JPH08247374A - 小口径配管の防振装置 - Google Patents

小口径配管の防振装置

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JPH08247374A
JPH08247374A JP7074383A JP7438395A JPH08247374A JP H08247374 A JPH08247374 A JP H08247374A JP 7074383 A JP7074383 A JP 7074383A JP 7438395 A JP7438395 A JP 7438395A JP H08247374 A JPH08247374 A JP H08247374A
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JP
Japan
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pipes
small
small bore
vibration
rotary plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7074383A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Ito
智博 伊藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08247374A publication Critical patent/JPH08247374A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/16Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
    • F16L3/20Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe allowing movement in transverse direction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の小口径配管の防振装置の目的は固定
サポートができない場合でも制振でき複数の配管の制振
が同時に手軽にでき制振効果大、調整容易、メンテナン
ス容易、既設の配管へも適用可能な小口径配管の防振装
置を提供するにある。 【構成】 複数の小口径管の中間に設けられる防振装置
であって、複数の中心部が薄く且複数のばね棒17と鉛
棒19とを挿通して押え板9,10ではさんで中心をボ
ルト14で締めた回転板15に小口径管に巻いたワイヤ
8の両端を結んだことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種プラント内に無数に
ある小口径配管のうち防振サポートを設置するための固
定点がないものの防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のサポートの固定点がとれない場
合の防振装置を図3によって説明する。図3は従来例の
防振装置の概要図である。図3(a)は大口径配管3に
小口径配管1が取付けられ積層超塑性板2が前記大口径
配管との間に取付けられている。図3(b)は、小口径
配管同志が互に連結棒5によって結ばれて剛性を増して
いる。図3(c)は複数の高層ビル等7を制振する連結
ダンパの概念である。
【0003】図3(d)は固定点がとれる場合の防振装
置で小口径配管1を連結棒5により固定部に固定された
ダンパ部22の2つのアーム24に連結して小口径配管
1の並進運動を2つのアーム24の相対的回転運動に変
換している。図3(e)はダンパ部の断面図である。図
3(e)において21は回転軸で2つのアーム24を支
持する。20は支持部材で前記回転軸を支持している。
25はゴムで2つのアーム24の間にはさまれ復元力を
与えている。23は塑性金属棒で前記ゴム中に複数挿入
されて居り、エネルギ吸収により減衰効果を生ずるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図3(a)の大口
径配管と小口径配管との間に積層超塑性板2が設けてあ
るものでは軸方向の動きはある程度制振可能だが管軸直
角方向の動きは制振できない。また前記大口径配管内に
流体流れがあり前記大口径配管自身が大きく振動しそれ
によって小口径管が振動している場合が多く積層超塑性
板2で両者を連結したことでかえって小口径管の振動を
助長する場合もある。さらに既設配管や距離の大きい配
管同志には適用がむづかしい。
【0005】前記図3(b)の小口径配管同志を連結す
るものは単にばね力で小口径配管を結ぶことがその発想
であり、連結棒5には或程度以上のばね力が必要であり
そのため、小口径配管相互の距離が長いとかなり大きな
物量が必要である。また配管本数が多数になると連結棒
5の本数も増し構造が複雑になること、ばね力のみで制
振効果が小さいこと、ばね力の調整には連結棒5の交換
を意味し容易でないことなどの欠点がある。
【0006】図3(c)は高層ビル等をダンパで連結す
るもので単に概念のみで連結ダンパの具体的構造は示さ
れていない。図3(d)は連結棒でダンパへ連結するも
のであるがこれは固定点がない場合や配管相互の距離が
大きい場合は連結棒の重量が過大となり適用がむづかし
い。図3に示す従来例は前記のようにいづれも配管相互
の距離が大きい場合や既設配管への適用が困難であり且
配管の距離が変化した場合は連結棒の作り変えが必要で
着脱やメンテナンスが困難、固定点が必要等の欠点があ
った。
【0007】本発明の目的は前記欠点を解消し、サポー
トする固定点がない場合でも制振でき、複数の配管の制
振が同時に手軽にでき、制振効果が大きく、ばね力減衰
力の調整が容易、着脱メンテナンスが容易、既設の配管
へも適用可能で、小口径配管と防振装置との距離が多少
変わっても容易に適用できる小口径配管の防振装置を提
供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の小口径配管の防
振装置は複数の配管と配管との中間に設置される防振装
置において、2ヶ所に突起11を有し、中心部が薄く且
ばね棒が挿入される複数の穴16と鉛棒が挿入される複
数の穴17を有する回転板15と、前記回転板の穴に挿
入される複数のばね棒18と、前記回転板の穴に挿入さ
れる複数の鉛棒19と、前記回転板を重ねて両側から同
心にはさみ込む2枚の押え板9,10と、前記板を重ね
て締めつけるねじ付ボルト14及び之に嵌合するナット
13と、前記突起と配管とを結ぶワイヤ8とを有してな
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】小口径配管が振動し距離が拡がる方向に動くと
ワイヤ8が引張るので、回転板15が相対的に回転し回
転板15に挿入されているばね棒18と鉛棒19に曲げ
力剪断力が作用し変形するため、ばね力及び減衰力が生
じ、これによって小口径配管の振動を抑制できる。2本
の小口径配管間に相対変位がない場合は効果がないが一
般には小口径配管の振動はランダム振動であり仮りに正
弦波振動であっても振幅が全く一致することはあり得
ず、必ず相対的変位が生ずるため有効に防振ができる。
【0010】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1によって説明
する。図1は本発明に係る第1実施例の概要図であり、
(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は分解図、
(d)は回転板詳細図である。本発明の小口径配管防振
装置は中心にねじ付ボルト14が直立に取付られた押え
板9、前記ねじ付ボルトに嵌る押え板10、両押え板
9,10の間にはさまれた2枚の回転板15、前記ねじ
付ボルトにねじ込まればねワッシャ12を介して押え板
10を締めつけるナット13、回転板15にあけられた
穴に嵌められた複数のばね棒18と鉛棒19で構成され
ている。
【0011】2枚の回転板15,15は押え板9,10
の間にはさみ込まれているがその表面には黒鉛粉末など
を塗布することにより回転自由になっている。回転板1
5の外周には図1(d)に示すように外周にワイヤを通
すための穴のあいた複数の突起11があり中心部はわず
かに薄くしてあり、且ばね棒用穴16と鉛棒用穴17と
がそれぞれ複数あけられている。押え板9に固着された
ねじ付ボルト14に回転板15を2枚重ねて通しばね棒
用穴16にばね棒18を、鉛棒用穴17に鉛棒19を挿
入しその上より押え板10をねじ付ボルト14に通して
重ね、ばねワッシャ12を介してナット13でしめつけ
て組立てられている。
【0012】次に前記第1実施例の作用を説明する。1
つの突起11の穴に1本のワイヤ8を通して端をワイヤ
止め7でワイヤ8に止めるとともに、ワイヤ8を小口径
配管1に数回巻き付けて他の端をワイヤの長さを調整し
たのち、別の回転円板の前記突起の反対側にある突起1
1の穴に通しワイヤ止め7でワイヤ8に固定する。残り
の突起11を別の小口径配管に前記と同様にして取付け
る。前記小口径配管が振動し距離が拡がる方向に動くと
ワイヤ8に引張られて回転板15が相対的に回転しばね
棒18と鉛棒19に曲げ力、剪断力が作用し変形するた
めばね力および減衰力が生じ、これによって小口径管の
振動を抑制できる。
【0013】回転板15の中心部が薄くなっていること
による隙間は前記ばね棒18、鉛棒19の変形する長さ
を与える。ばねワッシャ12はナット13のゆるみを防
ぐ。2本の小口径配管に相対的変位がない場合は制振効
果はないが、一般には2つの小口径管の振幅が全く等し
いことはあり得ず、必ず相対的変位が生ずるため有効に
防振できる。
【0014】ばね棒18及び鉛棒19は小口径配管1が
動いた場合すなわち回転板15が相対的に回転した場合
には変形し、それぞればね力および減衰力を小口径配管
に与え制振するためのものである。
【0015】本発明に係る第2実施例を図2によって説
明する。図2は本発明に係る第2実施例の斜視図であ
る。小口径配管が3本あり1AはA小口径管、1BはB
小口径配管、1CはC小口径配管である。回転板が3個
あり15AはA回転板、15BはB回転板、15CはC
回転板である。図に示すとおりA小口径配管1Aに巻か
れたワイヤ8の端はC回転板15Cの突起11の穴とB
回転板15Bの突起とに連結されB小口径配管1Bに巻
かれたワイヤ8はB回転板15BとA回転板15Aに連
結されている。
【0016】C小口径管にワイヤ8が2本巻かれB回転
板15BをA回転板15AとC回転板15Cとに連結し
ている。A回転板等の各回転板には外周に複数の突起を
設けておけばワイヤ8を連結するのに最適なものを選ぶ
ことができる。A小口径配管1Aが動くとB回転板15
BとC回転板15Cが回転し、B小口径配管1Bが動く
とA回転板15AとB回転板15Bが回転し、C小口径
配管1Cが動くとA回転板15AとB回転板15B及び
B回転板15BとC回転板15Cが回転し小口径配管を
制振することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明には次の効果がある。 1)サポート用固定点がない配管系でも振動を制振でき
る。 2)複数の配管の制振が同時に且手軽にできる。すなわ
ち配管数が増した場合も単に回転板の数を増すだけでよ
い。従って装置がコンパクトで低コストである。 3)ばね力のみでなく減衰力が作用するため制振効果が
大きい。 4)ばね力、減衰力の調整はばね棒鉛棒の本数のみで容
易にできる。
【0018】5)着脱、メンテナンスが容易。 6)既設配管にも容易に適用可能。 7)ワイヤを用いているため、小口径配管と防振装置の
距離が多少変った場合でも容易に適用できる。 8)小口径配管の振動トラブルを未然に防止しプラント
の稼働率向上を計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の防振装置の概要図。
【図2】本発明に係る第2実施例の斜視図。
【図3】従来例の防振装置の概要図。
【符号の説明】
1…小口径配管、1A…A小口径配管、1B…B小口径
配管、1C…C小口径配管、2…積層超塑性板、3…大
口径配管、4…流体流れ、5…連結棒、6…連結ダン
パ、7…高層ビル、8…ワイヤ、9…押え板、10…押
え板、11…突起、12…ばねワッシャ、13…ナッ
ト、14…ねじ付ボルト、15…回転板、15A…A回
転板、15B…B回転板、15C…C回転板、16…ば
ね棒用穴、17…鉛棒用穴、18…ばね棒、19…鉛
棒、20…支持部材、21…回転軸、22…ダンパ部、
23…塑性金属、24…アーム、25…ゴム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の配管と配管との中間に設置される
    防振装置において、2ヶ所に突起(11)を有し、中心
    部が薄く且ばね棒が挿入される複数の穴(16)と鉛棒
    が挿入される複数の穴(17)を有する回転板(15)
    と、前記回転板の穴に挿入される複数のばね棒(18)
    と、前記回転板の穴に挿入される複数の鉛棒(19)
    と、前記回転板を重ねて両側から同心にはさみ込む2枚
    の押え板(9)(10)と、前記板を重ねて締めつける
    ねじ付ボルト(14)及び之に嵌合するナット(13)
    と、前記突起と配管とを結ぶワイヤ(8)とを有してな
    ることを特徴とする小口径配管の防振装置。
JP7074383A 1995-03-07 1995-03-07 小口径配管の防振装置 Withdrawn JPH08247374A (ja)

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JP7074383A JPH08247374A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 小口径配管の防振装置

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ID=13545598

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JP7074383A Withdrawn JPH08247374A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 小口径配管の防振装置

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JP (1) JPH08247374A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006009878A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 制振装置
CN1302244C (zh) * 2004-02-25 2007-02-28 Lg电子株式会社 空调器室外机的管道结构
WO2016072841A1 (en) * 2014-11-06 2016-05-12 Universiti Malaya Rotary rubber cable damper
CN115723899A (zh) * 2022-12-12 2023-03-03 安徽天康特种钢管有限公司 基于弹簧吸能的船舶多芯管保护用支撑设备

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Effective date: 20020507