JPS62212462A - 熱放散性樹脂組成物 - Google Patents

熱放散性樹脂組成物

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JPS62212462A
JPS62212462A JP5626686A JP5626686A JPS62212462A JP S62212462 A JPS62212462 A JP S62212462A JP 5626686 A JP5626686 A JP 5626686A JP 5626686 A JP5626686 A JP 5626686A JP S62212462 A JPS62212462 A JP S62212462A
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JP
Japan
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weight
vinyl monomer
copolymer
parts
thermally conductive
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JP5626686A
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English (en)
Inventor
Takashi Chiba
尚 千葉
Kiyotaka Saito
清高 斉藤
Tomoyuki Kitsunai
橘内 智之
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、成形加工性、耐熱性、耐衝撃性および寸法安
定性に優れた熱放散性樹脂組成物に関するものであり、
インピーダンス機器、ノヤワートランジスタの絶縁シー
トモータスロット空隙部等に使用できる熱放散性樹脂組
成物である。
(従来の技術及び問題点) ポリエチレン1.f?177’ロピレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、或いはエチレン−プロピレン共重合
体などに熱伝導性充てん剤を混入し、射出成形成いは押
出成形したものを熱放散性樹脂として使用する事は周知
である。
かかる熱放散性樹脂に於て熱放散性を向上させるため熱
伝導性充てん剤の含有量を多くすると成形性が困難にな
ると共に成形された製品の衝撃強度が低下する問題を生
ずる。また省資源及び省エネルギーの観点から、製品の
軽薄短小化が進められるに従い、耐熱性のより向上が望
まれ、かかる熱放散性樹脂では耐熱性が不足する場合が
ある。
(発明の目的) そこで、本発明者らは、成形加工性、耐衝撃性および耐
熱性に優れた熱放散性樹脂組成物を見出すべく鋭意検討
した結果、上記の特性を改良できるだけでなく寸法安定
性にも優れた樹脂組成物に到達した。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ゴム状重合体0〜40重量%、芳香族ビニル
単量体残基30〜90重量%、不飽和ジカル?ン酸イミ
ド誘導体残基3〜70重量%およびこれらの残基以外の
ビニル単量体残基0〜40重量%からなるイミド化共重
合体を10重量%以上含有する熱可塑性樹脂10〜50
重量%と熱伝導性光てん剤50〜90重量%とよりなる
ことを特徴とする熱放散性樹脂組成物である。
本発明の熱放散性樹脂組成物は熱伝導性光てん剤とイミ
ド化共重合体のみからなるものであってもよいが、イミ
ド化共重合体100重量部当り他の熱可塑性樹脂を90
0重量部以下含有することができる。他の熱可塑性樹脂
の量がイミド化共重合体100重量部当り900重量部
を超えると、熱伝導性光てん剤をブレンドした場合、衝
撃強度の低下が大きい短所や、耐熱性が不足したり、も
しくは吸湿等による寸法変化が大きくなる短所が現われ
る。本発明の熱放散性樹脂組成物に使用できるイミド化
共重合体以外の熱可塑性樹脂として、アクリロニトリル
−ブタツエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル−
ブタジェン−スチレン−α−メチルスチレン共重合体等
のグラフト共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重
合体、アクリロニトリル−α−メチルスチレン共重合体
、アクリロニトリル−アクリルゴム−スチレン共重合体
、アクリロニトリル−エチレンプロピレン系がムースチ
レン共重合体、メチルメタアクリレート−ブタジェン−
スチレン共重合体、芳香族ポリカーブネート、ポリブチ
レンテレフタレート、Iリエチレンテレフタレート、ポ
リエステルエラストマー、ナイロン−6、ナイロン−6
6、ナイロンエラストマー、ポリフェニレンオキシド、
ボリアリレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリス
ルホン、yNリエーテルスルホン、エリエーテルイミド
お↓びポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。
ここで、本発明の必須成分であるイミド化共重合体およ
びその製法について説明する。イミド化共重合体を構成
する芳香族ビニル単量体としてはスチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、t−7”チルスチレン、ク
ロロスチレン、アセナフチレンが挙ケラレ、スチレン、
α−メチルスチレンが特に好ましい。ゴム状重合体とし
てはブタジェン、イソブレy等のノニン単独又はこれと
共重合可能なビニル単量体よりなる重合体、ジエンと芳
香族ビニル単量体とのブロック共重合体、エチレン−プ
ロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重
合体あるいはアクリル酸エステル単独又はこれと共重合
可能なビニル単量体エリなる重合°体が挙げられる。芳
香族ビニル単量体残基及び不飽和ソカルデン酸イミド誘
導体残基以外のビニル単量体残基を与える単量体は、芳
香族ビニル単量体、不飽和ジカル?ン酸無水物及び/又
は不飽和ジカルゲン酸イミド単量体と共重合可能なビニ
ル単量体であり、その例としてはアクリロニトリル、メ
タクリレートリル、α−クロロアクリロ単量体、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト等のアクリル酸エステル、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、フェニルメタクリレート等のメタ
クリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸、ケイ皮
酸、2−メタクリロイロキシエチルホスフエート、ビニ
ルスルホン酸ナトリウム、P−ビニルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、2−アクリルアミド−2−メチルゾロ/
eンスルホン酸、了りルスルホン酸ナトリウム、無水マ
レイン酸(後記の製造法でアンモニアおよび/又は第1
級アミンによりイミド化する方法でないとき)、マレイ
ン酸等のビニル基を含む酸化合物、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、フマラミド等が挙げられる。これらの
中でアクリロニトリル、メチルメタクリレート、アクリ
ル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、p−ビニルベン
ゼンスルホン酸ナトリウムが特に好ましい。
イミド化共重合体は、必要ならばゴム状重合族ビニル単
量体とを必須として、必要によりこれらと共重合可能な
ビニル単量体を加えた単量体混合物を共重合させた後、
アンモニアおよび/又は第1級アミンと反応させてイミ
ド化しても又はマレイミド、N−メチルマレイミド、N
−エチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、
N−フェニルマレイミド、N−ナフチルマレイミド等の
不飽和ジカルデン酸イミド単量体と芳香族ビニル単量体
とを必須成分として、必要によりこれらと共重合可能な
ビニル単量体を加えた単量体混合物を必要ならばゴム状
重合体の存在下、共重合させたものでもよい。前者の方
法でイミド化共重合体を製造する場合に使用される不飽
和ジカルボン酸無水物としてはマレイン酸、イタコン酸
、シトラコン酸、アコニット酸等の無水物がありマレイ
ン酸無水物が特に好ましい。イミド化反応に用いるアン
モニアや第1級アミンは無水又は水溶液のいずれの状態
であってもよくまた第1級アミンの例としてメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、シ
クロヘキシルアミン等のアルキルアミン、およびこれら
のクロル又はブロム置換アルキルアミン、アニリン、ト
リルアミン、ナフチルアミン等の芳香族アミンおよびク
ロル又はブロム置換芳香族アミンがあげられる。
イミド化反応は溶液状態又は懸濁状態で行なう場合は通
常の反応容器、例えばオートクレーブなどを用いるのが
好ましく、塊状溶融状態で行なう場合は脱揮装置のつい
た押出機を用いてもよい。イミド化反応の温度は約50
〜350℃であり、好ましくは100〜300℃である
。50℃未満の場合には反応速度が遅く、反応に長時間
を要し実用的でない。一方350℃を越える場合には重
合体の熱分解による物性低下をきたす。
イミド化反応時に触媒を用いてもよく、その場合は第3
級アミン、例えばトリエチルアミン等が好ましく用いら
れる。
本発明におけるイミド化共重合体は、ゴム状重合体の含
有量は0〜40重量%、好ましくは0〜30重量%であ
り、芳香族ビニル単量体残基の含有量は30〜90重量
%好ましくは40〜80重量%であり、不飽和ジカルボ
ン酸イミド誘導体残基の含有量は3〜70重量%、好ま
しくは5〜60重量%および前記の基以外のビニル単量
体残基の量が0〜40重量%、好ましくは0〜30重量
%からなるイミド化共重合体である。ゴム状重合体を含
有することにより、耐衝撃性および耐熱水性を向上させ
ることができるが、ゴム状重合体の量が40重量%を超
えると、耐熱性、成形性及び寸法安定性が損われる。芳
香族ビニル単量体残基の量が30重量%未満であると成
形性及び寸法安定性が損われ、90重量%を超えると、
耐衝”撃性及び耐熱性が損われる。不飽和ジカルデン酸
イミド誘導体残基の量が3重量%未満であると、熱伝導
性光てん剤をブレンドした場合衝撃強度の低下が大きく
、また耐熱性の向上効果が減少する。一方、不飽和ジカ
ルデン酸イミド誘導体残基の量が70重量%を超えると
樹脂組成物がもろくなり、成形性も悪くなる。これらと
共重合可能なビニル単量体残基を含有することにより、
他の熱可塑性樹脂との相溶性及び耐薬品をより良好にす
為ことができ、また熱伝導性光てん剤をブレンドした場
合、耐熱性の向上効果をより大きくすることができるが
、これら共重合可能なビニル単量体残基(芳香族ビニル
単量体残基および芳香族ビニル単量体残基以外のビニル
単量体残基)の量が40重量%を超えると、寸法安定性
及び耐熱性が損われる。
本発明に使用される熱伝導性光てん剤としては、石英(
結晶性シリカ)、石英ガラス(溶融シリカ)、クリスト
バル石などのシリカ粉類、酸化ベリリウム、酸化マグネ
シウム、アルミナ、酸化トリウム、゛酸化チタンなどの
酸化物類、カープランダム、炭化はう素、窒化はう素、
窒化アルミニウム、窒化チタンなどの非酸化物タイプの
セラミック微粉末、 黒鉛などの結晶性炭素類、銅、アルミニウム、マグネシ
ウム、鉄、錫などの金属微粉末等が挙げられるが、 熱放散性、および絶縁性ともに要求される場合は、金属
酸化物類、非酸化物タイプのセラミック類及びシリカ粉
類が好ましい。
本発明の樹脂組成物において、熱伝導性光てん剤の含有
量は50〜90重量%、 好ましくは、60〜80重量
%である、50重量%未満の含有量では、熱放散性が充
分でなく、又、90重量”%を超えると、成形性の低下
や耐衝撃性の低下が見られる。
なお、本発明において熱伝導性光てん剤を表面処理せず
にそのiま使用してもよいが、できれば表面処理を施し
た熱伝導性光てん剤を使用するのが好ましい。使用し得
る表面処理剤としてはイングロビルトリイソステアロイ
ルチタネート、イングロビルソインステアロイル7ミル
フェニルチタネート、イングロビルジステアロイルメタ
グリルチタネート、イソプロピルジメタクリルイソステ
アロイルチタネート、イングロビルドデシルベンゼンス
ルホニルチタネート、イソプロピルインステアロイルジ
アクリルチタネート、イソプロピル4−アミンベンゼン
スルホニルソ(ドデシルベンゼンスルホニル)チタネー
ト、イソプロピルトリ(ゾオクチルノやイロホスフエー
ト)チタネート、イソプロピルトリ(N−エチルアミノ
−エチルアミン)チタネート等のチタネート表面処理剤
、ビニルl−IJス(β−メトキシエトキシ)シラン、
ビニルトリクロロシラン、r−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルトIJメトキシシラ
ン、r−クロロプロピルl−17メトキシシラン、r−
メルカグトプロビルトリメトキシシラン、フェニルトリ
エトキシシラン、テトラノニルシリケート等の7ラン系
表面処理剤、その他アルミニウム、クロム、スズ等の有
機金属表面処理剤、ステアリン酸、オイレン酸、・母ル
チミン酸、ベヘニン酸等の脂肪酸及びこれら脂肪酸の亜
鉛、鉛、カルシウム、マグネシウム塩が挙げられる。
本発明の熱放散性樹脂組成物はイミド化共重合体を必須
成分とした熱可塑性樹脂と熱伝導性光てん剤とをブレン
ドしたものであるが、その混合法は特に制限がなく、公
知の手段を使用することができる。その手段として例え
ばバンバリーミキサ−、タンブラ−ミキサー、混合ロー
ル、l軸又は2軸押用機等があげられる。混合形態とし
ては通常の溶融混合、マスターベレット等を用いる多段
階溶融混線、溶液中でのブレンド等により組成物を得る
方法がある。
また本発明の組成物にさらに安定剤、難燃剤、可塑剤、
滑剤、紫外線吸収剤、着色剤およびタルク、シリカ、ク
レー、マイカ、炭酸カルシウム等の充填剤などを添加す
ることも可能である。
(実施例) 以下本発明をさらに実施例によって説明するが、本発明
はその要旨を越えない限シ、以下の実施例に限定される
ものではない。なお実施例中の部、チはいずれも重量基
準で表わした。
なお、実施例で測定した試験方法は下記の通りである。
(1)Mi  (メルトインデックス)・・・・・・2
90℃、荷重5陶、ASTM−D1238に準じて測定
(2)衝撃強度・・・・・・ノツチ付アイゾツト強度。
ASTM−D256に準じて測定。
(3)ピカット軟化点・・・・・・荷重5に4、AST
M−01525に準じて測定。
(4)寸法安定性・・・・・・角棒147X6.35X
127 wm  を20℃で水中に3日間静置した時 の長さを成形直後の長さに対する 伸び率で評価した。
(5)熱放散性・・・・・・JIS A1413 に準
じて熱伝導率を測定した。
実験例(1):イミド化共重合体の製造攪拌機を備えた
オートクレーブ中にスチレン60部、メチルエチルケト
ン100部を仕込み、系内を窒素ガスで置換した後温度
を85℃に昇温し、無水マレイン酸40部とベンゾイル
ツヤ−オキサイド0.15部をメチルエチルケトン20
0部に溶解した溶液を8時間で連続的に添加した。
添加後さらに3時間温度を85℃に保った。粘調な反応
液の一部をサンプリングしてガスクロマトグラフィーに
より未反応単量体の定量を行なった結果、重合率はスチ
レン95%、無水マレイン酸98%であった。ここで得
られた共重合体溶液に無水マレイン酸に対し表−1に示
す当量のアニリン、トリエチルアミンo、3部ヲ加え1
40℃で7時間反応させた。反応溶液にメチルエチルケ
トン200部を加え、室温まで冷却し、激しく攪拌した
メタノール1500部に注ぎ、析出、濾別、乾燥しイミ
ド化共重合体A−1〜4を得た。但し、共重合体A−4
は比較用のイミド化してない共重合体である。
実施例(2)ニゲラフト共重合体の製造ポリブタジェン
ラテックス93部(ポリブタジェン固形分濃度54%、
平均粒径250mμ、rル含量73%)、水190部、
硫酸第一鉄0.004部、エチレンソアミン四酢酸四ナ
トリウム0.01部及びホルムアルデヒドナトリウムス
ルホキシラート0.15部を重合容器に仕込み、50℃
の温度で攪拌しながらスチレン30部、アクリロニトリ
ル10部、アクリル酸メチル10部、t−ドデシルメル
カプタン0.4部及びツクミル・ぞ−オキシド0,15
部からなる混合物を5時間かけて連続分添した。分添終
了後65℃でさらに1時間重合させた。得られたラテッ
クスを塩化カルシウムで析出、乾燥し、得られた粉末を
グラフト共重合体−1とした。
実験例(3):熱放散性樹脂の製造 実験例(1)で得られたイミド化共重合体A−1〜4を
表−1に示す量、実験例(2)で得られたグラフト共重
合体−1もしくはポリエステルエラストマー(東洋紡社
製ペルプレンP70B以下P70Bと表示する)を表−
1に示す量、及び平均粒径25μmの溶融シリカ70部
を、ヘンシェルミキサーで混合し、2軸回方向連続押出
機で溶融混練し、造粒機で造粒したにレットを得、表−
1に示す物性を得た。
実験例(4):イミド化共重合体の製法実験例(1)と
同様のオートクレーブ中に表−2に示すビニル単量体6
0部、メチルエチルケトン100部、小片状に切断した
ポリブタジェン10部を仕込み、室温で一昼夜攪拌しゴ
ムを溶解した後、系内を窒素ガスで置換し、温度を85
℃に昇温した。無水マレイン酸40部とベンゾイルpJ
?−オキサイド0.075部およびアゾビスイソブチロ
ニトリル0.075部をメチルエチルケトン200部に
溶解した溶液を8時間で連続的に添加した。これ以降は
実験例(1)と全く同じ操作を行なった。ここで得られ
た共重合体溶液に無水マレイン酸に対して06g当量の
アユリフ34部、トリエチルアミン0.3部を加え14
0℃で7時間反応させた後、実験例(1)と同様にして
イミド化共重合体A−5〜8を得た。
実験例(5)二表面処理された窒化はう素の製造窒化は
う素100部をヘンシェルミキサーで攪拌しながら、r
−アミノグロビルトリエトキシシラン0.6部を噴霧し
て添加し、さらに攪拌下120℃に加熱してエチルアル
コールを除去しつつ、反応を完結させ、表面処理された
熱伝導性光てん剤を得た。
実験例(6):熱放散、性樹脂の製造 実験例(4)で得られたイミド化共重合体A−5〜8と
スチレン−アクリロニトリル共重合体(電気化学社製A
s−H以下ASと表示する)、Iリカーボネート(帝人
化成社製)母ンライントK −1300W )  また
は、ナイロン66(宇部興産社製2020U )  と
実験例(5)で得られた表面処理された熱伝導性光てん
剤とを種々の割合でブレンドし、ベント付押出機により
イレット化し、物性を測定し、結果を表−2に示した。
実験例(7):イミド化共重合体の製造窒素置換した重
合容器中に、表−3に示したビニル単を体3部、α−メ
チルスチレン60部、マレイミド15部、アクリロニト
リル12部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの
20チ水溶912.5部、塩化カリウム0.05部、L
−ドデシルメルカプタン0,5部及び水213部を仕込
み、70℃に昇温させた後、過硫酸カリウム1チ水溶液
6.7部を添加し重合を開始した。また6時間後にも過
硫酸カリウム1%水溶液3.3部を添加した。重合開始
より1時間後よりアクリロニトリル10部を6時間かけ
て定量ポンプを用いて重合系中に添加した。重合を10
時間で停止し、さらに塩化カルシウムで析出し、ろか、
乾燥後イミド化共重合体A−9〜11を得た。
実験例り8):熱放散性樹脂の製造 グラフト共重合体−1の5部と実験例(7)で得られた
イミド化共重合体A−9〜11と?リフエニレンサルフ
ァイド(フィリップス社製P−4以下PPSと表示する
)、ポリスルホン(UCC社製、P−1700以下PS
Uと表示する)、ポリエーテルスルホン(iCi社製2
00p以下PESと表示する)又はボリアリレート(ユ
ニチカ社製U−100以下U−100と表示する)と平
均粒径8μm(D精品性シリカ60%と平均粒径3μm
の溶融シリカ40チとからなる熱伝導性光てん剤とを種
々の割合でブレンドし、2軸回方向連続押出機でペレッ
ト化し、物性を測定し、結果を表−3に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴム状重合体0〜40重量%、芳香族ビニル単量体残基
    30〜90重量%、不飽和ジカルボン酸イミド誘導体残
    基3〜70重量%およびこれらの残基以外のビニル単量
    体残基0〜40重量%からなるイミド化共重合体を10
    重量%以上含有する熱可塑性樹脂10〜50重量%と熱
    伝導性充てん剤50〜90重量%とからなる樹脂組成物
JP5626686A 1986-03-14 1986-03-14 熱放散性樹脂組成物 Pending JPS62212462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5232970A (en) * 1990-08-31 1993-08-03 The Dow Chemical Company Ceramic-filled thermally-conductive-composites containing fusible semi-crystalline polyamide and/or polybenzocyclobutenes for use in microelectronic applications

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5232970A (en) * 1990-08-31 1993-08-03 The Dow Chemical Company Ceramic-filled thermally-conductive-composites containing fusible semi-crystalline polyamide and/or polybenzocyclobutenes for use in microelectronic applications

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