JPS62199987A

JPS62199987A - スクロ−ル形流体機械

Info

Publication number: JPS62199987A
Application number: JP4336686A
Authority: JP
Inventors: Toshio Kushiro; 久代　利夫; Hiroyuki Kataoka; 宏之片岡; Shigeru Machida; 茂町田
Original assignee: Hitachi Ltd; Shin Meiva Industry Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd; Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1986-02-27
Filing date: 1986-02-27
Publication date: 1987-09-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明はスクロール形流体機械に関し、特に旋回スク
ロールの軸方向に作用する力を支持する機構としてすべ
り軸受を用いたものの改良に関する。

（従来の技術とその問題点）ケーシングに支承されたクランク軸付回転軸を介して旋
回駆動される旋回スクロールが、ケーシングと固定スク
ロールとで囲まれる空間内に収容されたスクロール形流
体機械において、旋回スクロールの軸方向に作用する力
を、旋回スクロールの鏡板部を固定スクロールとケーシ
ングによりサンドイッヂ構造として支持づるようにした
ちのが従来より存在づ′る。

ところが、この種のスクロール形流体機械にＪ３いては
、旋回スクロールが旋回運ｆＩＪ１ｊる際に、旋回スク
ロールが遠心力等により転倒モーメントを受けていわゆ
る「みそ１つ運動」あるいは［ばたつき運動Ｊをおこし
、旋回スクロールの鏡板外周部が固定側（固定スクロー
ルおよびケーシング）に対し軸方向に繰り返し激しく衝
突し台って、振動および騒音を引き起こずという問題を
有していた。

（発明の目的）この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、振動Ｊ３よＵＪＪ音を低減できるスクロール形流体機
械を提供することを目的とづる。

（目的を達成するための手段）この発明は、ケーシングに支承されたクランク軸１４回
転軸を介して旋回駆動される旋回スクロールが、ケーシ
ングと固定スクロールとで囲まれる空間内に収容され、
旋回スクロールの軸方向に作用する力を、旋回スクロー
ルと固定スクロールおよび旋回スフ０−ルとケーシング
にそれぞれ相対向するように取イ」けられたづべり軸受
により支持するようにしたスクロール形流体機械であっ
て、上記目的を達成するために、前記固定スフ【１−ル
。

前記旋回スフ［１−ルおよび前記ケーシングのうち少な
くとも一部材と、それらの部材に取（＝１【〕られたず
へり軸受との間に、衝撃力吸収部を介在させたことを特
徴と１６゜（作用）このスクロール形流体機械においては、固定スクロール
、旋回スクロールおよびケーシングのうち少なくとも一
部材と、それらの部材に取付けられたすべり軸受との間
に衝撃力吸収部を介在させているため、旋回スクロール
のすべり軸受と固定側（固定スクロールおよびケーシン
グ）のすべり軸受とが互いに衝撃しても、その時発生す
る衝撃が衝撃力吸収部により柔げられ、その結果、騒音
および振動が緩和される。

（実施例）第１図はこの発明の一実施例であるスクロール形流体機
械の断面図を示し、第２図はその１べり軸受部分の拡大
断面図を示す。

両図に示すように、益体を兼ねる固定スクロール１がケ
ーシング２と結合されている。ケーシング２には、軸受
３，４を介してクランク軸付回転軸５が支承され、回転
軸５の上端には偏心してクランク軸部５８が一体形成し
である。

固定スフ１コール１とケーシング２で凹まれる空間部に
は旋回スフロール６が配設され、この旋回スクロール６
は、クランク軸５ａに軸受７を介し嵌装されて、そのラ
ップ６ａを上記固定スクロール１のラップ１ａと噛合さ
せている。

旋回スクロール６の自転防止機構として作用するビンク
ランク８は、旋回スクロール６の鏡板周辺下面の円周複
数等分位ｔと、固定部としてのケーシング２の内壁面１
ｍに配置される。すなわち、ピンクランク８の上部ビン
８ａを、旋回スクロール６側に取（＝ｊけた軸受９によ
り支承さ往るとともに、ビンクランク８の下部ビン８ｂ
を、ケーシング２側に取イ４【）た軸受１０に支承さビ
る。

旋回スクロール６の軸方向移動規制機構として作用１メ
るすべり軸受１１．１２，１３．１４は、第２図に示ず
ように、すべり軸受１１．１２が固定スクロール１と旋
回スフミール６に相対向するようにしてそれぞれ取付１
プられるととも（、すべり軸受１３．１４が旋回スクロ
ール６とケーシング２に相対向するようにしてそれぞれ
取付けられる。そして、これらすべり軸受１１〜１４と
、すべり軸受１１〜１４を支持する母材（固定スクロー
ル１．ｉ回スクロール６、ケーシング２）との間には、
ゴム、バネ、空気層等で構成される′ｆＪ９Ｐ力吸収部
１５が介在される。このようなすべり軸受１１〜１４と
衝撃力吸収部１５で構成されるすべり軸受機構は、旋回
スクロール６の円周複数個所に設けられる。

なお、１６はバランスウェイト、１７は軸受押え、１８
はシールである。

次に、上記スクロール形流体機械の作用につき説明する
。クランク軸付回転軸５を回転駆動すると、旋回スクロ
ール６はピンクランク８により自転防止されながら回転
軸５を中心に旋回運動を行い、これによりラップｌａ、
６ａの接触位置が中心部へ向は順次移動していって、吸
入口１ｂより吸入した流体を逐次圧縮して吐出口１Ｃよ
り排出する圧縮作用が行なわれる。

この圧縮仙作中においては、旋回スフ１コール６が遠心
力等により転倒モーメントを受【Ｊていわゆる「みそす
り運動」あるいは「ばたつき運動」をおこすため、旋回
スクロール６の寸べり軸受１２゜１３と固定側（固定ス
クロール１おＪ：びケーシング２）のりへり軸受１１．
１４とは軸方向に繰り返し激しく衝突し合うこととなる
。ところが、この実施例では、すべり軸受１１〜１４と
、ずべり軸受１１〜１４を支持する母材（固定スクロー
ル１、旋回スクロール６、ケーシング２）との間に衝撃
力吸収部１５を介在させているので、すべり軸受１１と
１２およびすべり軸受１３と１４の衝突により生じる［
ｉカが衝撃力吸収部１５により柔らげられて、騒音およ
びＪＪｉ動が緩和される。

また、すべり軸受１１．１２と１３．１４間の衝撃力を
低減できるので、これらずベリ軸受１１〜１４のズを命
を伸ばすことしできる。

さらに、衝撃力吸収部１５の介在によりすべり軸受１１
〜１４および軸受取付面の加工粘度をラフに形成でき、
生産性の向上も図れる。

なお、上記実施例においては、ずべり軸受１１〜１４の
全てに衝撃力吸収部１５を設けているが、衝撃力吸収部
１５は寸へり軸受１１〜１４の全てに必ずしも設ける必
要はなく、すべり軸受１１゜１２のいずれか一方、ある
いはすベリ軸受１３゜１４のいずれか一方に設けるよう
にしてｂよい。

（発明の効果）以上のように、この発明のスクロール形流体機械によれ
ば、固定スクロール、旋回スフ【］−ルルミよびケーシ
ングのうら少なくとも一部材と、それらの部材に取付け
られたずベリ軸受との間に衝撃ノＪ吸収部を介在させた
ため、振動Ｊ３よびＩＪ音を低減できるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるスクロール形流体機
械の断面図、第２図はそのすべり軸受の拡大断面図であ
る。

Claims

【特許請求の範囲】（１）ケーシングに支承されたクランク軸付回転軸を介
して旋回駆動される旋回スクロールが、ケーシングと固
定スクロールとで囲まれる空間内に収容され、旋回スク
ロールの軸方向に作用する力を、旋回スクロールと固定
スクロールおよび旋回スクロールとケーシングにそれぞ
れ相対向するように取付けられたすべり軸受により支持
するようにしたスクロール形流体機械において、前記固
定スクロール、前記旋回スクロールおよび前記ケーシン
グのうち少なくとも一部材と、それらの部材に取付けら
れたすべり軸受との間に、衝撃力吸収部を介在させたこ
とを特徴とするスクロール形流体機械。（２）前記衝撃力吸収部はゴムである特許請求の範囲第
１項記載のスクロール形流体機械。（３）前記衝撃力吸
収部はバネである特許請求の範囲１項記載のスクロール
形流体機械。（４）前記衝撃力吸収部は空気層である特許請求の範囲
第１項記載のスクロール形流体機械。