JPS62211901A - 自動車用送風機の速度制御用抵抗器 - Google Patents

自動車用送風機の速度制御用抵抗器

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JPS62211901A
JPS62211901A JP5553086A JP5553086A JPS62211901A JP S62211901 A JPS62211901 A JP S62211901A JP 5553086 A JP5553086 A JP 5553086A JP 5553086 A JP5553086 A JP 5553086A JP S62211901 A JPS62211901 A JP S62211901A
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JP
Japan
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resistor
speed control
heat sink
automobile blower
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP5553086A
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English (en)
Inventor
勝美 新田
安島 信雄
倉沢 邦和
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TAISEI KOKI KK
Original Assignee
TAISEI KOKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は自動車用送風機の速度制御用抵抗器に係り、特
に安全性を向上させたこの種の抵抗器に関するものであ
る。
[発明の技術的背景コ 従来から、自動車用送風機の速度制御用抵抗器は、電熱
線(例えばNCHW又はF C1−] W等)をコイル
状に巻回したものを、絶縁ベースに圧入された端子に−
又は複数個設けられ、その端子を選択することによって
抵抗値を決定している。そして、抵抗器に異常電流が流
れたときの、発生するジュール熱に対する保護手段とし
ては、抵抗体自体を低融点の合金で形成して電熱線とヒ
コ、−ズを兼ね備えたものや(実公昭57−40484
号)、抵抗体とは別に抵抗体と接続端子との間に導電性
の板バネを低融点合金で取着したもの(実開昭57−1
63706号)が知られている。
このような抵抗器は、自動車内部における樹脂製通風ダ
クト内に設置されるものである。即ち。
送風機用モータにより駆動される送風機によって、樹脂
製の通風ダクトから送風するための送風機の速度制御用
抵抗器として使用され、この送風機の送風空気によって
強制空冷されるものである。保護手段が動作する場合と
しては、先ず、送風機用モータにおけるモータロック或
いはモータショート等で送風が停止し、かつ異常電流が
流れると抵抗体が発熱する。この場合、異常電流により
抵抗体が焼き切れて抵抗回路を遮断し、又は抵抗体のジ
ュール熱によって低融点合金が溶解されて板バネを作動
させ、その回路を遮断するようになっている。
[背景技術の問題点] しかしながら、このような従来の抵抗器は自らの放熱手
段を有しておらず、通風ダクト内を流れる風だけで冷却
されており、実測によれば通常使用時の表面温度は15
0°C〜250°Cまで」二昇し、異常時(モーターロ
ック時)においては400℃〜700°Cにまで上昇し
、この状態が温度ヒユーズが溶断するまでの時間(約3
0秒から長いもので約3分)通風ダクト内で保持される
。このことは抵抗器の取付けた周囲が可燃物(樹脂)で
あるため火災の原因となり得るものである。しかも、従
来の抵抗器はその構成する機能部品が取付ベース上に全
て露出しているため異常時に温度ヒユーズが溶断した際
、ユーザーの勝手な改造、例えばPb−3n系のハンダ
を用いてハンダ付けを施したり、針金等で接続したりし
て再使用される可能性を有している。この様な改造はハ
ーネス、通風ダクト、相手方部品などの損傷をまねくば
かりでなく自動車火災等の原因になる危険性がある。
[発明の目的] 本発明は、」二記従来の難点に鑑みなされたもので抵抗
体を外部露出させずに安全性の向上を図つた自動車用送
風機の速度制御用抵抗器を提供せんとするものである。
[発明の概要] このような目的を達成するために本発明の自動車用送風
機の速度制御用抵抗器は、金属箔又は金属板にパターニ
ングを施して成る抵抗体、該抵抗体の発するジュール熱
を放熱するヒートシンク、前記抵抗体を絶縁物を介して
前記ヒートシンクに固定する押え板及び前記ヒートシン
クを固定保持し且つ前記抵抗体と接続される接続端子を
有する取付ベースから成り、前記抵抗体は過電流により
溶断する比較的融点の低い金属より形成されるかあるい
はその一部が過電流により溶断可能な細さに形成される
ことが望ましい。又、前記抵抗体と前記取付ベースの接
続端子は、温度ヒユーズ又は温度ヒユーズと板バネなど
の保護手段を介して接続されていてもよい。更に、前記
押え板として放熱フィンを有するヒートシンクを用いる
ことができる。
[発明の実施例] =5− 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
実施例1 第1図は本発明の一実施例の分解斜視図である。
抵抗体1は金属箔あるいは金属板をエツ′チング等の技
法によりパターニングを施したもので、通常ニクロム、
鉄−クロム等が用いられるが、望ましくはこれより融点
の低い銅−ニッケル(融点900〜1000°C)を用
いるか、あるいはパターンの一部を局部的に細く形成し
、過電流によって自ら溶断するように構成する。絶縁物
である放熱シート2.2は□放熱性に優れた絶縁性のシ
ートから成り、例えばデンカ(株)のBFG−30,2
0、藤倉化成(株)のクールシート1674等が用いら
れる。放熱シー1−2の代わりにマイカ等絶縁物をシリ
コングリスで挾んだ従来の絶縁シート2′を用いてもよ
い(第2図)。ビーl−シンク3は、抵抗体1の発する
ジュール熱を効果的に放熱するためのフィンを有し1通
常アルミ等の放熱性の良い材料から成る。押え板4は抵
抗体1を放熱シート2.2を介してヒートシンク3に固
定するもので、放熱性の良い材料から成る。一方通風ダ
クトl\の取付手段である取付ベース5は、絶縁性の樹
脂等から成り、抵抗体1の接続端T−6が固定されてい
る。
このように構成される本実施例の抵抗器を組立てるには
ます、抵抗体]を2枚の放熱シート2.2ではさみ込み
ヒートシンク3ど抑え板4との間に11−めネジ7で固
定し、ヒートシンク組立品を作成し、このピー1−22
9組立品を取付ベース5にボス1へ8及び11−めネジ
9によって固定保持させる。
次いで抵抗体1の端と接続端子6とをスポット溶接ある
いはハンダ付は等で接続する。
実施例2(第3図) 本実施例は、実施例1における押え板4の代わりに放熱
用のフィンを有するピー1−シンク4′を用い、更に放
熱効果の向」二を図ったもので実施例1と同様に二つの
ヒートシンク3とヒートシンク4′との間に放熱シート
2、抵抗体1及び放熱シート2を挾み固定する。
実施例3 7一 本実施例は、抵抗体1と接続端子6とを温度ヒユーズ1
0を介して接続したものである。温度ヒュースとしては
例えは内橋金属(株)製、日本電気(株〕製の市販品を
用いることができる。温度ヒユーズ10は第4図に示す
ように無機接着剤11を用いて実施例1の押え板4又は
実施例2のヒートシン94″に固定するか、あるいは第
5図に示すように押え板4に温度ヒユーズ用の溝12又
は中空溝13を形成しこれに温度ヒュース10を挿入し
、組立て後、溝12又は中空溝13の穴の中へ無機接着
剤等をポツティングし封止する。if4! ] 2に温
度ヒユーズ10を挿入する場合は絶縁板14を介在させ
る。第5図の実施例では、抵抗体1だけでなく温度ヒユ
ーズ10もピー1−シンク3内に納まり、外部からμえ
ないのでユーザーによる改造が防止できる。
実施例4 本実施例は、第6図に示すように抵抗体1の端にリン青
銅等の板バネ15をスボソ1へ溶接等により接続し、こ
の板バネ15を取付ベース5の接続8一 端子6に温度ヒユーズ16で固定したものである(第7
図)。
実施例5 本実施例は、取付ベース5に成形品を用い、ポスト8を
一体成形したものである(第8図)。更に接続端子6を
インサー1〜成形することにより組立工程を減少するこ
とができる。
実施例6 本実施例は、第9図に示すようにヒートシンク3ど押え
板4との間に抵抗体1をヒートシンク3及び押え板4に
触れないように挿入し、間隙に無機接着剤11をポツテ
ィングしたものである。
尚、本発明の速度制御用抵抗器は上記実施例に提示され
たものだけでなく、例えば取付ベースの形状及びヒート
シンクの形状など、特許請求の範囲に記載されろ範囲内
において自由に変更できる。
「発明の効果コ 以」二の説明から明らかなように、本発明の速度制御用
抵抗器においては、抵抗体として金属箔(金属板)を用
いているのでメッキあるいは厚膜によろ抵抗体に比へ抵
抗パターンの断面積が大きいため大電流に耐え、且つ高
信頼性の抵抗器が得られ、金属であるためTCR(抵抗
温度係数)が良い。又、ヒートシンクの中に全ての機能
を収納しているので、ユーザーによる勝手な改造を不可
能とすると共に、放熱効果の高いヒートシンクを有して
いるので、抵抗器表面温度は通常動作時で約80’C〜
+30”Cに保持でき、モーターロック時に温度ヒュー
ズカ翰容断するまでの間でも1.80℃程度しか上昇し
ないので火災等の危険性が極めて少なく、安全性が高い
。又、従来のタイプに比べ外部に露出している部品が少
ないため耐振性が高く、構造が強固なので通風ダクトへ
組込む際、落下しても破損したり変形することがない。
更に。
本発明の速度制御用抵抗器はヒートシンク内の抵抗体を
変えるだけで、どの自動車にも取付けられるので自動車
によって構造を変光なけれはならなかった従来のものに
比べその生産設備はわずかてよく、製造コス1−の低減
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の速度制御用抵抗器の第1の実施例の分
解斜視図、第2図は同じく第1の実施例の部品斜視図、
第3図は第2の実施例の部品斜視図、第4図及び第5図
は第3の実施例の断面図、第6図は第4の実施例のそれ
ぞれの部分を示す図、第7図は同第4の実施例の断面図
、第8図は第5の実施例の部品斜視図、第9図は第6の
実施例の断面図である。 1・・・・・・・・抵抗体 2・・・・・・・・放熱シー1〜(絶縁物)3・・・・
・・・・ピー1−シンク 4・・・・・・・・押え板 5・・・・・・・・取付ベース 6・・・・・・・・接続端子 8・・・・・・・・ポスト 10.16・・・・・・温度ヒユーズ 11・・・・・・無機接着剤 15・・・・・・板バネ 代理人 弁理士  守 谷 −雄 第2図     第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属箔又は金属板にパターニングを施して成る抵抗
    体、該抵抗体の発するジュール熱を放熱するヒートシン
    ク、前記抵抗体を絶縁物を介して前記ヒートシンクに固
    定する押え板及び前記ヒートシンクを固定保持し且つ前
    記抵抗体と接続される接続端子を有する取付ベースから
    成ることを特徴とする自動車用送風機の速度制御用抵抗
    器。 2、前記抵抗体は、過電流により溶断する低融点合金よ
    り形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の自動車用送風機の速度制御用抵抗器。 3、前記抵抗体の一部が過電流により溶断可能な細さに
    形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の自動車用送風機の速度制御用抵抗器。 4、前記抵抗体と前記接続端子との間に、過電流による
    事故防止のための保護手段を設けることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第3項記載の自動車用送風機
    の速度制御用抵抗器。 5、前記押え板が放熱フィンを有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の自動車用送風
    機の速度制御用抵抗器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02110511U (ja) * 1989-02-22 1990-09-04
JP2008053591A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Alpha Electronics Corp 金属箔抵抗器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052602B2 (ja) * 1979-12-18 1985-11-20 ソニー株式会社 増幅器
JPS6124205A (ja) * 1984-07-13 1986-02-01 株式会社タイセー 自動車用送風機の速度制御用抵抗器

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