JPS6221182Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221182Y2 JPS6221182Y2 JP1981109507U JP10950781U JPS6221182Y2 JP S6221182 Y2 JPS6221182 Y2 JP S6221182Y2 JP 1981109507 U JP1981109507 U JP 1981109507U JP 10950781 U JP10950781 U JP 10950781U JP S6221182 Y2 JPS6221182 Y2 JP S6221182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- valve
- valve chamber
- heat medium
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は密閉式熱交換器内の熱媒を加熱する
冷媒加熱用の密閉式熱交換器に取付けられる圧力
安全弁に関する。
冷媒加熱用の密閉式熱交換器に取付けられる圧力
安全弁に関する。
ヒートポンプ式空気調和機において暖房運転す
る場合に、その暖房能力向上を図るために密閉式
熱交換器の熱媒をバーナ等によつて温度上昇さ
せ、間接的に冷媒を加熱する方法がとられてい
る。しかしながら、熱媒の温度が上昇するにした
がつて密閉式熱交換器内の圧力が高くなるため安
全対策上、圧力安全弁が必要となる。そこで、従
来は密閉式熱交換器に圧力安全弁を設け、内部圧
力が設定値以上になつたとき開放するようにして
いるが、大気開放であるため熱媒が消費され、定
期的に熱媒を補給する面倒な作業が必要となる。
る場合に、その暖房能力向上を図るために密閉式
熱交換器の熱媒をバーナ等によつて温度上昇さ
せ、間接的に冷媒を加熱する方法がとられてい
る。しかしながら、熱媒の温度が上昇するにした
がつて密閉式熱交換器内の圧力が高くなるため安
全対策上、圧力安全弁が必要となる。そこで、従
来は密閉式熱交換器に圧力安全弁を設け、内部圧
力が設定値以上になつたとき開放するようにして
いるが、大気開放であるため熱媒が消費され、定
期的に熱媒を補給する面倒な作業が必要となる。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、安全弁本体に冷却
タンクを接続して設け、逃した熱媒を冷却タンク
内で冷却して再び密閉式熱交換器に戻すことによ
り、熱媒の補給作業を不要としかつ完全密閉式に
できる密閉式熱交換器の圧力安全弁を提供しよう
とするものである。
で、その目的とするところは、安全弁本体に冷却
タンクを接続して設け、逃した熱媒を冷却タンク
内で冷却して再び密閉式熱交換器に戻すことによ
り、熱媒の補給作業を不要としかつ完全密閉式に
できる密閉式熱交換器の圧力安全弁を提供しよう
とするものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。図中１はキヤビネツト２に内装さ
れた密閉式熱交換器で、内部には水などの熱媒３
が収容されている。この密閉式熱交換器１の上部
には圧力安全弁４が取付けられている。５は安全
弁本体で、この内部の下位には第１の弁室６が設
けられ、上位には第１の弁室６より大容積の第２
の弁室７が設けられている。そして、この第１の
弁室６と第２の弁室７とは連絡口８によつて連通
しているとともに、この内周面にはテーパ面から
なる主弁座９が形成れている。この主弁座９には
主弁体１０が設けられ、この主弁体１０にはこれ
を上下方向に貫通する通孔１１が穿設されてい
る。さらに、この通孔１１には副弁座１２が形成
されているとともに、この副弁座１２には副弁体
１３が設けられている。そして、上記第１の弁室
６には上記副弁体１３を副弁座１２に押し付ける
第１のスプリング１４が設けられ、第２の弁室７
には上記主弁体１０を主弁座９に押し付ける第２
のスプリング１５が設けられている。また、この
第１のスプリング１４と第２のスプリング１５と
のばね常数の関係は、第１のスプリング１４＜第
２のスプリング１５にあり、第１のスプリング１
４は第２の弁室７に貯溜される熱媒３の重量によ
り圧縮されて副弁体１３が開放され、第２のスプ
リング１５は第１の弁室６の内圧が設定値以上に
上昇したとき圧縮されて主弁体１０が開放される
ようになつている。さらに、上記第１の弁室６は
接続管１６を介して密閉式熱交換器１に連通して
おり、第２の弁室７は安全弁本体５に穿設された
接続口１７に熱媒３を冷却するための冷却タンク
１５が取着されている。
いて説明する。図中１はキヤビネツト２に内装さ
れた密閉式熱交換器で、内部には水などの熱媒３
が収容されている。この密閉式熱交換器１の上部
には圧力安全弁４が取付けられている。５は安全
弁本体で、この内部の下位には第１の弁室６が設
けられ、上位には第１の弁室６より大容積の第２
の弁室７が設けられている。そして、この第１の
弁室６と第２の弁室７とは連絡口８によつて連通
しているとともに、この内周面にはテーパ面から
なる主弁座９が形成れている。この主弁座９には
主弁体１０が設けられ、この主弁体１０にはこれ
を上下方向に貫通する通孔１１が穿設されてい
る。さらに、この通孔１１には副弁座１２が形成
されているとともに、この副弁座１２には副弁体
１３が設けられている。そして、上記第１の弁室
６には上記副弁体１３を副弁座１２に押し付ける
第１のスプリング１４が設けられ、第２の弁室７
には上記主弁体１０を主弁座９に押し付ける第２
のスプリング１５が設けられている。また、この
第１のスプリング１４と第２のスプリング１５と
のばね常数の関係は、第１のスプリング１４＜第
２のスプリング１５にあり、第１のスプリング１
４は第２の弁室７に貯溜される熱媒３の重量によ
り圧縮されて副弁体１３が開放され、第２のスプ
リング１５は第１の弁室６の内圧が設定値以上に
上昇したとき圧縮されて主弁体１０が開放される
ようになつている。さらに、上記第１の弁室６は
接続管１６を介して密閉式熱交換器１に連通して
おり、第２の弁室７は安全弁本体５に穿設された
接続口１７に熱媒３を冷却するための冷却タンク
１５が取着されている。
しかして、密閉式熱交換器１をバーナ等によつ
て加熱すると、この内部に収容された熱媒３は温
度上昇し、冷媒を間接的に加熱して暖房能力を向
上させることができる。しかし、熱媒３の温度が
上昇すると密閉式熱交換器１の内圧が高くなり、
この内圧が設定値以になると、安全弁本体５内の
主弁体１０は第１図で示すように主弁座９から離
問して開放状態となる。したがつて、密閉式熱交
換器１内の熱媒３は第１の弁室６→連絡口８→第
２の弁室７→接続口１７→冷却タンク１８の順に
流れ、冷却タンク１８に収容される。このため、
密閉式熱交換器１の内圧は下がり、設定値以下に
なると、第２のスプリング１５の復元力によつて
主弁体１０は主弁座９に押し付けられる。このよ
うに主弁体１０が閉止されると、第１と第２の弁
室６，７はしや断され、逃げた熱媒３は冷却タン
ク１８内に貯溜される。この冷却タンク１８内に
貯溜された熱媒３は外気によつて冷却されたのち
第２の弁室７に貯溜され、その貯溜熱媒重量が第
１のスプリング１４に勝ると、第２図で示すよう
に副弁体１３は副弁座１２から離問する。したが
つて、第２の弁室７内の熱媒３は第１の弁室６に
落ちたのち密閉式熱交換器１内へ戻る。このため
密閉式熱交換器１内の熱媒３が消費されることは
なく、補給作業も不要となる。
て加熱すると、この内部に収容された熱媒３は温
度上昇し、冷媒を間接的に加熱して暖房能力を向
上させることができる。しかし、熱媒３の温度が
上昇すると密閉式熱交換器１の内圧が高くなり、
この内圧が設定値以になると、安全弁本体５内の
主弁体１０は第１図で示すように主弁座９から離
問して開放状態となる。したがつて、密閉式熱交
換器１内の熱媒３は第１の弁室６→連絡口８→第
２の弁室７→接続口１７→冷却タンク１８の順に
流れ、冷却タンク１８に収容される。このため、
密閉式熱交換器１の内圧は下がり、設定値以下に
なると、第２のスプリング１５の復元力によつて
主弁体１０は主弁座９に押し付けられる。このよ
うに主弁体１０が閉止されると、第１と第２の弁
室６，７はしや断され、逃げた熱媒３は冷却タン
ク１８内に貯溜される。この冷却タンク１８内に
貯溜された熱媒３は外気によつて冷却されたのち
第２の弁室７に貯溜され、その貯溜熱媒重量が第
１のスプリング１４に勝ると、第２図で示すよう
に副弁体１３は副弁座１２から離問する。したが
つて、第２の弁室７内の熱媒３は第１の弁室６に
落ちたのち密閉式熱交換器１内へ戻る。このため
密閉式熱交換器１内の熱媒３が消費されることは
なく、補給作業も不要となる。
この考案は以上説明したように、密閉式熱交換
器に設けた安全弁本体に冷却タンクを接続して設
け、圧力上昇に伴つて逃した熱媒を冷却タンク内
で冷却して再び密閉式熱交換器に戻すようにした
から、密閉式熱交換器の安全性を向上することが
できるとともに、大気に開放していないから熱媒
が消費されることはなく、補給作業も不要となる
という効果を奏する。
器に設けた安全弁本体に冷却タンクを接続して設
け、圧力上昇に伴つて逃した熱媒を冷却タンク内
で冷却して再び密閉式熱交換器に戻すようにした
から、密閉式熱交換器の安全性を向上することが
できるとともに、大気に開放していないから熱媒
が消費されることはなく、補給作業も不要となる
という効果を奏する。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１
図は熱媒桃し時の縦断正面図、第２図は熱媒戻し
時の縦断正面図である。 １……密閉式熱交換器、３……熱媒、５……安
全弁本体、６……第１の弁室、７……第２の弁
室、１０……主弁体（弁体）、１３……副弁体
（弁体）、１８……冷却タンク。
図は熱媒桃し時の縦断正面図、第２図は熱媒戻し
時の縦断正面図である。 １……密閉式熱交換器、３……熱媒、５……安
全弁本体、６……第１の弁室、７……第２の弁
室、１０……主弁体（弁体）、１３……副弁体
（弁体）、１８……冷却タンク。
Claims (1)
- 安全弁本体内に密閉式熱交換器と連通する第１
の弁室と熱媒を冷却する密閉された冷却タンクと
連通する第２の弁室を設け、この第１の弁室と第
２の弁室との間に、上記密閉式熱交換器内の熱媒
圧力が設定値以上のとき開放してその熱媒を上記
冷却タンクに逃がす主弁体と、この主弁体に上記
冷却タンクによつて冷却され上記第２の弁室に貯
溜された貯溜熱媒重量によつて開放してその熱媒
を密閉式熱交換器へ戻す副弁体を設けたことを特
徴とする密閉式熱交換器用圧力安全弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10950781U JPS5814559U (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 密閉式熱交換器用圧力安全弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10950781U JPS5814559U (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 密閉式熱交換器用圧力安全弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5814559U JPS5814559U (ja) | 1983-01-29 |
| JPS6221182Y2 true JPS6221182Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=29903886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10950781U Granted JPS5814559U (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 密閉式熱交換器用圧力安全弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814559U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9239120B2 (en) * | 2011-02-10 | 2016-01-19 | Nabtesco Automotive Corporation | Protection valve |
| CN108916427A (zh) * | 2018-09-25 | 2018-11-30 | 远大阀门集团有限公司 | 一种调节止回一体阀及具有该调节止回一体阀的管力阀 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529723B2 (ja) * | 1972-10-20 | 1980-08-06 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529723U (ja) * | 1978-08-16 | 1980-02-26 |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP10950781U patent/JPS5814559U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529723B2 (ja) * | 1972-10-20 | 1980-08-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5814559U (ja) | 1983-01-29 |
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