JPS6220731B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220731B2 JPS6220731B2 JP8571178A JP8571178A JPS6220731B2 JP S6220731 B2 JPS6220731 B2 JP S6220731B2 JP 8571178 A JP8571178 A JP 8571178A JP 8571178 A JP8571178 A JP 8571178A JP S6220731 B2 JPS6220731 B2 JP S6220731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- output
- modulation
- harmonic
- mixing circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013475 authorization Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmitters (AREA)
- Amplitude Modulation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は周波数変調の中でSCA（subsidiary
communications authorization）放送等、特に周
波数偏移の大きい場合に使用される周波数変調器
に関する。
communications authorization）放送等、特に周
波数偏移の大きい場合に使用される周波数変調器
に関する。
従来搬送周波数の10％程度の周波数偏移を必要
とするSCA用の周波数（FM）変調器においては
１回路のFM変調器によつてこのような高い周波
数偏移を得ていたために変調の直線性に無理が生
じ、歪率特性が悪くなつていた。更に出力周波数
の２倍の高調波成分を出力フイルターでとる必要
があるためにFM変調波の側帯波がこの出力フイ
ルターの位相特性の影響を受けてさらに歪率特性
が悪くなつていた。同時にFM−AM変換により
AM変調ノイズ特性が悪くなるという欠点があつ
た。
とするSCA用の周波数（FM）変調器においては
１回路のFM変調器によつてこのような高い周波
数偏移を得ていたために変調の直線性に無理が生
じ、歪率特性が悪くなつていた。更に出力周波数
の２倍の高調波成分を出力フイルターでとる必要
があるためにFM変調波の側帯波がこの出力フイ
ルターの位相特性の影響を受けてさらに歪率特性
が悪くなつていた。同時にFM−AM変換により
AM変調ノイズ特性が悪くなるという欠点があつ
た。
したがつて、この発明の目的は従来のような歪
率特性、AM変調ノイズ特性の劣化をさけるFM
変調器を提供するにある。
率特性、AM変調ノイズ特性の劣化をさけるFM
変調器を提供するにある。
本発明によれば、入力信号を同振幅逆位相して
２分する信号分配器と、それら入力２信号により
各々FM変調をかけるための可変容量ダイオード
を使用し、そのバイアス電圧を変える事により自
由に発振周波数を変える事が出来る２系統のFM
変調回路と、これらFM変調された２被変調波の
レベルを調整するためのレベル調整器とこれら２
被変調を周波数混合し、その差の周波数を得るた
めの周波数ミキサーと、その出力から第３高調波
以上の周波数成分を除去するための出力フイルタ
ーとを具備したFM変調回路が得られる。本発明
のFM変調器によれば各々の変調回路において低
い周波数偏移を与えるにもかかわらず、変調器出
力で高い周波数偏移が得られる事と２変調回路の
可変容量ダイオードのバイアス電圧を変える事に
よつて変調器の出力周波数を自由に選べる事と、
各被変調波のミキサーへの入力レベルを調整する
事によつて、周波数ミキサーにおいて出力周波数
の第２高調波をキヤンセルさせ、特性を劣化させ
る第２高調波除去フイルターを不要にすることが
できる。
２分する信号分配器と、それら入力２信号により
各々FM変調をかけるための可変容量ダイオード
を使用し、そのバイアス電圧を変える事により自
由に発振周波数を変える事が出来る２系統のFM
変調回路と、これらFM変調された２被変調波の
レベルを調整するためのレベル調整器とこれら２
被変調を周波数混合し、その差の周波数を得るた
めの周波数ミキサーと、その出力から第３高調波
以上の周波数成分を除去するための出力フイルタ
ーとを具備したFM変調回路が得られる。本発明
のFM変調器によれば各々の変調回路において低
い周波数偏移を与えるにもかかわらず、変調器出
力で高い周波数偏移が得られる事と２変調回路の
可変容量ダイオードのバイアス電圧を変える事に
よつて変調器の出力周波数を自由に選べる事と、
各被変調波のミキサーへの入力レベルを調整する
事によつて、周波数ミキサーにおいて出力周波数
の第２高調波をキヤンセルさせ、特性を劣化させ
る第２高調波除去フイルターを不要にすることが
できる。
次に本発明の一実施例の図面を参照して本発明
を詳細に説明する。図面は本発明の１実施例を示
す図であり図において入力端子１に加えられた入
力信号は信号分配器２によつて同振幅、逆位相に
分配され、それぞれFM変調回路３及び５に加え
られ、そこで発振される搬送波に互に逆極性の周
波数変調をかける。周波数変調をかけられた２つ
のFM被変調波はレベル調整器７及び８によつて
それぞれレベルを調整され、周波数ミキサー９に
おいて周波数混合されて差の周波数がとり出され
る。この場合例えば、FM変調回路３の発振周波
数を1MHz、変調周波数偏移を5KHzとし又FM変
調回路５の発振周波数を900KHz、変調周波数偏
移を5KHzとすれば周波数ミキサー９の出力にと
り出される差の周波数は100KHzとなり、その変
調周波数偏移は10KHzとなる。すなわち、FM変
調回路３において変調周波数偏移は発振周波数
1MHzの0.5％（5KHz）、又FM変調回路５におい
ては変調周波数偏移は発振周波数900KHzの0.56
％（5KHz）となり、各々のFM変調回路の変調
周波数偏移が低いためにその歪率特性は充分に良
効にする事が出来るので周波数ミキサー９の出力
にとり出される差の周波数100KHzにおいてはそ
の変調周波数偏移が10％（10KHz）と高いにも
かかわらず良効な歪率特性を得る事が出来る。周
波数ミキサー９の出力にはFM変調回路３及び５
の出力周波数の差周波数の他にその差周波数の高
調波が発生するため、これを除去しなければなら
ないが２倍高調波をフイルターで除去しようとす
るとフイルターによる位相特性のために歪率特性
が劣化するとともにFM変調がAM変調に変換さ
れAM変調ノイズ特性が劣化する。従つて高調波
除去用のフイルターとしては第３高調波以上の周
波数成分を除去する出力フイルター１１を使用
し、第２高調波は各FM変調回路の周波数ミキサ
ーへの入力レベルを調整する事によつて周波数ミ
キサー９の内部でキヤンセルさせる方法を用いて
いる。
を詳細に説明する。図面は本発明の１実施例を示
す図であり図において入力端子１に加えられた入
力信号は信号分配器２によつて同振幅、逆位相に
分配され、それぞれFM変調回路３及び５に加え
られ、そこで発振される搬送波に互に逆極性の周
波数変調をかける。周波数変調をかけられた２つ
のFM被変調波はレベル調整器７及び８によつて
それぞれレベルを調整され、周波数ミキサー９に
おいて周波数混合されて差の周波数がとり出され
る。この場合例えば、FM変調回路３の発振周波
数を1MHz、変調周波数偏移を5KHzとし又FM変
調回路５の発振周波数を900KHz、変調周波数偏
移を5KHzとすれば周波数ミキサー９の出力にと
り出される差の周波数は100KHzとなり、その変
調周波数偏移は10KHzとなる。すなわち、FM変
調回路３において変調周波数偏移は発振周波数
1MHzの0.5％（5KHz）、又FM変調回路５におい
ては変調周波数偏移は発振周波数900KHzの0.56
％（5KHz）となり、各々のFM変調回路の変調
周波数偏移が低いためにその歪率特性は充分に良
効にする事が出来るので周波数ミキサー９の出力
にとり出される差の周波数100KHzにおいてはそ
の変調周波数偏移が10％（10KHz）と高いにも
かかわらず良効な歪率特性を得る事が出来る。周
波数ミキサー９の出力にはFM変調回路３及び５
の出力周波数の差周波数の他にその差周波数の高
調波が発生するため、これを除去しなければなら
ないが２倍高調波をフイルターで除去しようとす
るとフイルターによる位相特性のために歪率特性
が劣化するとともにFM変調がAM変調に変換さ
れAM変調ノイズ特性が劣化する。従つて高調波
除去用のフイルターとしては第３高調波以上の周
波数成分を除去する出力フイルター１１を使用
し、第２高調波は各FM変調回路の周波数ミキサ
ーへの入力レベルを調整する事によつて周波数ミ
キサー９の内部でキヤンセルさせる方法を用いて
いる。
第２高調波をキヤンセルさせる原理について以
下に説明する。FM変調回路３及び５の発振周波
数成分をそれぞれA1F（ω１）、B1F（ω２）と
すれば、その出力には各々の２倍の高調波成分
A2F（２ω１）B2F（２ω２）も含まれている。
ここでA1、A2、B1、B2は定数である。周波数ミ
キサー９において出力周波数Ｆ（ω１−ω２）の
第２高調波Ｆ（２ω１−２ω２）が発生するモー
ドとしては次の２通りの場合が考えられる。
下に説明する。FM変調回路３及び５の発振周波
数成分をそれぞれA1F（ω１）、B1F（ω２）と
すれば、その出力には各々の２倍の高調波成分
A2F（２ω１）B2F（２ω２）も含まれている。
ここでA1、A2、B1、B2は定数である。周波数ミ
キサー９において出力周波数Ｆ（ω１−ω２）の
第２高調波Ｆ（２ω１−２ω２）が発生するモー
ドとしては次の２通りの場合が考えられる。
(1) A1F（ω１）とB1F（ω２）が周波数ミキサ
ーに加えられて発生する場合であり、この場合
のモードは次式で表わされる。
ーに加えられて発生する場合であり、この場合
のモードは次式で表わされる。
a4｛A1F（ω１）−B1F（ω２）｝４（a4：定
数） ……… したがつて、（２ω１−２ω２）の成分は次
式で表わされる。
数） ……… したがつて、（２ω１−２ω２）の成分は次
式で表わされる。
6a4A1 2B1 2F（２ω１−２ω２）
……… (2) A2F（２ω１）とB2F（２ω２）が周波数ミ
キサーに加えられて発生する場合この場合のモ
ードは次式で表わされる。
……… (2) A2F（２ω１）とB2F（２ω２）が周波数ミ
キサーに加えられて発生する場合この場合のモ
ードは次式で表わされる。
a2｛A2F（２ω１）−B2F（２ω２）｝２（a2：
定数） ……… したがつて（２ω１−２ω２）の成分として
は次式で表わされる。
定数） ……… したがつて（２ω１−２ω２）の成分として
は次式で表わされる。
−2a2A2B2F（２ω１−２ω２）
……… 従つて(1)、(2)の各モードで発生する（２ω１
−２ω２）を互にキヤンセルさせるためには、
、式より 6a4A1 2B1 2−2a2A2B2＝０ ……… A2＝αA1、B2＝βB1とおけば、これを代入し
て A1B1＝αβ／３・ａ２／ａ４ ……… すなわち式を満足するようにレベル調整器７
及び８によつてA1及びB1を調整すれば２倍高
調波はキヤンセルによつて除去され、周波数ミ
キサー９出力に表われない。
……… 従つて(1)、(2)の各モードで発生する（２ω１
−２ω２）を互にキヤンセルさせるためには、
、式より 6a4A1 2B1 2−2a2A2B2＝０ ……… A2＝αA1、B2＝βB1とおけば、これを代入し
て A1B1＝αβ／３・ａ２／ａ４ ……… すなわち式を満足するようにレベル調整器７
及び８によつてA1及びB1を調整すれば２倍高
調波はキヤンセルによつて除去され、周波数ミ
キサー９出力に表われない。
以上に説明した方法によつて２倍高調波を除去
された周波数ミキサーの出力はレベル調整器１０
でレベルを調整され、出力フイルター１１によつ
て３倍高調波以上の周波数成分を除去され、増幅
器１２で増幅されて出力端１３に出力として取り
出される。
された周波数ミキサーの出力はレベル調整器１０
でレベルを調整され、出力フイルター１１によつ
て３倍高調波以上の周波数成分を除去され、増幅
器１２で増幅されて出力端１３に出力として取り
出される。
FM変調回路３及び５の出力周波数はバイアス
調整器４及び６によつてFM変調回路内部の可変
容量ダイオードのバイアス電圧を変える事によつ
て自由に変える事が出来、従つて本FM変調器の
出力周波数も自由に変える事が出来る。
調整器４及び６によつてFM変調回路内部の可変
容量ダイオードのバイアス電圧を変える事によつ
て自由に変える事が出来、従つて本FM変調器の
出力周波数も自由に変える事が出来る。
図面は本発明の一実施例を示す図である。
図において、１……入力端子、２……信号分配
器、３及び５……FM変調回路、４及び６……バ
イアス調整器、７，８及び１０……レベル調整
器、９……周波数ミキサー、１１……出力フイル
ター、１２……増幅器、１３……出力端子。
器、３及び５……FM変調回路、４及び６……バ
イアス調整器、７，８及び１０……レベル調整
器、９……周波数ミキサー、１１……出力フイル
ター、１２……増幅器、１３……出力端子。
Claims (1)
- １ 入力信号を同振幅でかつ逆位相の２つの信号
に分ける分配器と、発振周波数が可変で前記分配
器からの２つの信号でそれぞれ周波数変調される
２つの周波数変調回路と、前記２つの周波数変調
回路の出力のレベルをそれぞれ調整する２つのレ
ベル調整回路と、前記２つのレベル調整回路の出
力を混合して差をとる周波数混合回路と、前記周
波数混合回路の出力から第３高調波以上の周波数
成分を除去するための出力フイルターとを具備
し、前記周波数混合回路の出力のうち第２高調波
成分は前記レベル調器の調整によりキヤンセルす
ることを特徴とする周波数変調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8571178A JPS5513534A (en) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Frequency modulator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8571178A JPS5513534A (en) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Frequency modulator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5513534A JPS5513534A (en) | 1980-01-30 |
| JPS6220731B2 true JPS6220731B2 (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=13866404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8571178A Granted JPS5513534A (en) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Frequency modulator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5513534A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0635687B2 (ja) * | 1985-12-03 | 1994-05-11 | 日本エステル株式会社 | ポリエステル繊維 |
-
1978
- 1978-07-13 JP JP8571178A patent/JPS5513534A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5513534A (en) | 1980-01-30 |
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