JPS62208513A - 電力開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電力の開閉を行う電力開閉器１％にその接
触子の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

電力開閉器は、電磁接触器や配線用遮断器として広（用
いられている。

従来の電力開閉器としては１例えば実開昭５７−１９２
６４７号公報に見られる第５図に示すようなｉｔｓ接触
器が周知であり、該ｔＶＢ接触器は左右対象であるから
右側断面のみを示す。

同図において、（１）はプラスチック等で形成された取
付台、（２）はこの取付台上にケイ素鋼板で積層された
固定鉄心、（３）は固定鉄心（２）に対抗配置されこれ
と同じくケイ素鋼板で積層された可動鉄心。

（４）ハ可動鉄心（３）と固定鉄心（２）とを引き外し
バネ（図示省略）に抗して吸着させる駆動力を付与する
操作コイル、（５）はプラスチックで形成され、角窓を
有するクロスバ−で、その下端には可動鉄心（３）が保
持されている。（６）は上記クロスバ−（５）の角窓に
挿入されて押しバネ（７）により保持されている可動接
触子、　　Ｃ６Ｂ）　　は可動接触子（６）に設けられ
た可動接点、（８）は上記可動接触子（６）と対向して
設けられ、電流の通電を行う固定接触子、　　（８ａ）
　はこの固定接触子（８）に設けられた固定接点、　　
（８ｋｌ）　は同じくこの固定接触子（８）の端子部を
示す。（９）は電磁接触器本体を外部回路と接続するた
めの端子ねじ、α［Ｉは固定接触子（８）を取付けるベ
ース、σ９は電礎接触器上面を覆うカバーでその内部に
は固定接点（８ａ）と可動接点（６ａ）との間に生じる
アークσ２を消弧するための磁性体の金属消弧板ａ３を
設けており、この金属消弧板α３は図より明らかなよう
に、可動接触子と対向させ固定接触子（８）上方にこれ
と平行してかつ互いに所定間隔を隔てて累積併設されて
いる。

従来の電力開閉器は以上のような構成を有し以下にその
作用について説明する。

第５図に示す電磁接触器において、操作コイル（４）全
消磁すると１図示を省略した引外しばねにより可動鉄心
（３）が固定鉄心（２１より開離し、クロスパー（５）
も同図に示す上位を占め、固定接点（８１！ｌ）　　と
可動接点（６リ　とが開離して固定接点（８ａ）と可動
接点（６ａ）との間にアークσ２が生じるが、このアー
クσ３には第６図に示されるように金属消弧板０３に吸
引され、アーク（＋２ａ）のように引き伸され。

最終的にはアーク（１２１））のようになり、金属消弧
仮住３により消弧され、電流が遮断される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の電力開閉器は以上のように構成され動作するので
あるが１両接点（６つ、（８リ　開離時の初期発弧位置
は両接点（６ａ）　、　（８ａ）　　の表面の状態など
に左右され定まっていなかった。そのため１例えば第６
図に示すように、接点（６ａ）　、　（８ａ）　　のア
ーク駆動側と反対の位置に初期発弧することもあり、こ
の場合、アーク０２は接点（６ａ）　、　（８ａ）　　
上を走行してアーク（＋２ａ）の状態になった後、金属
消弧板α３に吸引されてアーク（＋２１））の状態にな
って消弧されており、アークｒ１２が接点（６ａ）　、
　（８ａ）　　上を走行するため接点（Ａａ）　、　（
８ａ）　　の消耗が太きいという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、接点の消耗が少ない電力開閉器を得ることを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電力開閉器は、接触子の少なくとも一方
はその先端部が屈曲し、接点のアーク駆動側に寄った位
置で両接点が接触するように構成したものである。

〔作用〕

この発明における電力開閉器は、接点のアーク駆動側に
寄った位置で両接点が接触しているので。

両接点開離時の初期発弧位置が接点上のアーク駆動側と
なり、接点上をアークが走ることによる接点の消耗を防
止する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図をもとに説明する。

この発明の一実施例による電力開閉器は第５図に示す従
来のものと類似しているので、その要部のみを拡大して
第１図に示す。この例では、可動接触子（６１の先端部
が固定接触子（８）側に折り曲げられ、接点（，６ｆ１
）　、　（８ａ）　　のアーク駆動側先端！５　（６ｂ
）（８ｂ）でのみ両接点（６ｆｉ）　、　（８１））　
　が接触している。

次に動作について、主に従来のものとの相違点を中心に
説明する。両接点閉成時９両接点（６ａ）。

（８ａ）はアーク駆動側先端部（６ｂ）　、　（８１）
）　　で接触しており９両接点（６！１）　、　＜８Ｂ
）　　を開離すると、第２図に示すように、アーク（１
ｚがアーク駆動側先端部（６１））　、　（ａｔ））　
　に発生する。このアークα２Ｆｉ磁性体の金属消弧板
ｆｉ３に吸引され、アーク（１２りのようになって消弧
される。このように、この実施例では妥点（６ａ）　、
　（８ａ）　　上に生じたアークα２が接点（６ａ）　
、　（８ａ）　　上を走行しないで短時間でアーク（＋
２ａ）のようになって消弧されるので、接点（６ａ）（
８８）の消耗を低減できる。また、接触子（６ｂ）の先
端部を折り曲げるだけであるので製作も簡単である。

なお、上記実施例では可動接触子（６）の先端部が屈曲
している場合について説明したが、第３図に示すように
固定接触子（８）の先端部が屈曲していてもよく、さら
に第４図に示すように内接触子（６）。

（８）の先端部が屈曲している場合にも上記実施例と同
様の効果が得られるのは明白である。

また、第４図に示すように、接点のアーク駆動側先端部
（６ｂ）　、　（８ｂ）　　が曲面状に形成されていて
もよ（、この場合はアークα２の生端部（６ｂ）　、　
（ｓｂ）への膠着を防止できアークがより速やかに消弧
される。

また、上記実施例では車力開閉器の一種である電磁接触
器にこの発明を適用した場合について説明したが、この
発明は例えば配線用しゃ断器のような他の電力開閉器に
も適用できるのは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、接触子の少な（とも
一方はその先端部が屈曲し、接点のアーク駆動側に寄っ
た位置でのみ両接点が接触するように構成したので、接
点の消耗を低減できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電力開閉器の要部を
示す側面図、第２図は第１図のものの消弧作用を説明す
る説明図、第３図、第４図はそれぞれこの発明の他の実
施例による電力開閉器の消弧作用を説明する説明図、第
５図は従来の電力開閉器の一例を示す半玉面断面図、第
６図は第５図のものの消弧作用を説明する説明図である
。 図において、（６１は可動接触子、（６つ　は可動接点
、　　（６ｂ）　　は可動接点のアーク駆動側先端部、
（８）は固定接触子、　　（８ａ）　　は固定接点、　
　（８ｂ）　　は固定接点のアーク駆動側先端部、　＋
１２．　　（＋２１．　（＋２ｂ）はアーク、■は金属
消弧板である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定接触子に接合された固定接点と、可動接触子
   に接合され上記固定接点と接離可能な可動接点とを備え
   、上記両接点開離時に生じるアークを駆動して消弧する
   電力開閉器において、上記接触子の少なくとも一方はそ
   の先端部が屈曲し、上記接点のアーク駆動側に寄つた位
   置で両接点が接触するように構成したことを特徴とする
   電力開閉器。