JPS62199604A - 耐熱・耐熱水性透明注型板 - Google Patents

耐熱・耐熱水性透明注型板

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JPS62199604A
JPS62199604A JP4025986A JP4025986A JPS62199604A JP S62199604 A JPS62199604 A JP S62199604A JP 4025986 A JP4025986 A JP 4025986A JP 4025986 A JP4025986 A JP 4025986A JP S62199604 A JPS62199604 A JP S62199604A
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JP
Japan
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meth
acrylate
hot water
casting
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP4025986A
Other languages
English (en)
Inventor
Terukuni Hashimoto
橋本 輝国
Masao Niki
仁木 正夫
Tsugushige Iwaki
岩城 二滋
Masaaki Kitatani
政明 北谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP4025986A priority Critical patent/JPS62199604A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐熱性、特に耐熱水性に優れた建築用材として
使用し得る透明注型板に関するものであるO (従来の技術〕 従来より、メチルメタクリレートの重合物をメチルメタ
クリレートに溶解したメチルメタクリレートシラツブを
注型・硬化せしめた透明注型板や、不飽和ポリエステル
樹脂を注型・硬化せしめた透明注型板は公知であり、ド
ア板、採光板、インテリア、照明器具等に広く用いられ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、これら公知の技術で得られる透明注型板は、い
ずれも耐熱性や耐熱水性に劣り、使用条件や使用環境に
制約があった。
即ち、メチルメタクリレートシラツブは、硬化物の熱変
形温度が90〜100℃と低く、かつ耐溶剤性も悪いた
め、該シラツブから得られる透明注型板は、熱変形し易
く、溶剤に接触すれば表面が浸されて白化不透明となる
欠点がある。
又、不飽和ポリエステル樹脂より得られる透明注型板は
、熱変形は少ないが、高温にさらされると熱劣化して変
色し易く、かつ、熱水にさらされると表面の光沢を失い
、不透明になシ易い欠点を有している。
従って、これら従来の透明注型板は、耐熱・耐熱水性や
、耐溶剤性を要求される用途、例えば浴槽、洗面化粧台
、鏡台2発熱光源照明器具、ゲタン、カウンター類、・
・・・・・等には使用できな≠か、使用できても使用条
件を限定して用いられている。
本発明は、かかる現状の改良7行うのを目的とするもの
であって、耐熱・耐熱水性や耐溶剤性に優れた透明注型
板を提供するものである。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明者ら
が種々検討した結果、特定の単量体を特定割合で混合し
注型・硬化せしめたものが、よくその目的を達成するこ
とを見出して本発明を完成させたものである。
即ち、本発明は、脂肪族多官能(メタ)アクリレ−) 
(A)−0〜55重[4、芳香族ビニル化合物(B)■
O〜1■重!=1およびモノ(メタ)アクリレートモノ
マー(C)0〜−5重84(ただし、(A) 、 (B
)および(C)取分の合計は100重量係である。)か
らなる単量体混液を注型・硬化せしめてなる耐熱・耐熱
水性透明注型板に関するものである。
本発明に使用される脂肪族多官能〔メタコアクリレート
(A)とは、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、デ
チレングリコールジ(メタコアクリレート、ネオベンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、グリセリントリ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ・母ントリ
(メタコアクリレート、ジ(ンタエリスリトールベキサ
(メタコアクリレートなど!含むものである。耐熱性の
点からいえば、例えばトリメチロールグロノ4ントリ(
メタ)アクリレートに代表される3官能以上の(メタ)
アクリレートが望ましい。
芳香族ビニル化合物(B)lcd、例えばスチレン。
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ジビニルベ
ンゼンなどがある。中でも経済性の点からスチレンが望
ましい。
モノ〔メタ〕アクリレートモノマー(C)は、分子中に
1個の(メタコアクリロイル基を有する〔メタコアクリ
レートであり、例えばメチル〔メタコアクリレート、n
−ブチル〔メタコアクリレート、t−ブチル(メタコア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
等の脂肪族モノ(メタ)アクリレート類;シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート等の脂環式モノ(メタ)アクリ
レート類;フェニル(メタコアクリレート等の芳香族モ
ノ(メタ)アクリレート類などがある。中でも、経済性
や得られる注型板の透明性の点からメチルメタクリレー
トが望ましい。
単量体混液中の脂肪族多官能〔メタ〕アクリレ−) (
A) 、芳香族ビニル化合物(B)およびモノ(メタ)
アクリレートモノマー(C)の割合は、(A)が20〜
55重量係、(B)が80〜10重量、%、(C)が0
〜35重を係(ただし、 (A) 、 (B)および(
C)成分の合計は100重量係である。)の割合である
単量体混液中の脂肪族多官能(メタコアクリレート(A
〕の割合が前記範囲より少ないと、得られる透明注型板
の熱変形温度が低下し、耐熱水性も低下する。逃に脂肪
族多官能(メタ〕アクリレ−) (A)の開戸が前記範
囲より多くなると、架橋密度が増して耐熱性は向上する
が、成形硬化時にクラックが生じ易くなり、透明な注型
物が得られなくなる。また、芳香族ビニル化合物(B 
AJ合が前記範囲よシ多くなると、得られる注型板の耐
熱・耐熱水性が低下する。逆に、芳香族ビニル化合物(
B)の割合が前記範囲より少なくなると、脂肪族多官能
(メタコアクリレート(A)又はモノ〔メタ〕アクリレ
ートモノマー(C)の割合が前記範囲より過多となシ、
それに基く好ましくない影響が生じる。
モノ(メタ)アクリレートモノマー(C)は、芳香族ビ
ニル化合物(■)との共重合性にすぐれ、共重合反応を
円滑に進める作用があるため、単量体混液な注型・硬化
する際の反応を制御しゃすくするので、得られる注型板
の性能に悪影響を及ぼさない範囲で使用するのが好まし
い。しかし、モノ(メタ)アクリレートモノマー(C)
を単量体混液中35重を優を越える多量用いると、得ら
れる注型板の耐汚染性が低下する傾向がある。
成形硬化する際に使用される硬化剤としては、例えばペ
ンゾイルノ!−オキサイド、シクロヘキサノン/9−オ
キサイド、メチルエチルケトン/f−オキサイド、ビス
(4−t−ブチルシクロヘキシル)・!−オキシジカー
デネートやそれらに組合せて使用する促進剤である有機
アミンや多価金属の塩類があるが、特に好まし−のはビ
ス(4−t−ブチルシクロヘキシル)ノ9−オキンジカ
ーゲネート〔・母−カド、クスPX−16、日本化薬(
株)製〕である。
本発明を具体的に実施するためには、例えば脂肪族多官
能〔メタコアクリレート(A)、芳香族ビニル化合物(
B)およびモノ(メタコアクリレートモノff −(C
) ’!’前記範囲の割合で混合して単量体温液を割裂
し、この混液100重量部に対し硬化剤を単量体混液の
重量を基準として0.5〜3.0俤に相当するtを加え
て1型に注入又は圧入して常温又は60℃程度の温度で
予備硬化を進め、必要により80〜120℃の加温によ
り後硬化して製品とすることができる。
尚必要により、種々の紫外線吸収剤や着色材を加えるこ
とにより、多方面の用途に対応することができる。
(発明の効果) 本発明の透明注型板は、透明性、耐容削性、耐汚染性に
優れ、150℃以上の熱変形温度を有する耐熱性に優れ
た材料からなる丸め、200℃のアイロンテスト、着火
夕・櫂コテストやその他の汚染テストに於いても軟化、
黄変や汚染などの劣化を起こすことなく、また、耐熱水
性にも優れているので、沸騰水中に500時間以上浸漬
しても白化などの外観変化が無い。従って、本発明の透
明注型板は、浴槽、洗面化粧台、鏡台、照明器具。
デタン、カウンターなど従来耐熱・耐熱水性や耐汚染性
の不足のために使用され難かった分野においても、安心
して使用できるものである。
(実施例) 以下、実施例について更に詳細に説明するが、これらが
本発明の全てを代表するものではない。
実施例1 トリメチロールプロパントリメタクリレート50重量部
、メチシン50重看部を混合し、単量体混液を得た。
この混液中に、硬化剤のパーカドックスPX−16〔ビ
ス(4−t−ブチルシクロヘキシル)ノ臂−オキシジカ
ーデネート、日本化薬(株)製〕0,8重量部および紫
外線吸収剤のチヌビン320〔チバガイギー社製〕0.
1重毫部を添加混合して得た樹脂配合物’f 200 
X 150 X 6 mの注型用型に注入し、45℃に
て45分間予備硬化したのち、さら17c120℃にて
2時間、後硬化した。硬化物は無色透明の美麗で、かつ
第1表に示すとおり、熱変形温度も高く、耐熱・耐熱水
性や耐汚染性にも優れた板状物であった。
実施例2〜3 闇、!−&辺述の配公宙11公を笛1卯f云1□た4山
ねとする以外は実施例1と同様にして、注型・硬化した
実施例2〜3では、第1表に示すとおり、耐熱・耐熱水
性や耐汚染性に優れた透明板の硬化物が得られた。
実施例4 トリメチロールグロ/ぐントリメタクリレート50重量
部、スチレン30重量部およびメチルメタクリレ−)2
0重量部を混合し、単量体混液を得た。
この混液中に、硬化剤の/臂−カドックスPx−16〔
ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル〕ノ母−オキシシ
カ−?ネート、日本化薬(株)製〕0.8重量部および
紫外線吸収剤のチヌピン320(チバガイギー社製)0
.1重量部を添加混合して得た樹脂配合物を、200X
150X6mの注型用型に注入し、45℃にて45分間
予備硬化したのち、さらに120℃にて21′FIF間
、後硬化した。硬化物は無色透明の美麗で、第1表に示
すとおり、熱変形温度も高く、耐熱・耐熱水性や耐汚染
性に優れた板状物であった。
る以外は実施例4と同様にして、注型・硬化した。
実施例5〜7では、第1表に示すとおり、耐熱・耐熱水
性や耐汚染性に優れた透明板の硬化物が得られた。
比較例1〜2 単量体混液の配合割合なf41表に示した通りとする以
外は実施例1と同様にして、注型・硬化した。
比較例1〜2では、第1表に示すとおシ、内部にクラッ
クが入った不透明な硬化物しか得られなかった。
尚、参考例1〜2として、市販されているアクリル系透
明板および不飽和ポリエステル系透明板の一般物性を第
1表に併記した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脂肪族多官能(メタ)アクリレート(A)20〜5
    5重量%、芳香族ビニル化合物(B)80〜10重量%
    およびモノ(メタ)アクリレートモノマー(C)0〜3
    5重量%(ただし、(A)、(B)および(C)成分の
    合計は100重量%である。)からなる単量体混液を注
    型・硬化せしめてなる耐熱・耐熱水性透明注型板。 2、脂肪族多官能(メタ)アクリレート(A)がトリメ
    チロールプロパントリ(メタ)アクリレートであり、芳
    香族ビニル化合物(B)がスチレンであり、モノ(メタ
    )アクリレートモノマー(C)がメチルメタクリレート
    である特許請求の範囲第1項記載の耐熱・耐熱水性透明
    注型板。
JP4025986A 1986-02-27 1986-02-27 耐熱・耐熱水性透明注型板 Pending JPS62199604A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919111A (ja) * 1972-06-13 1974-02-20
JPS5723611A (en) * 1980-07-17 1982-02-06 Seiko Epson Corp Resin composition for lens

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919111A (ja) * 1972-06-13 1974-02-20
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