JPS62206217A - 内燃機関用排気管の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ００発明目的 イー１．産業上の利用分野 本発明は内燃機関用排気管の製造方法に関する。

イー２．従来技術 従来、２・本の上流側排気管を１本の下流側排気管に接
続するものとして例えば第７図に示す如く、上下流部を
同一径に形成した２本の上流側パイプ（１）　（２１と
、上下流を同一に形成した１本の下流側パイプ（３）を
夫々別々に形成してこれらを図示の如く接続してその接
続部（４）を溶接固定したものがある。

イー３６本発明が解決しようとする問題点前記従来の排
気管においては２本の上流側排気管（１）　（２）より
流出した排気の合流部（５）の空間が極めて広くなり、
この合流部（５）において乱流が発生。

し、流路抵抗が大きくなって背圧を増大させ、エンジン
の出力の低下を招く問題がある。　そのため本発明者は
第６図に示す如く、２本の上流側排気管（５）　（６）
の下流部に、その流通断面積が、その上流部より下流側
排気管（７）との接続部（８）に至るにつれて漸次縮小
する縮管部（９）を形成すると、合流部（９）の流通断
面積を小さくして前記問題点が解決できることが分った
。　そこで、本発明は前記のような縮管部（９）を有す
る２本の上流側排気管を容易に形成できる製造方法を提
案することを目的とするものである。

口０発明の構成 ロー１０問題点を解決するための手段 本発明は、前記の問題点を解決するために、１本の排気
管形成用の金属パイプを用い、その金属パイプの中央部
を小径に絞ると共に該小径の中央部より両側に向って漸
次大径に形成し、次で前記金属パイプを、その中央部を
折曲点としてＵ状に折曲し、次でその中央部における折
曲方向と反対側の壁面に排気穴を穿設するようにしたこ
とを特徴とするものである。

ロー２．実施例 次に第１図乃至第５図によって本発明の詳細な説明する
。

先ず所定の内径を有する上流側排気管構成用の金属パイ
プα１を用い、第１図に示す如く、その中央部（１１）
が所定の最小径部となると共にその両側が漸次大径とな
るように絞り加工機により絞り加工する。　次で曲げ加
工機により前記金属パイプを、第２図に示す如く、その
中央部（１１）を折曲点としてＵ状に折曲する。　次で
中央部（１１）における折曲方向と反対側の壁面に排気
穴（１２）を穿設する。　次で前記排気穴（１２）の周
壁をバーリング加工にて外方へ引き出し排気口部（１３
）を形成する。　これにより２本の上流側排気管（１４
）　　（１５）が形成される。　次で接続口（１６）を
ラッパ状に形成した下流側排気管（１７）を、その接続
口（１６）を前記排気口部（１３）に嵌合して上流側排
気管構成用の金属パイプａωの外面に溶接固着する。

ハ１発明の効果 以上のように本発明によれば、下流が合流し、かつ、流
通断面積が下流に至るにつれて漸次小さくなる２本の上
流排気管を、１本の金属パイプより容易に製造できる特
長がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の製造過程を示す各平断面図
、第６図は本発明により製造すべき排気管の説明用平面
図、第７図は従来の排気管を示す平面図である。 （１１）・・・金属パイプ （１１）・・・中央部 （１２）・・・排気穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １本の排気管形成用の金属パイプを用い、その金属パイ
   プの中央部を小径に絞ると共に該小径の中央部より両側
   に向って漸次大径に形成し、次で前記金属パイプを、そ
   の中央部を折曲点としてＵ状に折曲し、次でその中央部
   における折曲方向と反対側の壁面に排気穴を穿設するよ
   うにしたことを特徴とする内燃機関用排気管の製造方法
   。