JPS62204958A - ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド - Google Patents
ワイヤドツトプリンタの印字ヘツドInfo
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- JPS62204958A JPS62204958A JP4752186A JP4752186A JPS62204958A JP S62204958 A JPS62204958 A JP S62204958A JP 4752186 A JP4752186 A JP 4752186A JP 4752186 A JP4752186 A JP 4752186A JP S62204958 A JPS62204958 A JP S62204958A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/27—Actuators for print wires
- B41J2/275—Actuators for print wires of clapper type
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、片持梁状弾性レバーにアーマチュアと印字ワ
イヤとを取り付け、このアーマチュアを磁気的に駆動し
て印字ワイヤでドツト印字をさせるようにした磁気駆動
形ワイヤドツトプリンタの印字ヘッド、特に高速印字を
可能にする印字ヘッドの構成に関する。
イヤとを取り付け、このアーマチュアを磁気的に駆動し
て印字ワイヤでドツト印字をさせるようにした磁気駆動
形ワイヤドツトプリンタの印字ヘッド、特に高速印字を
可能にする印字ヘッドの構成に関する。
ワイヤドツトプリンタの印字ヘッド (以後これを単に
印字ヘッドということがある)には、弾性レバーの弾性
復原力に抗して予めアーマチュアを磁気的に駆動して変
位させておき、印字時にはアーマチュアに対する磁気的
駆動力を消滅させて弾性レバーの復原力で印字ワイヤに
ドツト印字をさせるようにしたばね解放形や、アーマチ
ュアに対する磁気的駆動力によってそのまま印字ワイヤ
にドツト印字をさせるようにした磁気駆動形等があるが
、後者の磁気駆動形印字ヘッドは、たとえば第3図に示
したように構成されている (特開昭和59−1314
70号公報参照)、第3図において(A)は印字ヘッド
の要部斜視図、(B)は(A)図の部分の縦断面図であ
る。 第3図において、lは自由端1aが放射中心を指向する
ように放射状に配置された片持梁状弾性レバーとしての
仮ばねで、この仮ばねの固定端1bは該板ばね1の表面
ICにほぼ平行に配置された円環板状のベース2に円柱
状スペーサ3を介して止めねじ4で固定され、前記放射
中心はベース2の軸上にあるように要部が構成されてい
る。5は板ばねの表面ICに一端が固定された円柱状ア
ーマチュア、6は仮ばねの自由端1aに基部6aが固定
され先端6bが板ばね1の板面にほぼ垂直な方向でかつ
板ばねlのベース2の側に突出させられた印字ワイヤ、
7は一端7aがベース2の内側に嵌装、固定された筒体
である。筒体7の他端7bはベース2から下方に突出さ
せられ、該他端7bには印字ワイヤ6案内用の貫通孔8
aを有する先端ガイド8が設けられ、さらに筒体7の中
間には同様に印字ワイヤ6案内用の貫通孔9aを有する
中間ガイド9が設けられている。印字ワイヤ6の先端6
bは貫通孔9a、 8aを順通貫通して筒体の他端7b
から突出させられている。 10は両端有底の円筒状をした磁性材料製ソレノイド収
納体で、この収納体10の内部には、収納体lOの一方
の底部10aに一端を固定した円柱状の鉄心11とこの
鉄心11に巻回したコイル12とが設けられ、収納体1
0の他方の底部10bには円形貫通孔13が設けられて
いる。収納体10.鉄心11.貫通孔13は共に同軸に
形成されている。収納体lOは、底部10bが板ばね1
に対向するようにしてベース2に設けた円形貫通孔2b
に嵌挿、固定され、このように収納体10がベース2に
固定された状態で、アーマチュア5の突出端部が貫通孔
13内に配置されるように各部が構成されている。14
は貫通孔13内に配置されたアーマチュア5の側面と貫
通孔13の内面との間に形成された空隙、15はアーマ
チュア5の端面と該端面に対向する鉄心11の端面との
間の空隙である。 第3図において、コイル12に通電すると、鉄心11、
収納体の底部10a、収納体10の側壁、収納体の底部
10b、空隙14.アーマチュア5.空隙15を一連の
経路とする閉磁路16に磁束φが流れ、この結果アーマ
チュア5が鉄心11に吸引されて印字ワイヤ6が下方に
駆動され、印字ワイヤ6の先端6b近傍に配置された印
字対象物に該先端6bによってドント印字がけれる。ア
ーマチュア5が鉄心11に吸引されると板ばねlはたわ
まされ、鉄心11がアーマチュア5を吸引した直後にコ
イル12の通電電流がしゃ断されるので、印字ワイヤ6
は板ばねlの復原力によって旧位置に復帰する。 第3図の印字ヘッドは上述のようにして印字動作をする
ので、アーマチュア5が鉄心11に吸引されて印字ワイ
ヤ6が下降し該ワイヤの先端6bが印字対象物に到達す
るまでの動作時間Taと、印字ワイヤ6が印字対象物に
衝突した後板ばねlの復原力によって旧位置に復帰する
までの復帰時間Tbと、の和の時間(Ta + Tb)
を短くすることによって印字動作の高速化を図ることが
できる。しかしながら、第3図において、たとえば板ば
ねlのばね定数を大きくして復原力を強くしこれによっ
て時間Tbを短縮して印字の高速化を図ろうとしても、
この場合板ばね1のばね定数が大きいために動作時間T
aが長くなり、結局第3図の構成の印字ヘッドには板ば
ね1のばね定数の調整によっては印字速度を高速化する
ことはできないという問題がある。
印字ヘッドということがある)には、弾性レバーの弾性
復原力に抗して予めアーマチュアを磁気的に駆動して変
位させておき、印字時にはアーマチュアに対する磁気的
駆動力を消滅させて弾性レバーの復原力で印字ワイヤに
ドツト印字をさせるようにしたばね解放形や、アーマチ
ュアに対する磁気的駆動力によってそのまま印字ワイヤ
にドツト印字をさせるようにした磁気駆動形等があるが
、後者の磁気駆動形印字ヘッドは、たとえば第3図に示
したように構成されている (特開昭和59−1314
70号公報参照)、第3図において(A)は印字ヘッド
の要部斜視図、(B)は(A)図の部分の縦断面図であ
る。 第3図において、lは自由端1aが放射中心を指向する
ように放射状に配置された片持梁状弾性レバーとしての
仮ばねで、この仮ばねの固定端1bは該板ばね1の表面
ICにほぼ平行に配置された円環板状のベース2に円柱
状スペーサ3を介して止めねじ4で固定され、前記放射
中心はベース2の軸上にあるように要部が構成されてい
る。5は板ばねの表面ICに一端が固定された円柱状ア
ーマチュア、6は仮ばねの自由端1aに基部6aが固定
され先端6bが板ばね1の板面にほぼ垂直な方向でかつ
板ばねlのベース2の側に突出させられた印字ワイヤ、
7は一端7aがベース2の内側に嵌装、固定された筒体
である。筒体7の他端7bはベース2から下方に突出さ
せられ、該他端7bには印字ワイヤ6案内用の貫通孔8
aを有する先端ガイド8が設けられ、さらに筒体7の中
間には同様に印字ワイヤ6案内用の貫通孔9aを有する
中間ガイド9が設けられている。印字ワイヤ6の先端6
bは貫通孔9a、 8aを順通貫通して筒体の他端7b
から突出させられている。 10は両端有底の円筒状をした磁性材料製ソレノイド収
納体で、この収納体10の内部には、収納体lOの一方
の底部10aに一端を固定した円柱状の鉄心11とこの
鉄心11に巻回したコイル12とが設けられ、収納体1
0の他方の底部10bには円形貫通孔13が設けられて
いる。収納体10.鉄心11.貫通孔13は共に同軸に
形成されている。収納体lOは、底部10bが板ばね1
に対向するようにしてベース2に設けた円形貫通孔2b
に嵌挿、固定され、このように収納体10がベース2に
固定された状態で、アーマチュア5の突出端部が貫通孔
13内に配置されるように各部が構成されている。14
は貫通孔13内に配置されたアーマチュア5の側面と貫
通孔13の内面との間に形成された空隙、15はアーマ
チュア5の端面と該端面に対向する鉄心11の端面との
間の空隙である。 第3図において、コイル12に通電すると、鉄心11、
収納体の底部10a、収納体10の側壁、収納体の底部
10b、空隙14.アーマチュア5.空隙15を一連の
経路とする閉磁路16に磁束φが流れ、この結果アーマ
チュア5が鉄心11に吸引されて印字ワイヤ6が下方に
駆動され、印字ワイヤ6の先端6b近傍に配置された印
字対象物に該先端6bによってドント印字がけれる。ア
ーマチュア5が鉄心11に吸引されると板ばねlはたわ
まされ、鉄心11がアーマチュア5を吸引した直後にコ
イル12の通電電流がしゃ断されるので、印字ワイヤ6
は板ばねlの復原力によって旧位置に復帰する。 第3図の印字ヘッドは上述のようにして印字動作をする
ので、アーマチュア5が鉄心11に吸引されて印字ワイ
ヤ6が下降し該ワイヤの先端6bが印字対象物に到達す
るまでの動作時間Taと、印字ワイヤ6が印字対象物に
衝突した後板ばねlの復原力によって旧位置に復帰する
までの復帰時間Tbと、の和の時間(Ta + Tb)
を短くすることによって印字動作の高速化を図ることが
できる。しかしながら、第3図において、たとえば板ば
ねlのばね定数を大きくして復原力を強くしこれによっ
て時間Tbを短縮して印字の高速化を図ろうとしても、
この場合板ばね1のばね定数が大きいために動作時間T
aが長くなり、結局第3図の構成の印字ヘッドには板ば
ね1のばね定数の調整によっては印字速度を高速化する
ことはできないという問題がある。
本発明は、上述したような従来の印字ヘッドにおける問
題を解消して、簡単な構成でありながら高速印字を行う
ことができるワイヤドツトプリンタの印字ヘッドを提供
することを目的とする。
題を解消して、簡単な構成でありながら高速印字を行う
ことができるワイヤドツトプリンタの印字ヘッドを提供
することを目的とする。
本発明は、上記目的達成のため、片持梁状弾性レバーと
、このレバーに固定したアーマチュアと、レバーとアー
マチュアとからなる可動部に一端を固定した印字ワイヤ
と、アーマチュアを駆動するソレノイドとからなる磁気
駆動形印字ヘッドにおいて、アーマチュアの運動時レバ
ーが当接する弾性体を該レバーに空隙を介して対向配置
したもので、このように構成することによって、前述し
た印字ワイヤの復帰時間Tbが前記弾性体の復原力のた
めに前述の動作時間Taを長することなく短縮される。 この結果高速印字を行うことができる印字ヘッドが得ら
れるようにしたものである。
、このレバーに固定したアーマチュアと、レバーとアー
マチュアとからなる可動部に一端を固定した印字ワイヤ
と、アーマチュアを駆動するソレノイドとからなる磁気
駆動形印字ヘッドにおいて、アーマチュアの運動時レバ
ーが当接する弾性体を該レバーに空隙を介して対向配置
したもので、このように構成することによって、前述し
た印字ワイヤの復帰時間Tbが前記弾性体の復原力のた
めに前述の動作時間Taを長することなく短縮される。 この結果高速印字を行うことができる印字ヘッドが得ら
れるようにしたものである。
第1図は本発明の一実施例における要部縦断面図で、本
図は第3図(B)に対応した図面である。 第1図の第3図(B)と異なる主な点は、一端がスペー
サ3とベース2との間に挿入されて止めねじ4で締めつ
けられた短冊状弾性体17が設けられていることで、こ
の弾性体17の他端17aは円弧状に形成され、空隙1
8を介して板ばね1の表面ICに対向させられている。 なお第1図において、19は印字対象物としての祇20
が搭載されたプラテン、21はインクリボンである。 次に第1図に示した印字ヘッドにおける要部の動作態様
を第2図を参照して説明する。第2図において、t、I
、Fa 、Fst+ Fatはそれぞれ経過時間、コイ
ル12の通電電流、アーマチュア5に働く吸引力、弾性
体17が存在しないとした時の板ばね1の弾性復原力、
板ばね1が存在しないとした時の弾性体17の弾性復原
力を示している。また、X 、X t 、X 3は、そ
れぞれ弾性体17の端部17aに対向する板ばね1の表
面IC上の点P1、鉄心11に対向するアーマチュア5
の端面上の点Pu、印字ワイヤの先端6b、の板ばね1
の復帰状態時の位置からの各変位で、X4は弾性体の端
部17aの該端部17aに力が加えられていない時の位
置からの変位である。 今、時刻T、でコイル12に印字指令が与えられ該コイ
ルに電流■が流れたとする。こ°の電流■は通常図示し
たような台形状になっている。この結果、実測によれば
時刻T、よりも遅れた時刻T1で直線的に増大する吸引
力F、が発生し、この吸引力F。 によって板ばねlが変位し始める。この場合板ばね1の
変位動作に伴う点Pi Pgおよび印字ワイヤの先端6
bの各変位X+、Xs、Xsの増加開始時刻は、板ばね
1とアーマチュア5と印字ワイヤ6とからなる可動部2
2の質量のために、時刻?+よりも遅れた時刻T、とな
る。変位X l−X sは、吸引力F。 が時刻?、においては直線的に増加する力であるから、
時刻T宜以後直線的に増加する。変位X、〜X。 の増加に伴い板ばね1の復原力F□も直線的に増加する
。 時刻Tオになって点P+の変位X1が空隙18の距離X
、に等しくなつたとするとこの時点で点P、は弾性体1
7の端部17aに接触したことになり、以後端部17a
は板ばね1に押されて変位する0弾性体の端部17aの
変位X4が増加すると復原力Faxも増加し、結局アー
マチュア5はF @ −(F at 十F ag)の力
で駆動されることになるが、時刻T#近傍ではF a
>> F axであるように第1図の各部が形成されて
いるので、時刻Tオ以後も変位X l−X sは直線的
に増加し、この結果変位X4、復原力F□、F1のいず
れもが直線的に増加する。吸引力F、は、電流Iが時刻
T、で定状状態になるのでやがて時刻T、で飽和状態に
なり、時刻Tsで電流!が消滅するので時刻T、で減少
し初めて時刻T、で零になる。 吸引力F、が時刻T、でほぼ増加を停止し時刻T?で減
少し始めるので変位X1〜X4は時刻T6よりも遅れて
次第に増加速度が減少するが、時刻T、以降においても
変位X1〜X4は可動部22の慣性のために増加をm続
し遂に時刻T、で印字ワイヤの先端6bがインクリボン
21を介して祇20に衝突する。 x、、x、、xc、Xaは先端6bが祇20に衝突した
時の各変位X、、xx、x、、X4の値である0時刻T
、では復原力Fsffiは変位X4の大きさに応じた大
きさになっているが、この時点でもp @ )> F
atであるように要部が構成されているので、時刻T、
においても復原力Fa@は無視して差支えない力である
0時刻T、においても点Ptはなお鉄心11の上面に到
達していないように要部が構成されている。 時刻T、で印字ワイヤ6が祇20に衝突し、この時点で
既に吸引力F、が消滅しているので、以後可動部22ま
たは板ばね1はF、とFa、との和の復原力によって外
力が加えられていない状態の原位置に復帰するe t+
。はこの復帰動作の過程でまず弾性体の端部17.の変
位X4が零になる時刻、T。 は板ばね1が原位置に復帰する時刻である。 第1図においては可動部22や弾性体17が上述のよう
に動作するので、第2図における時刻T、から時刻T1
1に至るまでの時間、すなわち可動部22の復帰時間は
、弾性体17による復原力F、、かない場合に比べて短
くなっていることが明らかである。 ところが第2図において、時刻T、付近から時刻T。 に至るまでの間吸引力F、が消滅しているのでこの間の
可動部22の慣性運動はF□とF、との和の復原力のた
めに抑制されており、この結果(Tv Ty)の時間
は復原力F1.かない場合よりも長くなっている。しか
しながら、このような時間の遅延は時間(Tw−Tt)
を短くすることによりて無視しうる大きさであるように
第1図の各部が構成されている。故に第1図の構成の印
字ヘッドによれば、弾性体17のために可動部22の復
帰時間が短くなっているので、弾性体17が設けられて
いない印字ヘッドの場合よりも高速で印字をすることが
できることになる。
図は第3図(B)に対応した図面である。 第1図の第3図(B)と異なる主な点は、一端がスペー
サ3とベース2との間に挿入されて止めねじ4で締めつ
けられた短冊状弾性体17が設けられていることで、こ
の弾性体17の他端17aは円弧状に形成され、空隙1
8を介して板ばね1の表面ICに対向させられている。 なお第1図において、19は印字対象物としての祇20
が搭載されたプラテン、21はインクリボンである。 次に第1図に示した印字ヘッドにおける要部の動作態様
を第2図を参照して説明する。第2図において、t、I
、Fa 、Fst+ Fatはそれぞれ経過時間、コイ
ル12の通電電流、アーマチュア5に働く吸引力、弾性
体17が存在しないとした時の板ばね1の弾性復原力、
板ばね1が存在しないとした時の弾性体17の弾性復原
力を示している。また、X 、X t 、X 3は、そ
れぞれ弾性体17の端部17aに対向する板ばね1の表
面IC上の点P1、鉄心11に対向するアーマチュア5
の端面上の点Pu、印字ワイヤの先端6b、の板ばね1
の復帰状態時の位置からの各変位で、X4は弾性体の端
部17aの該端部17aに力が加えられていない時の位
置からの変位である。 今、時刻T、でコイル12に印字指令が与えられ該コイ
ルに電流■が流れたとする。こ°の電流■は通常図示し
たような台形状になっている。この結果、実測によれば
時刻T、よりも遅れた時刻T1で直線的に増大する吸引
力F、が発生し、この吸引力F。 によって板ばねlが変位し始める。この場合板ばね1の
変位動作に伴う点Pi Pgおよび印字ワイヤの先端6
bの各変位X+、Xs、Xsの増加開始時刻は、板ばね
1とアーマチュア5と印字ワイヤ6とからなる可動部2
2の質量のために、時刻?+よりも遅れた時刻T、とな
る。変位X l−X sは、吸引力F。 が時刻?、においては直線的に増加する力であるから、
時刻T宜以後直線的に増加する。変位X、〜X。 の増加に伴い板ばね1の復原力F□も直線的に増加する
。 時刻Tオになって点P+の変位X1が空隙18の距離X
、に等しくなつたとするとこの時点で点P、は弾性体1
7の端部17aに接触したことになり、以後端部17a
は板ばね1に押されて変位する0弾性体の端部17aの
変位X4が増加すると復原力Faxも増加し、結局アー
マチュア5はF @ −(F at 十F ag)の力
で駆動されることになるが、時刻T#近傍ではF a
>> F axであるように第1図の各部が形成されて
いるので、時刻Tオ以後も変位X l−X sは直線的
に増加し、この結果変位X4、復原力F□、F1のいず
れもが直線的に増加する。吸引力F、は、電流Iが時刻
T、で定状状態になるのでやがて時刻T、で飽和状態に
なり、時刻Tsで電流!が消滅するので時刻T、で減少
し初めて時刻T、で零になる。 吸引力F、が時刻T、でほぼ増加を停止し時刻T?で減
少し始めるので変位X1〜X4は時刻T6よりも遅れて
次第に増加速度が減少するが、時刻T、以降においても
変位X1〜X4は可動部22の慣性のために増加をm続
し遂に時刻T、で印字ワイヤの先端6bがインクリボン
21を介して祇20に衝突する。 x、、x、、xc、Xaは先端6bが祇20に衝突した
時の各変位X、、xx、x、、X4の値である0時刻T
、では復原力Fsffiは変位X4の大きさに応じた大
きさになっているが、この時点でもp @ )> F
atであるように要部が構成されているので、時刻T、
においても復原力Fa@は無視して差支えない力である
0時刻T、においても点Ptはなお鉄心11の上面に到
達していないように要部が構成されている。 時刻T、で印字ワイヤ6が祇20に衝突し、この時点で
既に吸引力F、が消滅しているので、以後可動部22ま
たは板ばね1はF、とFa、との和の復原力によって外
力が加えられていない状態の原位置に復帰するe t+
。はこの復帰動作の過程でまず弾性体の端部17.の変
位X4が零になる時刻、T。 は板ばね1が原位置に復帰する時刻である。 第1図においては可動部22や弾性体17が上述のよう
に動作するので、第2図における時刻T、から時刻T1
1に至るまでの時間、すなわち可動部22の復帰時間は
、弾性体17による復原力F、、かない場合に比べて短
くなっていることが明らかである。 ところが第2図において、時刻T、付近から時刻T。 に至るまでの間吸引力F、が消滅しているのでこの間の
可動部22の慣性運動はF□とF、との和の復原力のた
めに抑制されており、この結果(Tv Ty)の時間
は復原力F1.かない場合よりも長くなっている。しか
しながら、このような時間の遅延は時間(Tw−Tt)
を短くすることによりて無視しうる大きさであるように
第1図の各部が構成されている。故に第1図の構成の印
字ヘッドによれば、弾性体17のために可動部22の復
帰時間が短くなっているので、弾性体17が設けられて
いない印字ヘッドの場合よりも高速で印字をすることが
できることになる。
上述したように、本発明においては、アーマチュアの運
動時レバーが当接する弾性体を該レバーに空隙を介して
対向配置したので、印字ワイヤの復帰時間が弾性体の復
原力のために該弾性体が設けられていない場合よりも短
縮される結果、印字速度の速い印字ヘッドが得られる効
果がある。
動時レバーが当接する弾性体を該レバーに空隙を介して
対向配置したので、印字ワイヤの復帰時間が弾性体の復
原力のために該弾性体が設けられていない場合よりも短
縮される結果、印字速度の速い印字ヘッドが得られる効
果がある。
第1図は本発明の一実施例における要部の縦断面図、第
2図は第1図における要部の動作説明図で同図(A)お
よび同図(B)はそれぞれ異なる説明図である。第3図
は従来の磁気駆動形印字ヘッドの構成説明図で、同図(
A)は印字ヘッドの要部斜視図、同図(B)は第3図(
A)の部分の縦断面図である。 l:仮ばね:、5ニア−マチエア、6:印字ワイヤ、工
2:コイル、17:弾性体、18:空隙、22:可1A
1 口 vJ z 図
2図は第1図における要部の動作説明図で同図(A)お
よび同図(B)はそれぞれ異なる説明図である。第3図
は従来の磁気駆動形印字ヘッドの構成説明図で、同図(
A)は印字ヘッドの要部斜視図、同図(B)は第3図(
A)の部分の縦断面図である。 l:仮ばね:、5ニア−マチエア、6:印字ワイヤ、工
2:コイル、17:弾性体、18:空隙、22:可1A
1 口 vJ z 図
Claims (1)
- 1)片持梁状弾性レバーと、前記レバーに固定したアー
マチュアと、前記レバーと前記アーマチュアとからなる
可動部に一端を固定した印字ワイヤと、前記アーマチュ
アを駆動するソレノイドとを備え、前記アーマチュアに
対する前記ソレノイドの駆動力により前記印字ワイヤの
他端で印字するプリンタの印字ヘッドにおいて、前記ア
ーマチュアの運動時前記レバーが当接する弾性体を前記
レバーに空隙を介して対向配置したことを特徴とするワ
イヤドットプリンタの印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4752186A JPS62204958A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4752186A JPS62204958A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62204958A true JPS62204958A (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=12777417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4752186A Pending JPS62204958A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62204958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0343965A2 (en) * | 1988-05-25 | 1989-11-29 | Seiko Epson Corporation | Impact dot printing head |
-
1986
- 1986-03-05 JP JP4752186A patent/JPS62204958A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0343965A2 (en) * | 1988-05-25 | 1989-11-29 | Seiko Epson Corporation | Impact dot printing head |
US5024543A (en) * | 1988-05-25 | 1991-06-18 | Seiko Epson Corporation | Impact dot print head |
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