JPS62199488A - 識別マ−ク付き名刺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光学的に自動読取り可能な名刺であって、名刺
に記載されている会社名や氏名等の名刺記載事項をそれ
ぞれ自動的にそれが何であるかを判別して読取ることが
できるように名刺台紙の周辺部や記載事項の近傍に目立
たないように識別マークを付した名刺に関するものであ
る。

（従来技術） 名刺は日常良く利用されているにも係わらず、あまり改
良されていない。せいぜい名刺を交換した日付が記録で
きるようにしたものとか、自分を相手に印象付けるため
に顔写真を余白に入れたり、血液型や誕生日を入れたり
したものがある程度である。特に名刺は有力な情報源で
あるのにこれを情報化社会にマツチするように工夫され
た名刺は見当らない。名刺情報を有効に利用するために
は名刺の整理帳や整理箱等が考えられ市販されている。

また近年では名刺情報を人手によってマイコン等のコン
ピュータに入力し、必要な名刺情報を得ることも行われ
ている。しかし、これらの整理手段や情報加工手段はい
ずれも人手によってなされるものであり、名刺自体には
何の工夫もなされていないため整理や情報入力に時間が
かかり、誤りも多く、発生するものである。

（解決すべき問題点） 本発明では、人手を要することなく自動的に名刺に記載
された名刺記載事項をそれが何であるかを判別しながら
読取り、その信号をコンピュータ等に入力でき外見上も
美しく個性豊かな名刺を開発することが解決すべき問題
点である、（解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するために、名刺台紙に目に
見える普通のインキ（黒色インキ等）で会社名や氏名等
の名刺記載事項を印し、名刺台紙の全面又は部分的に白
色以外の適宜色彩のインキによるべた塗り又は小点状の
カムフラージュ印刷を施し、さらにこのカムフラージュ
印刷部分と重複するように、しかも、前記名刺記載事項
の近傍又はそれらの直上、直下、直右、直圧にあたる名
刺台紙周辺部等に前記カムフラージュ印刷トハ光学装置
が区別できるインキで文字や数字や記号や図形等からな
る識別マークを付した名刺を提供した。

なお、本発明では光学装置とは光学読取装置（ＯＣａ）
、ファクシミリ電子複写機、等を包括した意味で用いら
れるものである。

（実施例） 本発明の実施例を図面によって説明する。

第１．２図及び第３．４図は共に本発明に係る識別マー
ク付き名刺（１）の実施例を示すもので、第１図におけ
る、（２）は会社名、（３）は所属、（４）は役職、（
５）は氏名、（６）は郵便番号、（７）は会社所在地、
（８）は電話番号を示すものでこれら名刺記載事項は従
来の名刺と何ら変るところがなく、普通の可視インキで
印されている。従来の名刺と異なる点はこれら名刺記載
事項（２）〜（８）の近傍にそれらが何についての記載
であるのかを示すための識別マークであるＡ−Ｇのアル
ファベット文字（９）〜（至）が光学装置によって感知
できるインキによる小点の集合体によって示されている
こととさらに、これらＡ−Ｇで表わされた識別マークを
覆うように目には見えるが光学装置によっては感知でき
ないドロップアウトカラーインキによる無数の小点（３
０）で模様状に印されている点である。

即ち、会社名（２）の近傍にそれが会社名であることを
示す識別マーク［ＡＪ（９）が、所属（３）の所傍には
それが所属であることを示す識別マークｒＢＪ０Ｉが、
役職（４）の近傍にはそれが役職であることを示す識別
マーク「ＣＪ（Ｉυが、氏名（５）の近傍にはそれが氏
名であることを示す識別マークｒＤＪ（イ）が、ｒＦ’
ＪＱ４１が、電話番号（８）の近傍にはそれが電話番号
であることを示す識別マーク［ＧＪα均が付されている
。さらにこれら識別マーク１ＡＪ１９１〜ｒＧＪαυが
目立たないようにこれらを覆うように模様状にドロップ
アウトカラーインキによる無数の小点（３０）が印刷さ
れている。

以上のごとき構成であるから、識別マークｒＡＪ〜ｒＧ
Ｊはドロップアウトカラーインキによる無数の小点によ
ってカムフラージュされ目立ちにくくなっているにもか
かわらず光学装置によって自動的に識別マークが読取ら
れ、各名刺記載事項についてそれが会社名であるのか氏
名であるのか等が区別されてコンピュータに自動入力で
きるのである。しかもドロップアウトカラーインキによ
るカムフラージュ印刷は例えば花模様や鳥、船、自動車
、動物等の模様にしておくことによって美しく、また自
分だけのオリジナルなマークともなって個性あふれる名
刺が作成できる。この模様は各名刺記載事項毎に小さい
模様でもよいが、識別マーク「Ａｌ　ｔ９１〜ｒＧＪ（
至）の全て又はいくつかを覆うような大きな模様であっ
てもよいし、識別マーク［ＡＪ　ｐａ＋〜ｒＧＪα０及
び名刺記載事項（２）〜（８）のいくつかや全部等を含
む大きな模様や組み合せ模様でもよい。

このような大きな模様であればその模様を見ただけで誰
の名刺か何社の名刺であるかがすぐにわかるし、美的セ
ンスや個性にあふれた名刺が作成できる。

次に他の実施例を第６図、第４図により説明する。第６
図における名刺台紙の中央部には会社名（２）、所属（
３）、役職（４）、氏名（５）、郵便番号（６）、会社
所在地（７）、電話番号（８）等の名刺記載事項が普通
のインキで印されており、これら名刺記載事項の直圧や
直右に当る名刺台紙の周辺部にこれら各名刺記載事項が
何を示したものであるのかやその字体はどのような種類
のものかさらには字の大きさは何号のものか等を示す識
別マーク（９）〜（２９）が付されている。この識別マ
ークは第３図に示すように会社名（２）の直圧にはそれ
が会社名であることを示す記号Ａ（９）と字体を示す記
号イ（至）と字の大きさを示す記号五（２３）が印され
、所属（３）の直圧にはそれが所属であることを示す記
号Ｂ　ＩＩ（Ｉと字体を示す記号イαηと字の大きさを
示す四（２４）が、役職（４）の直圧にはそれが役職で
あることを示す記号Ｃ！（Ｉｌｌと字体を示す記号イ（
至）と字の大きさを示す記号五（２５）が、氏名（５）
の直右にはそれが氏名であることを示す記号Ｄ（６）と
字体を示す記号口Ｏ１と字の大きさを示す記号穴（２６
）が、郵便番号の直圧にはそれが郵便番号であることを
示す記号Ｅ（１３と字体を示す記号・・勾と字の大きさ
を示す記号二（２７）が、会社所在地（７）の直右には
それが会社所在地であることを示す記号Ｆα４と字体を
示す記号イ（２１）と字の大きさを示す記号三（２８）
が、さらに電話番号（８）の直右にはそれが電話番号で
あることを示す記号Ｇ（２）と字体を示す記号ハ（２２
）と字の大きさを示す記号二（２９）が印されている。

さらに名刺台紙の全面には適宜の色彩が施こされている
か適宜の色彩による小点（３１）が無数にランダムに施
こされている。そして前記識別マーク（９）〜（２９）
を印すインキの色彩と名刺台紙全面に施こされた色彩又
は小点（３１）の色彩とは互いに補色関係になっており
、例えば赤色系と青色系とによって印されている。

識別マークは文字や数字や記号や図形さらには線の組み
合せ等測でもよい。さらにこの例では識別マークとして
■名刺記載事項が何であるかを示すもの　０字体　０字
の大きさを示すものについて付したがこの他に名刺記載
事項を示す位置を示すものや名刺の記載様式を示すもの
等を適宜選択して■と組合せて用いてもよいし場合によ
っては上記■の識別マークだけでもよい。

この実施例による識別マーク付き名刺は、名刺台紙全面
に施こされている色彩と識別マークの色彩とが補色の関
係にあるため、この名刺を識別マークの色彩の波長のみ
吸収するか反射させ他の色彩の波長のものは全て反射す
るか吸収してしまうフィルターを付けた光学装置で読取
れば普通の黒インキで印された名刺記載事項の部分に照
射された光線は黒インキにより全て吸収されるので名刺
記載事項と識別マークの部分の光線が光学装置の光電変
換素子のところに到達しないことになりその部分はｏｆ
ｆとなりその他の名刺台紙の部分を照射した光線はｏｎ
となる。そのため名刺記載事項と識別マークは光学装置
によって読取られることになる。読取られた名刺記載事
項と識別マークはコンピュータに信号として伝送されそ
の記憶装置に会社名は会社名として氏名は氏名としてそ
れぞれの名刺記載事項が識別マークによってそれぞれ区
別されて記憶されることになる。

以上２つの実施例について説明したが、これら以外にも
種々の実施例があることは当然である。

そして、本発明で用いられる識別マークは各種言語の文
字、数字をはじめ記号や図形、線の組合せなど何でも区
別できるものであればよい。さらに識別マークを印す位
置についても実施例に示した位置に限定されるものでは
なく、名刺台紙のいかなる位置にまとめて又は分散して
印しておくこともできる。さらにこれら識別マークは予
め名刺台紙に印しておいてもよいし、名刺記載事項を印
刷するのと同時でもその後に印してもよい。なお、本発
明で識別マークは予め各名刺記載事項毎に決められたマ
ークを共通して使用するものである。

（効　果） 本発明の識別マークを付した名刺は識別マークが目立た
ないようにカムフラージュ印刷がなされているにもかか
わらず光学装置によって会社名は会社名、氏名は氏名と
いうように各名刺記載事項゛をそれぞれ区別して読取る
ことができ、その信号をコンピュータに伝送すればその
まま名刺情報がコンピュータに入力されることになる。

そのため名刺情報をコンピュータ入力する際人手を必要
としないので迅速に正確に入力することができる。

しかも人手による入力方式よりも経済的に有利である。

また光学装置としてファクシミリを用いれば名刺記載事
項といっしょに識別マークも信号化され伝送されるので
そのままこれらの情報から会社名は会社名、氏名は氏名
として区別してコンピュータに入力することができる。

さらに本発明の名刺は電子複写機によって複写をしても
名刺記載事項と識別マークは複写されるので複写したも
のを読取るようにしてもよい。

しかも本発明の識別マーク付き名刺は識別マークが目立
つことなく表示できカムフラージュ印刷を模様状に行な
えば美的効果やオリジナリテイのある名刺を作成するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る識別マーク付き名刺を示すもので
あり、第２図はその一部拡大図である。 第３図は本発明の他の実施例を示す識別マーク付き名刺
を示すものであり、第４図はその一部拡大図である。 １・・・識別マーク付き名刺 ２〜８・・・名刺記載事項 ９〜２９・・・識別マーク ３０．３１・・・カムフラージュ印刷の小点手続補正１
（自発） 昭和６１年６月９日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）名刺台紙に目に見える普通のインキで会社名や氏名
   等の名刺記載事項を印し、名刺台紙の全面又は部分的に
   白色以外の適宜色彩のインキ等によるべた塗り状又は小
   点状のカムフラージュ印刷を施し、さらにこのカムフラ
   ージュ印刷部分と重複するようにしかも前記名刺記載事
   項の近傍又はそれらの直上、直下、直右、直左にあたる
   名刺台紙周辺部等に前記カムフラージュ印刷とは光学装
   置が区別できるインキで文字や数字や記号や図形等から
   なる識別マークを付した名刺。 ２）名刺台紙の全面又は部分的に施こされるカムフラー
   ジュ印刷のインキが目には見えるが光学装置では感知で
   きないドロップアウトカラーインキであり、上記識別マ
   ークを印すインキが光学装置によって感知できるインキ
   によって印刷されている特許請求の範囲第１項記載の識
   別マークを付けた名刺。 ６）名刺台紙の全面又は部分的に施こされるカムフラー
   ジュ印刷の色彩と識別マークを印す色彩とが互いに補色
   関係にある特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の識
   別マークを付けた名刺。 ４）名刺台紙の全面又は部分的に施こされるカムフラー
   ジュ印刷と識別マークを示す印刷が共に又はいずれか一
   方が小点の集合によってなされている特許請求の範囲第
   １項ないし第３項のいずれかに記載された識別マークを
   付けた名刺。