JPS62198649A - カルボン酸塩の製造法 - Google Patents

カルボン酸塩の製造法

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JPS62198649A
JPS62198649A JP61041112A JP4111286A JPS62198649A JP S62198649 A JPS62198649 A JP S62198649A JP 61041112 A JP61041112 A JP 61041112A JP 4111286 A JP4111286 A JP 4111286A JP S62198649 A JPS62198649 A JP S62198649A
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洋 木村
Akio Kimura
昭雄 木村
Yoshinori Mitsuta
義徳 光田
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(11,(2)および(3)で表わされ
る化合物 (以後、化合物(11,(2+、 (31と呼ぶ。但し
、[!Oはエチレンオキシド、Rは炭素数4〜14の直
鎖又は分岐のアルキル基を有するアルキルフェニル基、
又は炭素数8〜36の直鎖又は分岐のアルキル基、もし
くはアルケニル基を示し、Roは炭素数1〜8までの直
鎖もしくは分岐のアルキル基またはアルケニル基または
水素原子を示す。nは1〜100の整数を示す。また(
11においては、Roがメチル基で且つnが1の場合を
除く) の末端−級水酸基を1又は2個酸化することによる対応
するモノおよび/またはジカルボン酸塩の製造法に関す
るものである。
更に詳しくは一般式(1)、 <2)または(3)で表
される化合物を本発明の特別な触媒の存在下に接触酸化
することにより、それぞれ対応する一般式(41,+5
1. (6)、 (7)、 +81で表されるカルボン
酸塩(以後、カルボン酸塩(41,(5)、 +61.
 (71,+81と呼ぶ。但し、EO,R,R’および
nは、一般式(1)。
(2)または(3)で表される化合物におけるのと同じ
意味であり、Xはアルカリ金属を示す。但し、化合物(
4)においてはRoがメチル基で且つnが1の場合を除
く) を高収率で製造する方法に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕 上記一般式(4)〜(8)で表されるカルボン酸塩はい
ずれもアミノ酸型界面活性剤であり、従来のLASまた
はASと違って、低刺激性、耐硬水性の点で優れた化合
物である。これらのカルボン酸塩は家庭用洗浄剤やシャ
ンプー基剤等の用途があり有用な化合物である。
しかるに公知の合成法を組み合わせてこれらのカルボン
酸塩を合成しても、反応工程が複雑であるのみならず、
収率も低いという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者等は、脂肪酸、脂肪族−級アミン、脂肪
酸メチルエステル等を出発原料とするカルボン酸塩(4
)〜(8)の合理的製造法について鋭意研究し、本発明
に到達した。
即ち、本発明は一般式(11,+2)または(3)で表
される化合物 (但し、1110はエチレンオキシド、Rは炭素数4〜
14の直鎖又は分岐のアルキル基を有するアルキルフェ
ニル基、又は炭素数8〜36の直鎖又は分岐のアルキル
基、もしくはアルケニル基を示し、Roは炭素数1〜8
までの直鎖もしくは分岐のアルキル基またはアルケニル
基または水素原子を示す。nは1−100の整数を示す
。また、化合物(11においてRoがメチル基で且つn
が1の場合を除く) の末端−級水酸基を水溶媒系で、反応温度30〜100
℃、反応圧10気圧までの条件下、白金及び/又はパラ
ジウム、或いはこれとセレン、テルル、アンチモン、ス
ズ、ビスマスおよび鉛から成る群から選ばれる1種以上
を触媒成分とする担持触媒組成物の存在下、反応系のp
Hを7.5以上に調節しながら酸素もしくは酸素含有ガ
スで接触酸化することを特徴とする一般式(41,(5
)。
(61,+71. (8)で表される対応するカルボン
酸塩(但し、EO,R,R’およびnは、一般式(11
,(2)または(3)で表される化合物におけるのと同
じ意味であり、Xはアルカリ金属を示す。但し、カルボ
ン酸塩(4)においてRoがメチル基でかっnが1の場
合は除く) の製造法を提供するものである。
本発明において使用する触媒は通常担持触媒として使用
される。担体としては一般に公知のものが使用される。
例えば、活性炭、石綿、アルミナ、シリカゲル、白土、
ケイ藻土、ゼオライト等が挙げられるが、中でも特に活
性炭が好ましい。
本発明の触媒は、白金及び/又はパラジウム、或いはこ
れとセレン、テルル、アンチモン、スズ、ビスマスおよ
び鉛からなる群から選ばれる1種以上を触媒成分として
含存する。触媒組成物中の触媒成分の含有量は通常2〜
25重景%、好ましくは4〜20重■%である。
また、本発明の触媒にアルカリ土類金属、酸化亜鉛ある
いは遷移金属化合物を添加することにより、触媒の耐久
性、触媒活性の向上あるいは酸化生成物であるカルボン
酸塩(2)の色相等が向上することがある。
本発明に用いられる触媒は公知の方法で調製される6例
えば、パラジウムおよびテルルを触媒成分とする活性炭
担持触媒の調製法について説明する。まず活性炭をイオ
ン交換水中に分散させる。この場合、使用する活性炭は
常法に従って精製することにより触媒活性が向上するこ
とがある。一方、触媒成分の原料として塩化パラジウム
および酸化テルルを選びそれらの塩酸水溶液を調製し、
常法に従って先に調製した活性炭に吸着させる。吸着後
はホルマリン、ヒドラジン、ソジウムボロへイドライド
、水素等で加熱下に還元処理を行う、還元終了後、触媒
を濾別する。以上の方法によって、本発明で使用する触
媒が得られるが、触媒は乾燥することなく含水状態のま
ま反応に使用することが出来る。
本発明の触媒を用いて化合物(1)、 [2)または(
3)を酸化するにあたり、酸化反応に有利なall7.
5以上で、水溶媒系で実施する。即ち、酸化反応の進行
と共に反応系のPHが低下するため、苛性アルカリを添
加して中和しながら酸化反応を進行させるのが良い。苛
性アルカリとしては苛性ソーダもしくは苛性カリがよい
、また、苛性アルカリの添加量は目的とするカルボン酸
塩(4)〜(8)に応じて調節しなければならない。即
ち、カルボン酸塩(41,(51または(7)のように
主にモノカルボン酸塩の合成を目的とする場合は、苛性
アルカリの添加量は対応する化合物(11,(2)また
は(3)と等モルでよいが、(6)または(8)のよう
にジカルボン酸塩を目的とする場合は、対応する化合物
(2)または(3)の2倍モルは添加しなければならな
い。
ただモノおよびジカルボン酸塩いずれの合成の場合にも
、苛性ソーダの添加量は必要量より数%過剰に添加した
方が収率の点で好ましい場合がある。
苛性アルカリは一般に水溶液として使用するが、この仕
込み方法としては反応初期に一括仕込みするか、あるい
は反応系のpHを7.5以上の範囲内で適当なallに
維持するよう、連続もしくは断続的に仕込んでもよい。
また、酸化反応は一般に高pHの方が反応速度が大であ
るが、酸化反応生成物であるカルボン酸塩(4)、 (
5)、 (6)、 (71,(81の色相の点で、91
18〜10で実施するのがよい。
また、酸化反応は水溶媒系で実施するのが好ましく、こ
の際化合物(1)、 (2)または(3)の濃度は11
〜40重景%、好ましくは15〜25重量%がよい。
化合物(1)、 +2)または(3)の構造によってI
ILBの関係で反応初期、均一水溶液にならない場合が
あるが、酸化反応の進行とともに相当するカルボン酸塩
(4)、 (5)、 +6)、 (7)、 (81が生
成し、反応系は反応の進行と共に均一になるので問題は
ない。
酸化反応生成物する本発明触媒の触媒成分の添加量は、
化合物(1)〜(3)に対して、0.05〜10重量%
、好ましくは0.1〜5重量%である。
反応温度は30〜100℃、好ましくは40〜80℃が
よい。
酸化反応に使用する酸化剤として通常酸素ガスを使用す
るが、酸素を窒素で希釈した酸素含有ガスもしくは空気
を使用することも出来る。
酸化反応時の反応圧力は10気圧までが良く、好ましく
は常圧がよい。
また、本発明の触媒組成物を用いる化合物(1)。
(2)または(3)の触媒酸化反応は回分式もしくは連
続式で実施される。
本発明の触媒を用いて化合物(1)、 (2)または(
3)を酸化するには一般に次のように行う。
ガス導入口、ガス出口、温度計、サンプリング口および
攪拌器のついたフラスコに、化合物+11. (2)ま
たは(3)の20%水溶液もしくは乳化液(HLBの関
係で反応前は乳化状態になっている場合がある)を仕込
む。
本発明の触媒および48%苛性ソーダを化合物(1)〜
(3)に対して約1.05倍モル仕込む。
撹拌下75℃まで昇温し、酸素ガスを常圧で、ガス導入
口から反応系にバブリング導入する。
酸化反応は円滑に進行し数時間で反応は終了する。反応
終了後冷却し、濾過によって触媒と生成物を分離する。
生成物は、pig製をした後界面活性剤溶液として使用
するか、あるいは塩酸等の鉱酸で酸分解し、抽出工程を
へてフリーのカルボン酸を得ることも出来る。
酸化反応は収率は高収率に達する。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
触媒調製法  4χ旧/10χPd/C触媒第1成分お
よび触媒第2成分がそれぞれ、パラジウム、ビスマス、
触媒担体が活性炭である本発明の触媒を調製する。
活性炭8.8gを100m1のイオン交換水に浸漬させ
ておく、一方、パラジウムおよびビスマスの原料として
塩化パラジウムと塩化ビスマスを使用する。
塩化パラジウム1.66gを18%の塩酸水溶液(co
ne HCl 14m1+イオン交換水20m1) 3
4m1に溶解させる。また、塩化ビスマス0.6gを2
9%のイオン交換水(cone HCI hl +イオ
ン交換水20ml)28m lに溶解させる。
これらのパラジウムおよびビスマスの塩酸水溶液を先に
調製した活性炭の水分散液中に添加し、攪拌下に常温で
5時間吸着処理を行う。
次に、活性炭に吸着したパラジウム、ビスマスの還元処
理を行う為、加熱下、攪拌下に48%苛性ソーダ水溶液
20g、37%ホルマリン水溶液16m1を徐々に添加
する。
還元処理の終了後、冷却し触媒を濾別する。
得られた触媒は4χBi/10χPd/Cであるが、含
水率は約50%である。触媒は乾燥することなく、化合
物+11〜(3)の酸化に使用することが出来る。
本発明の他の触媒もこれと同様の方法で調製することが
出来る。
実施例1 酸素ガス立入口、ガス出口、温度計、サンプリング口、
撹拌器のついたlリッターフラスコに化合物(1)(但
し、Rはn−C1tI冒23、R’は水素、nは2.5
.10)をloog、イオン交換水400g−苛性ソー
ダ(化合物(llと等モル)を仕込んだ。
さらに本発明の触媒として、実施例1で調製した4χB
i/10χPd/C触媒を10g仕込んだ。
攪拌下に75℃まで昇温し、酸素ガス導入口より酸素ガ
スを常圧で系内にバブリング導入した。
反応は5時間で終了した。
反応終了物は触媒分離後、塩酸分解しクロロホルムで抽
出した。クロロホルムを減圧で除去し、反応混合物の酸
価と水酸基価から収率を算出した。
結果を表1に示した。表の実験4は10χPd/Cを用
い、nが5の場合である。
表   1 実施例2 本発明の触媒として以下の4種を選び、化合物(3)の
酸化を行った。但しnは1である。
反応条件等は実施例1と同様におこなった。
但し、苛性ソーダ添加量は化合物(3)と等モルになる
ように仕込んだ。結果を表2に示した。
表2の実験9は10χPd/C触媒の場合である。
表   2 実施例3 本発明の触媒として4χTe/10χPd/Cを用い、
実施例1と同様の方法で化合物(2)の酸化を行った。
但し、苛性ソーダの添加量は化合物(2)に対して等モ
ルであるように仕込んだ。反応結果を表3−に示した。
表   3 実施例4 本発明の触媒として、4ZBi/10χPd/Cを選び
化合物(1)の酸化を行った。R゛は炭素数1〜4まで
の直鎖のアルキル基である。但し、nは4である。反応
条件等は実施例1と同様に行った。反応結果を表4に示
した。
表   4 実施例5 本発明の触媒として、4χBi/10χPd/Cを選び
化合物(3)の酸化を行った。但し、nは5で、苛性ソ
ーダ添加量は化合物(3)の2倍モルになるように仕込
んだ。反応は実施例1と同様に行った。
その結果、化合物(3)に対応するジカルボン酸が85
モル%の収率で得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(1)、(2)又は(3)で表される化合物▲数
    式、化学式、表等があります▼(1)▲数式、化学式、
    表等があります▼(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (但し、EOはエチレンオキシド、Rは炭素数4〜14
    の直鎖又は分岐のアルキル基を有するアルキルフェニル
    基、又は炭素数8〜36の直鎖又は分岐のアルキル基、
    もしくはアルケニル基を示し、R′は炭素数1〜8まで
    の直鎖もしくは分岐のアルキル基もしくはアルケニル基
    または水素原子を示す。nは1〜100の整数を示す。 また(1)においては、R′がメチル基であり、且つn
    が1の場合を除く) を水溶媒系で、反応温度30〜100℃、反応圧10気
    圧までの条件下、白金及び/又はパラジウム、或いはこ
    れとセレン、テルル、アンチモン、スズ、ビスマスおよ
    び鉛から成る群から選ばれる1種以上を触媒成分とする
    担持触媒組成物の存在下、反応系のpHを7.5以上に
    調節しながら酸素もしくは酸素含有ガスで接触酸化する
    ことを特徴とするモノおよび/またはジカルボン酸塩の
    製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024758A3 (de) * 1996-12-03 1998-08-20 Basf Ag Verfahren zur abtrennung von glycerin aus glycerin und fettsäureamide enthaltenden reaktionsgemischen, daraus erhaltene alkoxylierte amide und deren verwendung
JP2002201155A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Kao Corp カルボキシル基及び/又はカルボニル基を有する化合物の製法
KR20160068637A (ko) 2014-12-05 2016-06-15 닛신 이온기기 가부시기가이샤 이온원, 지지대, 현수 기구, 이온원 반송 시스템 및 이온원 반송 방법

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KR20160068637A (ko) 2014-12-05 2016-06-15 닛신 이온기기 가부시기가이샤 이온원, 지지대, 현수 기구, 이온원 반송 시스템 및 이온원 반송 방법

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