる。

（Ｅ、実施例）以下に、本発明車輌用前照灯の詳細を本発明を自動車用
前照灯に適用した実施例に従って説明する。

（ａ、反射鏡）［第１図乃至第５図］図中１は反射鏡であり、この反射鏡１は、２つの楕円反
射鏡２．３と４つの放物面反射鏡４．４．５．６．７と
から成る。

（ａ−１，楕円反射鏡）［ｔ５１図乃至第４図］２は上
側に配置される楕円反射鏡であり、回転楕円面の上半分
のうちその両面を僅かに除去した形状をしている。　８
に上側楕円反射鏡２は内側の第１焦点Ｆ２１と外側の第
２焦点Ｆ２２とを有している。　１１μも、ｉｌ焦点Ｆ
２．に位置された光源から発射されこの楕円反射鏡２に
よって反射された光は第２焦点Ｆ２２で集光されること
になる。

３は下側に配置される楕円反射鏡であり、回転楕円面の
下半分のうちその両端を僅かに除去した形状をしており
、上記上側の楕円反射鏡２と互いの反射面が上下方向で
対向するように配置されている。そして、該下側楕円反
射鏡３は内側のｆ５１焦点Ｆ３１と外側の第２焦点Ｆ３
２とを有している。即ち、第１焦点Ｆ３１に位置された
光源から発射されこの楕円反射鏡３によって反射された
光は第２焦点Ｆ３２で集光されるようになっている。

尚、この下側楕円反射鏡３の第１焦点Ｆ３１は上記上側
楕円反射鏡２の第１焦点Ｆ２．より積後方に位置してい
る。

そして、上記２つの楕円反射鏡２と３が丘下方向に対向
して配置され、かつ、それぞれの楕円反射鏡２．３の両
端部が僅かに除去された形状になっているため、これら
２つの楕円反射鏡２と３の両端間に間隙８．８が形成さ
れることになる。

（ａ−２，放物面反射鏡）［第１図、第２図、第５図］
　゛楕円反射鏡２と３の両端部間に形成された間隙８．８か
ら見通せる領域に放物面反射鏡４，４゜５．６．７が形
成される。これら放物面反射鏡４．４．５．６，７が形
成される領域は楕円反射鏡２．３の中心、即ち、略これ
らの第１焦点Ｆ２．、Ｆ３１の近傍を中心として正面か
ら見て約ｌＯ″″乃至１５′の角度の範囲の扇形領域で
ある。

放物面反射鏡４．４は中心寄りの左右に形成され、放物
面反射鏡５は正面から見て左側の外側に形成され、放物
面反射鏡６．７は右側の外側に形成されている。また、
放物面反射鏡６，７は右側外側の扇形領域の上下を略２
等分して形成され。

放物面反射鏡６は上側に、放物面反射鏡７は下側に位置
している。

そして、これら放物面反射鏡４．４．５．６゜７の焦点
は前記下側楕円反射鏡３の第１焦点Ｆ３１近傍に位置さ
れている。従って、これらの焦点位置に配置された光源
から発射され、上記放物面反射鏡４，４，５，６．７で
反射された光は略平行な光束となる。

（ｂ、光源）［第１図、第３図乃至第５図］９は電球で
あり１反射鏡１の中心部に形成された取付孔１０に取着
されている。

１１は電球９の中に封入された走行ビーム用の光源とな
るメインフィラメントであり、前記下側楕円反射鏡３の
第１焦点Ｆ３．に配置される。

１２はすれ違いビーム用の光源となるサブフィラメント
であり、前記メインフィラメント１１の稍前方において
電球９内に封入されており、前記上側楕円反射鏡２の第
１焦点Ｆ２１に配置される。

１３は電球９内に配置された遮光キャップであり、サブ
フィラメント１２の略下半分を覆うように配置されてい
る。そして、正面から見て左側の肩部がサブフィラメン
ト１２の中心を通る水平面に対して約５°〜７．５°の
角度を為しサブフィラメント１２の中心と交わる平面に
沿うように秤１下方へ変位している。従って、サブフィ
ラメント１２は左側の外側放物面反射鏡５に対しては遮
るものが無いが、右側の外側下方の放物面反射鏡７に対
しては遮光キャップ１３によって遮蔽されている。また
、内側放物面反射鏡４，４のうち右側のもの４の下半分
に対しても遮光キャップ１３によって遮蔽されている。

（ｃ、遮光板）〔第１図、第３図乃至第５図〕１４は配
光パターン形成用の遮光板であり、その上縁１４ａが上
記楕円反射鏡２．３の第２焦点Ｆ２２、Ｆ３２に近接す
るように配置されている。

（ｄ、集光レンズ）［第１図、第３図乃至第５図］１５は集光レンズであり、遮光板１４の前方に配置され
る。

（ｅ、カバーレンズ）［第１図］１６は前記反射鏡１の前面側に配Ｌ’ｔされたカバーレ
ンズである。このカバーレンズ１６に種々のレンズステ
ップが形成されて上記反射段重による反射光を制御して
所望の配光パターンを得るようになっている。

（ｆ、配光パターン）［第６図、第７図］（ｆ−１，走
行ビームの配光パターン）［第６図］メインフィラメント１１が点灯すると、第６図に示すよ
うに走行ビーム用の配光パターン１７が形成される。

まず、楕円反射鏡２，３による配光パターンについて述
べる。

楕円反射ｔｆＪ、３に関して、メインフィラメンＩ・１
１はその第１ブハ点Ｆ３．に位置されているので、楕円
反射鏡３による反射光は一旦楕円反射鏡３の第２焦点Ｆ
３２で集光する、従って、この反射光は比較的狭い範囲
にまとまった配光パターンを作る。この反射光が集光レ
ンズ１５によって拡散傾向を抑えられ、かつ、カバーレ
ンズ１６によって稍下方に向けられると共に水平方向に
拡げられて、上記配光パターン１７のうち１８で示す水
平線Ｈ−Ｈの相下で左右に延びるパターンを形成する。

また、楕円反射鏡２に関してメインフィラメン１−１１
はその第り焦点Ｆ２．より後方にあるため、楕円反射鏡
２による反射光は楕円反射鏡２のｆｆ１２焦点Ｆ２２よ
り前方で光軸Ｘ−Ｘと交わるようになるため、前記楕円
反射鏡３による反射光より拡い範囲に照射され、配光パ
ターン１７中の１９で示す大きく左右に拡がり水平線Ｈ
−Ｈの上方にまで達するパターンを形成する。

更に、放物面反射鏡４．４，５．６．７に関しては、メ
インフィラメント１１がこれら放物面反射鏡の略焦点位
置に配置されているので、これら放物面反射鏡４．４．
５．６．７による反射光は略平行な光束となる。

そして、放物面反射鏡４．４に投影されるメインフィラ
メント１１の像が比較的大きいので、その光束の拡がり
が稍太き自となり配光パターン１７中水平線Ｈ−Ｈと垂
直線ｖ−■との交わる点を中心として稍左右に拡がった
パターン２ｏを形成する。また、放物面反射鏡５．６．
７に投影されるメインフィラメンＩ・１１の像が比較的
小さいので、上記放物面反射鏡４，４によるパターン２
０の中に入るパターン２１を形成する。

尚、これらの各パターンの形成に関してはカバーレンズ
１６も関与する。

（ｆ−２，すれ違いビームの配光パターン）［第７図］サブフィラメント１２が点灯されると、それによって第
７図に示すすれ違いビームの配光パターン２２が形成さ
れる。

サブフィラメント１２はその略下側半分が遮光キャップ
１３によって覆われているため、楕円反射鏡３及び放物
面反射鏡７による反射光は生じない。

楕円反射ｔｏ、２に関して、サブフィラメン）１２はそ
の第１焦点Ｆ２．に配置されているので、その反射光は
一旦楕円反射鏡２の第２焦点Ｆ２２で集光される。従っ
て、比較的まとまりのある光束となり、集光レンズ１５
やカバーレンズ１６によって制御されて、水平線Ｈ−Ｈ
の稍下に沿って左右方向に延びるパターン２３を形成す
る。

また、放物面反射鏡４，４による反射光は、サブフィラ
メント１２が放物面反射鏡４．４の焦点より前方に位置
していることから、第５図に示すように光軸Ｘ−Ｘと交
差する光束となるため、左右方向へかなり拡散し易い光
束となり、第７図に２４で示す水平線Ｈ−Ｈの稍下方に
沿って前記パターン２３より大きな拡がりを有するパタ
ーンを形成する。

更に、放物面反射鏡５．６によって左肩が稍上方に斜め
に上がったパターン２５が形成される。

（ｇ、変形例）［第８図乃至第１０図］第８図乃至第１
０図は本発明車輌用前照灯の変形例を示すものである。

この変形例は前記実施例と比較して下側の楕円反射鏡と
集光レンズが異なり、その他の部分は同じであるので、
その異なる部分についてのみ図示及び説明を行なう。

下側の楕円反射鏡２６はその第１焦点Ｆ２６１は光軸Ｘ
−Ｘ上で上側楕円反射鏡２の第１焦点Ｆ２１の稍後方に
あるようにされているが、第２焦点Ｆ２６２が光軸Ｘ−
Ｘの積上方に位置するようにされている。

また、集光レンズ２７はその後面、即ち１反射鏡に対面
した側の面のうちサブフィラメント１２から出射され上
側楕円反射ｔ！１２で反射された反射光が入射する面を
除く上方部分に上向き屈折作用を有する補正プリズム２
８が一体に形成されている。

上記したように、メインフィラメント１１を点灯したと
きの下側楕円反射ｆｉ２６による反射光の集光点Ｆ２６
２を光軸ｘ−ｘの上方に位置させ。

かつ、集光レンズ２７に補正プリズム２８を形成するこ
とにより、メインフィラメント１１を点灯したときにお
ける下側楕円反射鏡２６による反射光が照射される位置
を、第１０図に２９で示すように、稍上方へ上げること
ができ、走行ビームの配光パターンとしてより好ましい
ものが得られる。

（Ｆ、発明の効果）以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用前照灯は、僅かに離れて配置冒された２つの光源と、
前記２つの光源を上下から囲むように配置された２つの
楕円反射鏡と、２つの楕円反射鏡の左右両側端同士の間
に設けられた間隙と、上記２つの間隙から見通せる位置
に配置された複数の放物面反射鏡とを備え、上記２つの
光源のうちの一方の光源は一方の楕円反射鏡の略第１焦
点位置に配置され、他方の光源は他方の楕円反射鏡の略
第１焦点位置に配置され、前記放物面反射鏡はその焦点
が一方の光源の近傍にあるようにされたことを特徴とす
る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明車輌用前照灯の実施の一例を
示すものであり、第１図は概略斜視図、第２図は反射鏡
の正面図、第３図は中央縦断面図、第４図は点灯時の光
路を中央縦断面で示す図で、（Ａ）図は一方の光源が点
灯した時のものを、（Ｂ）図は他方の光源が点灯した時
のものを第５図は点灯時の光路を中央水平断面図で１．
第６図は一方の光源が点灯した場合の配−ンの例を示す
図、第７図は他方の光源かた場合の配光パターンの例を
示す図、第８第１０図は変形例を示し、第８図は中央縦
、第９図は集光レンズの斜視図、第１０図の楕円反射鏡
による反射光の配光パターン浸である。）説明番他方の楕円反射鏡。・一方の楕円反射鏡１．６，７・・・放物面反射鏡、・間隙、　　１１・・・一方の光源、・・他方の光源。・・一方の楕円反射鏡一一亡中央！／ＩＪＬ＠面図第３図（Ａ）（Ｂ）１ｔ°゛　　他方のル漂配先ノＶターンｆ）ｆＰ）ぞ示す閉力６図西己晃ノＶターンσつイクリをホオロ６第７図

Claims

【特許請求の範囲】僅かに離れて配置された２つの光源と、前記２つの光源を上下から囲むように配置された２つの
楕円反射鏡と、２つの楕円反射鏡の左右両側端同士の間に設けられた間
隙と、上記２つの間隙から見通せる位置に配置された複数の放
物面反射鏡とを備え、上記２つの光源のうちの一方の光源は一方の楕円反射鏡
の略第１焦点位置に配置され、他方の光源は他方の楕円反射鏡の略第１焦点位置に配置
され、前記放物面反射鏡はその焦点が一方の光源の近傍にある
ようにされたことを特徴とする車輌用前照灯