JPS62207588A - 小熱容量被溶接材料の抵抗溶接方法 - Google Patents

小熱容量被溶接材料の抵抗溶接方法

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JPS62207588A
JPS62207588A JP61048527A JP4852786A JPS62207588A JP S62207588 A JPS62207588 A JP S62207588A JP 61048527 A JP61048527 A JP 61048527A JP 4852786 A JP4852786 A JP 4852786A JP S62207588 A JPS62207588 A JP S62207588A
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JP
Japan
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welding
welded
electrode
materials
liquid
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Application number
JP61048527A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Morinari
森成 良佐
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は微小部品あるいは厚さが非常に薄い部品の如き
小熱容量被溶接材料の抵抗溶接方法に関するものである
[従来技術] 「軽薄短小」という言葉で表現されている如く、各種装
置、機器等の小形軽量化にたいする要求は著しいものが
あり、これに対応して従来から用いられてきた技術も、
一段のレベルアップが必要となついる。抵抗溶接技術も
その例外ではなく、被溶接材料が小形、薄形化して小熱
容量化することにより、従来はあまり難しいものとして
採上げられていなかった問題が特別の技術的配慮あるい
は工夫をして解決しなければならない状況になっている
。その1つに被溶接材料の過熱の問題があげられる。そ
の具体例をNi−Cd電池を一例として説明する。この
電池の組立においては、巻回された極板群に取付けられ
ている集電用端子と前記極板群を収納する電池罐とを溶
接する作業がある。
この場合、電池の組立てにおいては最も一般的な抵抗溶
接が用いられるが、被溶接材料である集電用端子は表面
に1〜2μmのNiめっきを有する炭素鋼から成り、そ
の溶接に供される部分の大きさは直径4.0履、厚さ0
.18am+というものである。
一方、集電用端子が溶接される電池罐は同じく4〜5μ
mのN1めっきを有する炭素鋼から成り、その厚さは0
.35 mである。この様な薄く熱容量が小さい被溶接
材料同士を重ね合せ、その両側からcu−cr製の溶接
用電極を当接し、1200〜1300A(実効値)の電
流を0.5〜1サイクル通電し、被溶接材料の接触面に
おいて両者の一部を溶融させて溶接している。
[発明が解決しようとする問題点] この溶接は被溶接材料が上述した如く非常に薄く熱容量
が小さいために、溶接電流を流したときに好ましい昇温
速度が得にくく、勢い昇温速度が過大となるために非溶
接材料の溶融が上述したそれらの接触面にとどまらず、
全体に及んで時には溶接部を貫通する穴があくといつ結
果を呈する問題点があった。この様な状況を呈してしま
うと、被溶接材料同士はいくら強固に溶接されていても
、必要な密閉構造がとれなくなるため、電池としては致
命的なことになる。
被溶接月利の過熱を防止する役目は溶接用電極に負わせ
るというのが抵抗溶接における基本的な考え方であり、
溶接用電極の先端径や材賀等の決定に際しては、被溶接
材料側で発生した熱をいかに吸収して適当なヒートバラ
ンスを達成するかを慎重に考慮するわけであるが、前述
した集電用端子と電池罐との溶接の如く溶接に供される
部分の大ぎさが限定されている場合には、溶接用電極の
直径を大きくすることも思うにまかせず、また通常の溶
接(より大きな被溶接材料同士の溶接)の如く電極先端
に冷却水を導いて電極自身を冷却することも、電極の直
径が細いために不可能である。
この様なことから集電用端子と電池罐との溶接において
、過熱防止として具体的にとられていた従来の手段は、
多少溶接強度を1羽にしても溶接エネルギー(溶接電流
1通電時間)を下げて溶接するという程度のことであっ
た。
本発明の目的は、溶接強度を犠牲にしないで抵抗溶接を
行える小熱容量被溶接材料の抵抗溶接方法を提供するこ
とにある。
E問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の手段を、実施例に
対応する第1図(A)(B)(C)及び第2図を参照し
て説明すると、本発明は被溶接材料1,2の溶接すべき
箇所を冷却用液体6でぬらした状態で溶接電流を通電し
て抵抗溶接することを特徴とするものである。
[作用1 このようににして溶接を行うと、溶接すべき箇所をぬら
している冷却用液体6が溶接熱を気化熱として奪い、昇
温速度が過大になるのが抑制され、溶接部の過熱を抑制
する。
[実施例] 以下本発明の実施例を第1図(A)〜(C)及び第2図
を参照して詳細に説明する。図示のように、微小部品あ
るいは厚さが非常に薄い部品の如き小熱容量の被溶接材
料1,2は溶接すべき部分で重ね合わされ、下部溶接用
電極3の上に載置されている。下部溶接用電極3に対向
してその上方には−り部溶接用電極4が袢降自在に垂直
向きで配設されている。上部溶接用電極4の軸心には、
冷却液供給路5が上下に貫通して形成され、上部溶接用
電極4の先端下面に間口され、該冷却液供給路5を経て
被溶接材料1の表面に冷却用液体6の供給が該電極4の
先端に付着されだ液粒として行えるようにされている。
上部溶接用電極4の冷却液供給路5には、パイプ7及び
ポンプ8を経て冷却液供給源9から冷却用液体6が供給
されるようになっている。冷却用液体6としては、例え
ば水やアルコール等の液体を用いる。なお、10.11
は電極ホルダーである。
しかして本実施例においては、溶接に先だち、第1図(
A)に示すように、上部溶接用電極4の冷却液供給路5
から冷却用液体6を、第1図(B)に示す如く該電極4
の先端に付着されだ液粒として被溶接材料1の溶接すべ
き箇所の表面に供給し、第1図(C)に示す如く被溶接
材料1の溶接すべき箇所を冷却用液体6でぬらし、上部
溶接用電極−6= 4の先端を非溶接材n1の溶接ずべき箇所に当接して、
両電極4.3間に溶接電流を流して内被溶接材料1.2
を抵抗溶接する。このようにして抵抗溶接を行うと、溶
接熱は冷却用液体6の気化熱として奪われ、溶接部の胃
温速度が過大になるのを抑制する。この場合、溶接すべ
き箇所に供給する冷却用液体6の量は、溶接部の冷却に
直接関係するものであり、溶接結果を十分検討した上で
決定されなければならないが、上部溶接用電極4の下降
に際し、該電極4の先端より離脱しないことも重要な条
件の1つである。
溶接すべき箇所に対する冷却用液体6の供給は、下部溶
接用電極3から同様な冷却液供給路を経て行ってもよく
、あるいは両方の電極3.4から共に行ってもよい。い
ずれの方法をとるかは、被溶接材1!11.2の寸法、
形状、材質の組合せ、あるいは溶接用電極1.2の材質
1寸法、形状等によって決められる。
なお、供給する冷却用液体6は、その量が多過ぎれば冷
却が効き過ぎて溶接に必要な温度上昇が得られないこと
に当然のことなからなるわけであるが、通常の場合には
前述した如く電極4の先端にfJ@シだ液粒程度の量で
十分な効果が得られることを実験により確認している。
溶接すべき箇所への冷却用液体6の供給は、上記の例に
限定されるものではなく、例えば電極4の外周に溝状に
冷却液供給路を形成して行ってもよい。
実験例 表面に1〜2μmのNiめっきを有する炭素鋼から成り
、溶接部の直径が4.OM、厚さが0.18MのN 1
−Cd電池用集電用端子(被溶接材料)と、同じく表面
に4〜5μmのNiめっきを有する炭素鋼より成り、溶
接部の板厚が0.35.の電池罐(被溶接材料)との溶
接に本発明を適用し、従来の冷却用液体を供給しない方
法(以下、従来方法という)と溶接結果を比較した。
本発明による方法、従来方法ともに、溶接用電極は上、
下電極ともCu−1%Crのもので、その先端径も上、
下電極ともφ3.′5IMRとした。なお、本発明によ
る方法の場合には、集電用端子に当接される上部電極の
中心に直径0.3mの穴を放電加工によりあけ、第1図
(A)〜(C)に示した方法により1回の溶接当り0.
3ad!のメチルアルコールを供給した。発明の効果を
明確にするために両方法による溶接とも、溶接条件は次
の如く同一とした。即ち、溶接電流(実効値) 134
0A 、通電時間1サイクル、電極加圧カフ Kgであ
る。
第1表 n−サンプル数、×=平均値、 σ−標準偏差第1表に
上記両方法により溶接した結果を示した。溶接強度に関
しては、本溶接法によるものは平均値では若干高い値を
示している程度であるが、ばらつきを示す標準偏差σが
従来法のそれの173以下になっている点に注目したい
。過熱を生じた場合には穴があくなどの欠陥が生じても
溶接強度そのものは相当高い値を示す場合もあることか
ら第1表のような結果となったものと考える。過熱によ
る溶接欠陥の発生は、本溶接法によるものは圧倒的に少
なくなっており、特に電池として致命的な穴あきを生じ
るような重度の欠陥は本発明による方法では全く発生し
なかった。さらに、過熱度合の1つの目安として考えら
れる溶接用電極の寿命についても調査してみたが、結果
は第1表に示した通りであり、3倍近い長寿命化がはか
られている。抵抗溶接の場合には、溶接点数が多くなる
につれて電極の先端が熱により変形して被溶接材料との
接触面積が大きくなるため、電流密度の低下をもたらし
、溶接強度か徐々に低下してゆく、所定の強度を緒持で
きなくなるまでに何点溶接できたかをもって電極の寿命
を表わすが、被溶接材料の過熱が少なければ電極の受け
る熱影響も少なくなり、寿命ものびることから電極寿命
についても調べた。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る小熱容量被溶接材料の
抵抗溶接方法は、被溶接材料の溶接すべき箇所を冷却用
液体でぬらして抵抗溶接を行うので、微小部品あるいは
厚さが非常に薄い部品の如き小熱容量被溶接材料の抵抗
溶接でも、冷却用液体の気化熱により冷却することによ
り、昇温速度が過大になるのを抑制して、貫通孔をあけ
たすせず、溶接強度を犠牲にせずに抵抗溶接を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は本発明に係る抵抗溶接方法の溶
接過程の一例を示す一部破断側面図、第2図は本発明を
実施する装置の一例を示す側面図である。 1.2・・・被溶接材料、3,4・・・溶接用電極、5
・・・冷却液供給路、6・・・冷却用液体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被溶接材料の溶接すべき箇所を冷却用液体でぬら
    した状態で溶接電流を通電して抵抗溶接することを特徴
    とする小熱容量被溶接材料の抵抗溶接方法。
  2. (2)前記被溶接材料に対する前記冷却用液体の供給は
    溶接用電極を介して行うことを特徴とする特許請求の範
    囲の範囲第1項に記載の小熱容量被溶接材料の抵抗溶接
    方法。
JP61048527A 1986-03-07 1986-03-07 小熱容量被溶接材料の抵抗溶接方法 Pending JPS62207588A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254053A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Nippon Steel Corp 錫系めっき鋼板のスポット溶接方法
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JP2020078811A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 日本製鉄株式会社 抵抗スポット溶接用電極および抵抗スポット溶接継手の製造方法

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