JPS62210262A - パルス発生回路とそれを用いた点火装置 - Google Patents

パルス発生回路とそれを用いた点火装置

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JPS62210262A
JPS62210262A JP25687A JP25687A JPS62210262A JP S62210262 A JPS62210262 A JP S62210262A JP 25687 A JP25687 A JP 25687A JP 25687 A JP25687 A JP 25687A JP S62210262 A JPS62210262 A JP S62210262A
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capacitor
inductor
circuit
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pulse
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JP25687A
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マイケル ジョン リー
フィリップ ロッセル ウェントウォース
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ZF International UK Ltd
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Lucas Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は点火装置、特に内燃機関のプラズマ点火装置に
使用されるパルス発生回路に関するが、その用途はプラ
ズマ点火装置のみに限定はされない。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕プラ
ズマ点火装置においては、各シリンダはプラズマ点火プ
ラグを具備する。プラズマ点火プラグの絶縁電極と接地
電極との間のギャップは小さなオリフィスを有する空洞
により包囲される。点火が必要になるたびに、エネルギ
ーの低い高圧パルスが電極に印加される。この低エネル
ギー高圧パルスは電気的ブレークダウンを発生させ、ギ
ャップに高エネルギー低圧放電を起こさせる。空洞内部
のガスの急速な膨張によってプラズマジェットはオリフ
ィスからシリンダの中へ放出され、その結果、点火が起
こる。
英国特許第2099917号には、プラズマ点火装置に
使用されるパルス発生回路が示されている。この回路に
おいては、電圧供給源はダイオードと、点火エネルギー
を蓄積するコンデンサと、第2のダイオードとを介して
接地点に接続される。点火エネルギー蓄積コンデンサと
第2のダイオードとの接続点は電圧逓昇変圧器の一次巻
線と、補助コンデンサとを介して接地点に接続される。
この接続点は変圧器の二次巻線を介してプラズマ点火プ
ラグの絶縁電極にも接続される。第1のダイオードと点
火エネルギー蓄積コンデンサとの接続点はサイリスタを
介して接地点に接続される。サイリスクが導通されると
、変圧器の一次巻線に振動電圧が発生する。この電圧は
変圧器の巻数比により増倍され、点火プラグに印加され
てブレークダウンを発生させる。ブレークダウンが発生
した後、点火エネルギー蓄積コンデンサに蓄積されてい
たエネルギーは変圧器の二次巻線を介して点火プラグの
ギャップに供給され、点火を発生させる。
この回路には2つの欠点がある。第1に、この回路は変
圧器の設計に互いに矛盾する条件を課するものである。
ブレークダウンを発生させるのに十分な高い電圧を得る
ためには、変圧器は高い巻数比を有していなけばならな
い。しかしながら、サイリスタが導通されたときの時間
に関する電流の高すぎる変化率によるサイリスクの破壊
を阻止するためには一次巻線のインダクタンスは十分に
高くなければならず、また、二次@線はエネルギー蓄積
コンデンサから点火プラグへ十分な点火エネルギーを供
給できるようにするために十分に低いインダクタンスを
有していなければならない。
第2に、この回路においては、点火エネルギー蓄積コン
デンサから放電される電流はサイリスクを通過するので
、サイリスタはこの電流を持続することができなければ
ならない。
〔問題を解決するための手段及び作用〕本発明の目的は
、上述の欠点が克服又は軽減された点火装置に使用する
ための新規な又は改良されたパルス発生回路を提供する
ことである。
本発明の1つの観点によれば、給電入力端子と、出力端
子と、接地端子と、直列に接続されるスイッチ素子と、
電圧逓昇変圧器の一次巻線と、第1のコンデンサとから
構成される第1の直列回路と、出力端子及び接地端子間
に直列に接続される誘導子と、第2のコンデンサとから
構成される第2の直列回路とを具備し、該第1のコンデ
ンサ及び第2のコンデンサは、共に、給電入力端子から
充電されるように配置され、該変圧器は該出力端子に高
圧パルスを供給するように接続される二次巻線を有し、
点火装置に使用するためのパルス発生回路が提供される
動作に関して、出力端子及び接地端子はプラズマ点火プ
ラグに接続されても良い。スイッチ素子が導通されるた
びに、振動電流は第1の直列回路に流れ始め、変圧器の
二次巻線により初期高圧パルスが点火プラグの電極に印
加される。この初期高圧パルスは点火プラグの電極の間
のギャップにブレークダウンを発生させて、それらの電
極の間のインピーダンスを低下させる。そこで、第2の
直列回路は第2のコンデンサに蓄積されていたエネルギ
ーをギャップに供給することにより、点火を起こさせる
。回路素子は、第1の直列回路の共振周波数が第2の直
列回路の共振周波数よりはるかに高くなり且つ第2の直
列回路は初期高圧パルスに対して高いインピーダンスを
示すように選択される。従っ、て、第一2の直列回路は
この初期高圧パルスからほとんどエネルギーを吸収しな
い。
本発明の回路においては、変圧器の設計に互いに矛盾す
る条件が課されることはない。第2のコンデンサは点火
エネルギーを蓄積し、このコンデンサから流れる電流は
変圧器の二次巻線を流れない。従って、一次巻線のイン
ピーダンスはスイ・ノチ素子が導通されたときの電流の
高すぎる変化率を阻止するために十分に高くなり且つ巻
数比はブレークダウンを発生させるために十分に大きく
なるように変圧器を設計することができる。また、点火
を起こさせる電流はスイッチ素子を介して流れない。
誘導子は可飽和鉄心誘導子であるのが好ましい。
可飽和鉄心誘導子を使用すると、初期高圧パルス印加中
のインダクタンスを第2のコンデンサからの電流の通過
中よりはるかに高くすることができる。
1つの構成によれば、第1の直列回路において、第1の
コンデンサの一方の側は接地端子に接続され、スイッチ
素子の一方の側は接地端子に接続され、第1のコンデン
サの他方の側は一次巻線を介してスイッチ素子の他方の
側に接続され、第1のコンデンサと一次巻線との接続点
の1つ及びスイッチ素子と一次巻線との接続点は給電入
力端子と、二次巻線の一端とに共通して接続され1、二
次巻線の他端は少なくとも1つのダイオードを介して出
力端子に接続される。
別の構成龜おいては、該給電入力端子は少なくとも1つ
のダイオードを介して該誘導子と該第2のコンデンサと
の接続点に接続される。
該変圧器の二次巻線は該誘導子の両端子に接続され且つ
該第2のコンデンサにより出力端子に供給される電圧の
極性とは逆の極性で高圧パルスを該出力端子に供給する
ように配置されても良い。
本発明の他の観点によれば、本発明の第1の観点による
パルス発生回路を少なくとも1つ具備し、それぞれのパ
ルス発生回路はその出力端子に接続される点火プラグを
有し、それぞれのパルス発生回路の給電入力端子に接続
される電圧供給源と、タイミング信号発生器とをさらに
具備し、それぞれのパルス発生回路のスイ・ノチ素子の
制御端子はタイミング信号発生器の対応する出力端子に
接続される内燃機関の点火装置が提供される。
以下余白 〔実施例〕 以下、添付の図面を参照して本発明を実施例により詳細
に説明する。図面において、 第1図は、本発明によるプラズマ点火装置のブロック線
図であり、第2図は、第1図の点火装置の一部を形成す
るパルス発生回路の回路図であり、第3図から第7図は
、第1図の点火装置に使用される別のパルス発生回路の
回路図である。
まず、第1図に関して説明する。第1図には自動車の内
燃機関のプラズマ点火装置が示されている。装置は自動
車用に■バッテリー10を含み、このバッテリー10の
負端子は自動車の接地点に接続され、バッテリーの正端
子は直流/直流変換器11の入力端子1.1aに接続さ
れる。直流/直流変換器11は周知の構成を有し、接地
端子11cと、1にνの出力電圧を供給する出力端子1
1bと、制御端子lidとを含む。点火装置は周知の構
成のタイミング信号発生器12をさらに含み、タイミン
グ信号発生器12は内燃機関のクランク軸の位置、クラ
ンク軸速度及び内燃機関のマニホルド押下げに応答して
動作する。タイミング信号発生器12は4つの機関シリ
ンダの点火をトリガするパルスを出力端子12aから1
2dに発生すると共に、直流/直流変換器の制御端子1
1dに接続される出力端子12eから制御信号を発生す
る。装置は、4つのシリンダにそれぞれ取付けられる4
個のプラズマ点火プラグ15から18をさらに含む。そ
れぞれの点火プラグ15〜18は接地電極と、絶縁電極
とを有する。点火プラグ15〜18は4つのパルス発生
回路21から24とそれぞれ関連する。パルス発生回路
21〜24は直流/直流変換器11の出力端子11bに
接続される給電入力端子21aから248と、タイミン
グ信号発生器12の出力端子12a〜12dに接続され
る制御端子21bから24bと、点火プラグ15〜18
の絶縁電極に接続される出力端子21cから24Cと、
接地端子21dから24dとをそれぞれ有する。
パルス発生回路21〜24はそれぞれ全く同一の構成で
あるので、以下、第2図を参照してパルス発生回路21
を説明する。
第2図に示されるように、給電入力端子21aは給電線
(レール)30に接続される。レール30はサイリスタ
32の陽極に接続され、サイリスクの陰極は接地端子2
1dに接続され、サイリスクのゲートは制御端子21b
に接続される。サイリスタ32はスイッチ素子として動
作する。レール30は電圧逓昇変圧器TRの一次巻線W
pと、コンデンサ口とを介して接地端子21dにさらに
接続される。従って、サイリスタ32、一次巻線Wp及
びコンデンサC1は第1の直列回路を形成する。
レール30は二次巻線Wsと、ダイオードDとを介して
出力端子21cにも接続される。出力端子21cは可飽
和鉄心誘導子りと、コンデンサC2とを介して接地端子
21dに接続される。誘導子り及びコンデンサC2は第
2の直列回路を形成する。
後述するように、コンデンサC2は点火に必要とされる
エネルギーを蓄積する。
動作開始時に、コンデンサ口及びC2は共にlkvの供
給電位まで充電される。サイリスタ32がトリガされた
瞬間に、振動電流はサイリスク32と、一次巻線Wpと
、コンデンサC1とから構成される直列回路を下記の式
により限定される周波数ftrigで流れ始める。
ftrig = 1 / 2 πf丁層ゴー (1)式
中、t、pは一次巻線Wpのインダクタンス、C1はコ
ンデンサC9のキャパシタンスである。
一次巻線Wpに現われる電圧は逓昇変圧器TRの巻数比
により増倍される。従って、この振動電流の第1の四分
の一サイクルの間、二次巻線Wsは初期高圧パルスをダ
イオードDを介して点火プラグ15のギャップに印加す
ることにより、電気的ブレークダウンを発生させる。
この初期高圧パルスの持続中、誘導子りの鉄心は不飽和
状態にある。誘導子りがこの状態にあるとき、誘導子り
及びコンデンサC2の素子値は、誘導子り及びコンデン
サC2により形成される回路の共振周波数がftrig
よりはるかに低くなり、従って、この直列回路がftr
igで高いインピーダンスを有するように選択される。
従って、H子り及びコンデンサC2から成る直列回路は
初期高圧パルスからほとんどエネルギーを吸収しない。
ブレークダウンが発生した後、点火プラグ15のギャッ
プのインピーダンスは低下するので、コンデンサC2は
誘導子りを介してエネルギーをこのギャップに蓄積させ
ることができ、それにより点火を発生させる。コンデン
サC2は誘導子りを介して高電流で放電するため、誘導
子の鉄心は飽和する。その結果、高電流の通過中に誘導
子りのインダクタンスは初期高圧パルスの間よりはるか
に低くなる。ダイオードDはコンデンサC2が二次巻線
Wsを介して放電するのを阻止する。
サイリスタ32を保護するためにトリガ動作中の直流/
直流変換器11の動作を禁止する必要があることは明ら
かである。
上述の回路において、各素子は次のような値を有する。
ct  =0.1μF Lp −18μF C,=2.0μF Linit = 6.6 m H Lsat   =37.5μH C2はコンデンサC2のキャパシタンス、Lin1tは
鉄心が不飽和状態であるときの誘導子りのインダクタン
ス、及びLsatは鉄心が飽和状態であるときのインダ
クタンスである。
このような値としたとき、共振周波数ftrigは11
9kllZである。誘導子の鉄心が不飽和状態であると
きの誘導子り及びコンデンサC2から構成される直列回
路の共振周波数は1.4 kH2であり、従って、これ
はftrigよりかなり低い。点火プラグ15のギャッ
プと、鉄心が飽和状態であるときの誘導子りと、コンデ
ンサC2とから構成される直列回路のコンデンサC2の
放電中の共振周波数は18kH2である。コンデンサC
2はほぼ半サイクルで点火エネルギーを放電するので、
放電時間は少なくとも27μsとなるが、正確な放電時
間は可飽和鉄心の材質によって決定される。
第3図は第2図の回路の変形例を示し、同様の部分は同
じ図中符号により示されている。しかしながら、第2図
の回路と比較して、サイリスク32とコンデンサC1の
位置が入替わっている。
この変形例の場合、一次巻線Wpのインダクタンスはサ
イリスタ32を直流/直流変換器11のキャパシタンス
から供給される電流の時間に関する急速な上昇から保護
する。
第2図及び第3図に示されるパルス発生回路は一般に適
切なものであることがわかったが、いくつか欠点もある
。第1に、コンデンサC2の充電電流は誘導子りを通過
する。実際には、充電電流は誘導子りの鉄心を十分に飽
和するので、残留磁気値の磁束密度が残される。そのた
め、高圧パルス印加中の飽和を回避するように鉄心の材
料を慎重に選択しなければならない。第2に、コンデン
サC2の充電電流は逓昇変圧器TRの二次巻線Wsを通
過するので、この二次巻線と関連する抵抗にエネルギー
の損失が生じている。次に、これらの欠点を克服するパ
ルス発生回路を第4図を参照して説明する。
第4図において、給電入力端子はダイオードD。
を介してレール30に接続される。コンデンサCい一次
巻線Wp及びサイリスタ32は第3図の場合と同様に接
続される。また、第3図と同様に、誘導子り及びコンデ
ンサC2は出力端子21Cと、接地端子Cとに接続され
る。しかしながら、第4図においては、接地端子は二次
巻線Wsと、ダイオードDtとを介して出力端子21c
に接続される。
また、レール30はダイオードD、を介して誘導子りと
コンデンサC2の接続点に接続される。
第4図の回路の全体的な動作は第2図及び第3図の回路
とほぼ同じであるが、コンデンサCtの充電電流がダイ
オードD、を介して直接供給されるため、充電電流は誘
導子り又は二次巻線Wsを介して流れない。従って、充
電電流は誘導子りの鉄心を飽和させず、二次巻線Wsに
エネルギーの損失は生じない。
第4図において各素子は次のような値を有する。
CI  = 0.1μF Lp  =18μF c、  =2.0μF Liriit −6,6m H Linit  = 6.6 m H Lsat  −37,5μH このような値としたとき、共振周波数ftrigは11
9kH2である。誘導子りの鉄心が不飽和状態であると
きの誘導子り及びコンデンサC2から構成される直列回
路の共振周波数は1.4 kH2であり、これはftr
igよりかなり低い。
鉄心が飽和状態であるときの点火プラグ15のギャップ
と、誘導子りと、コンデンサC2とから構成される直列
回路の共振周波数はコンデンサC2の放電中は18kH
2である。コンデンサC2はほぼ半サイクルで放電する
ので、放電時間は少なくとも27μsとなる。
第4図に示される回路において、コンデンサC2の放電
後、誘導子りの鉄心には残留磁気値の磁束密度が残され
る。鉄心材料の中には残留磁気値が飽和値とごく近いも
のがあり、そのような材料の場合、誘導子りは高圧パル
スごとに低い初期インダクタンスを示す。
この問題を解決するために、第5図に示されるように、
誘導子りとコンデンサC2の接続点に誘導子りと関連す
るリセット巻線34を介してダイオードD、を接続して
も良い。この変形例の場合、コンデンサC2の充電後、
誘導子りの鉄心は飽和値とは相当に異なる値にリセット
される。そのため、誘導子りは高圧パルスごとに比較的
高いインダクタンスを示し、誘導子り及びコンデンサC
Zから構成される直列回路のインピーダンスは高くなり
且つ逓昇変圧器TRに対する負荷は低下する。
この変更箇所を除いては、第5図の回路は第4図の回路
と同じである。
第4図及び第5図に示される実施例においては、接地電
位に関する高圧パルスの極性がコンデンサC2の電圧の
極性と同じであるため、初期高圧パルスとコンデンサC
2の放電電流との間で誘導子りに磁束反転が起こる。こ
の磁束反転は時間遅延を発生させ、この時間遅延が点火
プラグ内のガスをブレークダウン状態から十分に回復さ
せるほどの長さになり、その結果、コンデンサC2が高
電流で放電するのを阻止してしまう危険がある。この問
題は第6図に示される回路により解決される。
第6図に示される回路は第4図の回路とほぼ同様であり
、同様の素子は同じ図中符号により示されている。しか
しながら、第6図の回路においては、二次巻線Wsの極
性が逆にされており、この巻線は誘導子りに直接接続さ
れ、ダイオードD2は使用されない。第6図に示される
構成の場合、二次巻線Wsに対する高圧パルスは誘導子
りにコンデンサC!からの高電流と同一の方向に電流を
流す。その結果、磁束反転は起こらない。二次巻線Ws
はコンデンサCtが誘導子りを介して放電するのを阻止
するために誘導子りに直接接続される。
第5図に示される回路においては、逓昇変圧器TRはF
erroxcube ETD49 A16(3C8)グ
レードのフェライトから形成されるギャップ鉄心を有し
、鉄心のギャップは5.11mである。一次巻線は直径
0.711 wのエナメル銅線を3本巻付けで巻数10
としたものから構成される。この構成により、一次巻線
のインダクタンス値はサイリスタ32を時間に関する電
流の高すぎる充電速度から保護するために必要とされる
最小の値である15μHとなる。エアギャップは鉄心の
飽和を阻止するのに十分である。二次巻線は8つの部分
から成るポリテトラフルオロエチレン巻型に直径0.2
 tmのエナメル銅線を300回巻付けたものから構成
される。
誘導子りは鉄をベースとする非晶質合金(Muglas
stype LL)から形成された外径が69.22 
tm、内径は42.16 vsの環状鉄心を有する。こ
の鉄心はサセックス州、フローリーのTe1con M
etals Limlted社より入手できる。誘導子
りの巻線は直径0.457 tmのエナメル銅線を17
0回巻付けたものから構成される。この構成の場合、鉄
心が飽和状態にあるときのインダクタンスは40μHで
ある。
第6図に示される構成において、誘導子りのりアクタン
スは高圧パルス印加中に大きな電流が誘導子りを流れる
のを十分に阻止しうる値でなければならない。高圧パル
ス印加中にインダクタンスを高い値に保持するためには
、鉄心がこの時点で飽和しないことが不可欠である。誘
導子りの鉄心材料に関して、残留磁気磁束密度と飽和磁
束密度との比は0.−07であり、そのため、残留磁気
磁束値と飽和磁束値との間には高圧パルス印加中の飽和
を阻止するのに十分な磁束回遊が起こる。しかしながら
、残留磁気と飽和との間で利用できる磁束回遊がより小
さい材料を使用することが望まれる場合には、磁束反転
を発生させ且つ次の高圧パルスが印加されるときに利用
できる磁束変化を大きくするために、コンデンサC8の
充電電流を誘導子りと関連するリセット巻線を介して供
給しても良い。この可能性は第7図に示され、リセット
i線は図中符号34で示されている。
第1図の回路は4気筒内燃機関に関連して説明されたが
、異なる本数の、たとえば1本又は6本のシリンダを有
する内燃機関にこの回路を使用することもできるであろ
う。
第2図から第7図のパルス発生回路はプラズマ点火装置
に関連して説明されたが、回路はそのような装置への適
用に限定されない。たとえば、パルス発生回路を従来の
火花点火装置又はディーゼル機関の点火プラグと共に使
用することも可能であると考えられ、それらの回路は同
じ用途に使用される従来のパルス発生回路に比べて向上
した性能を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるプラズマ点火装置のブロック線
図、 第2図は、第1図の点火装置の一部を形成するパルス発
生回路の回路図、及び 第3図から第7図は、第1図の点火装置に使用される別
のパルス発生回路の回路図である。 (符号の説明) 11・・・直流/直流変換器、 12・・・タイミング信号発生器、 12a 、 12b 、 12c 、 12d ・・・
出力端子、15 、16 、17 、18・・・点火プ
ラグ、21 、22 、23 、24・・・パルス発生
回路、21a・・・給電入力端子、  21c・・・出
力端子、21d・・・接地端子、     32・・・
サイリスク、C+、Cz・・・コンデンサ、 D 、 D z ・・・ダイオード、 L・・・可飽和鉄心誘導子、 TR・・・逓昇変圧器、
Wp・・・一次巻線、    Ws・・・二次巻線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、給電入力端子(21a)と、出力端子(21c)と
    、接地端子(21d)とを有する点火装置に使用するた
    めのパルス発生回路(21、22、23、24)におい
    て、 該パルス発生回路は、直列に接続されるスイッチ素子(
    32)と、電圧逓昇変圧器(TR)の一次巻線(Wp)
    と、第1のコンデンサ(C_1)とから構成される第1
    の直列回路と、出力端子(21c)及び接地端子(21
    d)間に直列に接続される誘導子(L)と、第2のコン
    デンサ(C_2)とから構成される第2の直列回路とを
    さらに具備し、 該第1のコンデンサ(C_1)及び第2のコンデンサ(
    C_2)は、共に、給電入力端子(21a)から給電さ
    れるように配置され、電圧逓昇変圧器(TR)は該出力
    端子(21c)に高圧パルスを供給するように接続され
    る二次巻線(Ws)を有することを特徴とするパルス発
    生回路。 2、誘導子(L)は可飽和鉄心誘導子であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のパルス発生回路。 3、第1の直列回路において、第1のコンデンサ(C_
    1)の一方の側が接地端子(21d)に接続され、スイ
    ッチ素子(32)の一方の側が接地端子(21d)に接
    続され、第1のコンデンサ(C_1)の他方の側が一次
    巻線(Wp)を介してスイッチ素子(32)の他方の側
    に接続され、第1のコンデンサ(C_1)と一次巻線(
    Wp)との接続点の1つ及びスイッチ素子(32)と一
    次巻線(Wp)との接続点が給電入力端子(21a)と
    、二次巻線(Ws)の一端とに共通して接続され、二次
    巻線(Ws)の他端が少なくとも1つのダイオード(D
    )を介して出力端子(21c)に接続されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のパルス
    発生回路。 4、該給電入力端子(21a)は少なくとも1つのダイ
    オード(D_3)を介して該誘導子(L)と該第2のコ
    ンデンサ(C_2)との接続点に接続されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のパルス
    発生回路。 5、該電圧逓昇変圧器(TR)の二次巻線(Ws)は該
    誘導子(L)の両端子間に接続され且つ該第2のコンデ
    ンサ(C_2)により出力端子(21c)に供給される
    電圧の極性とは逆の極性で高圧パルスを該出力端子(2
    1c)に供給するように配置されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、第2項及び第4項のいずれかに記
    載のパルス発生回路。 6、少なくとも1つのパルス発生回路(21、22、2
    3、24)であって、該パルス発生回路又は各パルス発
    生回路は、給電入力端子(21a)と、出力端子(21
    c)と、接地端子(21d)と、出力端子(21c)に
    接続される点火プラグ(15、16、17、18)とを
    有するものと;該パルス発生回路(21、22、23、
    24)の給電入力端子(21a)に接続される電圧供給
    源(11)と;各パルス発生回路(21、22、23、
    24)に対応する1つずつの出力端子(12a、12b
    、12c、12d)を有するタイミング信号発生器(1
    2)とを含む内燃機関の点火装置であって、該パルス発
    生回路又は各パルス発生回路は、直列に接続されるスイ
    ッチ素子(32)と、電圧逓昇変圧器(TR)の一次巻
    線(Wp)と、第1のコンデンサ(C_1)とから構成
    される第1の直列回路と、出力端子(21c)及び接地
    端子(21d)にまたがって直列に接続される誘導子(
    L)と、第2のコンデンサ(C_2)とから構成される
    第2の直列回路とをさらに具備し、該第1のコンデンサ
    (C_1)及び第2のコンデンサ(C_2)は、共に、
    給電入力端子(21a)から充電されるように配置され
    、該電圧逓昇変圧器(TR)は該出力端子(21c)に
    高圧パルスを供給するように接続される二次巻線(Ws
    )を有し、スイッチ素子(32)の制御端子はタイミン
    グ信号発生器(12)の対応する出力端子に接続される
    ことを特徴とする点火装置。 7、該パルス発生回路又は各パルス発生回路において、
    誘導子(L)は可飽和鉄心誘導子であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項に記載の点火装置。 8、該パルス発生回路又は各パルス発生回路の第1の直
    列回路において、第1のコンデンサ(C_1)の一方の
    側は接地端子(21d)に接続され、スイッチ素子(3
    2)の一方の側は接地端子(21d)に接続され、第1
    のコンデンサ(C_1)の他方の側は一次巻線(Wp)
    を介してスイッチ素子(32)の他方の側に接続され、
    第1のコンデンサ(C_1)と一次巻線(Wp)との接
    続点の1つ及びスイッチ素子(32)と一次巻線(Wp
    )との接続点は給電入力端子(21a)と、二次巻線(
    Ws)の一端とに共通して接続され、二次巻線(Ws)
    の他端は少なくとも1つのダイオード(D)を介して出
    力端子(21c)に接続されることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項又は第7項に記載の点火装置。 9、該パルス発生回路又は各パルス発生回路において、
    該給電入力端子(21a)は少なくとも1つのダイオー
    ド(D_3)を介して該誘導子(L)と該第2のコンデ
    ンサ(C_2)との接続点に接続されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項又は第7項に記載の点火装置。 10、該パルス発生回路又は各パルス発生回路において
    、該電圧逓昇変圧器(TR)の二次巻線(Wp)は該誘
    導子(L)の両端子間に接続され且つ該第2のコンデン
    サ(C_2)により出力端子(21c)に供給される電
    圧の極性とは逆の極性で高圧パルスを該出力端子(21
    c)に供給するように配置されることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項、第7項及び第8項のいずれかに記載
    の点火装置。
JP25687A 1986-01-07 1987-01-06 パルス発生回路とそれを用いた点火装置 Pending JPS62210262A (ja)

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GB868600270A GB8600270D0 (en) 1986-01-07 1986-01-07 Pulse generating circuit
GB8610495 1986-04-29

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