JPS62216075A - 指定長自動配線方法 - Google Patents

指定長自動配線方法

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JPS62216075A
JPS62216075A JP61052817A JP5281786A JPS62216075A JP S62216075 A JPS62216075 A JP S62216075A JP 61052817 A JP61052817 A JP 61052817A JP 5281786 A JP5281786 A JP 5281786A JP S62216075 A JPS62216075 A JP S62216075A
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Akihiko Hanabusa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする問題点問題点を解
決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 計算機システムを使用して、配線区間を指定長で配線す
る方式において、配線区間記憶部から取り出した、上記
配線区間の始点S1と、終点E1とのマンハッタン長を
!、上記指定された線長をLとしたとき、該始点Si、
又は終点E1からX方向、及びY方向共に正/負の何れ
か一方向にのみ迂回して、その時のX方向の迂回長と、
Y方向の迂回長との和が、 の一定となる点の集合が形成する八角形(ダイヤモンド
)の各辺上の点を迂回点記憶部に記憶し、該迂回点記憶
部から、上記八角形(ダイヤモンド)の辺上の未使用の
迂回点D1の1つを取り出し、配線機構において、該迂
回点DIと始点S1、及び迂回点D1と終点E1との間
を最短距離で配線し、若し全ての未使用の迂回点Dlを
選択しても配線できなかった場合には、該始点S1、又
は終点E1、又は始点S1及び終点E1から配線方向に
探索して新たに到達した点を、それぞれ新しい始点Si
 (i・2〜nの正の整′#!!、)と終点Ei (i
−72〜nの正の整数)として、該始点S1、又は終点
E1から新たに到達した点迄の直線距離の和をli(i
・2〜iの正の整数)とした時、その時のX方向の迂回
長と、Y方向の迂回長との和が、 (L−1+)−1 の一定となる点の集合が形成する第1番目の八角形(ダ
イヤモンド)上において、上記の同じような配線を繰り
返して行うようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高集積(LSI)回路、或いは多層プリント
板等の配線区間を指定長で配線する自動指定長配線方式
に関する。
最近の計算機システムに対する機能の高度化。
処理能力の増大化に伴って、高集積(LSI)回路。
或いは該高集積(LSI)回路を搭載するプリント板で
の配線密度は、益々膨大化しており、更に上記高速化条
件から、該配線長に起因する論理遅延の大小によって、
プレイオーバ/レーシング等の現象が発生して、所期の
処理能力が得られなくなることがあり、該プリント板等
での配線長に対する制限要求が出てくるようになってき
た。
この為、大量の配線区間を高配線率で、上記線長制限を
満足する高品質な配線を行うことができる自動指定長配
線方式が待たれるようになってきた。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕第6図
は従来の自動配線方式の一例を説明する図である。
従来、線長の指定された配線区間(ワイヤ)の配線は、
線長管理の容易なディスクリート布線で直接的に行うか
、或いは人手によって、空いている配線経路に埋め込み
で行う方法をとるのが現状であった。
上記第5図に示した自動配線方式は、所謂「ラインサー
チ法」と言われているもので、例えば、斜線で示した既
存の配線領域があるときに、始点S1と終点E1との間
を、当該ラインサーチ法で自動配線しようとすると、図
示のごとく迂回による配線が行われ、配線長に対する制
限を満足する配線ができないと云う問題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、大量の配線区間(ワイ
ヤ)を、高配線率で、更に指定された配線長を満足する
配線を自動的に行う方法を提供することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の自動I旨定長配線方式の原理ブロック
図である。
本発明においては、 (1)計算機システムを使用して、配線区間を指定長で
配線する方式において、 配線区間記憶部21から取り出した、上記配線区間の始
点S1と、終点E1とのマンハッタン長をl。
上記指定された線長をLとしたとき、該始点S1゜又は
終点E1からX方向、及びY方向共に正/負の何れか一
方向にのみに迂回して、 その時のX方向の迂回長と、Y方向の迂回長との和が、 −J の一定となる点の集合が形成する八角形(ダイヤモンド
)の角辺上の点を迂回点記憶部21に記憶し、該迂回点
記憶部21から、 上記八角形(ダイヤモンド)の辺上に存在する未使用の
迂回点D1の1つを取り出し、配線機構12において、
該迂回点D1と始点S1.及び迂回点D1と終点E1と
の間を最短距離で配線し、その配線経路を配線経路記憶
部23に記憶するように構成する。
(2)上記自動指定長配線方式において、上記配線区間
記憶部(21)から選択した配線区間について、上記八
角形(ダイヤモンド)上の未使用の全ての迂回点D1を
選択しても配線できなかった時、該始点S1、又は終点
E1、又は始点S1及び終点E1から、配線ルート方向
に探索して新たに到達した点を、それぞれ新しい始点S
i (i=2〜nの正の整数)と終点Ei (i・2〜
nの正の整数)とし、上記始点SL、又は終点E1、又
は始点S1及び終点E1から、上記新たに到達した点迄
の直線距離の和を1i(i・2〜nの正の整数)とした
時、該新たな始点Si、又は終点Ei、又は始点S+及
び終点EtからX方向、及びY方向共に正/負の何れか
一方向にのみ迂回して、 その時のX方向の迂回長と、Y方向の迂回長との和が、 (L−j!1)−1 で一定となる点の第i番目(i・2〜nの正の整数)の
集合が形成する八角形(ダイヤモンド)の各辺上の点を
新たに、上記迂回点記憶部21に記憶し、該迂回点記憶
部21から、上記第i番目の八角形(ダイヤモンド)の
辺上に存在する未使用の迂回点Diを1つ取り出し、配
線機構12において、該迂回点Diと始点Si又はSi
、及び該迂回点Diと終点Ei又はElとの間を最短距
離で配線し、その配線経路を配線経路記憶部23に記憶
するように構成する。
(3)上記第i番目(i=1〜nの正の整数)の八角形
(ダイヤモンド)の辺上の迂回点Diを1つ取り出すと
き、始点Si又は終点Eiから全方向に対して、最短距
離の探索を行い、上記第i番目の点の集合(ダイヤモン
ド)の辺上と交差した点を、上記迂回点Di とする。
(4)上記第i番目(i・1〜nの正の整数)の八角形
(ダイヤモンド)の辺上の迂回点Diを取り出すとき、
始点Si及び終点Etのそれぞれから全方向に対して、
最短距離の探索を行い、上記第i番目の八角形(ダイヤ
モンド)の辺上と交差した点の内、上記始点Siと終点
Eiのそれぞれからの交差点が同一点となった点を、上
記迂回点Diとする。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、計算機システムを使用して、配
線区間を指定長で配線する方式において、配線区間記憶
部から取り出した、上記配線区間の始点S1と、終点E
1とのマンハッタン長をβ、上記指定された線長をLと
したとき、該始点S1、又は終点E1からX方向、及び
Y方向共に正/負の何れか一方向にのみ迂回して、その
時のX方向の迂回長と、Y方向の迂回長との和が、 −f の一定となる点の集合が形成する八角形(ダイヤモンド
)の各辺上の点を迂回点記憶部に記憶し、該迂回点記憶
部から、上記八角形(ダイヤモンド)の辺上の未使用の
迂回点DIの1つを取り出し、配線機構において、該迂
回点D1と始点S1、及び迂回点D1と終点E1との間
を最短距離で配線し、若し全ての未使用の迂回点D1を
選択しても配線できなかった場合には、該始点S1.又
は終点E1、又は始点S1及び終点E1から配線方向に
探索して新たに到達した点を、それぞれ新しい始点Si
 (i・2〜nの正の整数)と終点Ei (ig2〜n
の正の整数)として、該始点S1、又は終点E1から新
たに到達した点迄の直線距離の和を1i(t=2〜口の
正の整数)とした時、その時のX方向の迂回長と、Y方
向の迂回長との和が、 (L −1i) −11 の一定となる点の集合が形成する第i番目の八角形(ダ
イヤモンド〉上において、上記の同じような配線を繰り
返して行うようにしたものであるので、指定された線長
しによる経路が理論的に存在すれば、必ず発見すること
ができ、又、経路の自由度が大きい為、配線能力が高い
と云う効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
第2図は、本発明によるダイヤモンド配線法を模式的に
示した図であり、第3図は本発明によるダイヤモンド配
線法の動作を流れ図で示した図であり、第4図は本発明
の一実施例を模式的に示した図であり、第5図はマルチ
ダイヤモンド配線法の各始点候補とトライ順の関係を示
した図であり、第4図における配線区間記憶部21.迂
回点記憶部22、配線経路記憶部23.及び関連機構が
本発明を実施するのに必要な手段である。尚、企図を通
して同じ符号は同じ対象物を示している。
先ス、第2図の(a)はシングルダイヤモンド配線法を
模式的に示した図であり、前述の第1図と。
本図を参照しながら第3図(a)、第4図によって、シ
ングルダイヤモンド配線法について説明する。
第2図(a)において、始点S1と、終点E1のマンハ
ッタン長(X軸、Y軸に沿った最短長)をl。
指定された線長をLとし、X方向、及びY方向共に正/
負どちらか一方向にのみ迂回するとして、X方向の迂回
長と、Y方向の迂回長の和が、−J の一定となる点の集合は、本図に示す八角形の辺を構成
する。
この八角形を本願出願者は、「ダイヤモンド」と呼んで
いる。即ち、本図に示すように、該ダイヤモンドの辺上
に迂回点D1をとり、該D1点と始点Sll tKDx
点と終点E1との間を最短距離で配線すると、その総線
長はLとなっている。
この事実を更に詳細に説明すると、本発明に基づいて形
成されるダイヤモンドは、始点S1と、終点E1とを通
るX方向、Y方向の直線を考え、それぞれの直線につい
て、該始点SL、終点E1からの距離が(L−1/2と
なる点a、bを結ぶ線を一辺とし、該−辺の対称な位置
にある別の一辺の、合計4つの辺を相互に結ぶと、図示
の如きへ角形即ち、上記ダイヤモンドが形成される。
この場合、始点S1と、終点E1とを結ぶ実戦の経路は
、明らかに点線の経路の線長に等しく、該点線の経路は
+11式で表される。即ち、1+2*  (11+j!
z)  −・−・・−・・−・(1)今、Il++1t
・(L−jり/2であるので、これを、上記(1)式に
代入すると、 i + 2 *(L−1)/2 =L となり、上記指定長しに等しいことが分かる。
次に、このシングルダイヤモンドにおける配線法を、第
3図(a)の流れ図、及び第4図を用いて説明する。
先ず、中央処理装置(CPU)1が主記憶装置(MS)
2内にローディングされている特定のプログラム20を
実行することにより、以下の動作を行う。
ステップ50.51  :主記憶装置(MS) 2内の
配線区間記憶部21から配線区間(以下、ワイヤと云う
)の一つを選択し、該ワイヤの始点S1、又は終点E1
からX方向、及びY方向共に、正/負の何れかの方向(
本例では、正方向)にのみ迂回して、上記ダイヤモンド
の各辺上の未使用の点を迂回点D1として選択する。
当該ダイヤモンド上において、該未使用の迂回点が無か
った場合には、配線不成功となるが、当該迂回点D1が
あると、次のステップに移る。
ステップ52:上記ワイヤの始点S1と、上記ダイヤモ
ンドの辺上の迂回点D1との間を、中央処理装置(CP
U) 1が実行するプログラムによって、最短距離で配
線処理を行う。
ステップ53:該迂回点D1によって最短距離の配線が
できなければ、ステップ50に戻って、同じダイヤモン
ドの各辺上の別の未使用点を迂回点DIとして選び、同
じ配線処理を繰り返すが、当該最短配線ができた場合に
は、次のステップ54に移る。
ステップ54:上記迂回点D1と当該ワイヤの終点E1
との間を最短距離で配線する処理を行う。
ステップ55:配線が成功した場合には、当該ワイヤに
ついて、指定長しの配線ができたことになるので、該配
線経路を主記憶装置(MS) 2上の配線経路記憶部2
3に格納した後、前述の配線区間記憶部21から、次の
ワイヤを選択して、本配線処理の開始点(スタート)に
戻るが、失敗した場合には、始点S1と迂回点D1との
間で配線できなかった場合と同じような処理に入る為に
ステップ50に戻る。
このシングルダイヤモンド配線法を使用すると、中継ビ
ヤ(VIA)の数に制限の無い、経路探索能力のかなり
高い指定長配線が可能となる。
次に、第2図(b)、及び第3図(b)によって、マル
チダイヤモンド配線法について説明する。このマルチダ
イヤモンド配線法は、前述のシングルダイヤモンド配線
法で配線不成功に終わったケースについて、若し配線経
路が存在する場合に、その経路を発見する為の手法であ
る。
ステップ60:配線レベルi=1と設定する。
ステップ61:前述のようにして、配線区間記憶部21
からワイヤを1つ選択し、始点を81.終点をElとす
る。
ステップ62:当該ワイヤの始点S1と、終点E1との
間について、第3図(a)、第4図(a)で説明した前
述のシングルダイヤモンド配線の処理を実行する。
スーrツブ63:該シングルダイヤモンド配線法で配線
が可能である場合には、ステップ70に飛んで、当該配
線経路を配線経路記憶部23に格納するが、配線が不可
能の場合には次のステップに移る。
ステップ64:総てのSiについて検索済かを見て、未
だ他にシングルダイヤモンド配線を行っていないSiが
あれば、そのSiを始点として同じシングルダイヤモン
ド配線を試みる為に、ステップ69に飛ぶ。
上記レベルi−1の場合には、Slは1個しかないので
、次のステップ65に移る。
ステップ65:配線レベルiく制限値をみる。
ここで、制限値は理論的には無限大まで許容されるが、
処理時間が膨大となるので、現実的な値、例えば、10
等が設定されている。
上記配線レベルiが上記制限値を越えている場合には、
最早シングルダイヤモンド配線法を実行することができ
ないので、当8亥ワイヤについては配線不成功と認識さ
れるが、該制限値を越えていない場合には、次のステッ
プに移る。
ステップ66:配線レベルi=i+lなる演算を行う。
ステップ67.68:始点S +−1からX方向、及び
Y方向に、使用不可能な点、或いは該ダイヤモンドの辺
に到達する迄サーチラインを出す。
そのサーチライン上の点の内の一つを、例えば、S2と
し、y S2を新始点として、その新始点S2と終点E
1との間で、 (指定長L −(S2と始点間の距離))−lの一定と
なる点の集合が形成するダイヤモンドを作成すると、第
2図(b)の(イ)の点線で示される2番目のダイヤモ
ンドとなる。
この2番目のダイヤモンドと、実線で示されている1番
目のダイヤモンドの重ならない辺上において、未使用の
迂回点02をとり、このD2とS2、及びD2と終点8
1間を(イ)図に示すように最短距離で配線できれば、
1番目のダイヤモンドで発見できなかった新経路を発見
することができる。
この2番目のダイヤモンドでも、総ての82を探索して
経路を発見できない場合には、上記2番目のダイヤモン
ドの各始点候補S2からX方向。
及びY方向にサーチラインを出し、そのサーチライン上
の点の内の一つを83とする。このS3を新始点として
その新始点候補S3と終点E1との間で、同じようにし
て新ダイヤモンド(第3番目のダイヤモンド)を作成し
て配線を試みる。
第2図(b)(ロ)の例は2番目のダイヤモンドの始点
候補S2から、上記新始点S3を設定して、S3と終点
E1との間で、上記第3番目のダイヤモンドにおいて、
シングルダイヤモンドの配線を行っている場合を示して
いる。
ステップ69:未だシングルダイヤモンド配線を行って
いない始点候補Siを選択してステップ62に飛ぶ。
以上の処理を繰り返して、ダイヤモンドのレベルを上げ
ていく配線法をマルチダイヤモンド配線法を呼んでいる
第3図(b)は、第5図(a)に示すように、ダイヤモ
ンドの各レベルの始点候補Siについて、総てトライし
てから、配線経路を発見できなかった場合に、該ダイヤ
モンドのレベルを上げていく配線法の動作の流れを示し
たものである。
この他に、第5図(b)に示すように、先にレベルを上
げてトライした後、元のレベルに戻ってから、次の始点
に移ってトライを続ける手法をとることもできる。尚、
本図は、始点S1が1個、 S2が3個、 S3が6個
ある例で、■〜[相]の順にトライしていくことを示し
ている。
該ダイヤモンドのレベルを無限大まで上げて、始点候補
Si として、始点S1からの到達可能な総ての点がと
れるようにすれば、本発明のマルチダイヤモンド配線法
により、指定された線長Eによる経路が理論的に存在す
れば、必ず、その経路を発見することができる。
尚、上記ダイヤモンド配線法の説明においては、当該ダ
イヤモンドの辺上に迂回点D1を選択するのに、単に当
該ダイヤモンドの辺上の未使用の点を順次選択する方法
で説明したが、その変形手段として以下の方法がある。
i)■ 始点Si又は終点Eiから全方向に対して、最
短距離の探索を行う。
■ ■の処理で、その時のダイヤモンドと交差した点の
みを迂回点候補Diとする。
■ 該迂回点候補O1と終点E1又は始点S1との間を
最短距離で配線ができるかどうかを試みる。
ii)■ 始点Siから全方向に対して、最短距離の探
索を行う。
■ ■の処理で、その時のダイヤモンドと交差した点の
みを始点Siの迂回点候補Di とする。
■ 終点Eiから全方向に対して、最短距離の探索を行
う。
■ ■の処理で、その時のダイヤモンドと交差した点の
みを終点Eiの迂回点候補Di’とする。
■ 始点Siの迂回点候補Di と、終点Eiの迂回点
候補Di’が同一の点を探索する。
■ ■の処理で同一点があれば、その迂回点と始点si
、及び終点Eiを最短距離で結ぶ経路を配線経路とする
以上の変形法を用いると、配線が混雑している時、全迂
回点について配線経路の探索を試みるのに比較して、選
択する迂回点Diの数が減るので、処理時間を短縮でき
る効果が得られる。
このように、本発明は、配線区間の始点S1と。
終点E1とのマンハッタン長を1、上記指定された線長
をLとしたとき、該始点S1.又は終点E1からX方向
、及びY方向共に正/負の何れか一方向にのみに迂回し
て、 その時のX方向の迂回長と、Y方向の迂回長との和が、 −f の一定となる点の集合が八角形(ダイヤモンド)を形成
することに着目し、該ダイヤモンドの辺上の未使用の点
を迂回点DIとして選択し、該迂回点Diと始点S1、
及び終点E1との間を最短距離で配線することを、複数
個の配線レベルi(i・1〜n)のダイヤモンドについ
て試みるようにした所に特徴がある。
(発明の効果〕 以上、詳細に説明したように、本発明の自動指定長配線
方式は、計算機システムを使用して、配線区間を指定長
で配線する方式において、配線区間記憶部から取り出し
た、上記配線区間の始点S1と、終点E1とのマンハッ
タン長を!、上記指定された線長をLとしたとき、該始
点Si、又は終点E1からX方向、及びY方向共に正/
負の何れか一方向にのみ迂回して、その時のX方向の迂
回長と。
Y方向の迂回長との和が、 −N の一定となる点の集合が形成する八角形(ダイヤモンド
)の各辺上の点を迂回点記憶部に記憶し、該迂回点記憶
部から、上記八角形(ダイヤモンド)の辺上の未使用の
迂回点D1の1つを取り出し、配線機構において、該迂
回点DIと始点51.及び迂回点D1と終点E1との間
を最短距離で配線し、若し全ての未使用の迂回点DIを
選択しても配線できなかった場合には、該始点S1.又
は終点E1.又は始点S1及び終点E1から配線方向に
探索して新たに到達した点を、それぞれ新しい始点Si
 (i・2〜nの正の整数)と終点Ei (i・2〜n
の正の整数)として、該始点S1、又は終点E1から新
たに到達した点迄の直線距離の和をj!t(i・2〜n
の正の整数)とした時、その時のX方向の迂回長と、Y
方向の迂回長との和が、 (L−li)−1 の一定となる点の集合が形成する第1番目の八角形(ダ
イヤモンド)上において、上記の同じような配線を繰り
返して行うようにしたものであるので、指定された線長
しによる経路が理論的に存在すれば、必ず発見すること
ができ、又、経路の自由度が大きい為、配線能力が高い
と云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動指定長配線方式の原理ブロック図
。 第2図は本発明によるダイヤモンド配線法を模式的に示
した図。 第3図は本発明によるダイヤモンド配線法の動作を流れ
図で示した図。 第4図は本発明の一実施例を模式的に示した図。 第5図はマルチダイヤモンド配線法の各始点候補とトラ
イ順の関係を示した図。 第6図は従来の自動配線方式の一例を説明する図。 である。 図面において、 1は中央処理装置(CPU)、2は主記憶装置(MS)
。 11は迂回点設定機構、12は配線機構。 20はプログラム、21は配線区間記憶部。 22は迂回点記憶部、23は配線経路記憶部。 S1、S2.S3.−・−3i・〜・は始点。 E1、 −−−Et−−一は終点。 DI、D2.D3.・−Di・・・は迂回点。 Lは指定長。 lは始点と終点との最短距離。 50〜55.60〜7oは動作ステップ。 をそれぞれ示す。 眉’iNプロ170 芽 1  日 ジ〕2°′ルダイヤ七〉ド即淳を去 峯 2  図 (イ) 2魯目のタイヤモ゛/ド (ロ)3番毛のタイヤ七ンド 千 3 堕 24ヌ、牟餌の一爽枢4り]と、不りl成立υにホ(r
こ口亭 4 口 Cb)  ThにレベルとLげ′で伏う;火り→台忌(
こネ多ろ玄う占墜 5 (転) 説朗可ろ凶 子 乙 に

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)計算機システムを使用して、配線区間を指定長で
    配線する方式において、 配線区間記憶部(21)から取り出した、上記配線区間
    の始点S1と、終点E1とのマンハッタン長をl、上記
    指定された線長をLとしたとき、該始点S1、又は終点
    E1からX方向、及びY方向共に正/負の何れか一方向
    にのみに迂回して、 その時のX方向の迂回長と、Y方向の迂回長との和が、 L−l の一定となる点の集合が形成する八角形(ダイヤモンド
    )の角辺上の点を迂回点記憶部(21)に記憶し、該迂
    回点記憶部(21)から、 上記八角形(ダイヤモンド)の辺上に存在する未使用の
    迂回点D1の1つを取り出し、配線機構(12)におい
    て、該迂回点D1と始点S1、及び迂回点D1と終点E
    1との間を最短距離で配線することを特徴とする自動指
    定長配線方式。
  2. (2)上記自動指定長配線方式において、上記配線区間
    記憶部(21)から選択した配線区間について、上記八
    角形(ダイヤモンド)上の未使用の全ての迂回点D1を
    選択しても配線できなかった時、該始点S1、又は終点
    E1、又は始点S1及び終点E1から、配線ルート方向
    に探索して新たに到達した点を、それぞれ新しい始点S
    i(i=2〜nの正の整数)と終点Ei(i=2〜nの
    正の整数)とし、上記始点S1、又は終点E1、又は始
    点S1及び終点E1から、上記新たに到達した点迄の直
    線距離の和を、li(i=2〜nの正の整数)とした時
    、該新たな始点Si、又は終点Ei、又は始点Si及び
    終点EiからX方向、及びY方向共に正/負の何れか一
    方向にのみ迂回して、 その時のX方向の迂回長と、Y方向の迂回長との和が、 (L−li)−l で一定となる点の第i番目(i=2〜nの正の整数)の
    集合が形成する八角形(ダイヤモンド)の各辺上の点を
    新たに、上記迂回点記憶部(21)に記憶し、該迂回点
    記憶部(21)から、 上記第i番目の八角形(ダイヤモンド)の辺上に存在す
    る未使用の迂回点Diを1つ取り出し、配線機構(12
    )において、該迂回点Diと始点Si又はS1、及び該
    迂回点Diと終点Ei又はE1との間を最短距離で配線
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の自
    動指定長配線方式。
  3. (3)上記第i番目(i=1〜nの正の整数)の八角形
    (ダイヤモンド)の辺上の迂回点Diを1つ取り出すと
    き、始点Si又は終点Eiから全方向に対して、最短距
    離の探索を行い、上記第i番目の点の集合(ダイヤモン
    ド)の辺上と交差した点を、上記迂回点Diとすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、又は第2項に記載
    の自動指定長配線方式。
  4. (4)上記第i番目(i=1〜nの正の整数)の八角形
    (ダイヤモンド)の辺上の迂回点Diを取り出すとき、
    始点Si及び終点Eiのそれぞれから全方向に対して、
    最短距離の探索を行い、上記第i番目の八角形(ダイヤ
    モンド)の辺上と交差した点の内、上記始点Siと終点
    Eiのそれぞれからの交差点が同一点となった点を、上
    記迂回点Diとすることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項、又は第2項に記載の自動指定長配線方式。
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