JPS6221545B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6221545B2
JPS6221545B2 JP59094461A JP9446184A JPS6221545B2 JP S6221545 B2 JPS6221545 B2 JP S6221545B2 JP 59094461 A JP59094461 A JP 59094461A JP 9446184 A JP9446184 A JP 9446184A JP S6221545 B2 JPS6221545 B2 JP S6221545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
indwelling needle
tip
synthetic resin
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59094461A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60241451A (ja
Inventor
Takumi Kawano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasumi Laboratories Inc filed Critical Kawasumi Laboratories Inc
Priority to JP59094461A priority Critical patent/JPS60241451A/ja
Publication of JPS60241451A publication Critical patent/JPS60241451A/ja
Publication of JPS6221545B2 publication Critical patent/JPS6221545B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医療用に使用される留置針を連続的
に製造する方法及びその装置に関するものであ
る。
(従来技術及びその問題点) 従来から、薬液、体液等を人体に注入し、ある
いは注出するに際し、留置針が使用されているこ
とはよく知られている。
この留置針を製造する方法としては、たとえば
第4図に示すごとく、合成樹脂管21の両端部に
支持部材20,20を装着し、合成樹脂管21の
中央部を加熱しながら支持部材20,20を互い
に反対方向に移動させ、合成樹脂管21を引き伸
ばし、その後中央部を切断するような方法があ
る。
しかしながら、このような方法では、1回の工
程で最大2個の製品しか製造できず、また支持部
材20,20のセツトに手間がかかる等きわめて
非能率的である。
一方、この方法で製造された製品は、支持部材
20,20の装着端部23,23が同径筒状に成
形されるため、たとえば第5図に示すような、規
格品のルアーテーパココネクター24を装着した
場合、テーパー部25と完全に密着しないという
問題がある。このため一般的には、端部23にテ
ーパー金型を入れて加熱し、コネクターのテーパ
ー部25に適合するように再加工しなければなら
ず、その分、生産能率が落ち、コスト高となる。
さらに、前記した製品は第6図に示すごとく、
先端末端部26が単に直角に切断されているだけ
であるから、内針27の外周面との間に極端な段
差が生じ、穿刺の際、悪者に大きな苦痛を与える
ことになる。
これに加え、外針の肉厚が厚い場合、皮膚穿刺
の際、この外針は内針によつて切込まれた切口を
押し分けて入るため、穿刺抵抗が大きくなり、患
者に苦痛を与えるばかりか、穿刺行為そのものも
難しくなり、血管への穿通も困難となるなどの問
題がある。
こうしたことから、生産能率向上のため射出成
形法による留置針の製造が要望されていたが、こ
の方法では、針先端部金型の間隙が狭ますぎるた
め、樹脂を全体に回らすことが難しいという問題
があつた。
本発明は、このような技術的問題点を克服し、
肉厚を極力薄くした留置針(たとえば50〜100μ
m)を射出成形法によつて製造する方法及びその
方法を実現するための装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明の基本的特徴は合成樹脂製の
留置針を射出成形により製造するにあたり、留置
針先端部成形金型を加熱せしめて、溶融した合成
樹脂を射出成形した後、冷却固化させることにあ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例につき、第1図ないし第
3図を参考にして説明すると、まず第1図におい
て1は金型本体であり、この金型本体1はパーテ
イングライン2を境にして樹脂入側金型3と、成
形金型4とに分離可能となつている。
前記樹脂入側金型3は、中央部に樹脂注入口5
を有しており、内部には樹脂溜り6が成形される
とともに、成形金型4への通路7が形成されてい
る。
また前記成形金型4の内部には、内型8を有し
ており、この内型8との間に形成される空隙によ
つて、溶融合成樹脂の流路9が形成されてる。こ
の流路9は、成形すべき留置針に対応した間隙幅
や形状となつており、その末端部9aは開口して
いる。
なお、該内型8は、本実施例では上部が樹脂入
側金型3に固定されている。
こうした成形金型4の先端部12は、筒状とな
つて突出しており、この肉厚は金型4の他の部分
よりも薄肉となつている。またこの先端部12の
内部における前記流路9の周方向には、冷却水そ
の他の冷却媒体の流通路13が形成されるととも
に、その流通路13の内壁部には、ヒーター14
が取付けられている。
なお、前記流通路13は、第3図に示すように
内部が仕切板15によつて左右に仕切られ、冷却
媒体が金型先端部12に均一に行き渡るようにな
つている。
その他第1図において、16は冷却媒体入口、
17は連結管、18は冷却媒体出口である。前記
した金型先端部12の冷却手段及び加熱手段は、
単なる一例であり、本発明の趣旨に従い、必要に
応じて適宜変更し得ることはいうまでもない。ま
た上記した図面では、2本の流路9が成形されて
いるが、これを1本または2本以上としてもよ
い。
次に本発明の製造方法につき、上記した装置を
使用した場合を例にとつて説明する。
まず、溶融状態の合成樹脂、たとえば約200℃
ど溶融したポリプロピレンを注入口5から射出さ
せる。これにより、溶融樹脂は樹脂溜り6から通
路7を通つて成形金型4の流路9に至るが、金型
先端部12における流路9の外周はヒーター14
により、加熱(たとえば約180℃)されるため、
溶融樹脂は、金型先端部12の狭い流路9に容易
に到達する。換言すれば、前記した加熱を施さな
いと、溶融樹脂は途中で冷却固化し、流路9の先
端部まで到達しないことになる。
溶融樹脂が金型末端まで到達したことは、前記
末端開口部9aから該樹脂が出現することで確認
することができる。そしてこれを確認した後は、
冷却水等の冷却媒体を流通路13内に送給し、前
記溶融樹脂を固化させるものである。
なお、前記末端開口部9aは、流路9内のエア
ー抜きとしての働きもある。
こうして溶融樹脂を冷却した後、金型3と4を
パーテイグライン2から分離し、内型8とともに
成形品である留置針を取り出し、元部を切断して
留置針を抜き出すものである。
以上の方法により、先端部肉厚が40μmの留置
針を製造することができた。
(発明の効果) 上記した本発明によれば、特に留置針先端部成
形金型を加熱せしめて溶融合成樹脂を射出成形す
るようにしたので、間隙が狭くなつている先端金
型まで樹脂が完全に行き渡り、このため先端部の
肉厚がきわめて薄い留置針を射出成形により大量
生産することが可能となる。特にポリプロピレン
のように硬質の樹脂では、50μm程度の先端部肉
厚の外針を用いると、内針との段差が極めて小さ
くなるため、従来のように、先端部を削る工程も
不要となり生産能率が向上する。
また金型先端部は薄肉となつており、熱伝導速
度が速いため、加熱―冷却の工程サイクルを速く
行なうことができ、生産能率を向上させることが
できる。
さらに留置針元部に対応する金型の流路形状を
調整することで、その留置針の元部の形状を規格
品のルアーテーパコネクターが完全に密着するよ
うな形状とすることができ、従来のような二次加
工が不要となる。
さらにまた、留置針先端部の肉厚が薄くなるこ
とで、穿通抵抗が小さくなり、穿刺も容易となつ
て、患者に過分な苦痛を与えなくなる等の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の断面図、第2図は
第1図のA―A′断面図、第3図は同じくB―
B′断面図、第4図は従来の製造方法を説明するた
めの断面図、第5図は従来の製造方法によつて得
られた留置針の元部形状を説明するための概略
図、第6図は同じく従来の留置針の内針と外針の
状態を示した概略図である。 図中1は金型本体、3は樹脂入側金型、4は成
形金型、8は内型、9は溶融樹脂流路、9aは流
路末端部、12は金型先端部、13は冷却媒体流
通路、14はヒーターである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂製の留置針を製造する方法であつ
    て、合成樹脂を成形金型で射出成形するにあた
    り、留置針先端部成形金型を加熱装置により加熱
    せしめて、溶融した合成樹脂を射出成形した後、
    冷却固化させることを特徴とする留置針の製造方
    法。 2 合成樹脂製の留置針を射出成形するための装
    置であつて、留置針先端成形金型部に加熱部と冷
    却部を設けたことを特徴とする留置針の製造装
    置。 3 留置針先端部成形金型が、留置針元部成形金
    型より薄肉であることを特徴とする前記第2項記
    載の製造装置。
JP59094461A 1984-05-14 1984-05-14 留置針の製造方法及びその装置 Granted JPS60241451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59094461A JPS60241451A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 留置針の製造方法及びその装置

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JP59094461A JPS60241451A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 留置針の製造方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60241451A JPS60241451A (ja) 1985-11-30
JPS6221545B2 true JPS6221545B2 (ja) 1987-05-13

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ID=14110909

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JP59094461A Granted JPS60241451A (ja) 1984-05-14 1984-05-14 留置針の製造方法及びその装置

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JPS60241451A (ja) 1985-11-30

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