JPS62211434A - 便所，化粧室等における使用者の異常検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は便所、化粧室等内における使用者の異常事態を
検出して、報知する装置に関する。

（従来の技術） 便所や化粧室は、冬期他の部屋と比較して室内の温度が
極端に低いため、夜間用便に起きて便所や化粧室で倒れ
る人は少なくない。

然る処、便所や化粧室内で人が倒れた時、その異常事態
を検知して報知するものは従来なかった。

そのため、万−便所内や化粧室で倒れた場合、発見が遅
れ、手遅れになるケースも多い。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明が解決しようとする問題点は、便所、化粧室等内
における該室使用者の異常を検出して報知することであ
る。

（問題を解決するための手段） 上記問題を解決するために本発明が講する技術的手段は
、便所、化粧室等の内部に設けられ、該室の使用者を検
出する検出器と、上記検出器からの出力を受けてタイマ
ーを作動させ出力の消滅によりタイマーをリセットする
制御器と、上記タイマーのタイムアツプ信号により警報
音を発する警報器とを備えるものである。

（作用） 而して、本発明の上記技術的手段によれば、検出器によ
る使用者の検出が所定時間、即ちタイマーのタイムアツ
プまで継続すると警報器が警報音を発して異常事態を報
知する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。

この実施例は、便器自動洗浄装置を備えた便所において
、便所使用者の異常事態を検出するもので、便器自動洗
浄装置と検出器（ａ）を共用している。

検出器（ａ）は、冷接点（２）と温接点（３）を、前面
に窓孔（４）が開設されるケース（５）内に収納し、用
便のために便所（Ａ）内に入った使用者の体温から発生
する赤外線を、上記窓孔（４）に設けたフィルター（６
）を介してケース（５）内に吸収すると共にこれに伴う
温接点（３）の温度上昇を冷接点（２）との温度差によ
って直流電圧を発生する所謂サーモパイル型赤外センサ
ーからなり、便所（Ａ）の天井（７）に取りつけられて
便器（８）の方向、即ち下方に臨んでいる。

そして、この検出器（ａ）が発生する直流電圧は、検出
信号として制御１（ｂ）へ送られる。

制御器（ｂ）は第２図のブロック図に示すように増巾器
（９）、タイマー（１）、オンディレー回路（１０）　
、オフディレー回路（１１）とがらなり、上記検出器（
ａ）より出力が発生するとその出力は増巾器（９）によ
って増巾され、タイマー（１）を作動させ、検出器（ａ
）からの出力が消滅するとタイマー（１）の作動を停止
させると共にタイマーの経過をリセットする。

タイマー（１）は所定時間例えば１０分〜２０分に設定
されており、タイムアツプすると警報器（Ｃ）に出力を
発生する。

警報器（Ｃ）は、従来周知のブザー又はベルよりなり、
出力を受けると警報音を発する。

即ち、検出器（ａ）による使用者の検出が所定時間以上
継続すると、換言すれば、便所（Ａ）内に入って来た人
が所定時間以上経過しても便所（Ａ）から立ち去らない
と、警報器（Ｃ）が警報音を発生する。

上記、警報器（Ｃ）は便所（Ａ）外部、例えば便所（Ａ
）の外の廊下、あるいは一般家庭の場合には居間、病院
の場合にはナースセンター等に設置する。

一方、上記検出器（ａ）の検出信号は増巾器（９）を経
てタイマー（１）を作動させると同時にオンディレー回
路（１０）に入力される。

オンディレー回路（１０）は、検出信号が所定時間継続
すると出力信号を発生し、この出力信号はオフディレー
回路（１１）に入力する。

オフディレー回路（１１）はオンディレー回路（１０）
からの入力がなくなると、即ち検出器（ａ）による使用
者検出がなくなると、所定時間遅れて給水部（１２）に
出力信号を出す。

給水部（１２）は、便器（８）へ洗浄水を供給する給水
管（１３）の途中に設けた電磁フラッシュバルブ、又は
電磁弁であり、オフディレー回路（１１）からの出力に
より作動して開弁する。

而して、便器（８）には洗浄水が供給される。

即ち、検出器（ａ）による使用者の検出がなくなって所
定時間後、換言すれば、使用者が便所（Ａ）から立去っ
た後に便器（８）は自動的に洗浄される。

尚、上記実施例では、本装置を便器自動洗浄装置に組み
合わせて設けたが、本装置のみを独立して設けるのも勿
論可能である。

また、検出器（ａ）としてはサーモバイル型赤外センサ
ーに限らず、光電式センサー、静電容量変化型センサー
、ドアスイッチ等従来公知の種々のセンサーを用いるこ
とが可能であるが、上記実施例のようにサーモバイル型
赤外センサーを用いれば直流電圧が得られるので、回路
が簡単になる効果がある。

（効果） 本発明は上記の構成であるから以下の利点を有する。

（１）便所、化粧室等に入って所定時間経過しても出て
ゆかないと警報器が警報音を発生するので、使用者が便
所内で倒れる等の異常事態が発生すれば早期に発見する
ことができ、発見が遅れて手遅れになる等の事態を防ぐ
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す便所、化粧室等におけ
る使用者の異常検出装置の模式図、第２図はブロック図
である。 （Ａ）：便所　　　（ａ）：検出器 （ｂ）二制御器　　（Ｃ）：警報器 （１）：タイマー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 便所、化粧室等の内部に設けられ、該室の使用者を検出
   する検出器と、上記検出器からの出力を受けてタイマー
   を作動させ出力の消滅によりタイマーをリセットする制
   御器と、上記タイマーのタイムアップ信号により警報音
   を発する警報器とを備えた便所、化粧室等における使用
   者の異常検出装置。