JPS6219829B2

JPS6219829B2 -

Info

Publication number: JPS6219829B2
Application number: JP54124252A
Authority: JP
Inventors: Roiranto Yoahimu; Daaruguryun Rorufu
Original assignee: Hauni Werke Koerber and Co KG
Current assignee: Koerber AG
Priority date: 1978-09-29
Filing date: 1979-09-28
Publication date: 1987-05-01
Also published as: FR2437170B3; GB2031263B; JPS5548376A; US4280187A; IT1123747B; IT7926035A0; DE2842461A1; DE2842461C2; FR2437170A1; GB2031263A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は棒状タバコ製品の品質に影響するタバ
コ製品製造機械のコンベアおよび（または）他の
機械要素の作動状態変化を検出する方法および装
置に関する。

フイルタを有するまたは有しないシガレツト、
シガーおよび吸口を有するまたは有しない小葉巻
ならびにフイルタ棒を意味する棒状タバコ製品の
機械的製造過程は使用する材料の性質および機械
の複雑な構成のため非常に故障が多い。たとえば
タバコおよびタバコのダストは輸送ドラムの保持
孔を閉塞し、のりはコンベアに付着し、ガイドを
塞ぎ、フイルタ棒はガイドに食いこみ、個々の機
械要素ももちろんその機能が低下し、または完全
に停止する。故障の発生は製造したタバコ製品の
品質を害するので、これらの製品を検査し、所定
の品質規準外の製品を除去し、１定の廃却率を超
える際警報を発し、かつ（または）機械を停止す
る。除去した製品の状態により熟練した機械責任
者はしばしば故障源を迅速に突きとめ、多くはそ
の機械要素を掃除することによつて故障は除かれ
る。しかしときには故障源に関する長時間の探索
も避けられない。それに伴う製造時間の損失を低
下するため、以前は機械の故障しやすい部分にセ
ンサ、一般に製品センサを配置し、これによつて
故障（フイルタチツプ欠除、のり不足、被覆紙の
裂けなど）発生の際信号ランプを点灯させた。そ
れによつて機械の故障を探索すべき範囲を縮小す
ることができた。しかし故障源の正確な位置は示
されなかつた。というのは物理的理由からだけで
もすべての可能な故障源に対して監視装置を配置
することができないので、前記の監視方法は必然
的に不完全であつたからである。確実に可能な機
械監視の改善は著しい費用を必要とした。

この欠点を除去する提案が米国特許第3242321
号明細書により公知となつた。この提案によれば
製造した製品の検査装置を特定の機械要素の振動
監視装置と組合せ、製品の品質が所定の規準より
低く変化した場合、順次に振動監視装置を呼出
し、異常振動を検出したときその装置が光によつ
て表示される。この米国特許明細書にはこのよう
な故障源の検出はシガレツト製造の場合にも適す
ると示されているけれど、この提案がタバコ製造
機械で実現されたとは報告されていない。すなわ
ち汚れたコンベアまたは固定ガイドに挾まつたフ
イルタ棒もしくはのりで塞がつた切断チユーブが
この機械の高い製造能力のため非常に堅固に形成
された駆動要素の測定可能の振動の原因となるこ
とは疑問である。

本発明の目的はタバコ製品製造機械のコンベア
その他機械要素の、棒状タバコ製品の品質に影響
する作動状態変化を検出して認識させる実地に適
する方法を開発することである。この目的は本発
明により製造したタバコ製品の品質を検査し、タ
バコ製品の品質に関する特徴成分を含む検査信号
を形成し、検査信号のそれぞれ１つの特定のコン
ベアまたは機械要素に対応する異なる特徴信号成
分の出現を監視し、相当する信号が出現したとき
そのコンベアまたは機械要素を指示する信号を自
動的に形成する過程によつて解決される。

信号成分とは信号または一連の信号を特徴づけ
るすべての値、すなわちたとえば電気的信号の場
合、電圧、電流、周波数、平均値、分散等を表わ
す。特徴信号成分とはしたがつて１定電圧、１定
電流、１定周波数等である。

本発明の方法は現在まで公知の方法とは、故障
源を直接監視しようとせず、製造したタバコ製品
の鋭い品質監視によつて現在まで注意されなかつ
た検査信号の成分またはこの成分の出現を検出す
る点で異なる。本発明は特定の信号成分の出現ま
たはその出現の仕方が特定のコンベアまたは機械
要素の故障または変化に帰せられるとの認識に基
く。常用法を超える検査信号の評価によつて故障
源を正確に検出し、表示することができ、多くの
場合タバコ製品の品質が続く加工を不可能にする
限界より低下する前に故障を認識することができ
る。故障は故障源の表示によつて一般に作業員に
よつてただちに除去され、または適当な信号処理
によつて自動掃除（たとえば吸引空気通路に短時
間圧縮空気を吹付ける。）もしくは機械停止の制
御過程を励起することができる。故障源の位置を
突きとめる方法はもう１つの特徴によれば検査信
号の成分の周期的出現を監視することである。こ
の場合故障が発生しうるコンベアはタバコ製品ま
たはその製造に使用する成分の輸送のため異なる
数の収容部もしくは異なる長さの周面を有する。
しかし回転しない機械要素の故障ももう１つの特
徴により検査信号の成分の変化を監視することに
より位置ぎめすることができる。たとえばタバコ
棒製造機のカツタ装置の切断チユーブ内ののりの
沈積により検査信号の検出しうる特徴的分散が生
ずる。

故障を有するコンベアの前述の検出は具体的方
法過程によれば、コンベアの運動と同期的にクロ
ツク信号を形成し、その連続を１つのクロツク信
号発信の際タバコ製品またはその成分が、輸送方
向で前に配置されたタバコ製品または成分が先に
発したクロツク信号発信の際達した位置に達する
ように、タバコ製品またはタバコ製品造成分の輸
送に同調させ、それゆえ各コンベアの１回転でこ
のコンベアに対応する１定数のクロツク信号が形
成され、かつ検査信号の出現を監視し、その連続
の間に１つのコンベアに対応する数のクロツク信
号を発するように行われる。本発明のもう１つの
形成によれば故障源を有する収容部または相当す
る輸送面部分は、回転するコンベアの回転角を対
応するクロツク信号のカウントによつて検出し、
１つのコンベアに対応する検査信号がそのコンベ
アに対応するクロツク信号を選択することによつ
て位置を決定することができる。したがつて本発
明の他の形成により他の探索なしにただちに故障
を除去し、または自動的に作動する掃除装置の使
用も可能になり、その際選択されたクロツク信号
により機械の停止はそのコンベアが所定の回転角
を回転した後に停止するように制御される。これ
は品質検査を介して位置ぎめした故障源により機
械を停止した後そのコンベアの故障を有する収容
部または故障を有する輸送面部分が機械の所定の
位置を占めることを意味する。

とくに前記方法の実施に適する首記の装置の特
徴は製造した製品の品質を検査するため機械に配
置された検査装置、タバコ製品の品質に応ずる特
徴成分を有する検査信号を形成するため検査装置
に配置された信号発生器、各１定のコンベアまた
は機械要素に対応する異なる特徴信号成分の出現
を検出するため信号発信器に接続された評価装
置、およびコンベアまたは機械要素に対応配置さ
れた、評価装置と結合した表示装置を備えること
である。

検査信号の周期的に出現する成分を監視するた
め、評価装置はコンベアに対応配置された多数の
カウント装置を有し、このカウント装置はコンベ
アの回転運動と同期的に駆動されるクロツク発信
器と結合し、カウント装置によつて制御されるメ
モリーを備え、このメモリーは入力側が検査装置
の信号発信器と、出力側が限界値比較回路を介し
てそれぞれコンベアに対応配置された表示装置と
結合される。検査信号の成分の変化を監視するた
め、評価装置はコンピユータを有し、その入力側
は検査装置の信号発信器と、出力側は表示装置と
結合する。コンベアに対応配置されたカウント装
置およびこのカウント装置によつて制御されるメ
モリーを介してコンベアの故障源の位置を正確に
検出することができる。迅速な故障の除去はもう
１つの特徴により、評価装置が機械停止のための
回路装置と結合され、この装置らカウント装置を
有し、かつクロツク発信器および機械駆動の制御
装置と結合していることによつて可能になる。

次に本発明を図面により説明第１図に示す本出願人のシガレツト棒製造機
Garant4型は公知であり、それゆえ以下に簡単に
説明する。図示されていないフリース布の上に形
成されたタバコフリースはタバコ通路１にタバコ
の流れを形成するためタバコベルト２の上へ散布
され、このベルトはタバコ通路１の多孔底３の上
を滑り、多孔底の下には吸引室４が通路支持体と
して配置される。成形ホイール６は底部に貫通孔
を有するＵ形溝を周縁に備え、この溝は輸送行路
の範囲内で吸引通風下にある。成形ホイール６は
タバコベルト２からタバコの流れを引取る。スク
レーパ７は成形ホイール６のタバコ流れの過剰分
を除去し、それによつてタバコ棒８が形成され
る。吸引通風下に作業する棒コンベア９はタバコ
棒８を成形ホイール６の溝から引取り、これを同
じ速度で導かれるシガレツト紙テープ１１の上に
置く。この紙テープ１１はボビン１２から引出さ
れ、印刷機１３をへて、駆動される成形ベルト１
４へ導かれる。成形ベルト１４はタバコ棒８およ
びシガレツト紙テープ１１を成形機１６を通して
送り、ここでシガレツト紙テープ１１は１つの側
縁が突出するようにタバコ棒８の周りに巻かれ
る。のり付け装置１７はこの側縁にのり付けし、
継目アイロン１８がのり付けは継目を乾燥する。
このように形成されたシガレツト棒１９はカツタ
２１によつて個々のシガレツトに切断され、この
シガレツトは加速器２２によつて排出ドラム２３
へ押込まれる。タバコベルト２、成形ホイール
６、棒コンベア９および成形ベルト１４の輸送面
の長さは異なる。

第２図に示す本出願人のフイルタ取付機MAXS
型は同様公知であり、次に簡単に説明する。押込
ドラム３１はシガレツト棒製造機で製造したシガ
レツトを２つのスタガドラム３２に引渡し、この
ドラムはずれて供給されるシガレツトのずれを直
して各２本ずつ１線に、シガレツトの間に空間を
あけて集成ドラム３３へ送る。フイルタ棒はマガ
ジン３４から切断ドラム３６に達し、２つのサー
キユラカツタ３７によつて使用長さの２倍のフイ
ルタチツプに切断され、スタガドラム３８でずら
して、シフトドラム３９によつて１列に接するチ
ツプに整列させ、加速ドラム４１によつて集成ド
ラム３３へ送られる。集成ドラム３３で形成され
たシガレツト−フイルターシガレツトの群は軸方
向に密接するようにいつしよに送られる。次にこ
の群は引渡しドラム４２に引取られる。被覆紙テ
ープ４３は被覆紙ボビン４４から１組の引取ロー
ル４６によつて引出され、第２の被覆紙ボビン４
４ａは予備として備えられる。被覆紙テープ４３
は鋭いエツジを有する前破断器４７を回つて方向
を変え、のり付装置４８によつてのり付けされ、
被覆ロール４９でカツタドラム５１によつて切断
される。切断された被覆紙は引渡しドラム４２の
シガレツト−フイルタ群に付着し、転動ドラム５
２で、転動器５３によりシガレツト−フイルタ群
に巻かれる。製造された２倍フイルタシガレツト
の群は乾燥ドラム５４を介して切断ドラム５６へ
送られ、ここでフイルタチツプの中央を切断して
個々のフイルタシガレツトになり、その際同時に
不良フイルタシガレツトが投出される。引渡しド
ラム５７および集合ドラム５８と共働する反転装
置５９は１つの列のフイルタシガレツトの向きを
変え、これと同時に引渡しドラム５７および集合
ドラム５８を向きを変えずに通過するフイルタシ
ガレツトの列に導く。検査ドラム６１を介してフ
イルタシガレツトは投出しドラム６２へ達し、こ
こで投出し過程の前にとくにフイルタシガレツト
の頭部検査が行われる。ブレーキドラム６３と共
働する排出ドラム６４はフイルタシガレツトを排
出ベルト６６へ配置する。

フイルタ取付機のすべてのドラムは異なる数の
収容部を有する。

第３図の監視装置は第２図のフイルタ取付機の
検査ドラム６１の検査装置７１、評価装置７２お
よび表示装置７３からなる。略示した検査装置７
１は圧縮空気源７４を有し、ここから調節弁７
７、マノメータ７８およびチヨーク７９を含む導
管７６ａがフイルタシガレツトＺに通ずる。フイ
ルタシガレツトＺの他の側の導管７６ｂはチヨー
ク８１を有し、その前から枝管８２が圧力−電圧
変換器８３（膜発信器）の形の信号発信器に通
じ、この変換器は検査圧力をアナログに電圧へ変
換し、それゆえフイルタシガレツトＺの通気性に
相当する信号を発する。この種の検査装置の詳細
は公知であり、たとえば西独特許1300458号また
は同一の米国特許第3412856号明細書に開示され
る。圧力電圧変換器８３は比較回路（コンパレー
タ）８４の入力ａと結合し、その第２入力ｂはシ
ガレツトの巻紙の許容通気性を決定する標準値発
信器８５と結合する。比較回路８４の出力ｃはシ
フトレジスタ８６の入力ａと結合し、その出力ｃ
は増幅器８７を介して電磁弁８８と結合し、この
弁は圧縮空気源９１を噴射ノズル９２と結合する
導管に含まれる。噴射ノズル９２はフイルタ取付
機の投出しドラム６２に配置され、その際シフト
レジスタ８６は検査位置と噴射位置の間の距離に
相当する数の段を有する。シフトレジスタ８６の
個々の段に、制御カム９４を備えるクロツクデイ
スク９６および近接スイツチ９７からなるクロツ
ク発信器９３からシフトクロツクが送られる。ク
ロツクデイスク９６はシガレツト棒製造機および
フイルタ取付機の共通駆動装置と、１つのシガレ
ツトを検査するときに近接スイツチ９７が１つの
クロツク信号を発するように同期し、すなわち１
つのクロツク信号発信の際シガレツトまたはその
要素はそのつど送り方向で前に位置するシガレツ
トまたは要素が先に発したクロツク信号発信の際
に達した位置に達する。

評価装置７２は多数の評価回路７２．１………
……７２．ｎからなり、シガレツト棒製造機およ
びフイルタ取付機のそれぞれの監視すべきコンベ
アに対して１つの評価回路が対応して備えられ
る。各評価回路７２．１……………７２．ｎは導
線９８ａを介して、圧力−電圧変換器８３と結合
するアナログ−デイジタル変換器９８と結合し、
かつ導線９７ａを介してクロツク発信器９３の近
接スイツチ９７と結合する。

各評価回路７２．１……………７２．ｎの出力
側は導線９９．１……………９９．ｎを介してそ
れぞれ１つの表示ユニツト７３．１……………７
３．ｎと結合し、これらのユニツトは不良の原因
となつた収容部またはコンベアのその部分を表示
するためそれぞれランプＬおよび数字表示器Ｘを
有する。導線９９．１……………９９．ｎの分岐
線９９．１ａ……………９９．naは第５図の回
路に通ずる。

すべての評価回路７２．１……………７２．ｎ
は同じに形成され、第４図に示す評価回路７２．
１により説明する。

デコードされた出力ｃ１……………cnを有す
るカウンタ１０１はセツト入力ａで導線９７ａを
介して第３図のクロツク発信器９３と結合し、リ
セツト入力ｄでクロツク発信器１０２と結合す
る。このクロツク発信器１０２は近接スイツチ１
０３およびここではデイスク１０４で表わされる
対応するコンベアに配置された制御突起１０６か
らなる。クロツク発信器１０２は対応するコンベ
アの各完全１回転ごとに１つのクロツク信号を発
する。カウンタの出力ｃ１……………cnの数は
対応するコンベアの収容部または輸送部分の数に
相当する。出力ｃ１……………cnはカウンタ１
０１の計数値の各上昇ごとに出力信号を隣接出力
へ移行させるようにデコードされる。

カウンタ１０１の出力ｃ１……………cnはそ
れぞれ制御回路１０７．１……………１０７．ｎ
のセツト入力ａと結合し、制御回路の出力ｃ１お
よびｃ２はそれぞれ制御可能のメモリー１０８．
１……………１０８．ｎまたは１０９．１………
……１０９．ｎの制御入力ａと結合する。各制御
回路１０７．１……………１０７．ｎは１つの入
力信号を得ると１つの制御信号を順に出力ｃ１お
よびｃ２に送る。各メモリー１０８．１…………
…１０８．ｎの出力ｃは対応するメモリー１０
９．１……………１０９．ｎの入力ｂと結合し、
その出力ｃは加算器１１１．１……………１１
１．ｎの入力ｂと結合する。加算器１１１．１…
…………１１１．ｎの他の入力ａは導線９８ａを
介してアナログ−デイジタル変換器９８と結合
し、加算器１１１．１……………１１１．ｎの出
力ｃはそれぞれ対応するメモリー１０８．１……
………１０８．ｎの入力ｂと結合する。メモリー
１０９．１……………１０９．ｎの出力ｃはさら
にそれぞれメモリー１１２．１……………１１
２．ｎの入力ｂと結合し、その制御入力ａは制御
回路１１３の出力ｃ１と結合する制御回路１１３
の入力ａは調節可能のカウンタ１１４の出力ｃと
結合し、その入力ａはクロツク発信器１０２の近
接スイツチ１０３と結合する。制御回路１１３の
出力ｃ２はメモリー１０９．１……………１０
９．ｎのリセツト入力ｄと結合する。メモリー１
１２．１……………１１２．ｎの出力ｃはそれぞ
れスイツチ１１６．１……………１１６．ｎを介
して比較回路１１７の入力ａ１および平均値形成
器１１８の入力ｂ１……………bnと結合する。
平均値形成器１１８の制御入力ａは制御回路１１
３の出力ｃ３と結合し、出力ｃは比較回路１１７
の入力ａ２と結合し、この比較回路に入力ｂを介
して標準値発信器１１９から限界値が送られる。
比較回路１１７の出力ｃは制御可能メモリー１２
１の制御入力ａと結合し、このメモリーの入力ｂ
は制御回路１２２の出力ｃと結合し、リセツト入
力ｄには機械または機械組合せの始動の際図示さ
れていない制御ロジツクから消去信号が送られ
る。メモリー１２１の出力ｃは導線９９．１を介
して第３図の表示ユニツトと結合する。

制御回路１２２の制御入力ａは制御回路１１３
の出力ｃ４と結合し、制御回路１２２の出力ｃ１
……………cnはそれぞれスイツチ１１６．１…
…………１１６．ｎの制御入力ａと結合する。制
御回路１２２の出力ｃ１……………cnに順次に
それぞれ１つの信号が送られる間、出力ｃはカウ
ンタ出力であり、すなわちその出力信号は出力ｃ
１からｃ２へ、ｃ２からｃ３へ……………と出力
信号が移行するごとに１だけ高くなる。制御回路
１２２は非安定マルチバイブレータたとえば
RCA社のCD4047A型の形のクロツク発信器、カ
ウンタたとえばRCA社のCD4520B型およびデコ
ーダたとえばモトローラ社、USAのMC14028型
からなる。

検査信号の評価を次に１つのコンベアに対して
第３図と関連する第４図の評価回路７２．１によ
り説明する。この説明はこのような評価回路が配
置されている機械または機械組合せのすべてのコ
ンベアに対して適用される。

評価回路７２．１に対応するコンベアの１回転
の間カウンタ１０１はコンベアの溝または輸送部
分の数に相当する数のクロツクパルスを受け、こ
のパルスにより制御信号が制御回路１０７．１…
…………１０７．ｎへ順次に送られる。クロツク
パルスと同期的に検査信号が検査装置７１の圧力
−電圧変換器８３からアナログ−デイジタル変換
器９８を介して加算器１１１．１……………１１
１．ｎの入力ａに達し、これらの加算器は続いて
この検査信号をそれぞれのメモリー１０９．１…
…………１０９．ｎの出力信号に加える。制御装
置１０７．１……………１０７．ｎへの前記制御
により、これらの制御装置はシガレツトまたはそ
の要素が対応する溝または対応するコンベア部分
で送られたシガレツトＺを検査する場合にのみそ
れぞれのメモリー１０８．１……………１０８．
ｎおよび１０９．１……………１０９．ｎに順次
それぞれ１つの制御信号を送る。

加算器１１１．１……………１１１．ｎの出力
信号はその際まずメモリー１０８．１……………
１０８．ｎに、次メモリー１０９．１……………
１０９．ｎへ送られる。それぞれのコンベアの１
回転の後、カウンタ１０１はこれに配置されたク
ロツク発信器１０２によつてリセツトされる。そ
れぞれのコンベアのカウンタ１１４に調節された
所定数の回転の後、カウンタ１１４は信号を制御
回路１１３へ送り、この回路はまず制御信号をそ
の出力ｃ１からメモリー１１２．１……………１
１２．ｎへ送るので、これらのメモリーは対応す
るメモリー１０９．１……………１０９．ｎの出
力信号を受ける。続いてメモリー１０９．１……
………１０９．ｎは制御回路１１３の出力ｃ２の
信号によつて消去され、新しい監視サイクルが始
まる。

すべてのメモリー１１２．１……………１１
２．ｎの出力信号は平均値形成器１１８に送ら
れ、この形成器は制御回路１１３の出力ｃ３から
制御信号を受けた後、平均値に相当する信号を比
較回路１１７に送る。制御回路１１３の出力ｃ４
の信号によつて制御回路１２２が励起され、その
出力ｃ１……………cnへ順次それぞれ１つの信
号が現れ、この信号がスイツチ１１６．１………
……１１６．ｎを順次励起するので、メモリー１
１２．１……………１１２．ｎの出力信号が順次
に同様比較回路１１７に送られる。同時に信号が
現れた出力ｃ１……………cnに対応してそのつ
ど１つの信号がメモリー１２１に送られる。比較
回路１１７に平均値形成器１１８から送られた信
号とメモリー１１２．１……………１１２．ｎか
ら送られた信号の１つとの差が標準値発信器１１
９に調節された限界値を超えると、比較回路１１
７は制御信号を制御回路１２２の出力ｃから送ら
れた信号を記憶しているメモリー１２１に送る。
この信号はその大きさがそれぞれのコンベアの１
定の溝または１定の輸送部分を表わす。メモリー
１２１の出力信号は表示ユニツト７３．１にラン
プＬを点灯し、かつ数字表示器Ｘに数字たとえば
18が現れる。作業員は表示ユニツト７３．１に対
応するコンベアの溝または輸送部分１８の範囲に
故障があつたことを知る。故障を除去した後、表
示は作業員により、または機械始動の際自動的に
メモリー１２１の入力ｄの信号によつて消され
る。

第５図の回路装置１３０では各評価回路７２．
１……………７２．ｎに１つのカウンタ１２６．
１……………１２６．ｎが備えられ、その出力ｃ
はデイジタルコンパレータとして接続された演算
ロジツク回路１２７．１……………１２７．ｎと
結合する。図面にはカウンタ１２６．１およびロ
ジツク回路１２７．１しか示されない。すべての
ロジツク回路１２７．１……………１２７．ｎは
その入力ａ２が導線９９．１ａ……………９９．
naと結合し、その出力ｃはスイツチ１２９の制
御入力ａに通ずる共通の導線１２８に接続する。
スイツチ１２９は制御装置１３５の要素であり、
標準値発信器１３１をもう１つのスイツチ１３２
を介して電動モータ１３４の形の機械も駆動のた
めの増幅器１３３と結合する。スイツチ１３６は
ロジツク回路１３７を増幅器１３３と結合する。
このロジツク回路は本発明の要素ではなく、公知
法で機械または機械組合せの始動および停止を制
御する。電動モータ１３４が停止したとき信号を
発する電動モータ１３４と結合する回転数監視器
１３８はメモリー１３９を介してスイツチ１３２
および１３６の制御入力ａと結合する。スイツチ
１２９，１３２および１３６はその静止状態すな
わち入力ａ信号がないときに占めるスイツチ位置
で示される。

機能の説明のため再び評価回路７２．１に対応
するコンベアが故障を有するものとする。すなわ
ち導線９９．１ａを介してロジツク回路１２７．
１へ信号が送られ、その大きさはコンベアの１定
の溝または１定の輸送部分を表わす。カウンタ１
２６．１はそのコンベアの溝または輸送部分の通
過を機械の１定位置たとえば作業員がコンベアを
掃除しうる位置でカウントする。カウンタ１２
６．１はそのために第３図のクロツク発信器９３
のクロツク信号を受け、そのコンベアの１回転後
第４図のクロツク発信器１０２からリセツト信号
を受ける。機械または機械組合せの停止後、回転
数監視器１３８は信号をメモリー１３９へ発し、
その出力信号はスイツチ１３２を閉じ、スイツチ
１３６を開く。ロジツク回路１２７．１はその入
力ａ１およびａ２に送られる信号が等しくない間
は出力信号を発信せず、すなわちスイツチ１２９
は閉じたままである。標準値発信器１３１はそれ
ゆえ増幅器１３３と接続するので、電動モータ１
３４は機械または機械組合せを、ロジツク回路１
２７．１に評価回路７２．１のカウンタ１２６．
１およびメモリー１２１から送られる信号が等し
くなるまで、すなわちそのコンベアの溝または輸
送部分が所望の位置に達するまで、超低速運転で
駆動する。所望の位置に達した瞬間にロジツク回
路１２７．１は信号をスイツチ１２９へ送り、こ
のスイツチは開き、標準値発信器１３１は増幅器
１３３から離れるので、電動モータ１３４は停止
する。故障除去後、作業員によつて、または機械
始動の際自動的に入力ｄに送られる信号によつて
メモリー１３９は消去される。これは表示装置７
３の表示を消去する信号と同じ信号である。

第６図には検査信号の本発明による評価にコン
ピユータを使用することを示す。２０１はコンピ
ユータの本来の中央装置、２０２はデイジタル入
力装置、２０３はデイジタル出力装置、２０４は
アナログ−デイジタル変換器を有する入力装置、
２０６はデイジタル−アナログ変換器を有する出
力装置である。２０７はいわゆるコンピユータバ
スであり、これを介して中央装置２０１は機能群
２０２〜２０６と連絡する。コンピユータとして
はたとえばUSA、Intel社のSBC80／20型コンピ
ユータが適当である。機能装置２０２の入力の１
つにクロツク発信器９３が接続され、機能装置２
０３の出力の１つと表示装置７３が結合される。
機能装置２０４の入力の１つと第３図の検査装置
７１の出力−電圧変換器８３が結合され、機能装
置２０６の出力は電動モータ１３４の増幅器１３
３と結合している。

適当なプログラミングにより第３および４図の
回路装置により説明したような信号評価がコンピ
ユータによつて可能となるだけでなく、検査信号
の成分の周期的発生の検出に対して付加的に、周
期的でなく回転する機械要素の故障発生を表わす
検査信号のこの成分の変化を監視することもでき
る。この故障も表示装置に表示することができ
る。

検査信号の本発明による評価に適する信号は完
成したシガレツトの被覆のニユーマチツク検査に
よつて得られる信号のみに限らない。同様に製品
の被覆の光電的検査または頭部センサによつて得
られる検査信号を評価することもできる。製造し
たシガレツト棒の密度の監視の際形成される検査
信号を本発明の方法で評価することもできる。も
ちろん２種以上の方法で得た検査信号を評価し、
互いに組合せることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はシガレツト棒製造機の概要図、第２図
はフイルタ取付機の概要図、第３図は第１図およ
び第２図機械の監視装置、第４図は評価回路の詳
細図、第５図は第１図および第２図の機械のコン
ベアの位置ぎめのための回路図、第６図はコンピ
ユータを有する評価回路の配置図である。６１……検査ドラム、６２……投出しドラム、
７１……検査装置、７２……評価装置、７３……
表示装置、７４，９１……圧縮空気源、８３……
圧力−電圧変換器、８６……シフトレジスタ、９
３，１０２……クロツク発信器、１０１，１１４
……カウンタ、２０１……コンピユータ。

Claims

【特許請求の範囲】１製造したタバコ製品の品質を検査し、タバコ
製品の品質に関する特徴成分を有する検査信号を
形成し、検査信号のそれぞれ１定のコンベアまた
は機械要素に対応する種々の特徴信号成分の出現
を監視し、かつ相当する信号成分出現の際そのコ
ンベアまたは機械要素を指示する信号を自動的に
形成することを特徴とする、棒状タバコ製品の品
質に影響するタバコ製造機械のコンベアその他機
械要素の作動状態変化を検出する方法。２検査信号の成分の周期的出現を監視する特許
請求の範囲第１項記載の方法。３検査信号の成分の変化を監視する特許請求の
範囲第１項または第２項記載の方法。４コンベアの運動と同期的にクロツク信号を形
成し、その連続を１つのクロツク信号発信の際タ
バコ製品またはその成分が、輸送方向で前に位置
するタバコ製品または成分が先に発したクロツク
信号発信の際達した位置に達するように、タバコ
製品またはその製造成分の輸送に同調させ、それ
ゆえ各コンベアの１回転でこのコンベアに対応す
る１定数のクロツク信号を形成し、かつ検査信号
の出現を監視し、その信号の連続の間に１つのコ
ンベアに対応する数のクロツク信号を発する特許
請求の範囲第１項または第２項記載の方法。５回転するコンベアの回転角を対応するクロツ
ク信号をカウントして検出し、１つのコンベアに
対応する検査信号がそのコンベアに対応するクロ
ツク信号を選択する特許請求の範囲第４項記載の
方法。６選択したクロツク信号により機械の停止を制
御し、その際そのコンベアが所定の回転角を経過
した後に停止させる特許請求の範囲第５項記載の
方法。７製造した製品の品質を検査するため機械に配
置された検査装置７１、タバコ製品の品質に応ず
る特徴成分を有する検査信号を形成するため検査
装置に配置された信号発信器８３、それぞれ１定
のコンベアまたは機械要素に対応する種々の特徴
信号成分の出現を検出するため信号発信器と結合
された評価装置７２およびコンベアまたは機械要
素に対応配置された、評価装置と結合する表示装
置７３を有することを特徴とする、棒状タバコ製
品の品質に影響するタバコ製造機械のコンベアそ
の他機械要素の作動状態変化を検出する装置。８評価装置７２がコンベアに対応配置された多
数のカウント装置１０１を有し、カウント装置１
０１がコンベアの回転運動と同期的に駆動される
クロツク発信器９３，１０２と結合し、カウント
装置１０１によつて制御されるメモリー１０９．
１……………１０９．ｎ，１１２．１……………
１１２．ｎを備え、これらのメモリーの入力側が
検査装置７１の信号発信器８３と結合し、出力側
が限界値比較回路１１７を介してそれぞれ１つの
コンベアに対応配置された表示装置７３．１……
………７３．ｎと結合している特許請求の範囲第
７項記載の装置。９評価装置がコンピユータ２０１を有し、その
入力側が検査装置７１の信号発信器８３と、出力
側が表示装置７３と結合している特許請求の範囲
第７項または第８項記載の装置。１０評価回路７２が機械を停止するための回路
装置１３０と結合し、この装置がカウント装置１
２６．１……………１２６．ｎを有し、かつクロ
ツク発信器９３，１０２および機械駆動装置１３
４の制御装置１３５と結合している特許請求の範
囲第７項〜第９項の１つに記載の装置。