JPS62208381A - 加圧容器の弁の駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、とくに方向を定めることのできる屈曲した送
出し管と共に「エーロゾル缶」形の加圧賽器の軸線にほ
ぼ直交する駆動部片を備え、前記加圧容器に取付けた弁
を駆動する駆動装置に関する。

前記したような加圧容器は、この容器内に入れた分与剤
を放出するのに使用者が押圧する一般に押しボタンと称
する駆動部片を設けた装置により駆動する弁を備えてい
る。この弁は、容器内に位置させたプランツヤ管（ｐｌ
ｕｎｇｅｒ　ｔｕｂｅ）に接合してもよいし接合しなく
てもよい。このような装置は一般に容器の壁に固定した
すそ部分と、弁の流出管に接合した分与管と、弁を作動
し送出し管に送給することのできる押しボタンとを備え
ている。

本発明の目的は、プランツヤ管を備えた容器でもプラン
ツヤ管を備えない容器でも作用できる可動な送出し管を
備えた弁を駆動する装置を提供しようとするにある。

ＵＳ−Ａ第３，１１６，８５６号文書には、方向を定め
ることのできる回動分与管を備え加圧容器弁を駆動する
装置について記載しである。この装置は、容器の弁杆状
体に沿って滑動することのできるすそ部分を設けた押し
ボタンを備えている。この押しボタンは、弁流出管を回
動送出し管のダクトに連通させるダクトを備えている。

送出し管のダクトの丸みをつけた端部は、押しボタン内
に配置した球形ハウソング内に受入れる。この分与管は
、これが容器の軸線にほぼ直交する第１の位置とこの分
与管が容器軸線にほぼ平行でこの容器に沿って位置する
第２の位置とを占めることができる。この文書によれば
、この送出し管は容器内に入れた分与剤を放出するのに
第１の位置にあることが必要と考えられる。従って送出
し管の２つの位置では分与が行われないから送出し管の
位置は浸漬管のある場合又は無い場合に対して装置を適
合させることができない。

ＵＳ−Ａ第３，１４８，８０６号文書から、又屈曲した
送出し管を取付けた押しボタンが知られている。この屈
曲した送出し管は、押しボタンに直交しこの押しボタン
のくぼみ内にプレスばめしである。この送出し管は押し
ボタンのダクトに連通ずる。送出し管は押しボタンのま
わりに回動することができる。　容器内部及び送出し管
の間の連通は低い位置すなわち送出し管の自由端部を容
器の底部の近くに差向けたときを除いて生ずる。この場
合に、送出し管と一体でこの容器に当たる横部片の介在
によって、押しボタンはもはや並進移動することができ
ない。

この構造では分与管は送出し管の全部の位置で分与を確
実にしないし、従って送出し管の種種の位置で装置は浸
漬管があってもなくても使うことができないことが認め
られる。

又多重方向エーロゾル分与装置に係わるＵＳ−Ａ第３　
、５６７　、０８１号文書も知られている。この装置は
、押しボタンの円筒形基部内で回動できるように折曲げ
て取付けた比較的短い送出し管を備えている。

この送出し管は、弁流出管の延長上に位置し容器軸線に
ほぼ直交する第１の部分と、この第１部分に対し鈍角を
挾む第２の極めて短い部分とを備えている。この送出し
管は、押しボタンに支えた他の部片と協働しこの送出し
管が分離しないようにすることのできる部片を備えてい
る。このような装置により円すいの全部の母線に沿って
分与剤を送出すことができる。しかしこの分与は容器の
軸線に沿っても又はこの軸線に直交する向きにも行われ
ない。プランジャ管を備えない容器を使おうとする場合
には、容器をさかさまにした、すなわち倒立の位置にし
て使うことが必要である。この倒立位置では容器軸線に
ほぼ平行に分与することになる。このことはこの従来の
文書に記載しである装置では考えられない。

前記した目的は、エーロゾル優形の加圧容器に取付けた
弁を駆動する駆動装置により達成することができる。こ
の装置は、容器に固定することのできるすそ部分に対し
変位可能であり、前記加圧容器の弁を駆動することので
きる駆動部片に対して回動することにより向きを定める
ことのできる屈曲した送出し管を備え、前記加圧容器内
に入れた分与剤の放出を、前記送出し管内に配置した一
方の部分と前記駆動部片内に配置した他方の部分とを持
つダクトにより確実に行えるようにしである。この駆動
装置は本発明によれば、駆動部片にすそ部分の軸線に対
して傾斜した表面を設け、屈曲した送出し管に前記傾斜
した表面に直交する軸線のまわシに回動する手段と前記
傾斜した面にもたれかかる手段とを設け、前記送出し管
を、その占めることのできる位置のうちの１つにおいて
前記すそ部分の軸線に実質的に平行になるようにしたこ
とを特徴とする。

前記傾斜した表面はすそ部分軸線に対し約４５゜の角度
をなすのがよい。この傾斜した表面にもたれかかるよう
に送出し管に設けた手段は、前記傾斜した表面にほぼ平
行な表面により構成される。

第１の実施例によれば、もたれかかる手段は、駆動部片
内に配置され傾斜した表面にほぼ直交するダクト部分を
囲む突起を備えている。

第２の実施例によれば駆動面に配置したダクト部分は、
傾斜した表面から突出し送出し管を取付けた短い延長部
分を備えている。

送出し管は２つの位置を占めるのがよい。その第１の位
置においては送出し管はすそ部分軸線にほぼ平行である
。第２の位置においては送出し管はこの軸線にほぼ直交
する。

この延長部分は、この延長部分に取付けた送出し管内に
配置したタクト部分に形成した少くとも１つの縦方向み
ぞと協働する少くとも１つの縦方向突起を形成しである
。この延長部分は単一の突起を備えている。しかし送出
し管内に配置したダクト部分は、このダクトの軸線に対
して対称の２つの縦方向みぞを形成しである。この延長
部分は又２つの突起を備えることができる。

本発明は又、前記した装置を取付けたグラ／ツヤ管を備
え、加圧容器内部に入れた分与剤の放出が加圧容器の軸
線にほぼ直交するように、送出し管をすそ部分の軸線す
なわち加圧容器の軸線にほぼ直交させた、エーロゾル優
形の加圧容器に関する。

エーロゾル優形のこの加圧容器がデランソヤ管を備えな
い場合にも、この加圧容器は前記した装置を備えること
ができる。この装置の送出し管は分与剤の放出が逆さに
して使う容器の軸線にほぼ平行に行われるように、すそ
部分の軸線すなわち加圧容器の軸線にほぼ平行にしであ
る。

以下本発明による駆動装置の実施例を添付図面について
詳細に説明する。

図示のようにエーロゾル優形の加圧容器（１）は、容器
（１）、その底部（３）に乗るときに容器上部部分に弁
（２）を備えいる（第４図）弁（２）を押すことにより
加圧容器（１）内に入れた分与剤の量を一層多くし又は
一層少くすることができる。

弁（２）を駆動するように本発明による駆動装置（４）
を設けである。駆動装置（４）は、突起（６）を内壁に
形成したすそ部分（５１を備えている。突起（６）は、
弁杆状体（８）のかしめたビード（７）と協働すること
により駆動装置（４）を容器（１）に固定する。駆動装
置（４）は又、すそ部分（５）に少くともその一部分に
わたって固定されすそ部分（５）に対して変位可能な駆
動部片（９）を備えている。駆動部片（９）はよく知ら
れているように、使用者が駆動部片（９）に加圧容器（
１）の軸線に、すなわちすそ部分（５）の軸線にほぼ直
交する力を加えたときに、弁（２）と協働して加圧容器
（１）内に入れた分与剤の若干を放出することのできる
部片を備えている。このような力の方向は第２図、第３
図、第４図及び第５図に矢印Ｆにより表わしである。

駆動装置（４）は、駆動部片（９）に対して回動するこ
とにより方向を定めることのできる屈曲した送出し管（
１０）を備えている。加圧容器（１）内に入れた分与剤
の放出はダクト（１１）により生じさせる。

ダクト（１１）の一方の部分（１１α）は送出し管（１
０）内に配置しである。ダクト（１１）の他方の部分（
１１ｂ）は駆動部片（９）内に配置しである。

本発明によれば駆動部片（９）はすそ部分（５）の軸線
に対して傾斜した表面（１２）を備えている。送出し管
（１０）は、傾斜した表面（１２）に直交する軸線のま
わシに回動する手段と傾斜した表面（１２）にもたれか
かる手段とを備えている。このもたれかかる手段は傾斜
した表面（１２）にほぼ平行な支持面（１３）により構
成しである。本発明によれば送出し管（１０）の可能な
位置すなわち占めることのできる位置はすそ部分（５）
の軸線にほぼ平行である。

傾斜した表面（１２）と駆動装置（４）を取付けた加圧
容器（１）の軸線に対応するすそ部分（５）の軸線との
間の角度は約４デに等しくするのがよい。この場合送出
し管（１０）は２つの位置を占めることができる。第１
の位置においては、加圧容器（１）内に入れた分与剤の
放出は、加圧容器（１）の軸線にほぼ直交する。第２の
位置においてはこの放出は、加圧容器（１）の軸線にほ
ぼ平行にすることができる。

第１の実施例によれば送出し管（１０）の支持面（１３
）は、駆動部片（９）内に配置され、傾斜した表面（１
２）にほぼ直交するダクト（１１）の部分（１１ｂ）を
囲む突起（１４）を備えている。送出し管（１ｏ）はこ
のようにして部分（１１ｂ）のまわりに回動し使用者の
所望の位置を占めるようにすることができる。

本発明の第２の実施例を第４図及び第６図に示しである
。第４図及び第６図では第１図及び第３図の部片と同様
な部片に同じ参照数字を使っである。

駆動部片（９）内に配置したダクト（１１）の部分（Ｉ
ＩＪ）は、傾斜した表面（１２）から突出し、送出し管
（１０）を取付けた短い延長部分（１５）を備えている
。送出し管（１ｏ）は、従って延長部分（１５）のまわ
りに回すことができ使用者の定める方向に沿い向きを定
めることができる。

屈曲した送出管（１０）を駆動装置（４）のすそ部分（
５）の軸線に対して前もって向きを定めようとする場合
には、延長部分（１５）に少くとも１つの縦方向突起（
１６）を形成すると共に、送出し管（１０）にダクトの
部分（１１α）に配置した少くとも１つの縦方向みぞ（
１７）を形成する。送出し管（１０）内に配置したダク
ト部分（１１α）は、このダクトの軸線に関して対称に
配置した２つのみぞ（１７）（１７）を備えることがで
きる。送出し管（１０）はこのようにして、２方向に沿
い傾斜した表面（１２）に配置することができる。第１
の場合には加圧容器（１）に入れた分与剤を加圧容器（
１）の軸線にほぼ直交する方向に放出することができ、
又他方の場合にはこの放出は同じ加圧容器（１）にほぼ
平行に行なわれる。本発明による駆動装置は、プランジ
ャ管（１８）を備えた又は備えてないエーロゾル優形の
加圧容器（１）に使うことができるからとくに有利であ
る。

送出し管（ｌＯ）の端部に加圧容器（１）の内容物を拡
散させる任意の装置たとえばスクリーンを取付け、分与
剤が泡剤であるときに泡立ちを向上させることができる
。

以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるエーロゾル優形加圧容器に取付け
た弁の駆動装置の第１の実施例の軸断面図、第２図は第
１図の駆動装置をその送出し管を容器の軸線にほぼ直交
させて示す縮小側面図、第３図は第１図の駆動装置をそ
の送出し管が倒立させた容器の軸線に平行な状態で示す
縮小側面図、第４図は本発明駆動装置の第２の実施例と
シランツヤ管とを設けた加圧容器の側面図、第５図はシ
ランツヤ管を備えないで第４図の駆動装置を設けた加圧
容器を倒立の使用状態で示す部分側面図、第６図は送出
し管の取付は例を示す本発明駆動装置を設けた加圧容器
の上部部分の展開斜視図である。 １・・・加圧容器、２・・・弁、４・・・駆動装置、５
・・・すそ部分、９・・・駆動部片、１０・・・送出し
管、１１・・・ダクト、１１α、１１ｂ・・・ダクト部
分、１２・・・傾斜した表面、１３・・・もたれかかる
手段（支持面）、１４・・・回動する手段（突起） ＦＩＧ、　２　　　　　　　　　　　　ＦＩＧ、　３Ｆ
ＩＧ、　６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）エーロゾル缶形の加圧容器（１）に固定すること
   のできるすそ部分（５）に対し変位可能であり、前記加
   圧容器の弁を駆動することのできる駆動部片（９）に対
   して回動することにより向きを定めることのできる屈曲
   した送出し管（１０）を備え、前記加圧容器内に入れた
   分与剤の放出を、前記送出し管（１０）内に配置した一
   方の部分（１１α）と、前記駆動部片（９）内に配置し
   た他方の部分（１１ｂ）とを持つダクト（１１）により
   確実に行えるようにした、前記エーロゾル缶形の加圧容
   器（１）に取付けた弁を駆動する駆動装置において、前
   記駆動部片（９）に、前記すそ部分（５）の軸線に対し
   て傾斜した表面（１２）を設け、前記屈曲した送出し管
   （１０）に、前記傾斜した表面（１２）に直交する軸線
   のまわりに回動する手段と前記傾斜した表面（１２）に
   もたれかかる手段とを設け、前記送出し管（１０）を、
   その占めることのできる位置の１つにおいて前記すそ部
   分（５）の軸線に実質的に平行になるようにしたことを
   特徴とする駆動装置。 （２）前記傾斜した表面（１２）が、前記すそ部分（５
   ）に対し約４５°の角度をなすようにしたことを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載の駆動装置。 （３）前記もたれかかる手段を、前記傾斜した表面（１
   ２）に実質的に平行な表面（１３）により構成したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項
   記載の駆動装置。 （４）前記もたれかかる手段に、前記駆動部片（９）内
   に配置され、前記傾斜した表面（１２）にほぼ直交する
   ダクト（１１）の部分（１１ｂ）を囲む突起（１４）を
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項ない
   し第（３）項のいずれかに記載の駆動装置。 （５）前記駆動部片（９）内に配置した前記ダクト（１
   １）の前記部分（１１ｂ）に、前記傾斜した表面（１２
   ）から突出し前記送出し管（１０）を取付けられた短い
   延長部分（１５）を設けたことを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項ないし第（３）項のいずれかに記載の駆
   動装置。 （６）前記送出し管（１０）が２つの位置を占めること
   ができるようにし、その第１の位置においては、前記送
   出し管が前記すそ部分（５）の軸線にほぼ平行になり、
   又第２の位置においては前記送出し管が前記すそ部分（
   ５）の軸線にほぼ直交するようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第（１）項ないし第（５）項のいずれか
   に記載の駆動装置。 （７）前記短い延長部分（１５）に、前記送出し管（１
   ０）内に配置した前記部分（１１α）に形成した少くと
   も１つの縦方向みぞ（１７）に協働する少くとも１つの
   縦方向突起（１６）を形成したことを特徴とする特許請
   求の範囲第（５）項又は第（６）項記載の駆動装置。 （８）前記短い延長部分（１５）に単一の突起（１６）
   を形成し、前記送出し管（１０）内に配置した前記ダク
   ト（１１）の前記部分（１１α）に、このダクト（１１
   ）の軸線に関して対称の２つの縦方向みぞ（１７）を形
   成したことを特徴とする特許請求の範囲第（７）項記載
   の駆動装置。 （９）前記短い延長部分（１５）に、２つの突起（１６
   ）を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第（７）
   項又は第（８）項記載の駆動装置。 （２）浸漬管（１８）と共に特許請求の範囲第（１）項
   ないし第（９）項のいずれかに記載の駆動装置（４）を
   備え、この駆動装置（４）の前記送出し管（１０）を、
   前記加圧容器内部に入れた分与剤の放出が、この加圧容
   器の軸線にほぼ直交するように、前記すそ部分（５）の
   軸線にほぼ直交させたことを特徴とする、エーロゾル缶
   形の加圧容器。 （１１）浸漬管を備えないで、特許請求の範囲第（１）
   項ないし第（９）項のいずれかに記載の駆動装置（４）
   を備え、この駆動装置の前記送出し管（１０）を、分与
   剤の放出が、倒立させて使用される前記加圧容器の軸線
   にほぼ平行に行なわれるように、前記すそ部分（５）の
   軸線にほぼ平行にしたことを特徴とする、エーロゾル缶
   形の加圧容器。