JPS62214138A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

焼結鉱の製造方法

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JPS62214138A
JPS62214138A JP5625186A JP5625186A JPS62214138A JP S62214138 A JPS62214138 A JP S62214138A JP 5625186 A JP5625186 A JP 5625186A JP 5625186 A JP5625186 A JP 5625186A JP S62214138 A JPS62214138 A JP S62214138A
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JP
Japan
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ore
return
pseudo
ores
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP5625186A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Koizumi
小泉 秀雄
Yoshio Kimura
吉雄 木村
Masayoshi Fukuoka
福岡 正能
Nobuyuki Imanishi
今西 信之
Takeshi Otsuki
健 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は焼結鉱の製造方法に関し、さらに詳しくは、高
炉装入用の鉄鉱石焼結鉱の製造において、原料層の通気
性および焼結性が改善され、さらに、品質を維持しなが
ら生産性を向上できる焼結鉱の製造方法に関する。
[従来技術1 一般に、鉄鉱石焼結鉱の製造工程は概略第4図に示すよ
うな工程で行なわれる。即ち、鉄鉱石、石灰石、粉コー
クス等の焼結原料21をドラムミキサー22で水分を調
整しながら混合を行ない、次いで、移動グレート−にに
載置してバーナーにより着火して下向き通風の焼成23
を行ない、その後、破砕、冷却、分級24を行なって、
高炉用貯鉱槽25に貯えられる。
この第4図に示す鉄鉱石焼結鉱製造工程において、鉄鉱
石は通常10「面以下の粉・粒状のものが使用されるが
、微粉鉱石の割合が増大すると移動グレートにおける下
向き通風の通気抵抗が増大し、生産性の低下、品質劣化
等を招来する。
この微粉鉱石による通気阻害に対する対策として最近は
、ドラムミキサーの混合工程において、擬II、粒子化
を促進させることが行なわれるようになった。
擬II、粒子とは第5図に示すように、オ■粒鉱石30
の表面に微粉鉱石31が付着したものであり、凝9゛人
粒子化により見掛の粒度が粗くなり通気性が向」ニする
この擬卸、粒子化の促進方法としては、生石灰等の粘結
剤を添加する方法、水分コントロールを厳密に行なう方
法が一般に行なわれている。その他、核粒子と付着粉の
重量割合を規定する方法、核粒子と付着粉の鉱石種を選
定する方法等が発表されているが、未だ開発段階であり
、実際には殆んど行なわれていないものと推察される。
また、焼結鉱は、上記に説明したように焼成された製品
が所定の粒度に破砕、整粒されてから高炉に装入される
が、この破砕、整粒の工程、強度の弱い部分から発生す
る細粒(通常5ml11以下、最近は411Ia以下或
いはこれらの近傍の大きさ。)は返鉱として再度焼結原
料として使用される。
この返鉱の使用割合は通常全鉄鉱石の15〜30%であ
る。
しかして、鉄鉱石の擬似粒子化性は核となる鉱石および
付着粉となる鉱石に夫々特有の性質が要求され、核とな
る鉱石に要求される特性は表面の粗さおよび形状の扁平
度であり、表面が粗い程、また、形状が扁平ではなく球
状に近い程擬似粒子化性が良好であり、この点からみて
返鉱は核粒子として適しており、また、付着粉となる鉱
石の擬似粒子化性に大きく影響する特性は湿潤状態で粘
性であることで、粉体の湿潤状態の粘性は主に粉体の粒
度、化学成分によって支配されると考えられるが、一般
的な表示方法はなく、一つの最も適切な方法として落下
抵抗値が考えられる。
現在主として使用されている各種鉱石の中にも粘性の高
い鉱石と低い鉱石があるが、脈石成分として粘土分が少
なく密度の高い、俗にスペキュラーへマタイト或いはブ
ルーダストといわれている鉱石、例えばブラジル鉱、ヤ
ンピー鉱等は粘性が低い代表的な鉱石であり、このよう
な粘性の低い鉄鉱石は全鉄鉱石の約20〜30%を占め
ている。
このように、従来において焼結原料として使用されてい
る返鉱および粘性の低い鉱石は、特別な処理により有効
に使用していることはなく、一般の鉱石と同様に処理さ
れており、資源の有効利用がなされていなかった。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は上記に説明したように、焼結鉱製造に際して微
粉鉱石による悪影響対策としての擬似1粒子化および焼
結鉱の処理工程中に発生する多量の返鉱や粘性の低い鉱
石の利用法について、本発明者が鋭意研究を行なった結
果、返鉱および粘性の低い鉱石を使用して擬似粒子化を
促進して、他の鉱石と混合して焼成することにより、多
量に存在する返鉱および粘性の低い鉱石を有効に使用す
ることができる焼結鉱の製造方法を開発したのである。
[問題点を解決するための手段1 本発明に係る焼結鉱の製造方法の特徴とするところは、
返鉱を転動により混合しながら水分を添加して加湿した
後、低粘性鉱石および粘結剤を添加してさらに転動を行
なって擬似粒子化を行ない、次いで、この擬似粒子化さ
れた鉱石に他の鉱石、造滓剤および粉コークスを混合し
た後焼成することにある。
本発明に係る焼結鉱の製造方法について詳細に説明する
本発明に係る焼結鉱の製造方法においては、原料全体の
擬似粒子化を促進するために、擬似粒子化性化にくく、
しかも、微粉割合の多い低粘性鉱石、例えば、ブラジル
鉱、ヤンピー鉱等で0.511110以下の微粉の重量
割合が30%以上であり、かつ、0.5mm以下の微粉
部で作った生ベレットの落下抵抗値(後記する。)が7
回150cIIl以下の鉱石を、擬似粒子核となり易い
返鉱と組合せて造粒し、さらに、他の鉱石、造滓剤およ
び粉コークスを混合してから焼成するのである。
第1図は本発明に係る焼結鉱の製造方法の説明図であり
、先ず、返鉱4をドラムミキサー、ドラムペレタイザー
、パンペレタイザー6に装入し、転動による混合を行な
いながら霧状の水を添加して返鉱の表面を適度に加湿す
る。この時の水添加量は返鉱量の2〜3%が適当である
。また、必要に応じて生石灰、ベントナイト或いは粘性
の高い鉱石等の粘結剤を添加してもよく、この添加量は
生石灰、ベントナイトでは約1%以下とする。
このように、返鉱を加湿した後、ブラジル鉱、ヤンピー
鉱等の低粘性で、かつ、微粉が多い鉱石5を上記ドラム
ミキサー6に装入し、さらに霧状の水を添加しながら転
動により擬似粒子化を促進させる。
そして、低粘性鉱石、例えば、ブラジル鉱、ヤンピー鉱
は充分に乾燥・解砕して、0.5m+oで篩分けし、0
.5mm以下の微粉に最適量の水を添加しパンペレタイ
ザー(直径50〜60cm)で直径12〜16mmのペ
レットを作製し、この生ペレットの落下抵抗値(50c
mの高さから厚い鉄板上へ薄化させた時に生ペレットが
破壊するまでの落下回数)が7回以上である鉱石である
。なお、造粒における原料のパンペレタイザー内の滞留
時間は、ペレットが所定の大きさになった後1〜2分程
度とする。
次いで、上記のように擬似粒子化した鉱石に他の一般の
鉱石、石灰石等の造滓剤および粉コークスを共にドラム
ミキサーに装入して混合しさらに、水を添加して所定の
水分値に調整する。
この場合の混合および水分調整は通常の焼結鉱製造の時
と同様とする。
[実 施 例1 本発明に係る焼結鉱の製造方法について実施例を説明す
る。
実施例 使用した鉱石の含有成分と成分割合を第1表に、まtこ
、鉱石の粒度分布と生ペレツト落下抵抗値を第2表に示
す。
a鉱、b鉱、C鉱を原料として第2図に示すA法および
B法により焼結鉱を製造した。
第2図(、)のA法は、鉄鉱石、返鉱、石灰石、粉コー
クス11を一度にドラムミキサー12に装入して水を添
加して加湿して造粒してから、焼結機(鍋焼精機)13
で焼成した。
第2図(1))のB法は、返鉱14をドラムミキサー1
5に装入して水を添加しで加湿した後、このドラムミキ
サー15に鉄鉱石、石灰石、粉コークス18を装入して
加湿して擬似粒子化を促進して造粒し、次いで、鍋焼結
成16で焼成を行なった。
この鍋焼精機における試験条件は次の通りである。
鍋の直径(内径)          300mm原料
層厚             400mm吸引圧力 
         1500mmH2O5; 02  
              6%Cab/Sio2 
         1.65粉コ一クス配合率    
     3.5%返鉱比             
 30%水分               4〜7%
この試験結果を第3図に示す。
第3図において、A法(第3図でa鉱は口、b鉱はΔ、
C鉱はOで示す。)よりB法(第3図でa鉱は閣、b鉱
はム、C鉱は・で示す。)が通気性[J。
P、tJ=V(h /ΔP)06、■=流速(m/m1
n)、h=原料層厚(齢)、△P=圧力損失(+nmH
20)]および生産率が増大しており、また、b鉱、C
鉱に比してa鉱の場合にその差が大ぎく、本発明に係る
焼結鉱の製造方法の効果の着しいことを示している。ま
た、第3図において、焼結時間、歩留りを示しているが
、生産性の向上は焼結時間の短縮と歩留りの向上により
得られることがわかる。
1発明の効果] 以上説明したよ)に、本発明に係る焼結鉱の製造方法は
上記の構成であるから、多量に発生する返鉱を擬似粒子
の核として使用し、さらに、微粉の低粘性鉱石を付着鉱
石として使用することにより、返鉱および低粘性鉱の有
効利用を図り、かつ、簡単な繰作により品質良好な焼結
鉱が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る焼結鉱の製造方法の説明図、第2
図は実施例における従来法と本発明に係る焼結鉱の製造
方法の説明図、第3図は生産性におよぼす造粒方法によ
る影響を示す図、第4図は従来の焼結鉱製造法の説明図
、第5図は擬似粒子の概略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 返鉱を転動により混合しながら水分を添加して加湿した
    後、低粘性鉱石および粘結剤を添加してさらに転動を行
    なって擬似粒子化を行ない、次いで、この擬似粒子化さ
    れた鉱石に他の鉱石、造滓剤および粉コークスを混合し
    た後焼成することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
JP5625186A 1986-03-14 1986-03-14 焼結鉱の製造方法 Pending JPS62214138A (ja)

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JP5625186A JPS62214138A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 焼結鉱の製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176122A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社神戸製鋼所 焼結鉱製造用の擬似粒子
JP2018048379A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 新日鐵住金株式会社 返鉱を含む配合原料の造粒方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176122A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社神戸製鋼所 焼結鉱製造用の擬似粒子
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