JPS6220787Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220787Y2 JPS6220787Y2 JP1982091986U JP9198682U JPS6220787Y2 JP S6220787 Y2 JPS6220787 Y2 JP S6220787Y2 JP 1982091986 U JP1982091986 U JP 1982091986U JP 9198682 U JP9198682 U JP 9198682U JP S6220787 Y2 JPS6220787 Y2 JP S6220787Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- solenoid
- energized
- valve body
- plunger
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、電磁弁に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、弁ケース内に弁座に当接離反する弁体を
設け、この弁体に連結した弁軸を、ソレノイドに
より吸引されるプランジヤーに連結し、ソレノイ
ドの励磁時プランジヤー及び弁軸を介し弁体を弁
座から離し、ソレノイドの非励磁時弁体を弁座に
当接せしめる電磁弁が、例えば実開昭52−154718
号公報や実開昭54−2818号公報に示されている。
設け、この弁体に連結した弁軸を、ソレノイドに
より吸引されるプランジヤーに連結し、ソレノイ
ドの励磁時プランジヤー及び弁軸を介し弁体を弁
座から離し、ソレノイドの非励磁時弁体を弁座に
当接せしめる電磁弁が、例えば実開昭52−154718
号公報や実開昭54−2818号公報に示されている。
然しながら、これら従来の電磁弁は、第４図の
如く、その弁軸１０の外径寸法Ｄが均一であつ
た。従つて、このようなものでは、軸受部１１の
中心O2とソレノイド１６の中心O3が一致してい
る時は、弁軸１０の動きに何の抵抗も加わらず問
題ないが、この両中心O2，O3がずれた場合に
は、プランジヤー１７がソレノイド１６に対し多
少遊びを有していても、ソレノイド１６が励磁し
て弁軸１０を引き寄せる際に弁軸１０が軸受部１
１と強くこすれてソレノイドが過負荷となり、焼
損したりうなり音を発生するなどの問題があつ
た。
如く、その弁軸１０の外径寸法Ｄが均一であつ
た。従つて、このようなものでは、軸受部１１の
中心O2とソレノイド１６の中心O3が一致してい
る時は、弁軸１０の動きに何の抵抗も加わらず問
題ないが、この両中心O2，O3がずれた場合に
は、プランジヤー１７がソレノイド１６に対し多
少遊びを有していても、ソレノイド１６が励磁し
て弁軸１０を引き寄せる際に弁軸１０が軸受部１
１と強くこすれてソレノイドが過負荷となり、焼
損したりうなり音を発生するなどの問題があつ
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は、電磁弁に於いて、焼損やうなり音の
発生を防止するものである。
発生を防止するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案の電磁弁は、弁ケース内に弁座に当接離
反する弁体を設け、該弁体に連結した弁軸を、前
記弁ケースに設けた筒状軸受部より弁ケース外へ
突出させ、この突出した弁軸をソレノイドにより
吸引されるプランジヤーに連結し、前記ソレノイ
ドの非励磁時前記弁体を前記弁座から離し、非励
時磁弁体を弁座へ当接せしめてなるものにおい
て、前記弁軸の前記ソレノイドの励磁時前記軸受
部と摺動する部分の外径をしだいに小さくしたも
のである。
反する弁体を設け、該弁体に連結した弁軸を、前
記弁ケースに設けた筒状軸受部より弁ケース外へ
突出させ、この突出した弁軸をソレノイドにより
吸引されるプランジヤーに連結し、前記ソレノイ
ドの非励磁時前記弁体を前記弁座から離し、非励
時磁弁体を弁座へ当接せしめてなるものにおい
て、前記弁軸の前記ソレノイドの励磁時前記軸受
部と摺動する部分の外径をしだいに小さくしたも
のである。
(ホ) 作 用
即ち、弁軸のソレノイドの励磁時に軸受部と摺
動する部分の外径を、しだいに小さくしたので、
軸受部とソレノイドの中心がずれた場合でも、ソ
レノイドが過負荷にならない。
動する部分の外径を、しだいに小さくしたので、
軸受部とソレノイドの中心がずれた場合でも、ソ
レノイドが過負荷にならない。
(ヘ) 実施例
本考案の実施例を各図面に基づいて説明する。
図は洗濯機等の排水に用いられる電磁弁を示
し、１は弁ケースで、排水が流入する流入口２と
吐出する吐出口３を有し、吐出口３の口縁が弁座
４となり、この弁座４にベローズ状の弁体５が当
接離反する。６は弁ケース１の開口部７を塞ぐキ
ヤツプで、開口部外周に螺合８される。この際弁
体５の端縁９をキヤツプ６と開口部７間に挾持す
る。弁体５には弁軸１０が連結され、この弁軸１
０はキヤツプ６に形成した筒状軸受部１１より弁
ケース１外へ突出せしめられている。弁軸１０は
中空で、内部に第１コイルスプリング１２が収納
されている。このスプリング１２の一端１３は、
弁軸１０の一端段部１４に係着され、スプリング
の他端１５は弁軸１０の他端開口より突出して、
ソレノイド１６により吸引されるプランジヤー１
７の先端に係着される。即ち弁軸１０は第１コイ
ルスプリング１２により間接的にプランジヤー１
７に連結されている。
し、１は弁ケースで、排水が流入する流入口２と
吐出する吐出口３を有し、吐出口３の口縁が弁座
４となり、この弁座４にベローズ状の弁体５が当
接離反する。６は弁ケース１の開口部７を塞ぐキ
ヤツプで、開口部外周に螺合８される。この際弁
体５の端縁９をキヤツプ６と開口部７間に挾持す
る。弁体５には弁軸１０が連結され、この弁軸１
０はキヤツプ６に形成した筒状軸受部１１より弁
ケース１外へ突出せしめられている。弁軸１０は
中空で、内部に第１コイルスプリング１２が収納
されている。このスプリング１２の一端１３は、
弁軸１０の一端段部１４に係着され、スプリング
の他端１５は弁軸１０の他端開口より突出して、
ソレノイド１６により吸引されるプランジヤー１
７の先端に係着される。即ち弁軸１０は第１コイ
ルスプリング１２により間接的にプランジヤー１
７に連結されている。
更に、前記弁軸１０は、前記ソレノイド１６の
励磁時軸受部１１と摺動する部分の外径を、しだ
いに小さくテーパー状にしてある。（寸法Ｄから
寸法ｄへ、但しｄ＜Ｄ） 前記弁体５とキヤツプ６の間には、第２コイル
スプリング１８が介在され、このスプリング１８
により、弁体５は常に弁座４に当接する方向に付
勢されている。又この第２コイルスプリング１８
のバネ定数は、第１コイルスプリング１２のそれ
より小さくしてある。前記弁ケース１とソレノイ
ド１６は基板１９に取付けられる。
励磁時軸受部１１と摺動する部分の外径を、しだ
いに小さくテーパー状にしてある。（寸法Ｄから
寸法ｄへ、但しｄ＜Ｄ） 前記弁体５とキヤツプ６の間には、第２コイル
スプリング１８が介在され、このスプリング１８
により、弁体５は常に弁座４に当接する方向に付
勢されている。又この第２コイルスプリング１８
のバネ定数は、第１コイルスプリング１２のそれ
より小さくしてある。前記弁ケース１とソレノイ
ド１６は基板１９に取付けられる。
そこでソレノイド１６の非励磁時は、プランジ
ヤー１７はソレノイド側へ引き寄せられず、従つ
て弁体５は第１図の如く第２コイルスプリング１
８により弁座４へ押し当てられ、流入口２と吐出
口３との流路を遮断する。この際、弁座４の中心
O1が前記軸受部１１の中心O2と合致せしめられ
ているので、弁体５は均等に弁座４に当接するよ
う弁軸１０によつてガイドされ、片寄つたりはし
ない。ソレノイド１６が励磁されると、プランジ
ヤー１７がソレノイド側へ引き寄せられ、弁体５
は第２コイルスプリング１８に抗して弁座４から
離れ、流入口２と吐出口３との流路を開通せしめ
る。（第２図状態） 以上の如く、本実施例の構成によれば、軸受部
１１の中心O2とソレノイド１６の中心O3が第３
図の如くずれていても、ソレノイド１６の励磁に
よる弁軸１０の動きは、軸受部１１にて規制され
ることなく、両中心O2，O3の多少のズレは吸収
できる。従つてソレノイドが過負荷になつて焼損
したり、うなり音を発生するようなことを防止で
きる。尚、この第３図においてソレノイド１６の
励磁が断たれると、プランジヤー１７がソレノイ
ド１６に対し多少遊びを有している関係上、弁軸
１０は軸受部１１にて円滑にガイドされて、第１
図の如く弁体５を正しく弁座４に当接させること
ができる。
ヤー１７はソレノイド側へ引き寄せられず、従つ
て弁体５は第１図の如く第２コイルスプリング１
８により弁座４へ押し当てられ、流入口２と吐出
口３との流路を遮断する。この際、弁座４の中心
O1が前記軸受部１１の中心O2と合致せしめられ
ているので、弁体５は均等に弁座４に当接するよ
う弁軸１０によつてガイドされ、片寄つたりはし
ない。ソレノイド１６が励磁されると、プランジ
ヤー１７がソレノイド側へ引き寄せられ、弁体５
は第２コイルスプリング１８に抗して弁座４から
離れ、流入口２と吐出口３との流路を開通せしめ
る。（第２図状態） 以上の如く、本実施例の構成によれば、軸受部
１１の中心O2とソレノイド１６の中心O3が第３
図の如くずれていても、ソレノイド１６の励磁に
よる弁軸１０の動きは、軸受部１１にて規制され
ることなく、両中心O2，O3の多少のズレは吸収
できる。従つてソレノイドが過負荷になつて焼損
したり、うなり音を発生するようなことを防止で
きる。尚、この第３図においてソレノイド１６の
励磁が断たれると、プランジヤー１７がソレノイ
ド１６に対し多少遊びを有している関係上、弁軸
１０は軸受部１１にて円滑にガイドされて、第１
図の如く弁体５を正しく弁座４に当接させること
ができる。
(ト) 考案の効果
本考案の電磁弁は、弁軸のソレノイドの励磁時
に軸受部と摺動する部分の外径を、しだいに小さ
くしたので、軸受部とソレノイドの中心がずれた
場合でも、ソレノイドが過負荷になることなく、
焼損やうなり音の発生を防止できる。
に軸受部と摺動する部分の外径を、しだいに小さ
くしたので、軸受部とソレノイドの中心がずれた
場合でも、ソレノイドが過負荷になることなく、
焼損やうなり音の発生を防止できる。
第１図乃至第３図は本考案の電磁弁を示し、第
１図はソレノイドの励磁時、第２図はソレノイド
の非励磁時、第３図はソレノイドの中心と軸受部
の中心がずれている場合のソレノイドの励磁時を
夫々示し、第４図は従来例のソレノイドの非励磁
時を示す。 １……弁ケース、４……弁座、５……弁体、１
０……弁軸、１１……筒状軸受部、１６……ソレ
ノイド、１７……プランジヤー。
１図はソレノイドの励磁時、第２図はソレノイド
の非励磁時、第３図はソレノイドの中心と軸受部
の中心がずれている場合のソレノイドの励磁時を
夫々示し、第４図は従来例のソレノイドの非励磁
時を示す。 １……弁ケース、４……弁座、５……弁体、１
０……弁軸、１１……筒状軸受部、１６……ソレ
ノイド、１７……プランジヤー。
Claims (1)
- 弁ケース内に弁座に当接離反する弁体を設け、
該弁体に連結した弁軸を、前記弁ケースに設けた
筒状軸受部より弁ケース外へ突出させ、この突出
した弁軸をソレノイドにより吸引されるプランジ
ヤーに連結し、前記ソレノイドの励磁時前記弁体
を前記弁座から離し、非励磁時弁体を弁座へ当接
せしめてなるものにおいて、前記弁軸の前記ソレ
ノイドの励磁時前記軸受部と摺動する部分の外径
をしだいに小さくしてなる電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9198682U JPS58193172U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9198682U JPS58193172U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58193172U JPS58193172U (ja) | 1983-12-22 |
| JPS6220787Y2 true JPS6220787Y2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=30100204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9198682U Granted JPS58193172U (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58193172U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5252660B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2013-07-31 | イーグル工業株式会社 | ベローズバルブ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542818B2 (ja) * | 1972-05-26 | 1979-02-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52154718U (ja) * | 1976-05-20 | 1977-11-24 | ||
| JPS576836Y2 (ja) * | 1977-06-09 | 1982-02-09 |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP9198682U patent/JPS58193172U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542818B2 (ja) * | 1972-05-26 | 1979-02-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58193172U (ja) | 1983-12-22 |
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