JPS6221464Y2 - - Google Patents

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JPS6221464Y2
JPS6221464Y2 JP1981045002U JP4500281U JPS6221464Y2 JP S6221464 Y2 JPS6221464 Y2 JP S6221464Y2 JP 1981045002 U JP1981045002 U JP 1981045002U JP 4500281 U JP4500281 U JP 4500281U JP S6221464 Y2 JPS6221464 Y2 JP S6221464Y2
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JP
Japan
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slide cover
shift lever
cover
window hole
slide
Prior art date
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JP1981045002U
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JPS57159526U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌のフロアーに前後揺動可能に軸支
したシフトレバーを、前記軸部分を囲むカバーブ
ラケツトの窓孔から突出し、該レバーの揺動範囲
をシフトカムと該カムに係合するシフトレバーの
係合ピンとによつて決定するようにしたシフトレ
バー装置において、第1スライドカバーと第2ス
ライドカバーとを夫々が独立して摺動するように
カバーブラケツトの窓孔に装着し、第1スライド
カバーは窓孔の長さ程度にしてシフトレバーを挿
通連結すると共に、第2スライドカバーにシフト
レバーを緩やかに通す摺動方向の長孔を設け、シ
フトレバーの揺動範囲の中央部分では第2スライ
ドカバーを静止状にして第1スライドカバーのみ
を連行し、前記揺動範囲の両端近くではシフトレ
バーを長孔の一方の孔縁に突き当てて残りの揺動
範囲を第1,第2スライドカバーと共に連動する
構成にして、前記の窓孔を常に閉塞するようにし
たものである。
シフトレバーの許容揺動範囲は40゜角付近とさ
れているもので、カバーブラケツトにはその揺動
範囲の揺動を自由に通す窓孔を設け、その窓孔
に、シフトレバーを挿通連結したスライドカバー
を前後移動可能に支持しているものであるが、シ
フトレバーを揺動範囲の両端部に揺動したときに
も前記の窓孔を塞ぎ得るようにスライドカバーを
窓孔の長さより著しく長く形成する必要がある。
このためシフトレバーを前記両端部に揺動すると
きはスライドカバーの長さ方向の何れか一端が窓
孔から著しく突出するため、カバーブラケツトを
大型化してスライドカバーの突出部分を被覆しな
ければならないが、しかしカバーブラケツトのフ
ロアーへの取付スペースは限られているから大型
化は困難である。このため従来は、スライドカバ
ーの突出部を自動的に彎曲するとか、特公昭49−
10445号公報に開示するように多数枚のスライド
カバーを互に係合しかつ両端を除いては移動を自
由にして鱗重ね状に設置し、中央の一枚のスライ
ドカバーにシフトレバーを通して係合する等の構
造により、実質上の長さを短縮するようにしてい
るが、移動が不円滑になつたり部品点数及び組立
工数が増加したり、耐用寿命が低下する等、多く
の問題を抱えている。本考案はかかる問題点を解
決することを目的としたものである。
本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
第1〜3図において1は車輌フロアーに取付け
て固定する支持ブラケツトであつて、第3図のと
おりに比較的広面積の皿状をなし、第2図のとお
りに前後方向の摺動溝2を設け、その下面の一側
に取付けた軸支筒3に通した軸4に下方及び摺動
溝2を通つて上方に突出するレバー5を支持し、
摺動溝2の上側でシフトレバー6を固定する。該
シフトレバー6には上方からの押下げによりばね
9に抗して下動する摺動子7とそ摺動子に固定し
て孔部から外側に突出する係合ピン8とが設けら
れ、さらに係合ピン8を移動可能に係合する公知
のシフトカム10を支持ブラケツト1に取付け
る。
支持ブラケツト1上には、シフトレバー6の揺
動方向と平行な両側から立上がらせたカバーブラ
ケツト11を固定し、その上側にシフトレバー6
を通す揺動方向の窓孔13を設けた凸円弧形の取
付板12を固定してカバーブラケツト11の一部
とする。取付板12には窓孔13の一側を少し下
げた段部14を設け、さらにランプハウス15を
凹成してランプ16を取付ける。窓孔13は取付
板12の全長のほとんどにわたつて設けるもので
あつて両端の孔縁板13a,13bの長さはわず
かずつである。
取付板12上には窓孔13と合致し、長さを僅
かに小さくした第2窓孔18と、その側部で段部
14の大部分とランプハウス15とに合致させた
表示窓19を第3図のとおりに並行に設けたカバ
ー枠17を固定し、表示窓19には下面から表示
板20を張付ける。
本考案は前記の構成において第4図に示す第1
スライドカバー21と第2スライドカバー22と
を重ねて取付板12の窓孔13上に装着し、これ
らがカバー枠17の第2窓孔18に現れるように
する。第1スライドカバー21,22は凸円孤状
に形成したもので窓孔13の上面と第2窓孔18
の下面の間で夫々が自由に摺動する。第1スライ
ドカバー21の長さは第2窓孔18の長さに合致
させ、長さ方向の中央部にシフトレバー6の挿通
孔23を設け、さらに段部14を通つて表示板2
0の下面に突出する指示針24を形成する。第2
スライドカバー22は、取付板12の窓孔13の
両側の孔縁板13a,13bから少しずつ突出す
る長さとし、長さ方向の中央部に突出縁27a,
27bを両端に持つた長孔26を形成する。第1
スライドカバー21には長さ方向両端に、第2ス
ライドカバー22の突出縁27a,27bの何れ
かに衝合可能な係合突縁25a,25bを設け
る。さらに第2スライドカバー22の両端の下面
に孔縁板13a,13bの何れかに衝合可能に対
応する係止突起28a,28bを設ける。
前記実施例の作用を説明するに、シフトレバー
6をシフトカム10に接離自由に係合する係合ピ
ン8によつて許容される揺動範囲内で揺動操作す
るとき、前記範囲の中央部分では第1スライドカ
バー21だけを連行し、第2スライドカバー22
に対しては長孔26内で移動して該カバー22を
静止させ、第1スライドカバー21により長孔2
6を閉じ、第2スライドカバー22により窓孔1
3及び第2窓孔18を閉塞する。揺動範囲の両端
部では第1スライドカバー21の係合突縁25a
若しくは25bが第2スライドカバー22の突出
縁27b若しくは27aに係合するため、該カバ
ー22が第1スライドカバー21と共にシフトレ
バー6により連行されて窓孔13及び第2窓孔1
8を閉塞する。
第1スライドカバー21と第2スライドカバー
22とは第5図に示すように上下を反対にして重
ねることもできる。
本考案は前記の説明により明らかにしたよう
に、常にシフトレバー6に連行されるように連結
された第1スライドカバー21とその第1スライ
ドカバー21の長さ方向両端の係合突縁25a,
25bの一方の内面を第2スライドカバー22の
シフトレバー6を遊挿する長孔26の長さ方向両
端の突出縁27a,27bの何れかに突き当てる
構成をもち、シフトレバー6が揺動範囲の中央部
を揺動するときには該レバー6を遊挿する長孔2
6の存在によつて第2スライドカバー22が静止
し、シフトレバー6の揺動範囲両端での揺動のと
きのみに第1スライドカバー21に連行するもの
であつて、第1スライドカバー21と第2スライ
ドカバー22の二枚のカバーにより、長孔26の
間隙を開放状態にすることなく窓孔13を閉塞し
得るものであつて、第1スライドカバー21のみ
がシフトレバー6により連行される距離だけ第2
スライドカバー22の長さを短縮することができ
るため、従来の一枚からなるスライドカバーのよ
うにカバーブラケツトの両端から突出し、しかも
シフトレバー6の揺動とともに一方の突出長を増
加するもののように彎曲を施す必要はなく、第
1,第2スライドカバー21,22の二枚のカバ
ーを単純に重ねてカバーブラケツト11の窓孔1
3上に夫々の揺動を可能にして装着するだけでよ
いから多数枚を互に係合の関係にして鱗重ねを施
すものに比しても部品点数及び構造を単純化でき
る等の実用上ですぐれた効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は一
部切欠側面図、第2図は第1図A−A線縦断正面
図、第3図は平面図、第4図は第1,第2スライ
ドカバー21,22の斜視図、第5図は第1、第
2スライドカバー21,22を上下を反対にして
使用する場合の斜視図である。 6……シフトレバー、8……係合ピン、9……
ばね、10……シフトカム、13……窓孔、17
……カバー枠、18……第2窓孔、21……第1
スライドカバー、22……第2スライドカバー、
23……挿通孔、26……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトカム10に係合ピン8を係合して所定の
    揺動範囲の揺動を生ずるシフトレバー6をカバー
    ブラケツト11の窓孔13に通してなり、その窓
    孔13には、該窓孔13の長さ程度の第1スライ
    ドカバー21と該窓孔13の両端から少し突出す
    る第2スライドカバー22とを夫々の摺動を自由
    に重ねて装着し、第1スライドカバー21にシフ
    トレバー6を挿通連結すると共に長さ方向両端に
    係合突縁25a,25bを設け、第2スライドカ
    バー22にはシフトレバー6の揺動範囲内の長さ
    の長孔26を形成して該シフトレバー6を遊挿
    し、その長孔26の長さ方向両端に前記係合突縁
    25a,25bの一方に内面に係合可能に対応す
    る突出縁27a,27bを形成してなり、常にシ
    フトレバー6に連行される第1スライドカバー2
    1と揺動範囲の両端付近からシフトレバー6を介
    して第1スライドカバー21に連行される第2ス
    ライドカバー22とによつて窓孔13を常に閉塞
    することを特徴とするフロアーシフトレバーカバ
    ー。
JP1981045002U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6221464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981045002U JPS6221464Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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Publication Number Publication Date
JPS57159526U JPS57159526U (ja) 1982-10-06
JPS6221464Y2 true JPS6221464Y2 (ja) 1987-06-01

Family

ID=29841913

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JP2005125990A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置

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JPS4910445A (ja) * 1972-06-02 1974-01-29

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JP2005125990A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置
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