JPS62206230A - ガス力によつて駆動される自由回転する圧力波過給機 - Google Patents

ガス力によつて駆動される自由回転する圧力波過給機

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JPS62206230A
JPS62206230A JP62045064A JP4506487A JPS62206230A JP S62206230 A JPS62206230 A JP S62206230A JP 62045064 A JP62045064 A JP 62045064A JP 4506487 A JP4506487 A JP 4506487A JP S62206230 A JPS62206230 A JP S62206230A
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    • F04F13/00Pressure exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B33/32Engines with pumps other than of reciprocating-piston type
    • F02B33/42Engines with pumps other than of reciprocating-piston type with driven apparatus for immediate conversion of combustion gas pressure into pressure of fresh charge, e.g. with cell-type pressure exchangers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼機関の排ガス流によって駆動される自由回
転する圧力波過給機であって、ロータケーシングと、こ
のロータケーシング内のセル形ロータとが設けられてお
り、セル形ロータが、ロータ軸線に対して軸平行又は斜
めに位置する又は螺旋状に巻かれたセル壁を備えており
、ロータケーシングの両方の端面に空気ケーシング又は
ガスケーシングが設けられており、低圧空気の供給若し
くは空気ケーシング内の高圧空気の排出のための少なく
ともそれぞれ1つの高圧排気通路及び低圧排気通路が設
けられており、空気ケーシング内の圧縮ポケット及び膨
張ポケットが低圧空気通路及び高圧空気通路にそれぞれ
対置されており、ガスケーシング内のガスポケットがそ
れぞれ高圧排気通路及び低圧排気通路に対置されており
、空気ケーシング内のロータ軸を収容する支承部材が設
けられており、ロータ回転方向でセル壁に作用するパル
スを発生せしめるために高圧排ガスによってセル形ロー
タのセル壁を負荷するための手段が設けられており、こ
の手段が高圧排気通路と低圧空気通路とによって形成さ
れており、高圧排気通路及び低圧空気通路が、ロータ周
速度のベクトルに関して鋭角を成してロータケーシング
内に開口しており、過給導管内に過給フラツ7プ及び吸
込み弁が設けられており、過給フラツ7グが制御装置と
協働しており、制御装置は圧力波プロセスによって導出
された信号によって操作されており、かつ、特に始動状
態において排ガス及び空気の損失を可能な限シ少なくす
るために、圧力波過給機の始動状態でセル形ロータの端
面と空気ケーシング若しくはガスケーシングとの間にで
きるかぎシわずかな隙間を維持するのに適した材料対に
よってセル形ロータとロータケーシングとが形成されて
いる形式のものに関する。 従来の技術 圧力波過給機、いわゆるコンプレックス過給機を燃焼機
関の過給圧縮機として使用する場合、今日の技術では、
圧力波過給機のロータの駆動は機関自体によって一定の
伝達比でおこなわれる。その場合、ロータの回転数は機
関回転数に比例する。そのことのために一般的に使用さ
れる駆動部材はVベルト、Vベルトホイール及びベルト
テンショナである。この駆動形式は実際に多用されてい
るが、機関と圧力波過給機との間の高い伝達比、ひいて
はこれ罠よって規定されるVベルト及び軸受の高い周速
度並びにベルト張力による軸受の著しい横方向の負荷に
関して改良の余地がある。機関の振動からVベルトを介
して圧力波過給機へ伝達される力が同様に軸受の負荷を
促進する。乗用車の機関のために規定された圧力波過給
機は比較的高い機関出力でも極めて小さく、それ故、以
下に述べる理由で著しく小さくなければならず従ってし
ばしば内輪なしにロータ軸の焼入れされた部分に直に転
動しなければならない転動体を備えた今日使用される転
が9軸受の代わシに、著しく負荷される大きな転がシ軸
受のための十分なスペースを提供しない。軸受の小さな
構成によれば、機関の規定された出力範囲のために必要
な排ガス装入量及び空気装入量が許容できるていどに圧
力交換セルを備えたロータを小形化することができる。 軸、軸受、ロータハブを小形化することができれば、ロ
ータの外寸ひいては圧力波過給機全体の寸法を小形化す
ることができる。しかし、機関によるロータの機械的な
直接駆動の場合には、上述の因子、即ち高い増速、高い
軸受周速度並びにこれに起因しかつコンノ4クトな寸法
のために排出困難な摩擦熱並びに特に駆動ベルト及び機
関振動による著しい横方向の負荷のために軸受寸法の下
限が制約される。軸受の寸法をそれ以上小さくすると、
規定の最小寿命が低下する。 ベルトの張力を排除し又は軸受に横方向の負荷を生せし
めるその他の駆動部材を省くことによって、機械的ひい
ては熱的な軸受負荷を軽減し、かつ今日一般の軸受寸法
で軸受の寿命を高め、若しくは同じ寿命でスに一スの節
約できる軸受の設計が可能である。横方向の負荷は例え
ばロータ軸を電気的、液圧的又は類似的な駆動源に直に
同軸的に連結することによって回避することができるし
、さらに、ベルトの張力による横方向の負荷を受止める
中間伝動装置にロータ軸゛を連結し、この中間伝動装置
の軸の軸受側に連結フランジを、かつその他端にベルト
ホイールを備えることによっても回避することができる
。チェン伝動装置及び歯車伝動装置ば大きな伝達比のた
め、機関のクランク軸と圧力波過給機のロータ軸との間
の伝動装置として実際に考慮することができない。 しかし、中間伝動装置を備えた前述の横方向の負荷のな
い駆動装置にも、実際の使用上では場合によっていちじ
るしい欠点が伴う。即ち、自動車のエンジンルーム内で
の圧力波過給機の配置の選択が制約されることである。 例えば、中間伝動装置の有無にかかわらずベルト伝動装
置では、不利なアングル伝動装置を使用したくないとす
れば、ロータ軸は機関のクランク軸に対して平行に配置
されなければならない。これに関連して、電気的かつ液
力的な駆動装置は大きな自由度を提供するが、しかし複
雑であシ、従って高価であシ、かつ制御技術的にも困難
を伴う。ベルト駆動装置はベルトテンショナと一緒にエ
ンジンルーム内にベルト平面を占領するため、その他の
補助機械のためのベルト伝動装置の取付けを困難ならし
める。従って経済的に採算のとれる費用で圧力波過給機
を配置する自由度は排ガスターが過給機でと同様に、実
際には排ガスによる駆動に制限される。圧力波過給機の
排がスケーシングに至る、制御縁及び制御通路を備えた
その供給導管は、簡単に形成される排ガス通路によって
問題なく実現され、かつ排ガスの流れのエネルギーをロ
ータの回転運動へ変換するために多様な可能性が考えら
れる。 例えば、ロータのセル壁を接線方向に負荷し、又はその
ことのために特別に設けた翼車を、排ガス流の偏向のた
めの、場合によっては排ガス流をロータケーシング内へ
局所的に分配して集中させる部材又はこのことのために
設けた翼車内へ集中させる部材と協働させ、これによっ
て排ガス流の流゛大速度の接線方向の分力を得ることが
できる。 強制的に駆動される圧力波過給機の排除すべき別の欠点
は、ベルトの亀裂の危険があることであシ、このため、
自動車を自刃で安全に帰還させるための非常運転のため
に高価な手段が必゛要であることである。 さらに、ベルト張力の制御が難しく、そのたとなシ、こ
れによってベルトがスリップしてベルトの早期の摩耗を
招くおそれがある。 圧力波過給機の回転数が高いために、機関の高いアイド
リング回転数範囲では低圧掃気の問題が生じるとともに
、若干の運転範囲では硬い駆動力伝達によってロータに
流れる排ガス流が不適となり、相応の流れ損失が生じる
。 既に述べたように、転がシ軸受に支承されて排ガスによ
って駆動される圧力波過給機の重要な利点は、機関に関
連して任意の箇所に機関に対して横に又は任意に傾斜し
て又は直角に配置できることにある。       別の利点もある。軸受の横荷重が生じないために小さな
軸受を使用することができ、これによって、同様に既に
述べたごとく、大きな軸受を備えた圧力波過給機に比し
て転動体の周速度、従って、回転数が同じならば熱的な
負荷が僅がとなる。軸受の直径が小さいことによって、
圧力波過給機の外寸が同じならば、セルの流れ横断面、
要するにロータの有効流れ横断面が増大し、従って、と
の圧力波過給機を大形の機関に使用することができる。 圧力波過給機の常用回転数から大きく離れた限界回転数
に関しても利点がある。ロータの充てん限界を上まわら
ない限シ、すべての加速状態におけるレスポンスが良好
である。機関の深い全負荷回転数では排ガスによって駆
動されるロータも、機関によって一定伝達比で駆動され
るロータに比して高速で回転する。このことによって、
さもなければ低回転数で生じる過給空気のパルセーショ
ンが軽減し、レシーバ容積が小さくて済み、従ってまた
熱的な慣性が削減され、排ガスレシーバが安価となる。 ロータが動力機械に無関係に膨張ガスによって駆動され
る圧力波機械が公知である。過給機として使用され機関
の排ガス内に含まれるエネルギを重量的にほぼ同じ大き
さの過給気流の圧力上昇のために変換して排ガス流の圧
力よシ大きな圧力を生ぜしめる圧力変換器に対比してこ
の種の圧力交換器では圧縮すべき空気がtlぼ膨張媒体
の圧力までもたらされるが、この圧力交換器は要するに
例えば機関の排ガスに関係するか又は熱交換器によって
加熱された空気に関する。この種の圧力交換器では排ガ
ス又は加熱された空気のエネルギは膨張ガス又は加熱空
気の量に比して多量の冷却空気を圧縮するのに役立つ。 機関においては、過給気流がほぼ排ガス流に等しいため
一般的には過剰空気のために何の要求も生じない。それ
故、圧力交換器は過給のためにはほとんど問題にならな
い。しかし、既に述べたように、ガスタービンの高圧圧
縮機としては低圧圧縮機部分としての一般的なアキシャ
ル又はラジアル圧縮機に関連して使用されるほか、冷却
機械、熱ポンプ、化学的プロセス、加圧燃焼?イラなど
にも使用される。 この種の圧力交換器はスイス国特許第225426号明
細書により公知である。この圧力交換器のロータでは、
セル壁が軸断面平面に対して傾いてほぼねじ面状又は翼
状に湾曲している。 このように形成されたセル壁の所期の目的は圧力交換プ
ロセス時のロータセル内への入シロ若しくはロータセル
からの出口でのガスの流れ損失を回避することにある。 その場合、ロータに対する絶対的な流出速度は周方向分
力を有しており、そのため、絶対流出速度が減小し、こ
れに対してガスの流入は衝撃をもって行われ、この衝撃
がロータを駆動する。 別の圧力交換器がスイス国特許第550937号明細書
に開示されており、この圧力交換器は高圧圧縮器として
、低圧アキシャル圧縮幅と関係に固有の駆動装置を備え
ることができる。 この明細書には自己駆動についてはなんの記載もない。 記載されているのは、熱い膨張ガスと圧縮すべき冷たい
ガスとの圧力差を低圧区域でいかにして下げることがで
きるか、それと同時に圧縮機を負荷軽滅して装置の有効
出力及び効率を高めるために圧力側の圧力差をいかにし
て増大させないかについてである。 圧力伝達性の媒体による自己駆動を行う圧力交換器は英
国特許第921686号明細書に開示されている。この
場合、セル壁はその長さの入)口側のほぼ3分の1が湾
曲しており、その他の部分は軸平行であシ、これに対し
て、所属の入シロ通路はロータ端面に対して傾いて接線
方向でロータセルの湾曲部分内に開口している。 ロータを駆動する力はロータのセル壁の湾曲部分での流
入媒体の偏向によって生じる。 上に述べた圧力波機械は圧力交換器であり、これはすで
に述べたように、燃焼機関の過給にはほとんど問題とな
らない。この圧力波機械を圧力変換器として作用する圧
力波過給機として使用するためには、機関排ガスによる
駆動の実現のために一連の手段が必要である。この手段
は排ガス流の偏向のためのロータセル壁の形状を越え、
かつ従来提案されていなかったものとなるはずである。 なぜならば、過給機に課すべき駆動上の要求を満たす圧
力変換器の使用可能なコ/セプションが知られていない
からである。 自己駆動による実際に使用可能な圧力波過給機には、機
関の申し分のないスタート及び荷重下の静止状態からの
冷間始動並びに暖気機関の再始動及び荷重下の遅れのな
い出発を可能ならしめるスタート弁装置が必要である。 このスタート弁装置は、十分強力な始動トルク並びにそ
のつどの部分負荷のために必要な過給空気流をロータが
供給できるように形成されなければならない。冷えた機
関での圧力波過給機の始動の困難は、ころが9軸受のグ
リースの固さ、及び又はロータの汚れひいてはケーシン
グとロータ端面との間の摩擦の高さに起因する。この種
のスタート弁はその他の部材との協働によって、申し弁
のない低アイドリングのためにも役立てられなければな
らない。なぜならば、さもなければロータ回転数が低く
成υすぎ、排ガス流内に含まれる粒子が空気側に流れ出
てしまうからである。全負荷範囲にわたる過給気流の制
御のために、自由回転する圧力変換器の特性に適合する
装置、例えば絞りフラツ7プ、ドレンポート等が設けら
れる。 原理的には、別の手段なしに、常時存在する回転流によ
って、軸平行なセル壁を備えたロータの駆動のために排
ガス流を利用することができる。しかし、この自然の「
回転流」はそのつどの負荷状態に応じてロータを十分迅
速に十分高い回転数まで加速することができない。 すでに述べたように、かつ前掲の文献に開示されている
ように、自由回転するロータの駆動のための手段は、ロ
ータ軸線に対して斜めに位置する又は湾曲したセル壁又
はセル壁部分と、相応してロータ軸線に対して傾斜した
排ガス供給通路とを、ロータの周方向で作用する排ガス
流の速度分力の強化のために役立たしめる。しかしこの
手段は本発明に係わる圧力波過給機に課せられる要求を
満足させない。従って、前記手段はこの要求に適合され
かつ効果的に形成されかつ排ガス流の集中のための部材
によって助成されなければならない。排ガス流のロータ
駆動のために必要なエネルギは空気に伝達すべき圧縮作
用に欠けておシ、従って、圧縮効率増大のために、ロー
タ及びケーシングの加熱の相違及び材料伸び率によって
生じるロータ端面とガスケーシング若しくは空気ケーシ
ングとの間の漏れすきまの増大を、非定常運転状態、例
えばスタート及び加速時に可能な限り一様に小さく保た
なければならない。 本発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は前述の要求を満たし、コンスタントな伝
達比で機関によって駆動される圧力波過給機の前述の欠
点を回避するような、排ガスによって駆動され、圧力変
換器として作用する圧力波過給機を提供することにある
。 問題点を解決するための手段 前記課題を解決するための本発明の要旨はセル形ロータ
のセル壁を負荷するための手段が少なくとも、空気ケー
シング若しくはガスケーシング又はその両者に設けられ
てロータケーシングに開口した通路から成っておシ、こ
の通路のジオメトリ的な軸線がロータケーシング内への
開口領域でセル形ロータのこの箇所の周速度ベクトルに
対して鋭角を成しており、かつこの通路がそれぞれ空気
ケーシング若しくはガスケーシング又はその両者に1つ
の箇所で連通しておυ、この箇所にはロータケーシング
内へのこの通路の開口に関連して負圧が支配しており、
高圧空気通路内に設けた過給フラツ7プは、特に機関の
始動状態で過給フラツ7プを閉鎖状態に保つと共に高圧
空気通路から逃れた排ガスを前記通路に供給せしめるよ
うに高圧空気通路を負荷軽滅する制御装置と協働してい
ることにある。 実施例 第1図は、本発明の理解のために、自由に回転する圧力
波過給機の主要部分、すなわち口―り、ガスケーシング
及び空気ケーシングをロータセルの半分の高さのところ
で断面した円筒部分の展開図である。ケーシング内に存
在する2つのサイクルのうち、第1のサイクルがそのす
べての部材とともに示されており、他面に於いて第2の
サイクルについては、第1のサイクルに隣合う通路だけ
が示されている。この場合、「サイクル」とい5のは、
圧力波機械で一般的であるように、ガス通路、空気通路
、膨張ポケット、圧縮ポケット及び圧力波プロセスの機
能のために必要なその他の補助通路の全体を指す。 2つのサイクルは互いに180度ずれて空気ケーシング
5若しくはガスケーシング6内に配置されている。その
主通路■〜■は空気ケーシング5もしくはガスケーシン
グ6の平らな端面のところでロータケーシング7の内部
に開口しており、ロータケーシング7は空気ケーシング
5内に片持ち式に支承された、セル壁9を備えたセル形
ロータを取り囲んでおり、セル壁9がロータセル10を
制限している。主通路は低圧空気通路■、高圧空気通路
■、高圧排気通路■及び低圧排気通路■から成り、低圧
空気通路■はそれを通じて周囲圧力からロータセル10
内へ空気が吸い込まれるため吸込み空気通路と呼ぶこと
ができる。高圧空気通路■は過給気通路と呼ぶことがで
き、高圧排気通路■は機関から排出された燃焼ガスをロ
ータセル10内に誘導し、吸い込まれた空気を過給圧ま
で圧縮する。低圧排気通路■は排出通路とも呼ぶことが
でき、これを介して、ロータセル10内で膨張した排ガ
スを大気中に放出する。第1のサイクルに所属する通路
■〜■内への流れを示す矢印は黒塗りで示され、第2の
サイクルに所属する流れを示す矢印は白抜きで示されて
いる。 第1のサイクルには空気ケーシング及びガスケーシング
円の補助通路も所属し℃お9、この補助通路は機関の全
運転範囲にわたって、要rるに実際に重要な運転範囲外
の範囲でも機能的な圧力波プロセスを維持するために役
立てられる。この補助通路は本実施例では空気ケーシン
グ5円で低圧空気通路■と高圧空気通路■との間に圧縮
ポケット11を、ロータ回転方向でみてこれの直前に次
のサイクルの高圧空気通路■と低圧空気通路■との間に
膨張ポケット12を、かつガスケーシング6内には同様
にロータ回転方向でみて高圧排気通路■の直後にガスポ
ケット13を備え工いる。ロータの回転方向は太い黒の
矢印で示されている。 車両機関のための圧力波過給機の実際の運転のために、
中央で旋回可能に支承された過給フラツ7プ14が過給
導管16内に配置されており、これは空気ケーシン〆5
の高圧空気通路■を図示しない機関の空気入り目通路に
接続せしめている。過給フラツ7プ14の操作のために
例えばスイス国特許第2714/85−1に詳しく記載
された制御装置15が役立てられており、その調整モー
タがダイヤフラム室17によって形成されており、その
ばね負荷されたダイヤフラム18が一方では高圧空気通
路■内の圧力によつ℃、かつ他方では制御圧導管19を
介して圧縮ポケット11内に支配する圧力によって負荷
されている。後者の圧力が上回ると、過給フラツ7プ1
4が高圧空気通路■を遮断する。制御のために別のプロ
セス圧力又は圧力波プロセス若しくは機関の運転状態に
依存した負圧が使用され又もよい。 高圧空気通路■が遮断され℃いるこの状態では機関が吸
込みモータとして働(。なぜならば、機関は弱くはね負
荷された吸込み弁20を介して雰囲気から直に空気を吸
い込むからである。 過給機のセル形ロータ8が高回転となり1機関が負荷さ
れると、圧力波プロセスも機能し、その結果、空気が圧
縮され、過給フラツ7プ14の手前の圧力が上昇し、そ
れと同時に圧縮ポケット11内の圧力が減少し、従って
ダイヤフラム18が過給フラツ7プ14を開放位置へ旋
回せしめる。過給気流が雰囲気圧力より上回り曵いる限
り、吸込み弁20は閉じられたままであり、機関は専ら
過給機から圧縮された空気を受取る。 次に、スタート状態における始動トルクの強化について
説明する。 ロータを始動させるために、スタート状態
において過給フラツ7プ14が閉じられ、過給フラツ7
プ14の手前の高圧空気通路■が何等かの開口によって
負荷軽滅されなければならない。なぜならば、過給フラ
ツ7プ14の閉鎖状態では高圧空気通路■からロータケ
ーシング7内へ逆流する空気が、トルクを生じる排ガス
流の作用を低下させるからである。 ロータ周速度のベクトルの正の方向と高圧排ガスの流入
速度との間で測った鋭角で流入する排ガス流は機関の最
初の点火によって駆動されるが、しかし、逆流する空気
によって弱められる。 前述の開口による過給空気の負荷軽滅流は空気ケーシン
グ5の有利に位置する箇所のところでロータの駆動のた
めに利用され、これによって再び圧力波プロセスに供給
される。 停止状態から機関との機械的な連結なしにセル形ロータ
8を高回転させるという本発明の課題を解決するために
、すでに述べたスイス国特許出願第2714/85−1
に開示された制御装置15を補助装置に結合することが
できる。 この補助装置は駆動導管21とこの駆動導管21内のス
ライド弁23とから成っており、駆動導管21は過給フ
ラツ7プ14の手前の室を膨張ポケット12と低圧空気
通路lとの間のウェブの箇所に接続せしめており、この
ウェブ内でノズル22とし℃終わっている。スライド弁
23のスプール24はロッド25を介して過給フラツ7
プ14に結合されている。ノズル22はこの場合、始動
時に高圧空気通路■を負荷軽滅するための前述の開口を
形成している。第1図では駆動導管21の流れ横断面を
開放する位置でスプール24が示されている。ロータの
停止状態又は低回転状態では高圧空気通路■内の圧力が
ノズル22の開口のところの圧力に比して高いため、過
給フラツ7プ14の手前にせき止められていた空気の一
部が高圧空気通路■から駆動導管21を介し℃ノズル2
2へ流出する。 この空気はこの状態ではまだ高圧排気通路■かもの排ガ
スによって汚されていない。ノズル22は集中した駆動
噴流なロータのセル壁へ向けて偏向し、高圧空気通路■
内の圧力が過給フラツ7プ1壬を開放するに十分な大き
さになるまでロータを加速する。これによってレリーズ
された、開放位置への過給フラツ7プ14の旋回運動は
ロッド25を介してスプール24の閉鎖運動を生ぜしめ
、これによってスプール24はノズル22への駆動空気
流を遮断する。次いでロータ回転数は主として鋭角的に
ロータ室内に流入する高圧ガスの周方向分力によって維
持され、負荷変動を相応して増大又は減少せしめる。同
様に鋭角的に低圧空気通路のからロータ室内に流入する
吸込み空気の周方向分力も僅かながら役立つ。 駆動噴流のために膨張ポケット12と低圧空気通路■と
の間のウェブにノズル22を配置したことの利点は、流
出する空気・排ガス・混合物が最短距離で低圧排気通路
0円に達し、かつ低圧空気通路の内に逆流しないことに
ある。これによって駆動噴流はロータセルから低圧排気
通路■内への排ガスの掃気を促進する。 第2図に示す、同じ原理に基づ(実施例が第1図に示す
実施例と異なる点は、駆動導管26が低圧排気通路■と
高圧排気通路■との間のウェブ内でガスケーシング6か
らロータ室内に開口していることにある。セル全高にわ
たって延びているスリット状のノズル27は高圧排気通
路■と低圧排気通路■との間のウェブ内で、負 ・荷さ
れたセルから低圧空気通路■へ向かって圧力軽減が行わ
れる箇所に設けられる。なぜならば、さもなければ該セ
ル内に淀みが生じてしまうからである。ノズルは開口領
域内では円筒状又は円錐状に形成されることができ、こ
のことは第1図に示すノズルについても、かつこの種の
その他のすべてのノズルについても該当する。 制御装置15の作用に関しては、第1図の実施例との相
違はない。 過給フラツ7プ14の開放後、吸込み弁20は過給気の
過圧によって周囲空気圧力に対して閉鎖されたままとな
り、機関は圧力波過給機を介してのみ燃焼空気を受は取
る。 第3図に示す実施例がこれまで説明した実施例と異なる
点は、高圧空気路■から膨張ポケット12と低圧空気通
路■との間のウェブ内のノズル22への駆動媒体の流れ
の制御の仕方にある。そのことのために、過給フラツ7
プに結合されたスライド弁230代りに、駆動導管21
内にばね負荷されたダイヤフラム弁28が設けられてい
る。ダイヤフラム29の上側は運転中に高圧空気通路■
からの圧力によって負荷され、その下側は制御圧導管3
0を介して過給導管16からの圧力によって負荷される
。過給フラツ7プ14が閉じている限り、駆動導管21
を介してダイヤフラム29に作用する高圧空気通路■内
の圧力が上回り、ダイヤフラム29をそのシール座から
持ち上げ、ノズル22への通路を開放する。過給空気流
が十分強い場合に過給フラツ7プ14が開放される限り
において、ダイヤフラム29の両側の圧力は等しく、そ
れゆえ、ノズル22の供給流は!遮断され、従ってロー
タの駆動は高圧ガスによってのみおこなわれる。 第1図に示す実施例では高圧空気通路■からの圧縮空気
が、始動状態でのロータの高回転のために利用される。 過給フラノ′f14の制御のために役立つ制御装置15
は第1図の実施例にほぼ同じである。しかし、過給フラ
ツ7プ14はその背部に7ツク状のノーズ40を備えて
おり、その先端は過給フラツ7プ14の閉鎖時に、過給
フラツ7プ1÷の上流に配置された板弁41のばね負荷
された板43の形態の閉鎖機構を押圧し、これによって
、過給フラツ7プ14の手前にせき止められていた空気
が、板弁41に接続され圧縮ポケット11の手前でロー
タケーシング7円に開口した駆動導管43を介してセル
壁9に向かつて噴出する。制御圧導管19を介してダイ
ヤフラム18の上側に作用する圧縮ポケット11内の圧
力が過給フラツ7プ14の手前の過給空気圧を上回る限
り板弁41は開いたままであり、過給フラツ7プ14は
閉じたままである。その間、燃焼空気は吸込み弁20を
介して吸込まれる。 所定のロータ回転数到達後に、機関の過給運転のために
十分高い圧力が形成されると、この圧力は圧縮ポケット
ll内の圧力を上回り、ダイヤフラム18を上方へ押圧
し、これによってダイヤフラム18は過給フラツ7プ1
4を開放位置へ旋回せしめる。その場合、ノーズ4oは
同時に板42を解放し、これによって板42は駆動導管
午3内への過給空気流を遮断する。 この実施例では板弁41が、排出弁(ウェイストゲート
)の故障時に付加的に安全弁とし機能する。 これまで説明した実施例並びに以下に説明する実施例に
おいて、ロータの駆動のためのノズルは、最初に述べた
主通路及び補助通路と同様に、空気ケーシング及びガス
ケーシング内でロータセルの全高にわたって延び工おり
、多チヤンネルロータでは相応して半径方向の中断を伴
って、セルの高さにわたってチャンネル内に延びている
。 第5図に示す実施例では、1つの過給フラツ7プ44が
スタート状態において過給導管16を、かつ負荷運転時
に高圧空気通路■から駆動導管45への流れを遮断する
。要するにこの場合、過給フラツ7プ44は同時に、排
出弁故障時の安全弁としての機能を除いて、第壬図に示
す板弁41の機能をも受は持つ。負荷運転時の過給フラ
ツ7プ44のこの位置は一点鎖線で示されていって負荷
される、グイヤフラム室内のダイヤフラム18の下側の
室47が過給フラツ7プ4−4−の下流に位置するため
、高圧空気通路■からは過給フラツ7プ44の上流でそ
の上方の自由な縁の手前でエアブリード管46が分岐し
ており、このエアブリード管はM47内に開口している
。 室47は過給導管16に対してゴムマンシェツト48に
よってシールされており、このゴ”ムマンシエット48
はロンド25をも密に取囲んでいる。駆動導管牛5はロ
ータ室内への開口の手前で細められてノズル49を形成
しており、これによって駆動噴流の速度が高められる。 始動状態における駆動トルクを排ガス側で高める別の可
能性は、排ガス流を絞ることにある。 2つのサイクルを備えた1チヤンネル圧力波過給機では
、1つのサイクルの一時的な遮断によってこのことが達
成される。2チャンネル圧力波過給機では一方のチャン
ネルの遮断によって、必要な場合にはさらに付加的に他
方のチャンネルの一方のサイクルの遮断によってこのこ
とが達成される。ここに「チャンネル」というのは、ガ
スケーシング若しくは空気ケーシング内に通路、ポケッ
ト等を備えたロータの独立した、機能的なセルリングを
いう。2チャンネル圧力波過給機では、ロータがロータ
ハブ上に同軸的な2つのセルリングを備えており、その
排ガス側の通路及び空気・側の通路及びポケットはそれ
ぞれ1つのケーシング内に設けられている。 第6図及び第7図は2つのサイクルを備えた1チヤンネ
ル過給機のケーシングの断面と、第6図のVIIの方向
からみたガスケーシング55のフランジ56の側面図を
示す。下方のサイクルの高圧排気通路57内に遮断フラ
ツ7プ58が設けられており、これは中央の案内体にヒ
ンジ結合されている。図示の閉じた位置で高圧排気通路
57が遮断されており、そのため、排ガス流全体が上方
のサイクルの高圧排気通路59内に達する。下方のサイ
クルにはさらにガスポケット60と排出通路61とが所
属しており、上方のサイクルにはガスポケット62と排
出通路63とが所属している。 第8図は2チャンネル圧力波過給機のガスケーシング6
4の軸断面を示す。両方のチャンネルの2つの供給通路
65.66は仕切り壁67によって互いに仕切られてい
る。この場合、遮断フラツ7プ68によって内側のチャ
ンネルの供給通路65のみならず、外側のチャンネルの
下方のサイクルも排ガス流から遮断されている。 外([0のチャンネルの上方のサイクルは始動状態では
、チャンネル及びサイクルケ遮断しない実施例に対比し
て、数倍の排ガス流を含んでいる。 それゆえロータは4倍の排ガス速度で負荷され、それに
応じて迅速に、機関が出力を放出できる回転数まで亦速
される。 図示のすべての実施例において、空気を供給されたノズ
ルは始動状態で高圧排ガス噴流及び場合によってはロー
タ高回転のための吸込み空気噴流と協働する。後者の2
つの手段はノズルの遮断後、機関の負荷運転において圧
力波過給機を駆動する。 始動状態においては、ロータとケーシング壁との間の隙
間を可能な限り小さくして、ロータ駆動のための媒体流
を最大に利用できることが重要である。この要求のため
に、ロータとケーシング外套との材料対が規定される。 その場合、ロータがミネラルセラミックから成り、ケー
シング外套がスチールから成るのがよい。始動状態では
ロータが迅速に加熱されるが、しかし、その寸法はミネ
ラルセラミックの熱膨張係数が小さいために著しくは変
化しない。ケーシング外套のスチールはミネラルセラミ
ックに比して熱膨張係数が著しく太きいが、しかし、始
動状態では機関に比して冷えており、従って、わずかな
ケーシング隙間しか形成されず、かつ漏れ損失も少ない
。ケーシング外套が定常運転温度に達すると、隙間は著
しく増大するが、しかし、負荷運転時の装入量に対して
漏れ損失は小さく、従って甘受できる。 これまで説明したすべての実施例は大体において、圧力
波過給機の停止状態から、出力放出を伴う申し分のない
機関回転のために十分な過給圧の到達までのセル形ロー
タ8の始動についてのみ説明された。残りの全負荷範囲
にわたる圧力波過給機の駆動のために、この装置は他の
手段と組合わされる。このことのために最も適した手段
は、第1図で詳しく説明したように、吸込み空気によっ
て助成された高圧排ガスによる駆動である。 このことのために最も適しかつ始動状態で口−タのため
の始動補助手段として作用するとともに、低い機関回転
数、特にアイドリング回転数におけるトルクを調節する
ことのできる装置が第9図に示されている。過給フラツ
7プ14の制御のために、第1図から第3図に示すのと
同じ装置を使用することができるが、この装置は図示さ
れておらず、過給フラツ7プ14が略示されているにと
どまる。その他の部材は形状、機能共に、すでに述べた
実施例と同じであるため、同じ符号を以て示されている
。 この実施例では、空気ケーシング5内にノズル31が設
けられており、しかしこの場合ノズルは低圧空気通路■
と圧縮ポケット3ごとの間に配置されている。このノズ
ル31は短いオーバフロー通路32を介して圧縮ポケッ
ト33から供給される。圧縮ポケット33内の圧力はこ
れから上流で低圧空気通路■の閉鎖縁の手前の圧力に比
して高い。このことが全運転範囲について該当するため
に、このノズル31は全運転範囲、とくに低い機関回転
数並びに圧縮ポケット33が特に有効である下方のアイ
ドリンク範囲で駆動的となシ、さらに、始動状態の後、
高王排ガスの駆動作用は高圧排気通路■から、がり若干
ではあるが吸込み空気の駆動作用は低圧空気通路■から
生じる。 駆動トルクを生じる別の手段は、膨張ポケット34に、
少なくともその閉鎖縁36の側に斜めの壁部分を、しか
し有利にはその開放縁38の側に斜めの壁部分37を備
えることによって実現される。いず゛れにしても、著し
い周方向分力を有するガスがa−タセル内へ流入し、2
つの斜めの壁部分のところでこの周方向分力は一層増大
する。なぜならば、ガスは開放縁38の後すでに大きな
周方向分力を備えて、到来するセルから膨張ポケット3
4内へ流入するからである。 第1図から第養図に示す低圧空気通路■の形状と異な)
、第9図に示す実施例では低圧空気通路■はロータの周
方向に対してよ勺鋭角的にロータ室内に開口しておυ、
従って、吸込み空気は前記実施例に比して大きな周方向
分力を備えて流入し、大きな駆動トルクを生ぜしめる。 低圧空気通路■のこのよシ鋭角的な開口は湾曲した開口
領域39によって実現せられ、その側壁は開口の直前で
、効果的には膨張ポケット3牛の壁部分35及び圧縮ポ
ケット33の手前のノズル31に対してほぼ平行に形成
される。 第10図は、負荷範囲で大きなトルクを得るために、a
−夕室内への開口箇所のところで高圧排気通路■がノズ
ル状のネックを備えることによって、駆動噴流がどのよ
うにして流入速度の比較的大きな周方向分力をもって1
方向へ偏向されるかを示す。角α及βの効果的な値は0
〜10度若しくは75〜80度である。このようにして
偏向された駆動噴流は高い駆動トルクを生ぜしめ、それ
に応じて圧力波過給機の応答時間が短縮されるとともに
、機関の負荷増大が迅速となる。 これに関連して、第11図に示すくさび形ガスポケット
供給通路50は一層良好に作用する。 このくさび形ガスポケット供給通路は高圧排気通路■の
開口のところで高圧排気通路■から、ロータ回転方向で
みて膨張ポケット52の開放縁53を越えるまで延びて
いる。換言すれば、ロータ回転方向でみてくさび形ガス
ポケット供給通路50の閉鎖縁61は斜めの流出壁を備
えた膨張ポケット52の開放縁53の後方に位置してい
る。基準点としての開放縁53から出発しかつロータ回
転方向を正と仮定すれば、前述した事項はα〉0でなけ
ればならない。この条件を維持することによって、ロー
タ静止状態でも、膨張ポケット52を介して駆動トルク
の発生が保証される。さらに、必要ならば、圧力波過給
機を暖気または除氷するために、その停止時に機関排ガ
スを流すこともできる。この膨張ポケット52では流入
壁はロータ軸線に対して平行に位置しているが、第9図
に示す実施例のように、斜めであってもよく、このよう
にすれば、膨張ポケット52の駆動作用が増大する。 くさび形ガスポケット供給通路50ではロータ軸線に対
する流出壁の傾斜角は有利にはほぼ75度である。膨張
ポケット52の流出壁の傾斜角は50度であるのが効果
的である。 すでに述べたように、低圧空気通路■から流入する吸込
み空気は特に低回転数範囲ではその量が多くかつその密
度が高いために、自由回転するロータの駆動のためにも
役立つ。ロータを摩擦なく回転させるために、吸込み空
気の周方向の速度分力はいずれの箇所でも、該当箇所に
おけるロータセル壁の周方向速度に少なくとも等しくな
ければならない。通路軸線の所定の傾きのために、各ロ
ータ回転数には所定の空気゛装′入量が対応する。空気
装入量が所定の値を超えると、空気の流入速度ひいては
その周方向分力が大きくなシ、そのため、a−夕に衝撃
的に作用する。 第12図は、ロータセル内への流入の後、膨張した排ガ
スを大気中に吐き出すための掃気として役立つ低圧空気
通路■内の吸込み空気量がさらに良好に駆動のために利
用される様子を示す。1つ又は図示したように2つの案
内リブ5牛によって空気はロータ室内への流入前に加速
され、駆動トルクが増大する。流れが斜めに流入するた
めに生じる渦の形成を阻止するために、案内リプの前縁
が著しく′丸味を有している。開口領域内での流れの縮
みによって、セル壁の良好な流入角の維持も、案内リプ
の無い場合に比して良好に保証される。その場合とくに
肝要な点は、低圧空気通路■の開口縁に属する壁部分内
の流れの剥離が妨げられることである。このことの意味
は、開口縁に隣合う案内リプは流れの剥離が阻止される
ように前述の壁部分の近くに配置されなければならない
ということである。 このことが重要なわけは、開口縁には主吸込み波が生じ
、これが良好な掃気の前提となるからである。これによ
って、この壁領域内での渦巻いた、方向の定まらない流
れに対して、増大した掃気量が生じ、これによって駆動
トルクが改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に基づく圧力波過給機の縦断
面を展開して示す略示図、第2図は別の実施例を第1図
と同様に展開して示す略示図、第5図はさらに別の実施
例を第1図と同様に展開して示す略示図、第4図はさ゛
らに別の実施例を第1図と同様に展開して示す略示図、
第5図はさらに別の実施例を第1図と同様に展開して示
す略示図、第6図は高圧ガスを集中するためのガスケー
クングの断面図、第7図は第6図の矢印■の方向からみ
た同ケーシングの7ランジの端面図、第8図は同ケーシ
ングの別の実施例の第6図同様の断面図、第9図はさら
に別の実施例を第1図と同様に展開して示す略示図、第
10図は高圧ガス通路の特別な実施例の断面図、第11
図は膨張ポケットの1実施例を第1図と同様に展開して
示す略示図、第12図は低圧空気通路の1実施例を第1
図と同様に展開して示す略示図である。 ■・・・低圧空気通路(吸込み空気通路)、■・・・高
圧空気通路(過給空気通路)、■・・・高圧排気通路、
■・・・低圧排気通路、5・・・空気ケーシング、6・
・・ガスケーシング、7・・・ロータケーシング、8・
・・セル形ロータ、9・・・セル壁、10・・・ロータ
セル、11・・・圧縮ポケット、12・・・膨張ポケッ
ト、13・・・ガスポケット、14・・・過給フラツ7
プ、15・・・制御装置、16・・・過給導管、17・
・・ダイヤフラム室、18・・・ダイヤフラム、19・
・・制御圧導管、20・・・吸込み弁、21・・・駆動
導管、22・・・ノズル、23・・・スライド弁、24
・・・スプール、25・・・ロッド、26・・・駆動導
管、27・・・ノズル、28・・・ダイヤフラム弁、2
9・・・ダイヤフラム、30・・・制御圧導管、31・
・・ノズル、32・・・オーバフロー通路、33・・・
圧縮ポケット、34・・・膨張ポケット、35・・・壁
部分、36・・・閉鎖縁、37・・・壁部分、38・・
・開放縁、39・・・開口領域、40・・・ノーズ、4
1・・・板弁、42・・・板、43・・・駆動導管、4
4・・・過給フラツ7プ、45・・・駆動導管、46・
・・エアブリード管、47・・・室、48・・・ゴムマ
ンシェツト、49・・・ノズル、50・・・<すび形ガ
スポケット供給通路、61・・・閉鎖縁、52・・・膨
張室、53・・・開放縁、54・・・案内リブ、55・
・・ガスケーシング、56・・・7ランジ、57・・・
高圧排気通路、58・・・遮断フラツ7プ、59・・・
高圧排気通路、60・・・ガスポケット、61・・・排
出通路、62・・・ガスポケット、63・・・排出通路
、64・・・ガスケーシング、65,66・・・供給通
路、67・・・仕切シ壁、68・・−遮断フラツ7プト
・・低圧空気通路 2・・・高圧空気通路 12・・・膨張ポケット 14・・・過給フラツ7プ 15・・・制御装置 FIG、2

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 燃焼機関の排ガス流によつて駆動される自由回転
    する圧力波過給機であつて、ロータケーシング(7)と
    、このロータケーシング内のセル形ロータ(8)とが設
    けられており、セル形ロータ(8)が、ロータ軸線に対
    して軸平行又は斜めに位置する又は螺旋状に巻かれたセ
    ル壁(9)を備えており、ロータケーシング(7)の両
    方の端面に空気ケーシング(5)又はガスケーシング(
    6)が設けられており、低圧空気の供給若しくは空気ケ
    ーシング内の高圧空気の排出のための少なくともそれぞ
    れ1つの高圧排気通路(3)及び低圧排気通路(4)が
    設けられており、空気ケーシング(5)内の圧縮ポケッ
    ト(11)及び膨張ポケット(12)が低圧空気通路(
    1)及び高圧空気通路(2)にそれぞれ対置されており
    、ガスケーシング(6)内のガスポケットがそれぞれ高
    圧排気通路(3)及び低圧排気通路(4)に対置されて
    おり、空気ケーシング(5)内のロータ軸を収容する支
    承部材が設けられており、ロータ回転方向でセル壁に作
    用するパルスを発生せしめるために高圧排ガスによつて
    セル形ロータ(8)のセル壁を負荷するための手段が設
    けられており、この手段が高圧排気通路(3)と低圧空
    気通路(1)とによつて形成されており、高圧排気通路
    (3)及び低圧空気通路(1)が、ロータ周速度のベク
    トルに関して鋭角を成してロータケーシング(7)内に
    開口しており、過給導管(16)内に過給フラツプ(1
    4)及び吸込み弁(20)が設けられており、過給フラ
    ツプ(14,14,40;44)が制御装置(15)と
    協働しており、制御装置(15)は圧力波プロセスによ
    つて導出された信号によつて操作されており、かつ、特
    に始動状態において排ガス及び空気の損失を可能な限り
    少なくするために、圧力波過給機の始動状態でセル形ロ
    ータ(8)の端面と空気ケーシング(5)若しくはガス
    ケーシング(6)との間にできるかぎりわずかな隙間を
    維持するのに適した材料対によつてセル形ロータ(8)
    とロータケーシング(7)とが形成されている形式のも
    のにおいて、セル形ロータ(8)のセル壁(9)を負荷
    するための手段が少なくとも、空気ケーシング(5)若
    しくはガスケーシング(6)又はその両者に設けられて
    ロータケーシング(7)に開口した通路(22;27;
    43;49Z)から成つており、この通路のジオメトリ
    的な軸線がロータケーシング(7)内への開口領域でセ
    ル形ロータ(8)のこの箇所の周速度ベクトルに対して
    鋭角を成しており、かつこの通路(22;27;43;
    49)がそれぞれ空気ケーシング(5)若しくはガスケ
    ーシング(6)又はその両者に1つの箇所で連通してお
    り、この箇所にはロータケーシング(7)内へのこの通
    路の開口に関連して負圧が支配しており、高圧空気通路
    (2)内に設けた過給フラツプ(14)は、特に機関の
    始動状態で過給フラツプ(14)を閉鎖状態に保つと共
    に高圧空気通路から逃れた排ガスを前記通路(22;2
    7;43;49)に供給せしめるように高圧空気通路(
    2)を負荷軽滅する制御装置(15)と協働しているこ
    とを特徴とする燃焼機関の排ガス流によつて駆動される
    自由回転する圧力波過給機。
  2. 2.各サイクル毎に1つの通路が設けられており、この
    通路が膨張ポケツト(12)と低圧空気通路(1)との
    間のウエブ内で空気ケーシング(5)に開口しており、
    かつその場所で狭められてノズル(22)を形成してお
    り、かつ、この通路が駆動導管(21)を介して過給フ
    ラツプ(14)の上流で高圧空気通路(2)に接続され
    ている特許請求の範囲第1項記載の圧力波過給機。
  3. 3.各サイクル毎に1つの通路が設けられており、この
    通路はノズル(27)で終わつており、このノズルがガ
    スケーシング(6)内で低圧排気通路(4)と高圧排気
    通路(3)との間のウエブ内でロータケーシング(7)
    内に開口しており、かつ駆動導管(26)を介して過給
    フラツプ(14)の上流で高圧空気通路(2)に連通し
    ている特許請求の範囲第1項記載の圧力波過給機。
  4. 4.各サイクル毎に1つの通路(32)が設けられてお
    り、この通路がノズル(31)内で終わつており、ノズ
    ル(31)が空気ケーシング(5)の圧縮ポケツト(3
    3)の開放縁の直前でロータケーシング(7)内に開口
    しており、かつ通路(32)を介して圧縮ポケツト(3
    3)に連通している特許請求の範囲第1項記載の圧力波
    過給機。
  5. 5.各サイクル毎に1つのノズル(49)が設けられて
    おり、このノズルが圧縮ポケツト(11)の開放縁の手
    前でロータケーシング(7)内に開口しており、かつ駆
    動導管(43;45)を介して過給フラツプ(14,4
    0;44)の上流で高圧空気通路(2)に連通している
    特許請求の範囲第1項記載の圧力波過給機。
  6. 6.高圧排気通路(3)がロータケーシング(7)への
    開口領域でノズルとして形成されており、通路(3)の
    開放縁側の壁部分が角75度〜80度、閉鎖縁側の壁部
    分が角0度〜10度セル形ロータ(8)の端面に対する
    垂線に対して傾いている特許請求の範囲第2項から第5
    項までのいずれか1項記載の圧力波過給機。
  7. 7.高圧排気通路(3)がロータケーシング(7)内へ
    の開口領域で拡張されて下流のくさび形ガスポケツト供
    給通路(50)を形成しており、その閉鎖縁側の壁部分
    がセル形ロータ(8)の端面に対する垂線に対してほぼ
    角75度傾いており、くさび形ガスポケツト供給通路(
    50)の閉鎖縁(61)がロータ回転方向でみて空気ケ
    ーシング(5)の膨張ポケツト(52)の開放縁(53
    )の後方に位置している特許請求の範囲第2項から第6
    項までのいずれか1項記載の圧力波過給機。
  8. 8.膨張ポケツト(34若しくは52)が開放縁(38
    )並びに閉鎖縁(36)のところの傾斜した壁部分(3
    7,35)を備えているか又は閉鎖縁に隣合つた傾斜し
    た壁部分だけを備えており、そのいずれの場合において
    も閉鎖縁に隣合つた壁部分がセル形ロータ(8)の端面
    に対する垂線に対してほぼ角50度傾斜している特許請
    求の範囲第1項記載の圧力波過給機。
  9. 9.制御装置(15)がその主たる構成部材として、ダ
    イヤフラム(18)を備えたダイヤフラム室(17)と
    、圧縮ポケツト(11)に連通した制御圧導管(19)
    と、駆動導管(21;26;43)のための弁装置(2
    3;26;41)とを備えており、ダイヤフラム(18
    )が一面では制御圧導管(19)内の圧力によつて、か
    つ他面では高圧空気通路(2)内の圧力によつて負荷さ
    れており、かつ、過給フラツプ(14;14,40)の
    閉鎖時に弁装置(23;28;41)が駆動導管(21
    ;26;43)を通る流れを開放しかつ過給フラツプ(
    14;14,4O)の閉鎖時に駆動導管を流れを遮断す
    るように、過給フラツプ(14;14,40)がダイヤ
    フラム(18)と弁装置(23;28;41)とに協働
    している特許請求の範囲第2項、第3項、第5項のうち
    のいずれか1項記載の圧力波過給機。
  10. 10.過給フラツプ(14)と弁装置(41)との協働
    のために過給フラツプ(14)にフツク状のノーズ(4
    0)が設けられており、その先端が板(42)に確実係
    合しており、この板(42)が弁装置(41)の閉鎖部
    材を形成している特許請求の範囲第9項記載の圧力波過
    給機。
  11. 11.駆動導管(21)内の弁装置がダイヤフラム弁(
    28)から成り、そのダイヤフラム(29)が閉鎖部材
    を形成しており、この閉鎖部材が一面において駆動導管
    (21)を介して、閉じた過給フラツプ(14)の手前
    の圧力によつて負荷されており、かつ他面において過給
    フラツプ(14)の下流で過給導管(16)に連通した
    制御圧導管(30)を介して、閉じた過給フラツプの後
    方の圧力によつて負荷されている特許請求の範囲第9項
    記載の圧力波過給機。
  12. 12.高圧空気通路(2)の流れ横断面が全開した際に
    過給フラツプ(44)が分岐の入口横断面を完全に閉鎖
    するように過給フラツプ(44)が高圧空気通路(2)
    からの駆動導管(45)の分岐の直後に支承されており
    、かつ、過給フラツプの制御のために制御装置(15)
    と、圧縮ポケツト(11)に連通した制御圧導管(19
    )とが設けられている特許請求の範囲第5項記載の圧力
    波過給機。
  13. 13.セル形ロータ(8)が1チヤンネルロータとして
    形成されており、両方のサイクル(57,59)のひと
    つ(57)の高圧排気通路内に遮断フラツプ(58)が
    設けられており、この遮断フラツプ(58)が圧力波過
    給機の始動状態で圧力波プロセス的な圧力差によつて閉
    鎖状態に保たれる特許請求の範囲第1項記載の圧力波過
    給機。
  14. 14.セル形ロータ(8)が2チヤンネルロータとして
    形成されており、高圧排気通路内で内側のチヤンネルへ
    の供給通路(65)内に遮断フラツグが設けられており
    、この遮断フラツプが圧力波過給機の始動状態で圧力波
    プロセス的な圧力差によつて閉鎖状態に保たれる特許請
    求の範囲第1項記載の圧力波過給機。
  15. 15.ロータが2チヤンネルロータとして形成されてお
    り、高圧排気通路内に遮断フラツ7プ(68)が設けら
    れており、この遮断フラツプ(68)が圧力波過給機の
    始動状態で圧力波プロセス的な圧力差によつて操作され
    て内側のチヤンネルへの供給通路(65)と、外側のチ
    ヤンネルへの供給通路(66)とを閉鎖状態に保つてい
    る特許請求の範囲第1項記載の圧力波過給機。
  16. 16.低圧空気通路の開口領域内に少なくとも1つの案
    内リブ(54)が設けられており、低圧空気通路(1)
    の開放縁に隣り合つた案内リブが開放縁領域の流れの解
    離を阻止するように配置されている特許請求の範囲第1
    項記載の圧力波過給機。
JP62045064A 1986-02-28 1987-02-27 ガス力によつて駆動される自由回転する圧力波過給機 Expired - Lifetime JPH081132B2 (ja)

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