JPS62208908A - フイラ−を配合した合成樹脂粉末の加熱法 - Google Patents

フイラ−を配合した合成樹脂粉末の加熱法

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JPS62208908A
JPS62208908A JP4020986A JP4020986A JPS62208908A JP S62208908 A JPS62208908 A JP S62208908A JP 4020986 A JP4020986 A JP 4020986A JP 4020986 A JP4020986 A JP 4020986A JP S62208908 A JPS62208908 A JP S62208908A
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
heating
raw material
sheet
fibrous filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP4020986A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Omori
大森 克己
Yoshiaki Fujiwara
藤原 芳明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば真空成形などにより最終成形品の品質
、性能等を向上させた成形品とするために使用するシー
トを、フィラーを均−混きして得た合成樹脂粉末との素
材から成形際の加熱法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在では、各種の合成樹脂成形品が、各種の利用場面で
極めて多く用いられている。
このような合成樹脂成形品の成形法のうち、真空成形方
法についてみると、原料シートを加熱された金型中にセ
ットしたのち金型を閉め、吸引することにより軟化して
いる素材を賦形することが行われている。
このような成形の際に使用するシー1−は、しばしばカ
レンダー成形法や圧縮成形法によって成形することによ
り供給されている。
ところで、合成樹脂粉末に比較的高の多いm雄状フィラ
ーを配合して得た素材を用いて、シート中に繊維状フィ
ラーが均一分散した状態の原料シートを形成させるため
には、オーブンに入れて溶融させ賦形するもの、熱源と
して赤外線を利用するものなどのほか、最近ではマイク
ロ波を照射して合成樹脂を局部的に溶融させるものなど
の方法が使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の成形法を用いて、本発明が対象として
いるわた状の成形素材を処理しようとすると、次のよう
な不都合が表れやすくなる。
例えば、加熱法としてオーブン加熱あるいは赤外線加熱
を行うときには、対象となる素材がわた状であるために
非常に伝熱性がわるいために素材の表面と内部との温度
差が著しくなり、内部への熱の浸透に重点をおくと表面
部分の素材の熱劣化を起こすし、この劣化を避けること
に重点をおくと内部の素材の溶融が充分に行われないま
まとなる。
一方のマイクロ波加熱についてみると、素材が無極性の
ものであるときは、温度は上昇せず、この加熱法を利用
するときは材料に制限されるという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような周囲の状況のなかにあって種々検討を重ねた
結果、繊維状フィラーを配合した合成樹脂粉末からなる
わた状素材をシート状に成形するに際して、 ■ 合成1mmmの溶融粘度が102〜10′ボイズと
なる温度に加熱されている2枚の素材支持部材の間に素
材を置き、 ■ 0.O1kgf/cd以上で加圧しながら加熱を行
う、 ことからなるフィラーを配合した合成樹脂粉末の加熱法
に到達したのである。
〔作  用〕
本発明でいう合成樹脂とは、熱可塑性のものを指し、そ
の形態は対象となる繊維状フィラーとの均一混合がなさ
れやすいように混合しやすい形態のもの、例えば平均粒
径がおよそ1■φ以下の粉末状のものであることが好ま
しい。
本発明に使用する熱可塑性合成樹脂としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどで代表されるポリオレフィン
、ナイロンで代表されるポリアミド、ポリエチレンテレ
フタレートで代表される熱可塑性ポリエステル、ポリス
チレンあるいはポリ塩化ビニルなどがある。
また、liA維状フィラーの材質としては、ガラス、炭
素、金属あるいは有機物質により形成されたものでよく
、その繊維長は、好ましくは100閤以下のものを対象
とする。
より詳しくは、長さlと直径dとの関係(アスペクト比
=1/d)が、およそ100〜20000の間のものを
使用したものであることが好ましい。
上述のような素材を成形するためには、素材を支持する
ための支持部材が必要であるが、この目的を果すものと
しては成形時に作用する圧力に耐えることのできる材質
で形成された2枚の板状物、ベルトあるいはこれらと同
じ機能を発揮するものであればいずれも使用することが
できる。
この支持部材は、合成樹脂粉末に熱を伝え樹脂を溶融さ
せる機能を行わせるものであり、具体的には2枚の板状
物、ベルトあるいはこれらと同じ機能を発揮するものに
よりわた状素材を挟持するのである。
支持部材の形態が上述のようなものであることから、ベ
ルトを利用するときにエンドレスベルトとすれば連続製
造装置に組込むことができる。
支持部材によりわた状素材を挾持させるに当たっては、
接触面に作用する圧力をおよそ0.01kgf /d以
上として加熱する。
このときの加熱温度は、使用する合成樹脂の種類、平均
重合度、他の物質による変成の程度などにより一律とは
ならないが、いずれにしても合成樹脂の溶融粘度が10
2〜105ボイズ以下となるように設定する。
例えば、具体例を示すと、未変成の高密度ポリエチレン
の場合にあってはおよそ140℃、ポリエチレンテレツ
クレートの場合ではおよそ240℃程度に加熱すること
により希望する溶融粘度領域とすることができる。
素材支持部材を挟持する際に接触面に圧力を作用させて
おくことにより、素材中の合成樹脂が溶融して繊維状フ
ィラーの表面を完全に濡らすようになるのである。
なお、素材支持部材は、水平方向に延在しているもの、
垂直方向に移動するものあるいは適当に傾斜を与えたも
のであってもよいが、最も一般的でかつシートの厚さ方
向に不均一性を形成しないものとしては垂直方向に移動
するものであるものが好ましい。
〔実施例〕
以下、具体的に実施例および比較例を示して本発明の構
成および効果を説明する。
なお、基本的な諸元は次のようなものにより従い行った
素材 ■ 樹脂粉末:市販のポリプロピレン(pp)粉末、平
均粒径300μm ■ 繊維状フィラー:市販グラスファイバー(GF)1
3μmφX13m (800本を集束) 混合機 ■ 三井三池化工機■製FMIOB型ヘンシェルミキサ
ー、容量91 ■ ミキサー用羽根ニステンレス 混合 PP粉末70g5GF力ツト品30gをミキサーに投入
し、3900rpmで1o分間混合したが、このときに
はGFは、wAI1束からほとんどが単繊維に解離して
一見「わた状」になっていた。
そして、PP粉末は、それぞれの単繊維の表面にほぼ均
一に付着していた。
この「わた状」混合物の真の容!jiV(cffl)は
、見掛けの容積v(e、、’)に対して約9%に相当す
るものであった。
なお、計算は以下の式により行った。
v41000(容量計で測定) 割合=V/vX100 叉呈互蒸 PPとからなる「わな」状混合物100g (容積約1
000ej)を、160X160X40■の寸法とし、
遠赤外線ヒーターを上下にもつ第4図に示したようなボ
ックス内に収容し、この「ゎた」状混合物の表面付近と
中央部に熱電対を押入して各加熱条件において温度の測
定を行う。
なお、この加熱を行う際に、「ゎな」状混合物に若干の
加圧を行うことも平行して行った(第1図)。
中央部が、200℃に達したとき(1混合物をボックス
から20℃のプレス板に移しく第5図)、プレス圧10
kgf/c1jで31mmI1mmの厚さのスペーサの
存在下で加圧し、シート厚さを調節した。
図中、1は「わな」状混合物、2は金網、3は遠赤外線
ヒーター、4はボックス、5はプレス板6はスペーサ、
7はセンサー、8はシートである。
実施例 1、比較例 1.2 前述した実験方法に準じてプレスを行い、その温度挙動
につき表示したような結果を得た。
0.5   105 20 190 25  30 2
01.0   145 30 240 35   B5
 501.5   170 50 290 60  1
20 1002、Q    185 70  *   
*   170 1402.5   200 80  
*   *   200 1703.0   205 
 !30  *   *   200 200*:表面
部の熱劣化が明らかに認められt:ので実験を中止した
また、比較例1の際には、ヒーター出力1.5kWのも
のを、比較例2のときには5.OkW。
実施例1の際には1.4kWのものを使用した。
遠赤外線ヒーターで加熱した場合、表面部と中央部とで
の;温度差が著しい。
特に、出力を大きくした比較例2の場合、表面だけが極
端に昇温して熱劣化が発生することが確認できた。
一方、出力が小さい場合では、温度差は小さくなるが中
央部の昇温速度は非常に遅くなり、当然のことながら加
熱効率は悪くなる。
「わな」状混合物に加熱を行う際に、若干の加圧状態を
維持することにより、表面と中央部との温度差は、比較
例の場合に対して非常に小さくなり、かつ小さなヒータ
ー出力で速やかに対象物全体を所定温度に加熱し得るこ
とができた。
実施例 2 第3図に示したごとき搬送部、加熱、加圧ベル!・を組
み合わせた辻続加熱装置を用いて「わな」状混合物の加
熱を行った。
図中、1mmは搬送部、12は搬送ベル!・、13は上
下に配したポリフッ化エチレンコーティングステンレス
ベルl−1mm4はテンションバー、15はバックアッ
プロール、16は赤外線ヒーターである。
上下に配したポリフッ化エチレンコーティングステンレ
スベルト13は、入口から出口に向かい厚さ方向におい
て加圧するように勾配をつけであることから、ここに供
給された「わな」状混合物1は熱を受けながら徐々に圧
縮されるようになっている。
このような装置によるときの加熱条件は、ヒーター16
のR定温度、バックアップロール15の部分の長さおよ
びステンレスベルト13の移動速度などにより自由に組
合せ変更することが可能であり、その融通性は極めて高
いものである。
−例として、圧力を0.05kg/cm’で運転を行っ
たが、何の支障もなく加熱を行うことができ、次の冷却
ベルトへの移送をトラブルな〈実施することができた。
〔発明の効果〕
本発明を実施することにより、次のような効果を享受す
ることができる。
(1)熱伝導性の非常に悪いわた状の混合物を均一にか
つ短時間でシート状にすることができる。
(2)素材に対する加熱は、素材挟持部材と接触するこ
とにより熱を伝える方法による加熱であるため、熱ロス
が少なく経済的である。
(3)短時間で加熱が完了するため設備がコンパクトで
安価となり、従って製品コストを低くすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパッチ式の成形時における予熱方
法を示した側面図、第2図は本成形を示した側面図、第
3図は本発明による連続成形の一実施例を示した側面図
、第4図は従来法による予熱方法を示した側面図、第5
図は従来法による本成形を示した側面図である。 1・・・「ねた」状混合物、2・・金網、3・・遠赤外
線ヒーター、4・・ボックス、5・・・プレス板、6・
・・スペーサ、7・・・シー1−1mm1・・・搬送部
、12・・搬送ベルl−1mm3・・・上下に配したポ
リフッ化エチレンコーティングステンレスベルト、14
・・・テンションバー、15・・・バックアップロール
、16・・・赤外線ヒーター。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維状フィラーを配合した合成樹脂粉末からなる
    (真の容積/見掛けの容積)×100が50%異常のわ
    た状素材をシート状に成形するに際して、 [1]合成樹脂の溶融粘度が10^2〜10^5ポイズ
    となる温度に加熱されている2枚の素材支持部材の間に
    素材を置き、 [2]0.01kgf/cm^2以上で加圧しながら加
    熱を行う、 ことからなるフィラーを配合した合成樹脂粉末の加熱法
  2. (2)合成樹脂が熱可塑性合成樹脂である特許請求の範
    囲第1項記載の加熱法。
  3. (3)平均粒径が1mmφ以下の合成樹脂である特許請
    求の範囲第1項記載の加熱法。
  4. (4)繊維状フィラーがガラス、炭素、金属および有機
    物質の内から選ばれた1種以上を使用する特許請求の範
    囲第1項記載の加熱法。
JP4020986A 1986-02-27 1986-02-27 フイラ−を配合した合成樹脂粉末の加熱法 Pending JPS62208908A (ja)

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JP4020986A Pending JPS62208908A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 フイラ−を配合した合成樹脂粉末の加熱法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2421209A (en) * 2004-12-14 2006-06-21 Kenneth Ian Markland Moulding an article from a mixture of thermoplastics and filler particles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2421209A (en) * 2004-12-14 2006-06-21 Kenneth Ian Markland Moulding an article from a mixture of thermoplastics and filler particles

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