JPS62199501A - 自動車用ホイ−ル - Google Patents

自動車用ホイ−ル

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JPS62199501A
JPS62199501A JP61041499A JP4149986A JPS62199501A JP S62199501 A JPS62199501 A JP S62199501A JP 61041499 A JP61041499 A JP 61041499A JP 4149986 A JP4149986 A JP 4149986A JP S62199501 A JPS62199501 A JP S62199501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum alloy
adhesive
adhesive layer
wheel
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61041499A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Tanaka
孝之 田中
Yasuo Kogo
向後 泰雄
Akira Yudachi
弓達 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Toho Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toho Rayon Co Ltd filed Critical Toho Rayon Co Ltd
Priority to JP61041499A priority Critical patent/JPS62199501A/ja
Publication of JPS62199501A publication Critical patent/JPS62199501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術の利用分野) 本発明は、自動車用ホイールに関し、特に軽量で高い剛
性を有する炭素繊維強化合成樹脂補強アルミニウム合金
製自動車用ホイールに閏する。
(従来技術と問題点) 従来の自動車用ホイールは鉄製が主であり、近年、足ま
わりの軽分化を目的としたアルミニウム合金製ホイール
が登場してきた。
更に、最近では軽量かつ剛性の改善を図るため、アルミ
ニウム合金製ホイールに炭素繊維強化熱硬化性樹脂(以
下rCFRPJと略記)を貼り付けた、いわゆるCFR
P補強アルミニウム合金製ホイールも見られる。
そして、これまでのCFRP補強アルミニウム合金製ホ
イールは、CFRPの硬化とアルミニウム合金製ホイー
ルディスクとの接着を同時に実施する、いわゆるコキュ
ア(co−cure)製品である。コキュアはCFRP
の硬化と接着を同時に行なえるため工程が少なくなり合
理的な方法である。
しかしながら、コキュアはCF Rl)の硬化のために
アルミニウム合金製ホイールディスクに密着さ眩た状態
での加熱、加圧が必要である。このためCFRPとアル
ミニウムが直接接触し電食を起す。更に、CFRPとア
ルミニウム合金の熱膨張率の差により、ホイールの変形
や接着面での剥離が問題になる。これらの問題を解決す
るため、従来はCFRPとアルミニウム合金の層間にガ
ラス繊維強化熱硬化性樹脂(以下[GFRPJと略記)
を介在させている。
しかしながら、GFRPは比重が2.0程度でCFRP
の1.55 、接着剤の1.24と較べて大きくホイー
ルのff1ffi増加につながる。
〈発明の目的、構成、効果) 本発明者らは、これらの問題を解決すべく検討した結果
、アルミニウム合金製ホイールディスクに炭素繊維強化
合成樹脂板を補強したホイールにおいて、アクリロニト
リル・ブタジエンゴムを1〜30重量%含むエポキシ系
樹脂接着剤を50〜700a/m’存在させた接着剤層
を介在させて接着することにより、前記問題を解決する
に至った。
即ら、本発明は下記のとおりである。
アルミニウム合金製ホイールディスクに炭素繊維強化合
成樹脂板を補強して成るホイールにおいて、該ディスク
と該層との間に接着剤層を介在させたものであって、@
苦の接着剤がアクリロ二]・リル・ブタジェンゴムを1
〜30!I! 聞%含む常温硬化タイプのエポキシ系樹
脂であり、かつ、該層の接着剤存在量が50〜700g
/m ’であることを特徴とする炭素Ili維強化合成
樹脂補強アルミニウム合金製自動車用ホイール。
本発明の自動車用ホイールは、次のようにして作ること
ができる。合成樹脂を含浸ざμた炭素!l雑を硬化或い
は固化させた板を所定の形状、寸法に切り出し、必要に
応じてサンドブラスト、脱脂等の表面処理を施した接着
面と、表面処理を施したアルミニウム合金製ホイールデ
ィスクの接竹面に、アクリロニトリル・ブタジエンゴム
1〜30重量%含む常温硬化タイプのエポキシ樹脂系接
着剤を両面の合計が50〜7QOg/m ’になるよう
に均一に塗布し、この面を互に密着させて0,05〜o
、5ko、/ cm’の圧力を加えながら室温で硬化さ
せる。
ここで用いられる炭素JM維は、原料ブリカーナーの種
類によりポリアクリロニトリル系、レーヨン系、ピッチ
系等に分類されるが、特に制限はなく、通常使用される
繊維が適用される。
炭素繊維の形態は一方向配向物、織物等があり、特に限
定されるものではないが、ホイールディスクに接着する
ときの強化効果、取り扱いの点から織物が好ましい。
合成樹脂はエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビ
ニルエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂或
いはポリアミド、ボリリ゛ルホン、ポリニーデルサルホ
ン、ポリエーテルニーデルケトン等の熱可塑性樹脂が使
用できる。
また、接着剤としては、常温硬化が可能で、か・ブタジ
ェンゴムを加えたエポキシ樹脂系が本発明には適してい
る。
本発明にJ3いで、アクリロニトリル・ブタジエンゴム
は接着剤全体に対して1〜30重旦%装置囲で適用され
る。
アクリロニトリル・ブタジエンゴムが1ffl!ffi
%未満では充分な剥離強度が得られない。30重足置超
では硬化物が柔らかくなりすぎ、本発明には適さない。
具体的ニハ、7う)Ltタイ’r−AW 106/1−
IV 953LJ、 AV  13B/1−IV 99
B(チz</Jイキー1を製)或いはスリーボンド20
02/ 2105 (スリーボンド社製)等の常温硬化
タイプのエポキシ系接着剤とアクリロニトリル・ブタジ
エンゴムを含むR−1309、R−1431、R−14
15(ニーシーアール社装)等のエポキシ系樹脂或いは
ハイカーCTBN(グツドリッチ社製)、ニラボール(
日本ピオン社製)等の如きアクリロニトリル・ブタジエ
ンゴムを適宜混合して使用する。
接着は次の如き手順で行なわれる。
合成樹脂を母材とする炭素繊維プリプレグシートを所定
の厚みになるように積層し、硬化或いは固化させた炭素
繊維強化合成樹脂板から所定の寸法に切り出したiq板
の接着面とアルミニウム合金製ホイールディスクの接着
面を必要に応じてサンドブラスト等の目荒し、更にアセ
トン、トリクロロエチレン等の有機溶剤で脱脂する。
次に、接着剤を所定の割合にil FiI L、充分攪
拌混合する。この接着剤を表面処理を施した炭素繊維強
化合成樹脂板とアルミニウム合金製ホイールディスクの
両面に塗布する。接着剤の塗布量(存在量)は両部会せ
て50〜700Q/11 ’の厚みが適当である。塗布
量が50g 7m ’未満では、塗布斑によりCFRP
板とアルミニウム合金製ホイールディスクが完全に密着
し接着させることが難しい。また、700a/m ’超
になると接着剤層が厚くなりずぎ、良好な接着力が得ら
れない。
CFRP板とアルミニウム合金製ホイールディスクを接
着させた場合の剥離或いは破壊の仕方には、次の4タイ
プがある。
即ち、■アルミニウム合金製ホイールディスクと接着剤
の界面で剥離する。■CF RPと接着剤の界面で剥離
する。■接着剤層が破壊する。
■アルミニウム合金製ホイールディスク又はCFRP板
が破壊するの4タイプである。そして接着剤が不適当で
ある場合は、主に■、■の剥離パターンを示し、また接
着剤層が厚過ぎると■のパターンを示す場合が多い。適
正な接着剤の場合は■のパターンである。
本発明においては■のパターンでCFRP板が破壊し、
良好な接着力を示す。
本発明はアルミニウム合金製ホイールディスクとCFR
P板を固着させるに際し、常温硬化タイプの接着剤を塗
布量で50〜700g/m 2(約40〜550μm厚
さ)介在させて接着させるため、アルミニウム合金とC
FRP板の熱膨張率の差によって通常発生する接着物の
反りや剥離が発生しない。更にアルミニウム合金とCF
RPが直接接触しないため電食も発生しない。
(実施例と比較例) 実施例1 炭素繊維織物にエポキシ樹脂を含浸したプリプレグW6
101/P 112(東邦レーヨン(株)製〕1ブライ
を130℃、5kg /cm’で1.5時間、加熱、加
圧成形してCFRPの薄板を作成した。
このCFRPiJ板から第2図の如き形状に4枚切り出
し、80メツシユのナンドペーパーで目荒しを行ないア
セトンで脱脂した。接着されるアルミニウム合金製ホイ
ールのディスクも80メツシユのサンドベーパーで目荒
しを行ない、トリクロロエチレンにて脱脂して前処理を
行なった。
次に接着剤としてアラルダイトAV 138.1−IV
998、ACRR−1309をそれぞれ16(1,4(
]、8g秤吊混合した。
混合物におけるアクリロニトリル・ブタジエンゴムの含
有率は4.3重量%であった。所定寸法に切り出したC
FRPm板とアルミニウム合金製ホイールディスクの接
着面に、充分攪拌混合した接着剤を塗布量が300g/
m ’になるように均一に塗布し接着面を密着させ、0
.3kg/cm2の加圧下、室温で24時間硬化させた
かくして得られたCFRP補強アルミニウム合金製ボイ
ールはディスク゛の反りによるホイールの変形が全くな
く、接着性はよく、ホイールが実際に上昇すると考えら
れる80℃における剥離テストにおいてもCFRPの破
壊が先行し良好な成形物であった。
実施例2 以下の処方で混合して使用した。
スリーボンド 2002        10(]スリ
ーボンド 2105        8gハイカーCT
 B N  1300x 13    2g接着剤の塗
布■、硬化条件等も実施例1と同様に行なった。IJら
れたCFRP補強アルミニウム合金製ホイールは変形も
なく接着性も良好であり、優れた成形物であった。
比較例1 実施例1において、接着剤にA CRR−1309を使
用しない点を除いて全く同様に成形した。
得られたCFRP補強アルミニウム合金製ボイールは反
り等の変形は発生しなかったが、剥離強度が低り、80
℃での剥離テストではアルミニウムディスク面でCFR
P板が剥離した。
【図面の簡単な説明】
第1図はアルミニウム合金製ホイールにCFRP板を接
着補強した成形物の斜視図である。 第2図はCFRP板の形状を示し、第3図はアルミニウ
ム合金製ホイールとCFRP板との接着部の断面を示す
。 1: CFRP板、2ニアルミニウム合金製ホイールの
ディスク部、3:接着剤層 特許出願人  東部レーヨン)*六会社代理人弁理士 
 土 居 三 部 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム合金製ホイールディスクに炭素繊維強化合
    成樹脂板を補強して成るホイールにおいて、該ディスク
    と該板との間に接着剤層を介在させたものであって、該
    層の接着剤がアクリロニトリル・ブタジエンゴムを1〜
    30重量%含む常温硬化タイプのエポキシ系樹脂であり
    、かつ、該層の接着剤存在量が50〜700g/m^2
    であることを特徴とする炭素繊維強化合成樹脂補強アル
    ミニウム合金製自動車用ホイール。
JP61041499A 1986-02-28 1986-02-28 自動車用ホイ−ル Pending JPS62199501A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6080902A (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd 複合補強リム

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