JPS62211620A - 液晶装置 - Google Patents

液晶装置

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JPS62211620A
JPS62211620A JP5526486A JP5526486A JPS62211620A JP S62211620 A JPS62211620 A JP S62211620A JP 5526486 A JP5526486 A JP 5526486A JP 5526486 A JP5526486 A JP 5526486A JP S62211620 A JPS62211620 A JP S62211620A
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豊 稲葉
Tsutomu Toyono
豊野 勉
Shinjiro Okada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学変調素子の駆動法に関し、特に少なくと
も2つの安定状態をもつ強誘電性液晶素子の駆動法に関
する。
〔従来の技術〕
フラット・パネル争ディスプレイ・デバイスの開発は、
現在世界中で活発に行われている。
その中でも、液晶を用いたディスプレイは、小規模な分
野では、完全に社会に定着したと考えられるが、CRT
に置き替わりうるような高解像度をもち、しかも、大画
面のものは、従来の液晶方式(例えばTNやDSMなど
)では非常に困難であった。
この様な、液晶素子の欠点を改善するものとして、双安
定性を有する液晶素子の使用が、クラーク(C1ark
)及びラガウェル(Lagerwall)により提案さ
れている(特開昭56−107216号公報、米国特許
第4367924号明細書等)、双安定性を有する液晶
としては、一般に、カイラルスメクチックC相(SmC
’)又はH相(SmH’)を有する強誘電性液晶が用い
られる。この液晶は電界に対して第1の光学的安定状態
と第2の光学安定状態からなる双安定状態を有し、従っ
て前述のTN型の液晶素子とは異なり1例えば一方の電
界ベクトルに対して第1の光学的安定状態に液晶が配向
し、他方の電界ベクトルに対しては第2の光学的安定状
態に液晶が配向される。またこの型の液晶は。
加えられる電界に応答して、極めて速やかに上記2つの
安定状態のいずれかを取り、且つ電界の印加のないとき
はその状態を維持する性質を有する。このような性質を
利用することにより、上述した従来のTN型素子の問題
点の多くに対して、かなり本質的な改善が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、表示画素数が極めて多く、しかも高速駆
動が求められる時には、問題を生じる。すなわち、所定
の電圧印加時間に対して双安定性を有する強誘電性液晶
セルで第1の安定状態を与えるための閾値電圧を−vt
 hlとし、第2の安定状態を与えるための閾値電圧を
+Vth2とすると、これらの閾値電圧を越えなくとも
、長時間に亘り、電圧が印加され続ける場合に、画素に
書込まれた表示状7!i(例えば。
自状態)が別の表示状態(例えば、蒸成S)に反転する
ことがある。第1図は、双安定性強誘電性液晶セルの閾
値特性を表わしている。
第1図は強誘電性液晶としてDOBAMBC(図中の1
2)とHOBACPC(図中の11)を用いた時のスイ
ッチングに要する閾値電圧(vth)の印加時間依存性
をプロットしたものである。
第1図より明らかな如く、閾値vthは印加時間依存性
を持っており、ざらに印加時間が短い程、急勾配になっ
ていることが理解される。
このことから、走査線が極めて多く、しかも高速に駆動
する素子に適用した場合には1例えばある画素に走査時
において明状態にスイッチされていても、次の走査以降
常にvth以下の情報信号が印加され続ける場合、一画
面の走査が終了する途中でその画素が暗状態に反転して
しまう危険性をもっていることが判る。
〔問題点を解決するための手段〕及び〔作用〕本発明の
目的は、前述したような従来の液晶表示素子或いは液晶
光シャッターにおける問題点を解決した新規な液晶素子
の駆動法を提供することにある。
本発明の別の目的は、高速応答性を有する液晶素子の駆
動法を提供することにある。
本発明の他の目的は、高密度の画素を有する液晶素子の
駆動法を提供することにある。
本発明は、相対向する電極と、電界に対して少なくとも
2つの安定状態を示す光学変調物質とを有する画素をN
本のラインに沿って配列した光学変調素子の駆動法にお
いて、(a)所定のn本(但し、N>n)のライン上に
配列した画素に、該画素が前記光学変調物質の第1の安
定状態に基づく表示状態となる電圧信号を印加する第1
のステップと、(b)n本のライン上の画素のうち選択
された画素に、該画素が前記光学変調物質の第2の安定
状態に基づく表示状のブロックで第2のステップが終了
した後でm+1番目のブロックで第2のステップが開始
する前の期間で、画素に交番電圧を印加する光学変調素
子の駆動法に特徴を有している。
〔実施例〕
本発明の駆動法で用いる光学変調物質としては、少なく
とも2つの安定状態をもつもの、特に加えられる電界に
応じて第1の光学的安定状態と第2の光学的安定状態と
のいずれかを取る。すなわち電界に対する双安定状態を
有する物質、特にこのような性質を有する液晶が用いら
れる。
本発明の駆動法で用いることができる双安定性を有する
液晶としては、強誘電性を有するカイラルスメクテイツ
ク液晶が最も好ましく、そのうちカイラルスメクティッ
クC相(SmC”)また、H相(SmH″)の液晶が適
している。
この強誘電性液晶については、″ルΦジュルナール・ド
会フィシツク・ルーチル″ (”  Le   Journal   de   P
hysiove  1etter  ’  )36巻(
L−69)、1975午の「フェロエレクトリック・リ
キッド・クリスタルス」(r Ferroelectr
ic  Liquid  CrygtalsJ )  
;“アプライド・フィジックス・レタース”(” Ap
plied  Ph7sics  I、etter+”
)36巻(lt号)x980年の「サブミクロン争カセ
ンド・バイスティプル・エレクトロオプティック・スイ
ッチング・イン・リキッド拳りリスタルスJ  (rs
ubmicro  5econd  B15table
Electrooptic  Switching  
in  LiquidCrystaIsJ )  ; 
 “固体物理”16 (141)1981 r液晶」等
に記載されており、本発明ではこれらに開示された強誘
電性液晶を用いることができる。
より具体的には1本発明法に用いられる強誘電性液晶化
合物の例としては、デシロキシベンジリデン−y−アミ
ノ−2−メチルブチルシンナメート(DOBAMBC)
、ヘキシルオキシベンジリデン−y−アミノ−2−クロ
ロプロピルシンナメート(HOBACPC) おJ:び
4−o−(2−メチル)−ブチルレゾルシリチン−4′
−オクチルアニリン(MBRA8)等が挙げられる。
これらの材料を用いて素子を構成する場合、液晶化合物
が、Smc’相又はSmH’相となるような温度状態に
保持する為、必要に応じて素子をヒーターが埋め込まれ
た銅ブロック等により支持することができる。
又、本発明では前述のSmC”、SmH″の他にカイラ
ルスメクテイツクF相、!相、J相、G相やに相で現わ
れる強誘電性液晶を用いることも可能である。
第2図は強誘電性液晶セルの例を模式的に描いたも(7
)’1?ある@ 21 aと21bはI n203.5
n02やITO(インジウム−ティン−オキサイド)等
の透明電極がコートされた基板(ガラス板)であり、そ
の間に液晶分子層22がガラス面に垂直になるよう配向
したSmC’相の液晶が封入されている。太線で示した
線23が液晶分子を表わしており、この液晶分子23は
、その分子に直交した方向に双極子モーメント(P工)
14を有している。基板21aと21b上の電極間に一
定の閾値以上の電圧を印加すると、液晶分子23のらせ
ん構造がほどけ、双極子モーメント(P上)24はすべ
て電界方向に向くよう、液晶分子23の配向方向を変え
ることができる。液晶分子23は細長い形状を有してお
り、その長袖方向と短軸方向で屈折率異方性を示し、従
って例えばガラス面の上下に互いにクロスニフルの位置
関係に配置した偏光子を置けば、電圧印加極性によって
光学特性が変わる液晶光学素子となることは、容易に理
解される。さらに液晶セルの厚さを充分に薄くした場合
(例えばip)には、第3図に示すように電界を印加し
ていない状態でも液晶分子のらせん構造はほどけ、その
双極子モーメントPa又はPbは上向j(34a)また
は下向(34b)のどちらかの状態をとる。このような
セルに第3図に示す如く一定の閾値以上の極性の異なる
電界Ea又はEbを所定時間付与すると、双極子モーメ
ントは電界Ea又はEbの電界ベクトルに対応して上向
き34a又は、下向き34bと向きを変え、それに応じ
て液晶分子は第1の安定状@ 33 aかあるいは第2
の安定状!!133bの何れか一方に配向する。
このような強誘電性液晶を光学変調素子として用いるこ
との利点は2つある。第1に、応答速度が極めて速いこ
と、第2に液晶分子の配向が双安定状態を有することで
ある。第2の点を例えば第2図によって説明すると、電
界Eaを印加すると液晶分子は第1の安定状態33aに
配向するが、この状態は電界を切っても安定である。又
、逆向きの電界Ebを印加すると、液晶分子は第2の安
定状態33bに配向して、その分子の向5を変えるが、
やはり電界を切ってもこの状態に留っている。又、与え
る電界Eaが一定の閾値を越えない限り、それぞれの配
向状態にやはり維持されている。このような応答速度の
速さと、双安定性が有効に実現されるには、セルとして
は出来るだけ薄い方が好ましく、一般的には、0.51
L〜20IL、特に1声〜5トが適している。
本発明の駆動法の好ましい具体例を第4図〜第12図に
より説明する。
第4図は、中間に強誘電性液晶化合物が挾まれたマトリ
クス電極構造を有するセル41の模式図である。42は
、走査電極群であり、43は、信号電極群である。今、
説明を簡略化するために、白黒の二値信号を表示する場
合を例にとって示す、第4図に於て、斜線で示される画
素が強誘電性液晶の第2の安定状態に基づく「黒」に、
その他が強誘電性液晶の第1の安定状態に基づく「白」
に対応するものとする。
第5図(a)〜(c)は、走査電極51〜S3に印加す
る走査信号である。第5図(a)〜(f)は信号電極工
1〜I3に印加する情報信号で、第4図の表示状態に対
応している。第6図(a)〜(f)は、それぞれ第4図
に示す画素A−Fに印加される電圧を時系列で表わした
ものである。第5図及び第6図に示す書込み期間は、所
定数(n)の走査線からなるブロック内の画素への書込
み期間で、この書込みを複数(M個)のブロック毎に順
次行なうことによって一画面の書込みを行なうことがで
きる。
第5図及び第6図に示す駆動法では、ブロック内の複数
の走査線上のすべての画素を一斉に第1の安定状B(以
下「白」状態という)にし、その後、それらの走査線を
順次選択して所望の画素を第2の安定状態(以下「黒」
状態という)にすることによって書込みを行なうことが
できる。
第5図および第6図はこの駆動法の説明図である。消去
信号印加位相tlで全走査線に正極性のパルス電圧を印
加し、これと同期して全信号線に負極性のパルス電圧を
印加する。これによってブロック内の全ての画素が「白
」に消去される0次いで、ブロック内の走査線に順次書
込み信号印加位相t2とt3で2V、の正極性パルスと
一2VO負極性パルスが交番する走査選択信号を印加し
、この走査選択信号と同期させて「白」状態を保持した
り画素の信号線には位相t2とt3でVoの正極性パル
スと−V。
の負極性パルスが交番する「白」信号と「黒」状態に反
転させたい画素の信号線には位相t2とt3で−Voの
負極性パルスとVoの正極性パルスが交番する「黒」信
号を選択的に印加することによって、ブロック内の書込
みが完了する。
本発明の駆動法では、第5図及び第6図に示す様にm+
1番目のブロック内の画素に書込み信号印加位相t2と
t3で書込み信号を走査選択信号と同期させて信号電極
I 1 、 I 2−−−−−から印加するに先立って
、m番目のブロック内の画素の書込みが終了した後に、
消去信号印加期間t1で情報信号に印加した電圧信号と
逆極性(基準電位に対して)の電圧信号を補助信号とし
て補助信号印加位相1(、で印加することによって(こ
の時、画素には閾値電圧以下の電圧が印加される)、選
択されていないブロック内の画素に印加される同一極性
電圧の継続時間を最大で書込みパルス幅(例えばtl=
t2=t3=toとした時)の2倍までに減少すること
ができ、先に述べたクロストーク発生の問題点を解決す
ることができる。
以上に於いて各々の電圧値は、以下の関係を満足する所
望の値に設定される。
2 V o < V t h 2 < 3 V O−3
V □ < −V t h 1 (−2V O即ち、v
t h2は強誘電性液晶の第2の安定状!(黒)ニオけ
る閾値電圧で、−vthtは強誘電性液晶の第1の安定
状S(白)における閾値電圧であって、実質的には1−
Vth11=1vth21とすることができる。
以下、前述の点をさらに詳細に説明する。
第7図は、本発明の方法を用いた液晶装置を表わしてい
る。第7図において71は、走査ライン駆動回路、72
は信号ライン駆動回路、73は走査電極群、74は信号
電極群、75は強誘電性液晶パネルを表わしている説明
をわかり易くするために、白黒の2値信号を表示する場
合を例にとって示し、各ラインの信号線数はそれぞれ1
6木として、第7図の両図で黒塗りの部分の画素が「黒
」、白地の部分の画素が「白」に対応する。ここで、−
文字に対して8X8画素とすると、前記パネル75は4
文字を表示することになる。第7図に示す如く、m番目
のブロックA1に“A”とB ”の文字が、m+1番目
のブロックA2には“C″と“D”の文字が表示されて
いる。
第8図は、上記の走査ライン駆動回路71の出力段の一
例を示す部分回路図である。第8図において、81はゲ
ート素子gNであり、選択線82により出力レベルが制
御され、端子Q2が選択されると、ゲート素子g1〜g
8が一斉にオンし、端子R1〜R8のレベルをそのまま
伝達し、端子Q1が選択されない場合は、出力線S1〜
S8はすべてパネル75を非選択にする所定の一定レベ
ルになる。端子Q1については、ゲート素子g9〜g1
6について同機能である。
第9図は、上記出力段のタイミングチャートである。こ
の際、第9図に示す例では、ブロック内への画素は、消
去信号信号位相11.補助信号印加位相to、書込み信
号印加位相t2とt3の順で、それぞれの電圧信号が印
加され、m番目のブロックが書込み期間T1で書込みが
行われ、次いでm+1番目のブロックが書込み期間T2
(例えばT 1 =72)で書込みが行なわれ、る。
第10図は、信号ライン駆動回路72の出力段の一例を
示す部分回路図で、第11図はそのタイミングチャート
である。D端子はデータ(画像情帷)のシリアル入力端
子、CLKはシフトクロック入力端子である。シフトレ
ジスタ101に全データが揃ったところで、L端子の電
位が0→lに立上りデータがラッチ(ラッチ102)さ
れる、ここまでは普通の情報側駆動回路と変りはない 本実施例の駆動方法に特徴的な事はラッチ出力の次にC
LR信号とのORをとるORゲート103を設けた事で
ある。CLR信号は、通常はOであり、ラッチ出力はそ
のまま次のEOR(Exc l u s i ve  
O,R)ゲート104に伝達される。Sは第11図に示
すような単なるl、Oのくり返しパルスであり、ラッチ
出力=画像信号がO(「黒」)ならばそのまま1.0の
パルスが正論理側出力端子に出力され、その反転パルス
が負論理側出力端子に出力される。
ラッチ出力が1(「白」)ならば、Sの反転パルスが正
論理出力端子に、Sそのままのパルスが負論理出力端子
に出力される。これがG端子によって制御されるゲート
列105にはいり、その出力が最終段のレベル変換器1
06にはいる。レベル変換器106は第10図に示すよ
うにA、Hの入力に応じて表1に示す様にGND 。
−vo 、+V□の3値を出力するが、第10図の回路
かられかるとおり、 G=  パ/−ト開)のときは →像信号が「黒」なら +Vo→−V。
t      「白J    −Vo→+V。
G=0(ゲート閉)のときは 画像信号によらず GND が出力される。
以上はCLR=Oの場合であるが、第11図に示すよう
にブロック走査の先頭時間(toとLx)の間がCLR
−1となる。このとき、ORゲー)103の出力はすべ
て1となり、レベル変換器106の出力はすべて−vo
→+Voが出る。したがって、ブロック走査に先だって
すべての画素に−vo→+VOの電圧が印加されること
になり所望の駆動方法が実現される。(ただし、当該走
査ブロック内の画素には一3vo→+Voの電圧が印加
される)表1 ところで、第12図は本発明の駆動法で用いた補助信号
印加位相t□を省略した例を示している。
第12@は、信号電極に印加するパルス波形の1例を示
したもので、Xmはm番目のブロックの走査終了時点X
 m + lはm+1番目のブロックの走査開始時点を
示す、XmとXm+1の間の負パルスは前述した消去信
号印加位相t1で印加した負パルスに相当し、m+1番
目のブロックの一斉「白」書込みのためのパルスである
。この例ではm番目のブロックの最後の信号は「白」の
信号で、正極性と負極性の順序で。
t2とt3の時間に印加され、m+1番目のブロックの
最初の信号は「黒」の信号で、負極性と正極性の順序で
位相t2とt3で印加される。このような信号が入ると
第12図に示すように、位相t1の前後で負パルスが、
3つ続くことになり、これが非選択線上の画素にそのま
ま印加される。したがって、ブロック分割しない駆動法
では非選択画素にかかる同一極性の(閾値以下の)電圧
の継続時間は最大で書込みパルス幅の2倍であったのが
、ブロック分割の駆動法では3倍になる場合があること
になる。
これがしばしば非選択画素の反転、所謂クロストークを
引き起こし、表示動作上の1つの問題であった0本発明
は、この点を解決し、クロストーク発生を防止した駆動
法を提供することができる。
第13図は、本発明を実施した別な一例を示す構成図で
ある。第13−において、表示情報信号は共通の信号発
生回路131によるものとし、走査ライン回路132を
#1〜#3に分割して、それぞれA、B、Cの表示部分
を駆動する。この走査ライン回路#1〜#3はそれぞれ
の論理回路部分から別回路構成することにより、書き込
み時に必要なラインを、Q1〜Q3でまず選択したのち
、Yl、Y2.Y3の=リア別に書き込むものであり、
大容量で高速かつ高密度な書き込みが実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば1強誘電性液晶素子を用いた表示パネル
を高速で駆動させても、選択されていないブロック内の
画素に印加され続ける電圧波形の最大バ・ルス幅が書込
み時のパルスΔTの2倍であるとともに、走査選択信号
が印加されていない画素にも最大で書込み時のパルスΔ
Tの2倍であるため、一画面の書込み走査途中で表示状
態が他の表示状態に反転する現象を有効に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、強誘電性液晶の閾値特性を表わす説明図であ
る。第2図及び第3図は、本発明で用いる強誘電性液晶
素子を模式的に表わす斜視図である。第4図は、本発明
で用いるマトリクス画素構造の平面図である。第5図(
a)〜(f)はそれぞれ電極に印加される信号の電圧波
形を示す説明図である。第6図(a)〜(f)は、それ
ぞれ画素に印加される信号の電圧波形を示す説明図であ
る。第7図は、本発明の方法を用いた液晶装置を表わす
平面図である。第8図は、走査ライン側駆動回路を示す
説明図で。 第9図はそのタイミングチャートを示す説明図である。 第10図は、信号ライン側駆動回路を示す説明図で、第
11図はそのタイミングチャートを示す説明図である。 第12図は、本発明外の方法を表す説明図である。第1
3図は、本発明の別の実施態様を表わす説明図である。 更2図 ■込み期1’lfl       苓αみ期間フ10図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対向する電極と、電界に対して少なくとも2つ
    の安定状態を示す光学変調物質とを有する画素をN本の
    ラインに沿って配列した光学変調素子の駆動法において
    、(a)所定のn本(但し、N>n)のライン上に配列
    した画素に、該画素が前記光学変調物質の第1の安定状
    態に基づく表示状態となる電圧信号を印加する第1のス
    テップと、(b)n本のライン上の画素のうち選択され
    た画素に、該画素が前記光学変調物質の第2の安定状態
    に基づく表示状態となる電圧信号をライン毎に順次印加
    する第2のステップとを有し、n本のラインからなるブ
    ロックをM個有するブロックのうち、m番目(但し、M
    >m)のブロックで第2のステップが終了した後で、m
    +1番目のブロックで第2のステップが開始する前の期
    間で、画素に交番電圧を印加することを特徴とする光学
    変調素子の駆動法。
  2. (2)前記第1のステップで、n本のライン上の画素が
    1時に光学変調物質の第1の安定状態に基づく表示状態
    となる電気信号を印加する特許請求の範囲第1項記載の
    光学変調素子の駆動法。
  3. (3)前記M個のブロックのうち、選択されていないブ
    ロック内の画素に交番電圧を印加する特許請求の範囲第
    1項記載の光学変調素子の駆動法。
  4. (4)前記交番電圧が交流電圧である特許請求の範囲第
    1項又は第3項記載の光学変調素子の駆動法。
  5. (5)前記光学変調物質が強誘電性液晶である特許請求
    の範囲第1項記載の光学変調素子の駆動法。
  6. (6)前記強誘電性液晶がカイラルスメクチツク相であ
    る特許請求の範囲第5項記載の光学変調素子の駆動法。
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FR8605702A FR2580826B1 (fr) 1985-04-22 1986-04-21 Procede et appareil de commande d'un dispositif de modulation optique
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