JPS62211450A - 軒先カバ−の組立て方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、住宅の軒先の出入隅部における軒先カバー
の組立て方法に関するものである。

〔背景技術〕

従来、軒先の出入隅等のコーナ部分に軒先カバーを取付
ける場合、あらかじめコーナ部分に下地材を設けておき
、百出入隅構成面に沿って一対の軒先カバーを配置し下
地材にリベットで接合していた。

このように、従来はコーナの両側において別々の軒先カ
バーを配置していたので、コーナ部分で突き合せて互い
に正確に位置決めしなければならず、組立て施工が困難
であった。また、両軒先カバーをコーナ部分で連結する
ために、下地材やリベットが必要となり部品点数が多く
なるという問題もあった。さらに、軒先カバーに化粧用
の段差を形成する場合には、軒先カバーに１枚ずつ曲げ
加工を施さなければならず、加工工数が多くなるという
問題があった。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、組立て施工が容易に行なえ、取付け
に必要な部品点数を削減でき、かつ曲げ加工工数を削減
できる軒先カバーの組立て方法を提供することである。

（発明の開示〕 この発明の軒先カバーの組立て方法は、長尺のカバー素
材を準備する工程と、前記カバー素材を短尺方向に渡っ
て一部を残して切込みかつその切込み部の片側縁に接合
代を形成する工程と、前記切込み部の前記切残し側端部
において前記カバー素材聚長尺方向に渡って折曲して化
粧用段部を形成する工程と、面記切残し部に沿って前記
カバー素材を短尺方向に渡って折曲する工程と、前記接
合代を前記切込み部の他側縁に接合する工程とを含む方
法である。

この発明の構成によると、カバー素材は一部を残して切
込んでなる１枚ものであるため、従来のように軒先のコ
ーナ部分で両市入隅構成面に沿って邊びる一対の軒先カ
バーを互いに正確に位置決めして取付ける手間が省け、
組立て施工が容易に行なえる。

また、カバー素材が１枚ものであるため、従来のように
一対の軒先カバーを連結するための下地材やリベットが
不要となり、かつカバー素材自身も１枚からなるので部
品点数を一１減できる。

さらに、切込み部の切残し側端部においてカバー素材を
長尺方向に渡って折曲して化粧用段部を形成する場合、
カバー素材が１枚ものであるため、長尺方向に渡って折
曲すれば済み、従来のように各軒先カバー毎に加工する
手間が省け、曲げ加工工数をｂｊ減できる。

実施例 この発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。この実施例の軒先カバーの組立て方法は、第１
図に示すように、長尺のカバー素材１０を準備する工程
と、前記カバー素材１０を短尺方向に渡って一部を残し
て切込みかつその切込み部１２．１３の片側縁１Ｂ、１
９に接合代１４゜１５を形成する工程と、前記切込み部
１２．１３の前記切残し側端部１２ａ、１３ａにおいて
前記カバー素材１０を長尺方向に渡って折曲して化粧用
段部２２．２３（第２図）を形成する工程と、前記切残
し部１６に沿って前記カバー素材を短尺方向に渡って折
曲する工程と、前記接合代１４゜１５を前記切込み部１
２．１３の他側縁２０，２１に接合する工程とを含む方
法である。

施工手順に従ってさらに詳説する。

第１図において、カバー素材１０は長尺の板状の部材に
て構成されている。このカバー素材１０の短尺方向に渡
って切込み部１２．１３を形成する。切込み部１２．１
３は切込みの中心線Ａに対して左右対称であり、かつ切
込み部１２．１３の片側縁１８．１９に接合代１４．１
５が形成されている。なお、切込み部１２．１３はカバ
ー素材１０を打抜いて形成され、かつ短尺方向一部に切
残し部１６が形成されている。さらに、切込み部１２の
両側縁１８．２０は複数の段状になっている。

次に、第２図に示すように、切込み部１２．１３の切残
し部側端部１２ａ、１３ａおよび切込み部１２の両側縁
１８．２０の段部において、カバー素材１０を長手方向
に渡って折曲し、化粧用段部２２．２３．２４を形成す
る。なお、化粧用段部２３は直角に折曲する。

さらに、第３図に示すように、カバー素材１０を切残し
部１６に沿って折曲すると共に、接合代１４．１５も内
向きに折曲げる。そして、接合代１４．１５を切込み部
１２．１３の他側縁２０゜２１の裏面に超音波溶接して
、軒先カバーを組立てる。なお、化粧用段部２３で直角
に折曲した上端片２６は、内向きに折曲され、軒先カバ
ーを補強する。

なお、以上の組立て工程を全て工場にて行なってもよく
、あるいは第２図の化粧用段部２２の形成までを工場で
行ない、第３図の溶接は現場にて行なうようにしてもよ
い。

このように構成された軒先カバーの組立て方法によると
、カバー素材１０は一部に切残し部１６を形成して切込
んでなる１枚ものであるため、従来のように軒先のコー
ナ部分で両市入隅構成面に沿って延びる一対の軒先カバ
ーを互いに正確に位置決めして取付ける手間が省け、組
立て施工が容易に行なえ、現場施工の簡素化が図れる。

また、カバー素材１０が１枚ものであるため、従来のよ
うに一対の軒先カバーを連結するための下地材やリベッ
トが不要となり、かつカバー素材ｌＯ自身も１枚からな
るので部品点数を削減でき、コストの低減が図れる。

さらに、切込み部１２の切残し側端部および切込み部１
２の両側縁１８．２０の段部においてカバー素材１０を
長尺方向に渡って折曲して化粧用段部２２，２４を形成
する場合、カバー素材１０が１枚ものであるため、長尺
方向に渡って折曲すれば済み、従来のように各軒先カバ
ー毎に加工する手間が省け、曲げ加工工数を削減できる
。

なお、切込み部１２の両側縁１８．２０には段部を形成
せず、カバー素材１０には単に化粧用段部２２，２３の
みを形成してもよい、さらに、接合代１４．１５を接合
しアーク溶接や接着等であってもよい。

〔発明の効果〕

この発明の軒先カバーの組立て方法によると、次の各効
果が得られる。

カバー素材は一部を残して切込んでなる１枚ものである
ため、従来のように軒先のコーナ部分で両出大隅構成面
に沿って延びる一対の軒先カバーを互いに正確に位置決
めして取付ける手間が省け、組立て施工が容易に行なえ
る。

カバー素材が１枚ものであるため、従来のように一対の
軒先カバーを連結するための下地材やりベントが不要と
なり、かつカバー素材自身も１枚からなるので部品点数
を削減できる。

切込み部の切残し側端部においてカバー素材を長尺方向
に渡って折曲して化粧用段部を形成する場合、カバー素
材が１枚ものであるため、長尺方向に渡って折曲すれば
済み、従来のように各軒先カバー毎に加工する手間が省
け、曲げ加工工数を削減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の切込み部を形成したカバ
ー素材の部分正面図、第２図はその化粧用段部を形成し
たカバー素材の部分正面図、第３図はその組立て状態の
軒先カバーのコーナ部分の斜視図である。 １０・・・カバー素材、１２．１３・・・切込み部、１
２ａ、１３ａ・・・切残し側端部、１４．１５・・・接
合代、１６・・・切残し部、１８．１９・・・片側縁、
２０゜２１・・・他側縁、２２，２３．２４・・・化粧
用段部第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長尺のカバー素材を準備する工程と、前記カバー素材を
   短尺方向に渡って一部を残して切込みかつその切込み部
   の片側縁に接合代を形成する工程と、前記切込み部の前
   記切残し側端部において前記カバー素材を長尺方向に渡
   って折曲して化粧用段部を形成する工程と、前記切残し
   部に沿って前記カバー素材を短尺方向に渡って折曲する
   工程と、前記接合代を前記切込み部の他側縁に接合する
   工程とを含む軒先カバーの組立て方法。