JPS62212026A - 内曲げフランジ成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分′ｇｆ） 本発明は、第５ＩＡに示すように、開放端に内向きの壁
又はフランジアを全周又は部分的に有する容器状製品Ｗ
を成形するための装置に関するＯ （従来の技術） 開放端に内向きめ壁又はフランジをもつ容器状製品の成
形加工には、ゴム製の内型を椀形に成形したワーク内に
圧入すると共にワーク端縁をダイで絞り、その後内型に
加えた圧力を解放して内型を抜出すようにし九ゴム型に
よる成形方法や、手作業による絞り加工が採用されてい
友。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のゴム型による加工は、丸味をもつ製品の加工には
適するが、小さい曲率半径で曲折するフランジ等をもつ
製品の加工では、ゴム型によっては曲折部分に高い圧力
を集中できないため正確な形状に成形することが困難で
あり、手作業による加工は非能率であると共に正確な仕
上がりは期待できなかつ九。

Ｃ問題点を解決するための手段） 本発明は、内型となる金型を分割して複数個の割型に分
け、この割型の分割面を相対移動させることによって金
型の大きさを変更させて、金型のセット、プレス加工及
び取出しを行うようにしたもので、その手段は、椀形の
ワークに内型を入れてワークの端３をダイで内向きに加
圧し、ワークに内向きのフランジを形成する内曲げフラ
ンジ成形装置において、金属製の内型の頭部を扇形及び
楔形の端面形状に分割すると共にこの頭部の中心側にそ
れぞれ頸部とこれに連らなる肩部とを設けて扇形割型及
び楔形割型を形成し、楔形割型の内側にカム摺動面を設
け、両割型の肩部を横方向摺動自在に保持すると共に両
割型を内向きに付勢するばねを内装した滑り案内体を、
保持体内において加圧方向に摺動自在に設け、保持体端
面にワーク端縁を加圧するダイを取付け、楔形割型のカ
ム摺動面に接触する棒状のカムを保持体の底に設けたこ
とを特徴とする。

（作用） 内型上にワークを載置して上型を下降すると、楔形割型
はカムによって外向きに移動し、同時に扇形割型を外向
きに押し出す。両割型の周面が連続した状態まで押出し
てワーク内周面に密着させた後、ワーク端ξをダイで加
圧して内向きく折り曲げて成形する。

（実施例） 図面において、内型（１）は、扇形割型（２）と楔形割
型（３）とからなり、扇形割形（２）は、頭部（４）に
製品形状に一致する周面１５）と中心に向けて狭くなる
二つ平面を（６）を備え、この頭部（４）の周面（５）
から離れた位置に長手方向にのびる頸部（７）が一体に
設けられ、更にその端末に外向きにのびる肩＠（８）が
一体に設けられる。

楔形割型（３）も、頭部ＱＩＫ製品形状に一致する周面
（Ｉｌｌと中心に向かう二つの平面（１ｚ１α２を有す
るが、この平面ａｚ１αｚは、周面に向かうに従って狭
くなって楔形を形成している。そして、頭ｍ（１Ｇに続
いて頸部（１３、肩部Ｉが連設されている点Ｆｉ扇形割
型（２＋と同じであるが、楔形割凋（３）は、内周面０
１１部に傾斜したカム摺動面ａｅが設けられている。

両割型（２）、（３）ノ肩部（８）、（１４１は、放射
方向の長溝ａη、０秒が穿設され、また、外周面Ｋｔｉ
ばね座α鐘、■が凹設され、・）字状断面をもつ滑り案
内体Ｑυ内において内向きのばね圧力を受けふと共に放
射方向の摺動が自在に支持されている。滑り案内体ＱＤ
は、上下の案内板（社）と（ハ）の間にリングＱ４を介
在させ、長溝卸、（１秒を通るねじ［有］で両案内板＠
、（ハ）、リング１２４）を一体に結合すると共に１ば
ね座α９、■、（至）、罰によって圧縮はね（ハ）、四
を保持させる。この滑り案内体Ｑυの外周面は、保持体
（至）の六Ｇυの内周面Ｃ３３によって上下摺動の案内
作用を受ける。

保持体ωの底ωには棒状のカム（財）が固定され、保持
体（至）の上端には、製品の外面を加工する加圧面（至
）をもつダイ（至）が固定され、案内板のと底（至）の
間にはばねＧηが介装されて、滑り案内体（２１）と共
に内型（１１を上向きに加圧してダイ＠の下端に圧接さ
せている。

以上の表４成をもつから、縁部を立ち上げて椀形又は皿
形に中間加工したワークＷを、内を（１）上にかぶせ、
上型ブロック（至）を下降させると１内型（１）と滑り
案内体Ｑυは、ばねｒ３′ｒＩを圧縮しながら後退する
。そしてこの後退によって、楔形割型（３）は、カム摺
動面ａｆ９がカム（ロ）によって押されるため、はね翰
に抗して外向きに移動し、この移動によって扇形割型（
２）をばね（至）に抗して外向きに移動させ、その頭部
（４）の周面（５）がワークＷの縁部に達したとき楔形
割型（３）は更に押されて＠２図に示すようＫＦＮ面（
１１１は局面（６）と連続した状態になり、内型口）は
ワークＷの内面に密嵌した状態になる。

更に加圧を続けると、第４ＦＡに示すように、割型（３
）のカム摺動面（ｔ６１ｒｉ”カム（ロ）の斜面部を通
過し、カムｃ３４）の平行部分で割型（３）の内周面が
支持され、割型（３）と割型（２）の後退が阻止されて
内型形状を維持し、ダイ［有］の加圧面■によってワー
りＷの立上り縁を内向きに折曲げて内型（１）上に押し
つけてフランジ７を成形する。ワークＷは、金型と金型
の間で成形加工を受けるから金型形状に忠実な形に加工
される。

次に上型ブロックを後退させると、内型（１）及び滑り
案内（２１）は、ばねｃ３７）に押されて上昇し第３図
の状態に戻る。このとき各割型（２）、（３）もばね弼
、凶に押されて内方へ５動し、頭部（４）、四の周面（
５１、［１１１がフランジ７の内縁よりも縮小してワー
クＷを内型（１）からはずすことができる。したがって
、１ストロークで内向きのフランジを正確に成形加工す
ることが可能になり九。

上記の説明では、上型ブロック（至）の下方への移動に
よって加圧しているが、保持体（至）を上方へ移動させ
るようにしてもよい。ま九、棒状のカム（ロ）が保持体
■の底（３鵠に固定されているが、カム（ロ）をこのよ
うに固定することなく、底（至）を貫通する作動杆に連
結して別の駆動源によって駆動してカム作動位置を微調
整し九り、上型ブロックＣ淘又は保持体（至）の運動と
は無関係に内型（１）の操作を行うよう（（することも
できる。

（発明の効果） 本発明は、内型を分割して扇形の割型と楔形の割型に分
け、楔形の割型の進退によって内型の大きさを変更する
ようにしたので、構成が簡単である上、模作用によって
強い拡張力が作用してワーク内面に密着することができ
て正確な成形加工をすることができ、割型の拡大縮小が
型の上下動に伴って自動的に行われるため作業が容易で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の内型縮小時の端面形状、第２図は内型
拡大時の端面形状、第３図は第１図の人−Ａ線と同一方
向で切断し九本考案の実施例の縦断面、第４図は加圧行
程終了時の縦断面図、第５図（２ｋ）、（ｂ）は製品の
平面図及び断面図である。 （１）・・・内型　　　　　　　（２）・・・扇形割型
（３）・・・楔形割型　　　　ｆ４１、［１Ｇ・・・頭
部＋ｔｅ・・・カム摺動面　　　　Ｃυ・・・滑り案内
体器・・・保持体　　　　　　（ロ）・・・カム田・・
・ダイ 外２名 第４図 誠 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 椀形のワークに内型を入れてワークの端縁をダイで内向
   きに加圧し、ワークに内向きのフランジを形成する内曲
   げフランジ成形装置において、金属製の内型の頭部を扇
   形及び楔形の端面形状に分割すると共にこの頭部の中心
   側にそれぞれ頸部とこれに連らなる肩部とを設けて扇形
   割型及び楔形割型を形成し、楔形割型の内側にカム摺動
   面を設け、両割型の肩部を横方向摺動自在に保持すると
   共に両割型を内向きに付勢するばねを内装した滑り案内
   体を、保持体内において加圧方向に摺動自在に設け、保
   持体端面にワーク端縁を加圧するダイを取付け、楔形割
   型のカム摺動面に接触する棒状のカムを保持体の底に設
   けたことを特徴とする内曲げフランジ成形装置。