JP3989036B2 - 光学読み取り用ファクシミリ送信用紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ送信シートの光学読み取り情報記入欄に所定の光学読み取り情報を記入してファクシミリ送信を行い、受信側では受信用紙に記入された情報をOCR装置やOMR装置により光学的に読み取るための光学読み取り用ファクシミリ送信用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定の記入情報をOCR装置やOMR装置により光学的に正確に読み取るためには、光学読み取り情報の記入時には必要でも読み取り時には不要な情報、例えば情報記入欄等は、光学読み取り不可能に設ける必要がある。そして、ファクシミリ受信用紙を光学読み取りする場合には、光学読み取り情報以外で読み取り時には不要な情報は、ファクシミリ受信用紙に記録されないように、送信時に読み取り不能にする必要がある。
【0003】
従来は、このような光学読み取り情報の記入時には必要で、読み取り時には不要な情報記入欄等は、人間の目では視認可能であるが、光学読み取りは不可能な、薄くて反射率の高い、光学読み取り機の読み取り光源に対しドロップアウトする淡色の、いわゆるノンリードインキで印刷しているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このノンリードインキを用いた印刷では、人間の目で視認可能ではあるが、薄く視認し難いので、誤記入を生じ易い一方、これを防ぐために濃くすると、光学読み取りされて読み誤りが生ずるという不都合があった。本発明はこのような不都合を解消した光学読み取り用ファクシミリ送信用紙を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために本発明の請求項1に記載した光学読み取り用ファクシミリ送信用紙は、光学読み取り機の読み取り光源に対しドロップアウトする淡色で印刷された光学読み取り情報記入欄を有するファクシミリ送信シートの下位に補助シートを分離可能に綴じ合わせてなり、この補助シートの前記ファクシミリ送信シートとの対向面には、前記ファクシミリ送信シートの表面側から前記光学読み取り情報記入欄を明確に視認し得るように、前記光学読み取り情報記入欄とは異なる色彩である濃色で印刷した補助欄を設け、前記ファクシミリ送信シートと補助シート間に複写構造を設けたものである。
【0006】
また、本発明の請求項2に記載した光学読み取り用ファクシミリ送信用紙は、光学読み取り機の読み取り光源に対しドロップアウトする淡色で印刷された光学読み取り情報記入欄を有するファクシミリ送信シートの下位に補助シートを分離可能に綴じ合わせてなり、この補助シートの前記ファクシミリ送信シートとの対向面には、前記ファクシミリ送信シートの表面側から前記光学読み取り情報記入欄を明確に視認し得るように、前記光学読み取り情報記入欄と上下に対応する位置に、前記光学読み取り情報記入欄とほぼ同一形状、ほぼ同一大で、異なる色彩である濃色で印刷した補助欄を設け、前記ファクシミリ送信シートと補助シート間に複写構造を設けたものである。
【0007】
【発明の実施形態】
以下、本発明を商品注文書に適用した場合の好適な実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は光学読み取り用ファクシミリ送信用紙の全体を示す概略的な斜視図、図2は補助シートを示す概略的な平面図、図3は光学読み取り情報記入欄と補助欄の関係の一実施形態を示す説明図、図4は光学読み取り情報記入欄と補助欄の関係の他の実施形態を示す説明図である。
【0008】
図1に示すように、光学読み取り用ファクシミリ送信用紙1は、ファクシミリ送信シート2の下位に同一大の補助シート3を、上端に線状に塗布した接着力の弱い接着剤(図示せず)で分離可能に綴じ合わせてなる。前記ファクシミリ送信シート2は、前記補助シート3表面に通常の印刷インキで印刷した事項を、内容までは確認できないが、その存在は確認できる程度の透光性を有している。
【0009】
同じく図1に示すように、ファクシミリ送信シート2の表面には、「FAX注文書」なる標題の下に、注文者の住所を記入する住所記入欄4、同じく電話番号を記入する電話番号記入欄5、同じく氏名を記入する名前記入欄6、現金払いかカード払いかを記入する支払種類記入欄7、使用カードの種類を記入するカード種類記入欄8、支払回数を記入する支払回数記入欄9、使用カードのカード番号を記入するカード番号記入欄10、注文商品名、商品コード、数量、金額をそれぞれ記入する注文商品記入欄11が、ノンリードインキで印刷されている。
【0010】
なお、上述した各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11が光学読み取り情報記入欄であり、支払種類記入欄7、カード種類記入欄8、支払回数記入欄9、カード番号記入欄10は、横一線に位置している。そして、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11は、例えばオレンジ色のノンリードインキで印刷されている。また、ファクシミリ送信シート2の表面には、左端縁に沿って光学読み取り位置を示すタイミングマーク12を、通常の黒色インキで印刷している。
【0011】
図2に示すように、補助シート3の表面には、ファクシミリ送信シート2の各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11と上下に対応する位置に、補助欄4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11aを設けている。図3に、支払種類記入欄7とこれに対応する補助欄7aについて示したように、これら各補助欄4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11aは、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11の外側を縁取るように、同一形状で若干大きく形成され、また、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11とは異なる色彩、例えば青色、緑色、黒色等、の通常のインキで濃く印刷されている。また、この補助シート3と前記ファクシミリ送信シート2の間には前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11に記入した情報を補助欄4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11aに複写するための、カーボン式あるいはノンカーボン式の適宜な複写構造を設けてある。
【0012】
したがって、ノンリードインキで印刷した、それ自体では人間の目で明確に視認し難い各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11は、下位に対応位置する各補助欄4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11aが透けて、黒っぽく縁取りされたように見えることにより、視認し易くなり、誤認することがないものである。これによって、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11への記入は、確実になされ、誤記入が生じる虞はない。
【0013】
必要な情報を記入したファクシミリ送信シート2は、補助シート3から分離して、ファクシミリ装置により商品の注文先に送信する。この時、各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11はノンリードインキで印刷してあるので読み取られず、記入した光学読み取り情報のみが読み取られて送信される。これを受信した注文先では、受信用紙に記録された光学読み取り情報をOCR装置等で光学的に読み取り、読み取り内容から出荷伝票等の必要な帳票類を作成することができる。
【0014】
送信後のファクシミリ送信シート2と補助シート3は、送信元において控として利用できる。すなわち、ファクシミリ送信シート2に記入した情報は明確に視認できるが、各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11は視認可能とはいえ、明確には視認し難いので、不都合な場合もある。したがって、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11を明確に視認できる控が必要な場合には、前記ファクシミリ送信シート2への記入事項が複写されている補助シート3を控として利用する。
【0015】
なお、各補助欄4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11aは、図4に示すように、各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11の内側を縁取るように、同一形状で若干小さく形成してもよい。また、同一形状、同一大に形成してもよいし、形状を若干相違させてもよい。すなわち、前記各補助欄4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11aは、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11を視認し易いように、前記各記入欄4,5,6,7,8,9,10,11の色合いが濃く変わるよう設けたり、黒っぽく縁取りするように設ければよく、具体的な構成は特に限定されない。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したところで明らかなように、本発明によれば、光学読み取り情報の記入時には必要で、読み取り時には不要な光学読み取り情報記入欄を、記入時には濃く、あるいは黒っぽく縁取りされたように明確に視認できて、誤認や誤記入を生ずる虞がない一方、ファクシミリ送信時には、光学読み取り情報記入欄は光学読み取りが不可能な状態となるので、受信用紙に記録されることがなく、受信用紙の光学読み取り情報を光学的に読み取る際に支障をきたさないうえ、必要に応じて補助シートを控えとして利用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光学読み取り用ファクシミリ送信用紙の全体を示す概略的な斜視図。
【図2】 補助シートを示す概略的な平面図。
【図3】 光学読み取り情報記入欄と補助欄の関係の一実施形態を示す説明図。
【図4】 光学読み取り情報記入欄と補助欄の関係の他の実施形態を示す説明図。
【符号の説明】
1 光学読み取り用ファクシミリ送信用紙
2 ファクシミリ送信シート
3 補助シート
4 住所記入欄
5 電話番号記入欄
6 名前記入欄
7 支払種類記入欄
8 カード種類記入欄
9 支払回数記入欄
10 カード番号記入欄
11 注文商品記入欄
12 タイミングマーク
4a,5a,6a,7a,8a,9a,10a,11a 補助欄
Claims (2)
- 光学読み取り機の読み取り光源に対しドロップアウトする淡色で印刷された光学読み取り情報記入欄を有するファクシミリ送信シートの下位に補助シートを分離可能に綴じ合わせてなり、この補助シートの前記ファクシミリ送信シートとの対向面には、前記ファクシミリ送信シートの表面側から前記光学読み取り情報記入欄を明確に視認し得るように、前記光学読み取り情報記入欄とは異なる色彩である濃色で印刷した補助欄を設け、前記ファクシミリ送信シートと補助シート間に複写構造を設けたことを特徴とする光学読み取り用ファクシミリ送信用紙。
- 光学読み取り機の読み取り光源に対しドロップアウトする淡色で印刷された光学読み取り情報記入欄を有するファクシミリ送信シートの下位に補助シートを分離可能に綴じ合わせてなり、この補助シートの前記ファクシミリ送信シートとの対向面には、前記ファクシミリ送信シートの表面側から前記光学読み取り情報記入欄を明確に視認し得るように、前記光学読み取り情報記入欄と上下に対応する位置に、前記光学読み取り情報記入欄とほぼ同一形状、ほぼ同一大で、異なる色彩である濃色で印刷した補助欄を設け、前記ファクシミリ送信シートと補助シート間に複写構造を設けたことを特徴とする光学読み取り用ファクシミリ送信用紙。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP08878096A Expired - Fee Related JP3989036B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 光学読み取り用ファクシミリ送信用紙 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3989036B2 (ja) |
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1996
- 1996-03-18 JP JP08878096A patent/JP3989036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09248981A (ja) | 1997-09-22 |
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