JP3954019B2 - 摩擦ダンパー - Google Patents

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この発明は、摩擦ダンパーに関し、さらに詳細には、2つの構造物間に地震等により発生する相対運動を減衰させるための摩擦ダンパーに関する。
近年、大規模地震の発生に備えて、建築物には免震構造が多く採用されつつある。この免震構造は、一般に、建築物と基礎との間に、地震による振動を長周期化して建築物に伝達する積層ゴム等からなるアイソレータ(免震支承)と、振動エネルギを吸収して振動を減衰させるダンパーとを配置することにより達成される。
ダンパーとしては、アイソレータに鉛プラグを埋め込んだり、あるいは積層ゴムのゴム材料を高減衰性のものとすることにより、アイソレータそれ自体に減衰機能を持たせたものと、アイソレータとは別個にこれと組み合わせて使用される鉛棒や鋼棒からなるダンパーが知られている。しかしながら、前者は設計の自由度が小さく、後者は価格が高くなるという欠点がある。
アイソレータの下面にテフロン(登録商標、以下同じ)プレートを張り付け、また基礎側のベースプレートにステンレスプレートを張り付け、テフロンプレートとステンレスプレートとの間で滑り摩擦力を発生させることにより、減衰機能を持たせたアイソレータも知られている。しかしながら、この場合、アイソレータの支持荷重が摩擦力を発生させるための荷重となることから、荷重の変動を考慮しなければならない。また、滑り面が1カ所しか取れないので、得られる減衰力も限られる。
このような摩擦によるダンパーとして、皿ばねを組み込んだものも知られている。この摩擦ダンパーは、アイソレータとは別個に設置されるものであるが、皿ばねに付与する荷重は支持荷重から得るため、荷重の変動の影響は少なからずある。また、滑り面も1カ所しか取れない。
さらに、特許文献1に開示されているような摩擦ダンパーも知られている。この摩擦ダンパーは、皿ばねをボルトにより圧縮するので、荷重を調節することが可能であり、また荷重を一定に保つことができる。しかしながら、この摩擦ダンパーは、皿ばねの設置数が制限されることから、荷重の調節にも制限がある。さらに、この先行技術の装置は、変位量を大きく取ることができず、過大な振動に対応することができない。
特開平6−323355号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、設計の自由度が大きく、摩擦を発生させる要素あるいは因子を種々変えることを可能とし、これにより1つの装置で大きな大きな減衰力が得られ、ダンパーの数を減らして全体価格を低減することができる摩擦ダンパーを提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、2つの構造物間に発生する相対運動を摩擦力により減衰させるための摩擦ダンパーであって、
一方の前記構造物に設置される摩擦発生装置と、他方の前記構造物に設置される連結軸とを含み、
前記摩擦発生装置は、保持フレームと、
前記保持フレームに保持され、積層して配置された複数枚の押さえプレートと、
互いに隣接する前記押さえプレート間に滑動可能に配置され、端部が前記連結軸に回転可能に連結される少なくとも1枚の滑りプレートと、
前記保持フレームに組み込まれ、前記押さえプレート及び前記滑りプレートの全体に亘って、それらの厚さ方向に荷重を付与する荷重付与手段とを備え、
前記保持フレームは、上下部にフランジを有し、かつ周壁に開口部が設けられた円筒体からなり、
前記連結軸は前記円筒体の内方に延びるように設置され、
前記押さえプレート及び前記滑りプレートは前記上下部のフランジ間に配置され、
前記滑りプレートは前記開口部を通って前記円筒体の内方に延び、その端部が前記連結軸に連結されていることを特徴とする摩擦ダンパーにある。
地震等が発生して、2つの構造物間で相対運動が生じると、摩擦発生装置の滑りプレートは運動に追従して連結軸に対して回転するとともに、押さえプレートとの間で滑りを生じる。運動エネルギは、この滑りプレートの滑りの際に発生する摩擦により吸収され、減衰される。摩擦を発生させるための荷重は、荷重付与手段が保持フレームに組み込まれているので常に一定であり、また減衰力の大きさは、荷重付与手段の数、滑りプレートの枚数等を変えることにより、自由に設定可能である。
より具体的には、前記押さえプレートの各両端部は、前記上部フランジを貫通して下部フランジに向けて延びるロッドにより、互いに連結されている。前記荷重付与手段は、前記上部フランジ上において前記ロッドに装着されたばね部材と、前記ロッドに螺着され、前記ばね部材を前記上部フランジに向けて押圧するナットとを含む。
前記押さえプレート及び前記滑りプレートからなるプレート群が、前記上下部フランジ間に等角度間隔を置いて複数配置されている。前記連結軸に環状プレートが回転不能に嵌合され、前記滑りプレートの端部は前記環状プレートに回転可能に連結されている。
以上のように、この発明によれば、設計の自由度が大きく、摩擦を発生させる要素あるいは因子を種々変えることが可能となり、したがって1つの装置で大きな大きな減衰力が得られ、ダンパーの数を減らして全体価格を低減することができる。
この発明の実施の形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、この発明による摩擦ダンパーの適用例を示し、摩擦ダンパー1は2つの構造物である建築物2と基礎3との間に、アイソレータ4と組み合わせてこれに隣接して設置される。
図2乃至図9は参考例としての摩擦ダンパーを示し、図2は摩擦ダンパー1の全体を示す正面図である。摩擦ダンパー1は摩擦発生装置5と、連結軸6とからなる。摩擦発生装置5及び連結軸6は、アンカーボルト7a,8aをそれぞれ有するベースプレート7,8を介して、それぞれ基礎3及び建築物2に固定されている。
図3は摩擦発生装置5及び連結軸6の詳細を示す一部破断した正面図、図4及び図5はそれぞれ図3のA−A線及びB−B線によって得られる断面図である。摩擦発生装置5は保持フレーム9を備えている。保持フレーム9は、底部プレート10と、1対の側部プレート11,11と、上部プレート12とからなっている。側部プレート11,11は底部プレート10の上にボルト13により固定され、また上部プレート12は側部プレート11,11の上にボルト14により固定されている。
保持フレーム9の内部には複数枚の押さえプレート15が積層して配置されている。押さえプレート15の各両側部には突起16が形成されている。これらの突起16は、側部プレートに形成された開口部17に嵌合されている。これにより、押さえプレート15は保持フレーム9に、これとの間で相対運動を生じないように保持されている。
互いに隣接する押さえプレート15,15間及び最下部の押さえプレート15と底部プレート10との間には滑りプレート18が滑動可能に配置されている。これらの滑りプレート18の両端部は、側部プレート11,11間から保持フレーム9の外方に突出して延びている。滑りプレート18は、少なくとも1枚あれば摩擦力を発生するが、複数枚設けることにより減衰力の調節を容易に行える。
連結軸6には複数枚の環状プレート19が嵌合され、これらの環状プレート19と連結軸6との間には環状プレート19の回り止めのためのキー20が介在されている。連結軸6の下端には環状プレート19の抜け止めのためのプレート21が固定されている。
滑りプレート18の一方の端部は環状プレート19,19間に延び、滑りプレート18及び環状プレート19はそれらを貫通するピン22により互いに連結されている。これにより、滑りプレート18は、環状プレート19すなわち連結軸6に対し回転可能となっている。滑りプレート18の各他方の端部は、それらを貫通するボルト23及びその先端に螺着されたナット24により、互いに連結されている。滑りプレート18,18間のボルト23部分には、間隔を保持するためのカラー25が装着されている。
押さえプレート15及び滑りプレート18は鋼板等で作られている。それらの滑りを良くする一方、所要の摩擦力を得るために、押さえプレート15及び滑りプレート18の各対向面及び滑りプレート18と底部プレート10の各対向面には滑り材26,27が固定されている。
押さえプレート15及び底部プレート10に設けられる滑り材26としては、テフロンプレートあるいは砲金などの合金製プレートが用いられ、滑りプレート18の滑り材27としてはステンレスプレート等が用いられる。滑り材26は各プレート10,15に設けた適宜深さの凹部に嵌め込まれ、固定される。
最上部の押さえプレート15の上には、ばね部材である皿ばね28が複数配置されている。保持フレーム9の上部プレート12には、各皿ばね28に対応して六角穴付きボルト29が螺着されている。六角穴付きボルト29は中間に段部を有し、段部よりも先端側のガイド部分30が座金31及び皿ばね28を貫通している。さらに、ガイド部分30の先端は、最上部の押さえプレート15に設けられた孔32に収容されている。このボルト29により、皿ばね28は最上部の押さえプレート15に向けて押圧され、圧縮されている。この結果、押さえプレート15及び滑りプレート18の全体に亘って、皿ばね28の復元力による荷重が付与されている。
底部プレート10の下部には断面円形のボス33が形成されている。一方、ベースプレート7には、ボス孔36を有する固定プレート35がボルト34により固定されている。ボス33はボス孔36に嵌合され、これにより底部プレート10すなわち保持フレーム9が基礎3に対し回転可能となっている。ボス33の先端には、抜け止めのためのプレート37が固定されている。
上記のような摩擦発生装置5は1つあるいは連結軸6の外周に等角度間隔を置いて複数設置することができ、図6及び図7はその態様を示している。図6において、(a),(b),(c)は摩擦発生装置5をそれぞれ1つ、2つ、3つとした場合を示している。図7は摩擦発生装置5を4つとした場合を示している。
次に、上記摩擦ダンパーの作用を摩擦発生装置5を4つとした場合を例にとり、図8を参照して説明する。地震が発生して、建築物2と基礎3との間で図8矢印方向の相対運動が生じると、各摩擦発生装置5の滑りプレート18は運動に追従して連結軸6に対して回転するとともに、押さえプレート15との間で滑りを生じる。また、各摩擦発生装置5の保持フレーム9も、運動に追従してボス33を中心に回転する。運動エネルギは、主として、この滑りプレート18の滑りの際に発生する摩擦により吸収され、減衰される。
このとき、運動方向と滑りプレート18の延伸方向とのなす角度が小さい摩擦発生装置5は、保持フレーム9の回転角度が小さく、滑りプレート18の変位が大きくなる。逆に、運動方向と滑りプレート18の延伸方向とのなす角度が大きい摩擦発生装置5は、保持フレーム9の回転角度が大きく、滑りプレート18の変位が小さい。すなわち、摩擦発生装置5の設置数が多ければ、いずれの方向に運動が生じても、いずれかの摩擦発生装置が減衰作用に大きく寄与し、確実に運動を減衰させることができる。減衰力の大きさは、摩擦発生装置5の設置数を変えることにより、自由に設定することができる。
摩擦発生装置5各々についての摩擦による減衰力の大きさは、摩擦力は荷重にほぼ比例することから、皿ばね28の重ね個数、大きさ、あるいは設置数を変えることにより自由に変えることができる。摩擦面を増やしても各摩擦面に加わるる荷重は変わらないため、摩擦力は摩擦面の数に比例することとなる。したがって、滑りプレート18の数を増やすことにより、摩擦面が増加し、摩擦による減衰力を大きくすることができる。
また、滑り材26,27にテフロンプレートや合金製プレートを用いることにより、摩擦がクーロン摩擦となるため、滑り出すまでの抵抗が大きく、風や微少地震等による揺れを防止することができる。すなわち、上記のような摩擦ダンパーは、トリガー機能を持っていると言える。
さらに、上記摩擦ダンパーによれば、保持フレーム9に組み込まれた皿ばね28の力で摩擦力を制御するため、滑りプレート18に加わる荷重の変動が起きず、減衰力が安定する。大地震時の大変位によりアイソレータ4に残留変位が生じても、皿ばね28を押圧しているボルト29を緩めることにより摩擦力が解除されるので、残留変位の解除が簡単である。また、滑りプレート18の長さを変えることにより、その移動量を変えることができる。
摩擦発生装置5を複数設置する場合、図2に示したように、各摩擦発生装置ごとにベースプレート7を設置してもよいが、図9に示すようにベースプレート7を1枚とし、その上に複数の摩擦発生装置5を設置するようにしてもよい。
図10乃至図12は、この発明の実施の形態を示し、図10は正面図、図11は水平断面図、図12は図11のC−C線に沿った断面図である。この実施の形態では、保持フレーム9は上下部にフランジ40,41を有する円筒体42からなっている。連結軸6は前記実施の形態と同様の構造であるが、円筒体42の内方に延びるように配置されている。保持フレーム9は、下部フランジ41に設けられたアンカーボルト43を介して基礎3に固定されている。
押さえプレート15及び滑りプレート18は、上下部フランジ40,41間に配置されている。円筒体42の周壁には開口部44が形成されている。滑りプレート18の一方の端部は、この開口部44を通って円筒体42の内方に延び、連結軸6に設けられた環状プレート19に回転可能に連結されている。
このような押さえプレート15及び滑りプレート18からなるプレート群45は、円筒体42の外周に等角度間隔を置いて複数配置されている。押さえプレート15及び滑りプレート18にそれぞれ設けられる滑り材26,27は前記実施の形態で示したものと同様のものを用いることができる。
各押さえプレート18の両端部は、上部フランジ40を貫通して下部フランジ41に向けて延びる1対のロッド46,46により互いに連結されている。これらのロッド46,46の下端は、下部フランジ41に設けられた位置決め孔47に収容されている。ロッド46,46の上部フランジ40からの突出部分には、皿ばね28が装着されている。この皿ばね28は、ロッド46に螺着されたナット48により、上部フランジ40に向けて押圧され、圧縮されている。これにより、押さえプレート15及び滑りプレート18の全体に亘って、荷重が付与されている。
この実施の形態によるダンパーの作動時の状態が、図11に鎖線で示されている。この実施の形態によれば、保持フレーム9が基礎3に対して固定されているので、作動時に押さえプレート15と滑りプレート18との間に回転が生じる。したがって、振動方向と滑りプレート18の延伸方向とのなす角度が大きくても回転滑りによる摩擦が発生する。その他、この実施の形態のものによっても、前記実施の形態で説明したと同様の利点が得られる。
上述したところでは、この発明による摩擦ダンパーを建築物の免震システムに適用した場合を例にとって説明したが、この発明は振動による相対運動が発生する2つの構造物間であれば他のシステムにも適用できる。
この発明による摩擦ダンパーの適用例を示す図である。 参考例としての摩擦ダンパーの全体を示す正面図である。 摩擦発生装置及び連結軸の詳細を示す一部破断した正面図である。 図3のA−A線によって得られる断面図である。 図3のB−B線によって得られる断面図である。 摩擦発生装置の設置態様を示す図である。 摩擦発生装置の設置態様を示す図である。 作動説明のための図である。 摩擦発生装置を複数設置する場合のベースプレートの別の態様を示す図である。 この発明の実施の形態を示す正面図である。 同実施の形態を示す水平断面図である。 図11のB−B線によって得られる断面図である。
符号の説明
1:摩擦ダンパー
2:建築物
3:基礎
4:アイソレータ
5:摩擦発生装置
6:連結軸
7:ベースプレート
9:保持フレーム
10:底部プレート
11:側部プレート
12:上部プレート
15:押さえプレート
16:突起
17:開口部
18:滑りプレート
19:環状プレート
26:滑り材
27:滑り材
28:皿ばね
29:六角穴付きボルト
33:ボス
35:固定プレート
36:ボス孔
40:上部フランジ
41:下部フランジ
42:円筒体
44:開口部
45:プレート群
46:ロッド
47:位置決め孔
48:ナット

Claims (5)

  1. 2つの構造物間に発生する相対運動を摩擦力により減衰させるための摩擦ダンパーであって、
    一方の前記構造物に設置される摩擦発生装置と、他方の前記構造物に設置される連結軸とを含み、
    前記摩擦発生装置は、保持フレームと、
    前記保持フレームに保持され、積層して配置された複数枚の押さえプレートと、
    互いに隣接する前記押さえプレート間に滑動可能に配置され、端部が前記連結軸に回転可能に連結される少なくとも1枚の滑りプレートと、
    前記保持フレームに組み込まれ、前記押さえプレート及び前記滑りプレートの全体に亘って、それらの厚さ方向に荷重を付与する荷重付与手段とを備え、
    前記保持フレームは、上下部にフランジを有し、かつ周壁に開口部が設けられた円筒体からなり、
    前記連結軸は前記円筒体の内方に延びるように設置され、
    前記押さえプレート及び前記滑りプレートは前記上下部のフランジ間に配置され、
    前記滑りプレートは前記開口部を通って前記円筒体の内方に延び、その端部が前記連結軸に連結されていることを特徴とする摩擦ダンパー。
  2. 前記押さえプレートの各両端部は、前記上部フランジを貫通して下部フランジに向けて延びるロッドにより、互いに連結されていることを特徴とする請求項1記載の摩擦ダンパー。
  3. 前記荷重付与手段は、前記上部フランジ上において前記ロッドに装着されたばね部材と、
    前記ロッドに螺着され、前記ばね部材を前記上部フランジに向けて押圧するナットとを含むことを特徴とする請求項2記載の摩擦ダンパー。
  4. 前記押さえプレート及び前記滑りプレートからなるプレート群が、前記上下部フランジ間に等角度間隔を置いて複数配置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の摩擦ダンパー。
  5. 前記連結軸に環状プレートが回転不能に嵌合され、
    前記滑りプレートの端部は前記環状プレートに回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の摩擦ダンパー。
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