JPS62206523A - 熱書込み液晶ライトバルブ - Google Patents

熱書込み液晶ライトバルブ

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Publication number
JPS62206523A
JPS62206523A JP61049624A JP4962486A JPS62206523A JP S62206523 A JPS62206523 A JP S62206523A JP 61049624 A JP61049624 A JP 61049624A JP 4962486 A JP4962486 A JP 4962486A JP S62206523 A JPS62206523 A JP S62206523A
Authority
JP
Japan
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liquid crystal
light
axis
polarization
laser light
Prior art date
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Pending
Application number
JP61049624A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kato
裕司 加藤
Shohei Naemura
省平 苗村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPS62206523A publication Critical patent/JPS62206523A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、液晶の熱光学効果を利用した表示装置すなわ
ち熱書込み液晶ライトバルブに関する。
〔従来の技術〕
液晶を加熱、急冷することによってランダムな液晶分子
の配向状態が凍結され光を散乱する現象が生ずる。これ
を液晶の熱光学効果と称する。この現象を利用したもの
として液晶セルにレーザ光を照射して照射部分に温度上
昇を生ぜしめ画代書込みを行い、更に書込まれた画はを
消去するには液晶に電界をかけて液晶分子を強制的に配
向させる方式の液晶ライトバルブがある。書込まれた画
偶は、投射光により読み出されてスクリーン上に投影さ
れる。
この液晶ライトバルブでは、液晶セルに照射されたレー
ザ光は光吸収膜で吸収されて熱に変換され、光吸収膜で
発生した熱を液晶層に伝えることにより液晶に相変化(
スメクチック層−ネマチイック相→液相)を与え、液晶
分子をランダムな状態とし、液相からスメクチック層へ
急冷することによってその状態を凍結(散乱核含形成)
するわけであるが、この散乱核は液晶層厚全体に渡り形
成された方が表示コンI・ラストは向上する。
第5図に従来の熱書込み液晶ライトバルブの断面図を示
す。レーザ光照射側基板21の内面には透明型w!22
、光吸収膜23、光反射膜24、液晶配向膜25が順次
形成されている。一方、投射光側の基板26の内面には
透明電極27、液晶配向膜28が順次形成されている。
この2枚の基板21.26をスペーサ29を介して、周
囲を接着7F+30で封止し、て間隙に液晶31を注入
している(58年春季、応用物理学会、7a−Y−3参
照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の熱書込み液晶ライトバルブでは、レーザ
光で画像書込みを行った場合、散乱績は液晶層厚の半分
程度までしか形成されておらず、書込みレーザパワーを
増しても表示コントラストは飽和する傾向があり、十分
高い表示コントラスト 本発明の目的は,表示コントラストの高い熱書込み液晶
ライトバルブを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の熱書込み液晶ライトバルブは、第1および第2
の基板と、この第1および第2の基板の間に保持された
液晶と、前記第1の基板の前記液晶側に設けられ偏光軸
が第1の方向の光のみを吸収する第1の光吸収膜と、前
記第1の基板の前記液晶側に設けられ偏光軸が前記第1
の方向とほぼ直角な第2の方向の光のみを吸収する第2
の光吸収膜とを古んで構成される。
〔作用〕
本発明の熱書込み液晶ライトバルブでは、偏光軸のほぼ
直交する2つのレーザ光を書込光源とし、液晶を挟む一
対の基板のそれぞれの液晶層に対する而にそれぞれのレ
ーザ光を吸収する光吸収膜を積層することなく形成する
ことにより、光吸収膜で発生した熱がレーザ光側と投射
光側の液晶を加熱するようになり散乱績がほぼ液晶層全
体に形成される。そのため、従来の構造で得られた表示
コントラストよりも高い表示コントラストが得られる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の熱書込み液晶ライトバルブの一実施例
(反射型)の断面図である。レーザ光照射側ガラス基板
1の内面にはITO電!2、赤外線を透過し可視光を反
射するコールドミラー3、光.吸収膜4,SiO液晶配
向膜5が順次蓄積されている.一方、投射光側のガラス
基板6の内面にはITO電極7、光吸収膜8、SiO液
晶配向膜9が順次積層されている。
これらの2枚のガラス基板を、それぞれスペーサ10.
11を介し、周囲を接着剤12.13で封止して間隙に
液晶ノルマル・オクチル・シアノ・ビフェニール14を
注入した。
光吸収膜4.8は、波長780龍に吸収ピークを持つ吸
収異方性色素(二色性色素)を用い、光吸収膜4は色素
分子長軸が基板1に平行であり、光吸収膜8は色素分子
長軸が基板6に平行、がっ光吸収膜4を形成する色素分
子長軸に直角に配向するように形成する。
1日光軸が光吸収膜11の色素分子長袖と一致する方向
の第1のレーザ光と、偏向軸が光吸収膜7の色素分子長
軸と一致する方向の第2のレーザ光からなる偏光軸のほ
ぼ直交する第1および第2のレーザ光(書込光源)が、
液晶ライトバルブに入射すると、光吸収膜4では色素分
子長軸と偏光軸が一致する第1のレーザ光がほとんど全
て吸収され、第1のレーザ光に偏光軸がほぼ直交する第
2のレーザ光は光吸収膜4をほとんど透過し、光吸収膜
8でほとんど全て吸収される。したがって、光吸収膜4
および8ともに熱を発生し、発生した熱がレーザ光側と
投射光側とから液晶14を加熱するようになり散乱績が
ほぼ液晶層全体に渡り形成される。
比較のために、第5図に示す従来の構造の液晶ライトバ
ルブで、レーザ光照射側の基板21並びに投射光側の基
板26をガラス基板、透明電極22、27をITO電極
、光反射膜24をAI!膜、液晶配向膜25.28をS
iO膜、液晶31をノルマル・オクチル・シアノ・ビフ
ェニールとし、光吸収膜23を波長780nmに最大吸
収を持つ赤外吸収色素(等方的な吸収を有する色素)よ
り作製し、光吸収率を90%とした液晶ライトバルブを
作製して測定しなところ、書込みレーザパワーを増して
も、表示コントラストは飽和する傾向にあり、書込みレ
ーザが15mWでも30mWでも書込み速度が3μS 
、/ドツトでコン)・ラスト3.5しか得られなかった
。これは光散乱領域が液晶層厚の半分程度までしか形成
されていないためである。これに対し本実施例では第1
図に示したように相対向する基板1.6の両方向から液
晶が加熱されるため散乱核がほぼ液晶層全体に渡り形成
される。このため、書込み速度が3μS/ドツトで書込
みレーザパワーがそれぞれのレーザで15mW、すなわ
ち30mWでコントラスト10が得られ、従来の構造で
得られたコントラストよりも高い値が得られた。
本実施例の熱書込み液晶ライトバルブに書込まれた画像
は、投射光により読み出されてスクリーン上に投射され
る。この場合に、投射光源としてハロゲンランプ、キセ
ノンランプ等を使用すると、可視光の外に赤外光の形で
熱を輻射する。光吸収膜4,8は波長700nm以上の
光のごく一部(1弱光軸が光吸収膜4.8を構成する色
素分子長軸と一致した成分)を吸収するため、投射光源
として電力の大きい前記ランプを使用した場合、投射光
源のために各光吸収膜で熱が発生し、両頭書込みに悪影
響を及ばずことが考えられる。そこで前記のような投射
光源’r (+用する場きには、第4図に示す特性を有
するコールドフィルターを用い、投射光のうちあらかじ
め波長700 n m以上の光をカットし、液晶ライト
バルブへの入射光としたほうが望ましい。また光吸収膜
4.8は可視光(400〜700nm)に対しほぼ透明
であるため投射光に対しては何ら影響は与えない。
本実施例では、書込み先側のITO電極2と光吸収膜4
の間に赤外線透過、可視光反射の特性を有するコールド
ミラー3を設けたが、第2図に示すように光吸収膜4と
SiO液晶配向膜5の間にコールドミラー3を設けても
、表示性能には何ら影響がないことが確かめられた。
更に、本実施例では反射型の構造の液晶ライトバルブに
ついて述べたが、本発明は第3図に示すように、第1図
の液晶ライトバルブにおいて、コールドミラー3を除去
した透過型の構造の液晶ライトバルブにも適用すること
ができ、反射型の構造で得らえた表示コントラスI・と
同程度の値が得られることも確認された。
本実施例では、前記第1及び第2のレーザ光を吸収する
光吸収膜4.8を互いに積層することなく形成したが、
これらを同一基板上に積層した場合は、従来の単層吸収
膜構造で得られる液晶層中の散乱核の深さと同程度の深
さしか得られなかった。光吸収膜4.8を積層すること
なくガラス基板1.6に形成しであることにより、散乱
核の深さが液晶層全体に渡り形成され、表示コントラス
トが高くなるということは明らかである。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の熱書込みライトバルブは
液晶を挾む第1および第2の基板の液晶に対する而に偏
光が互いにほぼ直交する光のみをそれぞれ吸収する第1
および第2の光吸収膜を積層することなく形成すること
により、第1および第2の光吸収膜それぞれに吸収され
るような偏光軸の互いにほぼ直交するレーザ光が照射さ
れれば液晶層が両虎板方向から加熱されるようになり散
乱核が液晶層全体に渡り形成されるため、表示コントラ
ストが高くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である反射型の熱書込み液
晶゛ライトバルブの断面図、第2図は本発明の他の実施
例の断面図、第3図は本発明のさらに他の実施例である
透過型の液晶ライトバルブの断面図、第4図は投射光の
うち波長700nm以上の光をカッ!・するために用い
たコールドフィルターの透過スペクトルを示す図、第5
図は従来の熱書込み液晶ライI・バルブの断面図である
。 1.6.21.26・・・ガラス基板、2,7,23.
27・・・ITO電極、3・・・コールドミラー、4.
8.23・・・光吸収膜、5,9.25.28・・・液
晶配向膜、10,11.29・・・スペーサ、12,1
3.30・・・接着剤、14.31・・・液晶、24・
・・光反射膜。 茅 l囚 茅2 図 第3T!J 疲 長  (実1 茅4−I!I □□ レー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1および第2の基板と、この第1および第2の基板の
    間に保持された液晶と、前記第1の基板の前記液晶側に
    設けられ偏光軸が第1の方向の光のみを吸収する第1の
    光吸収膜と、前記第1の基板の前記液晶側に設けられ偏
    光軸が前記第1の方向とほぼ直角な第2の方向の光のみ
    を吸収する第2の光吸収膜とを含むことを特徴とする熱
    書込み液晶ライトバルブ。
JP61049624A 1986-03-07 1986-03-07 熱書込み液晶ライトバルブ Pending JPS62206523A (ja)

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JP61049624A JPS62206523A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 熱書込み液晶ライトバルブ

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JP61049624A JPS62206523A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 熱書込み液晶ライトバルブ

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JPS62206523A true JPS62206523A (ja) 1987-09-11

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JP61049624A Pending JPS62206523A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 熱書込み液晶ライトバルブ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010128175A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010128175A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置

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