JPS62205532A - トラツクアクセス方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトラックアクセス方法に関し、詳しくは支持手
段によって移動可能に支持された光学系を記録媒体上の
トラックを横切る方向に移動する第１の駆動手段と、前
記光学系及び第１の駆動手段を含む光ヘット９を前記ト
ラックを横切る方向にＭ６動する第２の駆動手段とをｉ
！ｌえた装置のトラックアクセス方法に関する。

〔従来の技術〕

光学的情報記録媒体である光ディスク等においては政小
スポットからなるｆ　躍記録単位が列状に配列されて情
報トラックが形成されている。該情報トラックはディス
ク面上においては同心円状またはラセン状となる様に配
列されている。光ディスクから記録情報を読出して再生
する際には、光ディスクを回転させながら１′＃報トラ
ツクに対し光ビームを照射し、その反射光を検出するこ
とが行なわれる。この際、光ビームスポットを情報トラ
ックに対し適正に位置せしめる必要があるので、常時上
記反射光から光ビームのトラッキング状態を検出し、適
正なトラッキング状態を維持するための制御がなされる
。

第３図は、上記のようなトラックアクセス動作を行う光
学系（対物レンズも含む）、駆動装置ｌ及び光学ヘッド
駆動装置の斜視図を示したものである。

同図にオイテ、２１は基台、２２ａ　、２２ｂはそれぞ
れ永久磁石、２３は光学系（第３図の場合は対物レンズ
）、２４はフォーカス用コイル、２５はトラッキング用
コイル、２６は支持軸、２７ａ。

２７ｂはそれぞれ永久磁石、２８はホルダー、２９はお
もシ、３０は光学部品保持部、３１はガイド軸、３２は
ヨーク、３３は永久磁石、３４はリニアモータコイルで
ある＠ 第３図に示す対物レンズ駆動装置おいては、対物レンズ
２３を含むホルダー２８にフォーカス用コイル２４とト
ラッキング用コイ／ｌ／２５（第３図においては１個し
か描かれていないが、実際は複数個取付けられている）
が取り付けられており、永久磁石２２ａ　、２２ｂ　、
２７ｍ　、２７ｂと前記コイル２５との′電磁力によっ
て支持軸２６を中心にホルダー２８が上下摺動および左
右回動する。

ホルダー２８の形状は円形であり、レンズ２３とほぼ同
等の重量のおもシ２９が対物レンズ２３とは反対側に取
シ付けられておシ、支持軸２６に対して１頃かないよう
にされている。さらにホルダー２８が支持軸２６に対し
て中立となるようにゴム等の弾性体で作られた中立点保
持部材（不図示）がおもり２９の下に取り付けられてい
る。さらに、永久磁石２２ａ、２２ｂ、２７ａ、２７ｂ
を固定するためと、支持軸２６を固定するために対物レ
ンズ駆動装置として基台２１ｆ：保有している。

また、ビームスプリッタ−（不図示）などの光学部品や
レーデ光源（不図示）、ディテクタ（不図示）等を内蔵
した光学部品保持部３０は、側部に設けられたリニアモ
ータコイル３４と基体（不図示）側に設けられたヨーク
３２及び永久磁石３３で構成されたリニアモータにより
ガイド軸３１に沿ってディスク半径方向に移動可能とな
る。

〔発明が解決しようとする間臆点〕

上記のような対物レンズ駆動装置においては、その中立
点の保持のための中立点保持部材（不図示）にゴムなど
の弾性体を使用しているために。

以下のような問題点が生じる。

すなわち、対物レンズ２３を回動方向の端まで回動させ
た後に、その端から急に戻した場合には、はぼ一定位置
（中立位置）に約１０μｍ程度の精度をもって停止する
が、上記の端から徐々に戻した場合には、停止位置が一
定せず約１００μｍ程度のずれを生じてしまうことであ
る。これは上記の中立点保持部材に使用した弾性体のヒ
ステリシス特性によるものである。このヒステリシスが
あった場合には、シーク動作後、光学ヘッド停止のショ
ックにより、トランキング・サー？・ループを閉じた時
点でのレンズ位置がばらついてしまう。

この現象は、トラッキングの検出法としてシンシュデル
法を用いている場合にはトラッキングに大きな悪形４ｉ
１ｔ−与える。つまり、レンズ中心と光軸中心がずれる
ために生じる「オフセット」の計がばらついてしまう結
果となる。この補正のためには、その刻々の時点での対
物レンズ２３０位置を検出するだめの対物レンズ位置セ
ンサーが必須となり、光学調螢作業の増加および部品点
数のノ・ａ加によるコスト高を招いていた。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、正確
で安定したトラックアクセス方法を提供することにある
。

以上のような目的は、弾性体を含む支持手段によって移
動可能に支持された光学系を、記録媒体上のトラックを
横切る方向に移動する第１の１駆動手段と、前記光学系
及び第１の駆動手段を含む光ヘッドを前記トラックを横
切る方向に移動する第２の駆動手段とを備えた装置を用
い、まず前記第２の駆動手段によって前記光へノドを移
動し、次に前記第１の、駆動手段によって前記光学系を
所定方向に移動した後に一担駆動を停止し、その後再び
第１駆動手段で光学系を移動することによって、この光
学系を介して記録媒体に照射される元ビームを所定のト
ランクにアクセスするトラックアクセス方法により達成
される。

〔作　用〕

本発明のトラックアクセス方法によれば、光学ヘッドが
記録媒体上の所定位置に来るまでの移動距離や移動速度
等の前歴を、前記光学系を一担回動方向に偏移させ、そ
の後解除することにより打ち消すことができるので、正
確で安定したトラックアクセス動作が可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明のトラックアクセス方法について実施例に
基づき、具体的に説明する。

第１図は第３図のような光学系駆動装置及び光学ヘッド
駆動装置等を使用した場合のトラックアクセス方法を示
したフローチャートである。

同図において、シーク動作開始の命令が来ると、まずＡ
Ｔ　（ａｕｔｏ　ｔｒａｃｋｋｉｎｇ）サーゴルーデを
開にする（第１図のステップＳｌ）。続いて光学ヘッド
の現在位置、と目標アドレスから速度曲線を計算しくス
テップＳ２）、その速度曲線に応じてリニアモータを駆
動させ（ステップ８３）、光学ヘッドを送る。光学ヘッ
ドの移動が終了したなら、リニアエンコーダ等により現
在位置を読み取シ光学ヘッドが所定位置に来ているかど
うか判断する（ステラ７’Ｓ４）。もし所定位置に来て
いなければ（ステップＳ４のＮＯ）、もう一度速度曲服
を計算しなおして（ステラｆＳ２）、リニアモーターを
Ｊ駆動する（ステップＳ３）。

光学ヘッドが所定位置に来たときは（ステップＳ４のＹ
ＥＳ）、対物レンズに一定の、駆動信号を与え（ステッ
プＳ５）、−指対物レンズを所定位置に偏移させ、この
、駆動信号を切る（ステップＳ６）。

このようなステップＳ５及びステップＳ６の一連の処理
によって、前述のような問題点を解決することができる
。

第２図は本発明のポイントとなる前述の動作を説明する
だめの図でちる。同図においては、第３図と同じ部材に
は同じ番号が付してあり、３５は偏移させた一方向の角
度、３６はそのｍ移によシ発生した対物レンズ２３の中
立位置方向に戻す力、３７はアクセス変位方向、３８は
目標トランクである。対物レンズを所定の一方向（角度
θ）に−担偏位させること（ステップＳ４）により、対
物レンズ２３の中立位置に戻す力３６が発生し、その後
駆動信号をオフにすることによって対物レンズの停止位
ｔＩＬ″ｆ、一定に保てるため、トラッキングオフセッ
トのｔが一定する。このようにすることによって対物レ
ンズは約１０μｍの精度で停止させることができる。

第１図において、対物レンズ駆動信号をオフ（ステップ
Ｓ６）し、ＡＴサーボループを閉じ（ステップ８７）だ
後は、トラッキング動作が密検索へと移り、トラッキン
グを開始してアドレスを読み取り（ステップＳ８）目標
アドレスと一致しなければ（ステップＳ９のＮｏ　）、
トラックソヤンゾを行ない（ステップ５ＩＯ）、目標ア
ドレスに一致すれば（ステップＳ９のＹＥＳ　）　、そ
こでシークを終了し、次の動作を開始する。

このようなアクセス方法を光デ、イスク装置に適用する
場合は、ディスク半径方向に移動させる光学ヘッド駆動
装置と該ヘッド装置に設けられ光学系（対物レンズ等）
をディスク半径方向と光学系の光軸方向に微小移動させ
る光学系駆動装置とを用意し、ディスク上の所定番地ト
ランクへのシーり動作を行うにあたり、上記光学ヘッド
駆動装置によシ、光学ヘッドをおおよその所定番地トラ
ック付近まで移動させた庚（粗検索）、上記光学系を所
定の一方向に一担偏移させ、その後これを解除し、上記
光学系をトラッキングを行ないながら移動させることに
より所定番地のトラックへのシーク（密検索）を行なう
ようにすれはよい。

本発明トラックアクセス方法を適用する光学的情報再生
装置の記録媒体は必ずもディスク状には限定されず、支
持軸を中心として少なくとも回動可能な光学系を有する
光学ヘッドからの光ビームが記録媒体上へアクセスでき
るように設定すれば、カード状、その他の形状の記録媒
体でも適用できることは明らかである。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明のトラックアクセス方法
によれば、対物レンズの停止位置を一定に保てるため、
トラッキングオフセットのａが一定する。従って特に対
物レンズの位置センサー等を設けることなく、トラッキ
ング性能の良いしかも安価な光デイスク装置等の光学的
情報再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のトラックアクセス方法を示すフローチ
ャートである。 第２図は回動方向に一担偏移させた対物レンズを有する
ホルダーの拡大図である。 第３図は光学系駆動製電及び光学ヘッド駆動装置の斜視
図である。 ２３・・・光学系（対物レンズ）、２６・・・支持軸、
２８・・・ホルダー、３５・・・偏移角、３６・・・対
物レンズの中立位置方向へ戻す力、３７・・・アクセス
変位方向、３８・・・目標トラック。 代　理　人　弁理士　　山　　下　穣　　平第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）弾性体を含む支持手段によって移動可能に支持さ
   れた光学系を、記録媒体上のトラックを横切る方向に移
   動する第１の駆動手段と、 前記光学系及び第１の駆動手段を含む光ヘッドを前記ト
   ラックを横切る方向に移動する第２の駆動手段とを備え
   た装置を用い、 まず前記第２の駆動手段によって前記光ヘッドを移動し
   、次に前記第１の駆動手段によって前記光学系を所定方
   向に移動した後に一担駆動を停止し、その後再び第１駆
   動手段で光学系を移動することによって、この光学系を
   介して記録媒体に照射される光ビームを所定のトラック
   にアクセスするトラックアクセス方法。