JPS6221188Y2 - - Google Patents

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JPS6221188Y2
JPS6221188Y2 JP1981186020U JP18602081U JPS6221188Y2 JP S6221188 Y2 JPS6221188 Y2 JP S6221188Y2 JP 1981186020 U JP1981186020 U JP 1981186020U JP 18602081 U JP18602081 U JP 18602081U JP S6221188 Y2 JPS6221188 Y2 JP S6221188Y2
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JP
Japan
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overhanging
valve body
upper lid
control valve
valve
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JP1981186020U
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JPS5889667U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被調節流体の流量などを調節する調
節弁に関する。
〔従来の技術〕
一般に、この種の調節弁においては、被調節流
体の温度によつて操作部、シール部が影響される
のを避けるため、弁本体上部に取付けられる上蓋
の長さを長くした、いわゆるエクステンシヨン型
とする必要がある。これは、たとえば被調節流体
の温度が低いとき、弁本体に取付ける上蓋上端側
の弁軸シール用のグランドパツキンが凍結されて
しまい、そのシール性が損なわれるのを避けるこ
とが必要とされるため等である。
そして、上述した上蓋の長さは、ときには1m
を越えることもあつて、このような構成による調
節弁を配管中に組込むと、振動などにより取付け
状態の安定を欠いたり、あるいは破損などを生じ
る虞れがあるものであつた。
このために従来は、調節弁自体を覆うようにし
てやぐら状の支持構造物を設けたり、あるいは弁
近くの基礎部からステイを差し延べるなどの手段
が講じられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の対策のうち、前
者の場合は、構造が大型化して高価となり、後者
の場合はその設置作業が面倒となるばかりでな
く、地震などにより位置ずれを生じるとかえつて
倒壊を助長するなどの欠点をもつもので、いずれ
も実用面で問題の大きいものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために、本考案に
係る調節弁は、弁本体上部に取付けられた縦長な
上蓋上端部のアクチユエータ取付け部側に、複数
の張出し端が周方向の等配された位置から放射方
向に突設されている張出し部材を設けるととも
に、この張出し部材の各張り出し端と弁本体上部
の上蓋取付け部側で各張出し端と対応する位置と
の間に、上蓋を支持する複数本のステイを、それ
ぞれ上端側が外方に拡がるように傾斜させて張架
するようにしたものである。
〔作用〕
本考案によれば、縦長な上蓋を、弁本体上部か
ら上蓋上端部に設けた張出し部材の張出し端に対
し上方に向つて拡がるように張架され側面視略々
逆台形状を呈する複数本のステイにより支持する
ことで、上蓋の安定した支持状態を維持し得るも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る調節弁の一実施例を示す
ものであり、同図において、符号1は配管2,2
間に組込まれた弁本体、3はこの弁本体1の上端
部にそれぞれのフランジ部同士を複数本のボルト
4を締結することで取付け固定されたエクステン
シヨン型の上蓋で、この縦長な上蓋3の上端側に
は、グランドパツキン5が内装されている。6は
前記弁本体1内の図示しない弁座に対向する弁体
を下端部に有しかつ上蓋3内を通りグランドパツ
キン5でシールされて上方に取り出された弁軸、
7は前記上蓋3の上端部に止めナツト8でヨーク
部9を取付けるとともに操作軸10の下端を指針
11などを介して前記弁軸6の上端部に連繋させ
たアクチユエータである。
さて、このような構成による調節弁において、
本実施例によれば、前記ボルト4による弁本体1
上部での上蓋2の取付け個所を利用して、その周
方向の等配した複数位置にフツク片12を取付け
固定するとともに、これと同様に前記止めナツト
8による上蓋3上端部でのアクチユエータ7の取
付け個所を利用して、前記各フツク片12と対応
して周方向の等配された位置にフツク穴を有する
張出し部材としての円板13を取付け固定するよ
うにしている。そして、これら各フツク片12と
円板13の周縁部分(張出し端)の各フツク穴と
の間に、複数本のステイ14をそれぞれ係止させ
て配置させ、さらに各ステイ14をターンバツク
ル15により所要の引張り力を与えることで張架
させてなる補強構造としたものである。
ここで、このような補強構造に用いるステイ1
4の本数としては、少なくとも三本以上を、前述
したように周方向に等間隔で等配して配置させる
とよいもので、これにより弁本体1の上方に長く
延設された縦長な上蓋3の取付け状態の均衡を図
り、外部から加えられる振動などに対抗して常に
安定した支持状態を維持し得るものである。さら
に、上述した本実施例構造によれば、上蓋3上端
部に張出し部材として円板13を設けているた
め、たとえば被調節流体が高温であるときに生じ
る弁本体1からの輻射熱を、アクチユエータ7側
に影響を及ぼさないように遮蔽する役割りをも有
している等の利点もある。
なお、上述した実施例では、前記ステイ14の
上端部を支持する張出し部材を円板12で構成し
た場合を説明したが、この円板12に代えて第2
図に示すような上蓋3上端部に設けた支持アーム
16を用いてもよいものであり、この場合にも前
述した実施例と同様に上蓋3の安定した支持状態
を維持し得るものである。
すなわち、本考案によれば、弁本体1上部での
上蓋3の取付け部に設けられる各フツク片12に
対し、張出し部材としての円板13あるいは支持
アーム16によるステイ14の支持位置を、側方
に大きく張出させて構成し、かつこれら上、下支
持部間で各ステイ14を上方に向つて拡がるよう
に張架させることにより、上蓋3の安定した支持
状態を維持することが可能となるものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る調節弁によ
れば、弁本体に縦長な上蓋を取付けてなる、いわ
ゆるエクステンシヨン型の調節弁において、上蓋
上端部のアクチユエータ取付け部側に、複数の張
出し端が周方向の等配された位置から放射方向に
突設されている張出し部材を設けるとともに、こ
の張出し部材の各張出し端と弁本体上部の上蓋取
付け部側で各張出し端と対応する位置との間に、
上蓋を支持する複数本のステイを、それぞれ上端
側が外方に拡がるように傾斜させて張架するよう
にしたので、この調節弁に対し配管中への組込み
状態で、外部から加えられる振動などから上蓋の
取付け状態を保護して、この上蓋を常に安定した
支持状態で維持できるものであり、また必要に応
じて狭い弁スペース上でステイの充分な張り角度
を確保でき、しかも構造的にも比較的簡単で容易
かつ安価に実施可能である等といつた実用上種々
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る調節弁の一実施例を示す
正面図、第2図は本考案の別の実施例を示す要部
斜視図である。 1……弁本体、2……配管、3……上蓋、4…
…取付けボルト、5……グランドパツキン、6…
…弁軸、7……アクチユエータ、8……取付けナ
ツト、12……フツク片、13……円板(張出し
部材)、14……ステイ、16……支持アーム、
(張出し部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体上部に縦長な上蓋を取付けるとともに、
    この上蓋の上端部にアクチユエータを設けてなる
    エクステンシヨン型の調節弁において、前記上蓋
    上端部のアクチユエータ取付け部側に、複数の張
    出し端が周方向の等配された位置から放射方向に
    突設されている張出し部材を設けるとともに、こ
    の張出し部材の各張出し端と前記弁本体上部の上
    蓋取付け部側で各張出し端と対応する位置との間
    に、上蓋を支持する複数本のステイを、それぞれ
    上端側が外方に拡がるように傾斜させて張架した
    ことを特徴とする調節弁。
JP18602081U 1981-12-14 1981-12-14 調節弁 Granted JPS5889667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18602081U JPS5889667U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 調節弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18602081U JPS5889667U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 調節弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889667U JPS5889667U (ja) 1983-06-17
JPS6221188Y2 true JPS6221188Y2 (ja) 1987-05-29

Family

ID=29987597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18602081U Granted JPS5889667U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 調節弁

Country Status (1)

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JP (1) JPS5889667U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719501Y2 (ja) * 1975-03-31 1982-04-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5889667U (ja) 1983-06-17

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