JPS62213887A - 洗浄装置 - Google Patents
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- JPS62213887A JPS62213887A JP5759986A JP5759986A JPS62213887A JP S62213887 A JPS62213887 A JP S62213887A JP 5759986 A JP5759986 A JP 5759986A JP 5759986 A JP5759986 A JP 5759986A JP S62213887 A JPS62213887 A JP S62213887A
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属線、ワイヤロープ、フラットバーのよう
な線材、帯材などの被洗滌材の表面に付着した油膜など
の汚れを洗滌、脱脂する洗滌装置に関するものである。
な線材、帯材などの被洗滌材の表面に付着した油膜など
の汚れを洗滌、脱脂する洗滌装置に関するものである。
(従来の技術)
従来のこの種の装置では、第5図に示すように被洗滌材
aが、洗滌室す内に導入されてから洗滌室すより外部に
導出されるまでの直線距離りを通過する間に、フッ素系
溶剤、トリクレン、パークロールエチレンなどの洗滌液
Cをスプレーdで被洗滌材aに吹掛けると共に、洗滌室
す内に配した洗滌布eで被洗滌材aを摩擦洗滌するもの
が広く使用されている。
aが、洗滌室す内に導入されてから洗滌室すより外部に
導出されるまでの直線距離りを通過する間に、フッ素系
溶剤、トリクレン、パークロールエチレンなどの洗滌液
Cをスプレーdで被洗滌材aに吹掛けると共に、洗滌室
す内に配した洗滌布eで被洗滌材aを摩擦洗滌するもの
が広く使用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来の装置で、被洗滌材aと洗滌液Cとの接触時間
を一定に保ちつつ、洗滌作業を高速化して能率の向上を
図ろうとすれば、洗滌室す内での被洗滌材aが通過する
直線距離りを大きくとることが必要である。しかし従来
例では直線距離りを必要に応じて大きくすることに限界
があり、洗滌作業の高速化が阻まれているという問題が
ある。
を一定に保ちつつ、洗滌作業を高速化して能率の向上を
図ろうとすれば、洗滌室す内での被洗滌材aが通過する
直線距離りを大きくとることが必要である。しかし従来
例では直線距離りを必要に応じて大きくすることに限界
があり、洗滌作業の高速化が阻まれているという問題が
ある。
又、洗滌室すが密閉状態に形成されていないので、オゾ
ンの生成が懸念されるフッ素系溶剤や、毒性を有するト
リクレンやパークロールエチレンなど、この種の洗滌装
置に使用されるこれらの洗滌液Cの蒸気が容易に外部に
漏出するため、洗滌装置を取扱う作業員にとって危険で
あるのみならず、環境汚染に直結し易いという問題があ
る。しかもこれらの洗滌液Cは高価であり、外部への漏
出が洗滌コストを上昇させるという問題もある。
ンの生成が懸念されるフッ素系溶剤や、毒性を有するト
リクレンやパークロールエチレンなど、この種の洗滌装
置に使用されるこれらの洗滌液Cの蒸気が容易に外部に
漏出するため、洗滌装置を取扱う作業員にとって危険で
あるのみならず、環境汚染に直結し易いという問題があ
る。しかもこれらの洗滌液Cは高価であり、外部への漏
出が洗滌コストを上昇させるという問題もある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記問題点を解決するために、洗滌液及びその
蒸気を貯溜する洗滌室を密閉状態に形成する一方、線材
、帯材などの被洗滌材を洗滌室の導入口から導出口に導
くガイドを、被洗滌材の通過距離が前記導入口と前記導
出口との間の直線距離の2倍以上になるようにして配設
したことを特徴とする。
蒸気を貯溜する洗滌室を密閉状態に形成する一方、線材
、帯材などの被洗滌材を洗滌室の導入口から導出口に導
くガイドを、被洗滌材の通過距離が前記導入口と前記導
出口との間の直線距離の2倍以上になるようにして配設
したことを特徴とする。
(作 用)
上記構成によれば、洗滌室内での被洗滌材の通過距離は
ガイドにより、洗滌室の導入口と導出口との間の直線距
離の2倍以上の通過距離に導かれる。従ってミ被洗滌材
と洗滌液との接触時間を従来例の水準に保ちつつ、洗滌
作業を2倍以上に高速化できるので、作業能率の向上が
図れる。
ガイドにより、洗滌室の導入口と導出口との間の直線距
離の2倍以上の通過距離に導かれる。従ってミ被洗滌材
と洗滌液との接触時間を従来例の水準に保ちつつ、洗滌
作業を2倍以上に高速化できるので、作業能率の向上が
図れる。
又、洗滌室を密閉状態としたことで、この種の洗滌装置
に使用されるフッ素系溶剤やトリクレン、パークロール
エチレンなど、一般に高価であり、且つ毒性も懸念され
るこれら洗滌液の蒸気が外部に漏出するのを防止してい
る。
に使用されるフッ素系溶剤やトリクレン、パークロール
エチレンなど、一般に高価であり、且つ毒性も懸念され
るこれら洗滌液の蒸気が外部に漏出するのを防止してい
る。
(実施例)
第1図に示す本発明の第1実施例は、ピアノ線などの被
洗滌線材(被洗滌材)aを、約47℃の沸点を有するフ
レオン(デュポン社商標−フッ素系溶剤の代表例)洗滌
液(洗滌液)b、を用いて洗滌する装置に関し、被洗滌
線材aをフリーホイール(ガイド)10a、10bの円
周軌道に導くように構成したものである。
洗滌線材(被洗滌材)aを、約47℃の沸点を有するフ
レオン(デュポン社商標−フッ素系溶剤の代表例)洗滌
液(洗滌液)b、を用いて洗滌する装置に関し、被洗滌
線材aをフリーホイール(ガイド)10a、10bの円
周軌道に導くように構成したものである。
第1図において1は密閉状態に形成された洗滌室を示し
ており、この洗滌室1は浸漬槽2と蒸気槽3とを横方向
に直列配設して形成されると共に、洗滌室lの内部には
、浸漬槽2内の上部と蒸気槽3内の下部とを連通ずる蒸
気流通路4が設けられている。洗滌室1上部の側壁及び
浸漬槽2と蒸気槽3との隔壁には、被洗滌線材aを挿通
させるために、図の左から右に向かって導入口5a、挿
通口5bS導出口5cがそれぞれ開設され、これらには
ラビリンスパツキン6a、 6b、6cが配されている
。このラビリンスパツキン6a、6b、6cにより、前
記浸漬槽2及び前記蒸気槽3は密閉状態に維持されてい
る。浸漬槽2内の底部には、浸漬槽2内に貯溜するフレ
オン洗滌液すを加熱蒸発させるヒータ7が、蒸気槽3内
の上部には、そのフレオン洗滌蒸気Cを冷却液化させる
凝縮器8が配設され、又、蒸気槽3の側壁には蒸気槽3
内の蒸気圧を検知し、前記ヒータ7のスイッチ7aに接
続された圧力センサ9が備えられている。尚、前記凝縮
器8の冷媒にはフレオンガスが使用されている。
ており、この洗滌室1は浸漬槽2と蒸気槽3とを横方向
に直列配設して形成されると共に、洗滌室lの内部には
、浸漬槽2内の上部と蒸気槽3内の下部とを連通ずる蒸
気流通路4が設けられている。洗滌室1上部の側壁及び
浸漬槽2と蒸気槽3との隔壁には、被洗滌線材aを挿通
させるために、図の左から右に向かって導入口5a、挿
通口5bS導出口5cがそれぞれ開設され、これらには
ラビリンスパツキン6a、 6b、6cが配されている
。このラビリンスパツキン6a、6b、6cにより、前
記浸漬槽2及び前記蒸気槽3は密閉状態に維持されてい
る。浸漬槽2内の底部には、浸漬槽2内に貯溜するフレ
オン洗滌液すを加熱蒸発させるヒータ7が、蒸気槽3内
の上部には、そのフレオン洗滌蒸気Cを冷却液化させる
凝縮器8が配設され、又、蒸気槽3の側壁には蒸気槽3
内の蒸気圧を検知し、前記ヒータ7のスイッチ7aに接
続された圧力センサ9が備えられている。尚、前記凝縮
器8の冷媒にはフレオンガスが使用されている。
浸漬槽2及び蒸気槽3の内部中央には、側壁で支持軸の
両端が支持され、第1図に矢印で示す方向Mに回動自在
のフリーホイールtOa、10bが配設されている。フ
リーホイール10a、10bの直径は各種2.3の内径
の約273に形成されており、前記内径の約2倍の円周
寸法を持つフリーホイール10a、10bに−巻きされ
た被洗滌線材aの各種2.3内での通過距離は約3倍に
延長される。従って、被洗滌線材aとフレオン洗滌液す
及びフレオン洗滌蒸気Cとの接触時間を従来例の水準に
保ちつつ、洗滌作業を約3倍に高速化できる。
両端が支持され、第1図に矢印で示す方向Mに回動自在
のフリーホイールtOa、10bが配設されている。フ
リーホイール10a、10bの直径は各種2.3の内径
の約273に形成されており、前記内径の約2倍の円周
寸法を持つフリーホイール10a、10bに−巻きされ
た被洗滌線材aの各種2.3内での通過距離は約3倍に
延長される。従って、被洗滌線材aとフレオン洗滌液す
及びフレオン洗滌蒸気Cとの接触時間を従来例の水準に
保ちつつ、洗滌作業を約3倍に高速化できる。
第1図に示す11ば、前記凝縮器8に送られるフレ1ン
ガスを冷却する冷凍機、12はそのフレオンガスを循環
させるポンプである。一方、13は洗滌液タンクを示し
ており、浸漬槽2内のフレオン洗滌液すが規定液位以下
であると、浸漬槽2の側壁に取付けられた液位センサ1
4がこれを検知し、液位センサ14に接続するアクチュ
エータ16により弁15を開口し、ポンプ17によって
前記洗滌液タンク13内のフレオン洗滌液すがフィルタ
18を経由して浸漬槽2内に補給される。
ガスを冷却する冷凍機、12はそのフレオンガスを循環
させるポンプである。一方、13は洗滌液タンクを示し
ており、浸漬槽2内のフレオン洗滌液すが規定液位以下
であると、浸漬槽2の側壁に取付けられた液位センサ1
4がこれを検知し、液位センサ14に接続するアクチュ
エータ16により弁15を開口し、ポンプ17によって
前記洗滌液タンク13内のフレオン洗滌液すがフィルタ
18を経由して浸漬槽2内に補給される。
浸漬槽2内のフレオン洗滌液すが規定液位以上になると
、オーバーフローしたフレオン洗滌液すは前記洗滌液タ
ンク13内に戻される。尚、前記凝縮器8で液化された
フレオン洗滌液すは、図に19で示すリターン経路を経
由して洗滌タンク13内にリターンされる。又、浸漬槽
2内のフレオン洗滌液すはポンプ17により適宜循環さ
せられ、フィルタ18で濾過される。尚、浸漬槽2には
、内部下方に洗滌液すを攪拌する回転羽根20が、外部
に超音波振動子21が配設されている。22は、浸漬槽
2及び蒸気槽3の最下部に設けられたフレオン洗滌液す
の排出部である。
、オーバーフローしたフレオン洗滌液すは前記洗滌液タ
ンク13内に戻される。尚、前記凝縮器8で液化された
フレオン洗滌液すは、図に19で示すリターン経路を経
由して洗滌タンク13内にリターンされる。又、浸漬槽
2内のフレオン洗滌液すはポンプ17により適宜循環さ
せられ、フィルタ18で濾過される。尚、浸漬槽2には
、内部下方に洗滌液すを攪拌する回転羽根20が、外部
に超音波振動子21が配設されている。22は、浸漬槽
2及び蒸気槽3の最下部に設けられたフレオン洗滌液す
の排出部である。
以上のように構成された本装置の作用を以下に説明する
。
。
先ず被洗滌線材aを導入口5aより挿入して浸漬槽2の
フリーホイール10aに巻回し、挿通口5bを経由して
、次に蒸気槽3のフリーホイール10bに巻回した後、
導出口5Cより洗滌室1の外部に導出する。浸漬槽2と
蒸気槽3とが横方向に直列配置されているため、これら
一連の作業は容易に行える。次に、ヒータ7により浸漬
槽2内のフレオン洗滌液すを加熱すると共に、°回転羽
根20により前記フレオン洗滌液すを攪拌する一方、超
音波振動子21に通電する。フレオン洗滌液すの液面か
ら発生するフレオン洗滌蒸気Cは空気より重いので、浸
漬槽2内の上部と蒸気槽3内の下部とを連通ずる蒸気流
通路4を経由して、蒸気槽3内に容易に流入する。フレ
オン洗滌蒸気Cは蒸気槽3内の下方より順次充満して洗
滌蒸気層を形成確保し、上部の凝縮器8に達する。
フリーホイール10aに巻回し、挿通口5bを経由して
、次に蒸気槽3のフリーホイール10bに巻回した後、
導出口5Cより洗滌室1の外部に導出する。浸漬槽2と
蒸気槽3とが横方向に直列配置されているため、これら
一連の作業は容易に行える。次に、ヒータ7により浸漬
槽2内のフレオン洗滌液すを加熱すると共に、°回転羽
根20により前記フレオン洗滌液すを攪拌する一方、超
音波振動子21に通電する。フレオン洗滌液すの液面か
ら発生するフレオン洗滌蒸気Cは空気より重いので、浸
漬槽2内の上部と蒸気槽3内の下部とを連通ずる蒸気流
通路4を経由して、蒸気槽3内に容易に流入する。フレ
オン洗滌蒸気Cは蒸気槽3内の下方より順次充満して洗
滌蒸気層を形成確保し、上部の凝縮器8に達する。
この状態で、被洗滌線材aを巻取装置(図示せず)によ
り図で示す矢印方向Nに引張り、巻取る。被洗滌線材a
は導入口5aより浸漬槽2内に順次導入され、フリーホ
イール10aの円周軌道を通過する。この通過の間に、
被洗滌線材aは沸騰するフレオン洗滌液aに浸漬される
と共に、回転羽根20によるフレオン洗滌液すの流動と
超音波振動子21による超音波とをそれぞれ受け、洗滌
される。その後、挿通口5bより蒸気槽3内に導入され
た被洗滌線材aは、フリーホイール10bの円周軌道を
通過する。蒸気槽3内では、被洗滌線材aはフレオン洗
滌蒸気Cにより蒸気洗滌されると共に、この蒸気熱によ
り乾燥を促進される。こうして油膜などの汚れが洗滌、
脱脂され、略乾燥状態で導出口5cより洗滌室1の外部
に導出された被洗滌線材aは、前記巻取装置に順次巻取
られる。
り図で示す矢印方向Nに引張り、巻取る。被洗滌線材a
は導入口5aより浸漬槽2内に順次導入され、フリーホ
イール10aの円周軌道を通過する。この通過の間に、
被洗滌線材aは沸騰するフレオン洗滌液aに浸漬される
と共に、回転羽根20によるフレオン洗滌液すの流動と
超音波振動子21による超音波とをそれぞれ受け、洗滌
される。その後、挿通口5bより蒸気槽3内に導入され
た被洗滌線材aは、フリーホイール10bの円周軌道を
通過する。蒸気槽3内では、被洗滌線材aはフレオン洗
滌蒸気Cにより蒸気洗滌されると共に、この蒸気熱によ
り乾燥を促進される。こうして油膜などの汚れが洗滌、
脱脂され、略乾燥状態で導出口5cより洗滌室1の外部
に導出された被洗滌線材aは、前記巻取装置に順次巻取
られる。
一方、洗滌液タンク13から浸漬槽2内に流入したフレ
オン洗滌液すは、液位センサ14により液位が一定に保
たれると共に、フィルタ18により適宜濾過されて洗滌
能力の低下が防止されている。フレオン洗滌液すは浸漬
槽2内で加熱沸騰させられてフレオン洗滌蒸気Cとなり
、蒸気流通路4を経由して蒸気槽3内に流入する。蒸気
槽3に備えられた圧力センサ9は蒸気槽3内のフレオン
洗滌蒸気Cの蒸気圧を検知し、所定の蒸気圧より低い場
合は、浸漬槽2のヒータ7に通電してフレオン洗滌液す
の加熱温度を上げ、所定の蒸気圧より高い場合は、ヒー
タ7への通電を止めることによって、フレオン洗滌液す
の過熱を防止する。やがて蒸気槽3内の上部にある凝縮
器8に達したフレオン洗滌蒸気Cは凝縮器8で液化され
、リターン経路19を経由して前記洗滌液タンク13内
に再び収容される。このように構成された密閉経路内で
循環使用されるフレオン洗滌ib及びフレオン洗滌蒸気
Cは、外部に漏出するという危険やロスを生じることが
ない。
オン洗滌液すは、液位センサ14により液位が一定に保
たれると共に、フィルタ18により適宜濾過されて洗滌
能力の低下が防止されている。フレオン洗滌液すは浸漬
槽2内で加熱沸騰させられてフレオン洗滌蒸気Cとなり
、蒸気流通路4を経由して蒸気槽3内に流入する。蒸気
槽3に備えられた圧力センサ9は蒸気槽3内のフレオン
洗滌蒸気Cの蒸気圧を検知し、所定の蒸気圧より低い場
合は、浸漬槽2のヒータ7に通電してフレオン洗滌液す
の加熱温度を上げ、所定の蒸気圧より高い場合は、ヒー
タ7への通電を止めることによって、フレオン洗滌液す
の過熱を防止する。やがて蒸気槽3内の上部にある凝縮
器8に達したフレオン洗滌蒸気Cは凝縮器8で液化され
、リターン経路19を経由して前記洗滌液タンク13内
に再び収容される。このように構成された密閉経路内で
循環使用されるフレオン洗滌ib及びフレオン洗滌蒸気
Cは、外部に漏出するという危険やロスを生じることが
ない。
第2図に示すのは、本発明の第2実施例である。
本実施例では、密閉状態の洗滌室1を縦長に形成し、洗
滌室1内には第1実施例と同様のフリーホイール10a
、10bを上下に配設している、洗滌室1内でのフレオ
ン洗滌液すの液位は、下方のフリーホイール10bの大
半が浸漬される位置に設定され、このフリーホイール1
0bに導かれて円周軌道を通過する被洗滌線材aは、フ
レオン洗滌液すに浸漬されて洗滌される。上方のフリー
ホイール10aに導かれて円周軌道を通過する被洗滌線
材aは、フレオン洗滌蒸気Cにより蒸気洗滌されると共
に、蒸気熱により乾燥を促進される。
滌室1内には第1実施例と同様のフリーホイール10a
、10bを上下に配設している、洗滌室1内でのフレオ
ン洗滌液すの液位は、下方のフリーホイール10bの大
半が浸漬される位置に設定され、このフリーホイール1
0bに導かれて円周軌道を通過する被洗滌線材aは、フ
レオン洗滌液すに浸漬されて洗滌される。上方のフリー
ホイール10aに導かれて円周軌道を通過する被洗滌線
材aは、フレオン洗滌蒸気Cにより蒸気洗滌されると共
に、蒸気熱により乾燥を促進される。
このように、上下のフリーホイールlQa、10bによ
り被洗滌線材aの通過軌道を上下方向に設定できるので
、同一の洗滌室l内で浸漬洗滌、蒸気洗滌、及び乾燥を
容易に行うことができる。このとき、図に示すように上
下のフリーホイール10a、10bは互いに反対方向に
回転するので、下方のフリーホイール10bでの巻ぐせ
を、上方のフリーホイール10aで矯正することができ
る。又、フリーホイール10a、10bのそれぞれの円
周軌道を通過する際、被洗滌線材aの内周側と外周側と
が切替わるので、被洗滌線材aの表面全体を略均−に洗
滌することができる第3実施例では、第3図に示すガイ
ド10を使用して被洗滌線材aを導いている。
り被洗滌線材aの通過軌道を上下方向に設定できるので
、同一の洗滌室l内で浸漬洗滌、蒸気洗滌、及び乾燥を
容易に行うことができる。このとき、図に示すように上
下のフリーホイール10a、10bは互いに反対方向に
回転するので、下方のフリーホイール10bでの巻ぐせ
を、上方のフリーホイール10aで矯正することができ
る。又、フリーホイール10a、10bのそれぞれの円
周軌道を通過する際、被洗滌線材aの内周側と外周側と
が切替わるので、被洗滌線材aの表面全体を略均−に洗
滌することができる第3実施例では、第3図に示すガイ
ド10を使用して被洗滌線材aを導いている。
ガイドlOは、輪状の枠体10cより半径方向に延びる
複数本のアーム10dの先端で回転i在に軸支されたガ
イドローラ10eを備えており、ガイド10に巻回され
た被洗滌線材aを各ガイドローラ10eで円周軌道に支
持する。尚、ガイド10の外は、第1実施例若しくは第
2実施例と同様に構成することができる。
複数本のアーム10dの先端で回転i在に軸支されたガ
イドローラ10eを備えており、ガイド10に巻回され
た被洗滌線材aを各ガイドローラ10eで円周軌道に支
持する。尚、ガイド10の外は、第1実施例若しくは第
2実施例と同様に構成することができる。
本実施例のガイド10によれば、被洗滌線材aと軌道ガ
イド10との接触面積が少ないので、被洗滌線材aの表
面全体を均一に洗滌することができる。
イド10との接触面積が少ないので、被洗滌線材aの表
面全体を均一に洗滌することができる。
第4図に示すのは、本発明の第4実施例であり、フラッ
トバーなどの被洗滌帯材(被洗滌材)aの洗滌に好適で
ある。
トバーなどの被洗滌帯材(被洗滌材)aの洗滌に好適で
ある。
本実施例では、洗滌室l内に小径のガイドローラ(ガイ
ド)10fを6個配し、洗滌室1の内壁で回転自在にそ
の回転軸の両端が支持されている。被洗滌帯材aはこれ
ら6個のガイドローラ10fに巻張され、洗滌室1の内
径の約3.5倍の距離を有する曲折軌道に導かれる。図
で明らかなように、被洗滌帯材aの通過軌道を途中で交
差させずに通過距離を容易に延長することができる。
ド)10fを6個配し、洗滌室1の内壁で回転自在にそ
の回転軸の両端が支持されている。被洗滌帯材aはこれ
ら6個のガイドローラ10fに巻張され、洗滌室1の内
径の約3.5倍の距離を有する曲折軌道に導かれる。図
で明らかなように、被洗滌帯材aの通過軌道を途中で交
差させずに通過距離を容易に延長することができる。
従って、被洗滌帯材aの洗滌においても、従来例の洗滌
作業を約3.5倍に高速化して能率の向上を図ることが
できる。尚、ガイドローラ1゜fの外は、′第1実施例
若しくは第2実施例と同様に構成することができる。
作業を約3.5倍に高速化して能率の向上を図ることが
できる。尚、ガイドローラ1゜fの外は、′第1実施例
若しくは第2実施例と同様に構成することができる。
本発明は上記実施例の外、種々の態様に構成することが
できる。例えば、被洗滌材の通過軌道は、円周軌道や曲
折軌道の外、ガイドを用いない従来例の通過距離の2倍
以上になるものであればよく、又、ガイドも本発明の趣
旨に沿って、自由に設計、配設できる。
できる。例えば、被洗滌材の通過軌道は、円周軌道や曲
折軌道の外、ガイドを用いない従来例の通過距離の2倍
以上になるものであればよく、又、ガイドも本発明の趣
旨に沿って、自由に設計、配設できる。
(発明の効果)
本発明は上記構成、作用を有するので、従来例の洗滌能
力を維持したままで洗滌作業を2倍以上に高速化でき、
能率の向上が図れる。
力を維持したままで洗滌作業を2倍以上に高速化でき、
能率の向上が図れる。
又、この種の洗滌装置に使用される高価なフッ素系溶剤
や、毒性を有するトリクレンやパークロールエチレンな
どの洗滌液の蒸気が外部に漏出しないので、安全性が高
く、且つ洗滌液のロスを生じない被洗滌材の洗滌装置を
提供することができる。
や、毒性を有するトリクレンやパークロールエチレンな
どの洗滌液の蒸気が外部に漏出しないので、安全性が高
く、且つ洗滌液のロスを生じない被洗滌材の洗滌装置を
提供することができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す原理図、第2図は本
発明の第2実施例の要部を示す原理図、第3図は本発明
の第3実施例に用いられるガイドの正面図、第4図は本
発明の第4実施例の要部を示す原理図、第5図は従来例
を示す原理図である。
発明の第2実施例の要部を示す原理図、第3図は本発明
の第3実施例に用いられるガイドの正面図、第4図は本
発明の第4実施例の要部を示す原理図、第5図は従来例
を示す原理図である。
Claims (1)
- (1)洗滌液及びその蒸気を貯溜する洗滌室を密閉状態
に形成する一方、線材、帯材などの被洗滌材を洗滌室の
導入口から導出口に導くガイドを、被洗滌材の通過距離
が前記導入口と前記導出口との間の直線距離の2倍以上
になるようにして配設したことを特徴とする洗滌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5759986A JPS62213887A (ja) | 1986-03-15 | 1986-03-15 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5759986A JPS62213887A (ja) | 1986-03-15 | 1986-03-15 | 洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62213887A true JPS62213887A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13060315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5759986A Pending JPS62213887A (ja) | 1986-03-15 | 1986-03-15 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62213887A (ja) |
-
1986
- 1986-03-15 JP JP5759986A patent/JPS62213887A/ja active Pending
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