JPS6219723Y2 - - Google Patents

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JPS6219723Y2
JPS6219723Y2 JP2162079U JP2162079U JPS6219723Y2 JP S6219723 Y2 JPS6219723 Y2 JP S6219723Y2 JP 2162079 U JP2162079 U JP 2162079U JP 2162079 U JP2162079 U JP 2162079U JP S6219723 Y2 JPS6219723 Y2 JP S6219723Y2
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JP
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stage
motion
switching valve
operating lever
hydraulic
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は動力作業機に既設された走行用油圧
回路と排土板昇降用の油圧回路とを合流回路を介
して接続させ、その合流回路を介して排土板昇降
用の作動油を走行用作動油に合流させて走行用油
圧モーターを増速させるようにした動力作業機に
おいて、上記走行用油圧回路の切換弁と合流回路
の切換弁との切換を行う操作レバーの切換機構に
関するものである。
この考案は機体1の左右両側に油圧モーター
2,3により駆動される走行装置4,5を設ける
とともに、機体1の後部に油圧作動により上下動
する排土板6を設け、かつ上記油圧モーター2,
3に接続した昇降用油圧回路Cとを合流回路Bを
介して接続させた動力作業機の走行用油圧装置に
おいて、操作レバー46と連動するL字槓杆50
の一端と、上記走行用油圧回路Aの走行用切換弁
9との間を操作レバー46の前後第二段動作吸収
機構48を介して接続させ、かつ上記L字槓杆5
0の他端と、合流回路Bの合流切換弁12との間
を操作レバー46の前後第一段動作吸収機構58
を介して接続するとともに、同前後第一段動作吸
収機構58が、上記合流切換弁12のスプール1
2′に接続した切換ロツド59と、上記L字槓杆
50の他端とを長孔60を介して接続させて構成
されている操作レバーの切換機構に係るものであ
つて、以下図面に示す実施例に基づき説明する。
機体1は履帯17による走行装置4,5を左右
両側に有し、同走行装置4,5のフレーム18に
旋回台19を設け、同旋回台19上に設けた機枠
本体20に運転室21を設け、かつ同機枠本体2
0の前部に掘削機22を設けるとともに後部には
油圧シリンダ23,24により昇降動作する排土
板6が設けられている。
上記左右両側走行装置4,5には、それぞれ走
行用油圧回路Aに接続した駆動用の油圧モーター
2,3が設けられており、同左側油圧モーター2
には前進走行用通路7a及び後進走行用通路7b
を介して左側走行用切換弁9が接続され、かつ右
側油圧モーター3には前進走行用通路8a及び後
進走行用通路8bを介して右側走行用切換弁10
が接続され、又同左右両側走行用切換弁9,10
にはそれぞれ作動油供給通路25,26を介して
二連式の油圧ポンプ27,28が接続されてい
る。
上記排土板6の油圧シリンダ23,24は昇降
切換弁29を有する昇降用通路11及び作動油供
給通路30とによる昇降用油圧回路Cを介して油
圧ポンプ31に接続されている。
そして、上記昇降切換弁29に接続した合流切
換弁12を昇降切換弁29の中立状態において、
上記油圧ポンプ31に接続させ、かつ同合流切換
弁12には、前進用分流弁15及び後進用分流弁
16とをそれぞれ合流通路13,14を介して接
続させるとともに、同前進用分流弁15と上記前
進走行用通路7a,8aとを分流通路32b,3
3bを介して接続させ、かつ後進用分流弁16と
上記前進走行用通路7b,8bとを分流通路32
b,33bを介して接続させた合流回路Bを構成
している。
尚、第2図中34で示すものは油圧ポンプ2
7,28,31の駆動エンジン、35はスイング
シリンダ36を操作する切換弁、37はバケツト
シリンダ38を操作する切換弁、39はブームシ
リンダ40を操作する切換弁、また41はアーム
シリンダ42を操作する切換弁、43は旋回モー
ター44を操作する切換弁、45は作動油供給通
路25,26,30の戻り通路である。
そして、上記左右両側走行用切換弁9,10は
それぞれ運転室21内に設けた左右操作レバー4
6,47により切換えられるものであり、かつ同
操作レバー46,47のうち一方の左操作レバー
46は上記合流切換弁12の操作レバーとしても
兼用され、その動作は中立位置Nからの前後第一
段操作を切換弁9の切換動作とし、前後第二段操
作を左側走行用合流切換弁12の切換動作として
いる。
そして、左操作レバー46による左側走行用切
換弁9の切換機構としては、左操作レバー46の
下端に第一ロツド49の一端を接続し、同第一ロ
ツド49の他端をL字槓杆50の一端に接続し、
同L字槓杆50の他端に接続した第二ロツド51
と上記切換弁9のスプール9′に接続した第三ロ
ツド52とが連動連結されている。
しかも、第二ロツド51と第三ロツド52との
間には、左操作レバー46の前後第二段動作を吸
収する前後第二段動作吸収機構48としての吸収
手段53が介設されている。
かかる吸収手段53は、底板54′,55′同士
を接続させた函体54,55内に前動吸収発条5
6及び後動吸収発条57とをそれぞれやや圧縮状
態で嵌装させ、さらに、上記同第二ロツド51中
途に設けた受け座51′を一方の函体54内にお
いて上板54″と前動吸収発条56との間に挾持
させ、かつ第三ロツド52先端に設けた受け座5
2′を他方の函体55内において底板55′と後動
吸収発条57との間に挾持させている。
従つて、前後第二段動作吸収機構48は、左操
作レバー46による前後第一段動作にて左側走行
用切換弁9の切換作動を行い、左操作レバー46
による前後第二段動作のみを吸収して、かかる左
側走行用切換弁9の切換状態を保持することがで
きる。
また、同左操作レバー46と合流切換弁12の
との間に介設された前後第一段動作吸収機構58
は、合流切換弁12のスプール12′に接続した
切換ロツド59の先端に第一段動作吸収用の長孔
60を形成するとともに、上記L字槓杆50の一
端延長部50′に設けたピン体61を上記長孔6
0内に嵌挿させて構成されている。
次に、右操作レバー47による右側走行用切換
弁10の切換機構62は、右操作レバー47の下
端に第一ロツド63の一端を接続し、同第一ロツ
ド63の他端をL字槓杆64の一端に接続し、同
L字槓杆64の他端と右側走行用切換弁10のス
プール10′とを第二ロツド65で接続して構成
されている。
従つて、駆動エンジン34により各油圧ポンプ
27,28,31を作動させると、作動油x,
y,zが作動油供給通路25,26,30を介し
て左右両側走行用切換弁9,10および昇降切換
弁29に流入する。
そして、運転者が右操作レバー47を中立位置
N′から前傾位置イ′に操作すると、右側走行用切
換弁10のスプール10′が第一ロツド63、L
字槓杆64、及び第一ロツド65を介して前進切
換位置に押込まれ、これに伴い作動油yが前進走
行用通路8aに導かれて右側油圧モーター3は前
進方向に回動する。
また、左操作レバー46を中立位置Nから前傾
第一段位置イに操作すると、左側走行用切換弁9
のスプール9′が第一ロツド49、L字槓杆5
0、第二ロツド51、第二段の動作を吸収する吸
収手段53及び第三ロツド52を介して前進切換
位置に押込まれ、これに伴い作動油xが前進走行
用通路7aに導かれて左側油圧モーター2は前進
方向に回動するものであり、この場合、第二段の
動作を吸収する吸収手段53における前動吸収発
条56をやや圧縮状態として、予め一定応力を保
有しているため、第二ロツド51の動作が同前動
吸収発条56により吸収されることはなく、また
L字槓杆50の動作は第一段動作吸収用の長孔6
0により吸収されるので切換ロツド59を連動さ
せることはない。
次に、右操作レバー47を中立位置Nから後傾
位置ロ′に操作すると、右側走行用切換弁10の
スプール10′が後進切換位置に引出され、これ
に伴い作動油yが後進走行用通路8bに導かれて
右側油圧モーター3が後進方向に回動する。
また上記操作と同様に左操作レバー46を中立
位置Nから後傾第一段位置ロに操作すると、左側
走行用切換弁9のスプール9′が後進切換位置に
引出され、これに伴い作動油xが後進走行用通路
7bに導かれて左側油圧モーター2を後進方向に
回動させ、この場合においても、第三ロツド52
の動作が後動吸収発条57によつて吸収されるこ
とはなく、またL字槓杆50の動作は長孔60に
より吸収されるから切換ロツド59を連動させる
おそれはない。
次に、右操作レバー47を前傾位置イ′に保持
させた状態のまま、左側操作レバー46′を前傾
第一段位置イから前傾第二段位置ハに操作する
と、L字槓杆50の一端延長部50′に設けたピ
ン体61が長孔60の内壁を押圧して切換ロツド
59を連動させ、これに伴い合流切換弁12のス
プール12′が前進切換位置に押込まれて排土板
昇降用の作動油zが前進用合流通路13から前進
用分流弁15を経て、さらに前進用分流通路32
a,33aから前進走行用通路7a,8aに導か
れ、同通路7a,8a内の作動油と合流して油圧
モーター2,3を増速させた状態で前進方向に回
動させるものである。
この場合、L字槓杆50の他端に接続された第
二ロツド51はその動作を前動吸収発条56によ
り吸収されるから左側走行用切換弁9のスプール
9′は支障なく前進切換位置に保持される。
そして、右操作レバー47を後傾位置ロ′に保
持させたまま、左側操作レバー46を後傾位置ロ
に保持させたまま、左側操作レバー46を後傾第
一段位置ロから後傾第二段位置ニに操作すると、
切換ロツド59を介して合流切換弁12のスプー
ル12′が後進切換位置に引出され、これに伴い
作動油zが後進用合流通路14から後進用分流弁
16を経て、さらに後進用分流通路32b,33
bから後進走行用通路7b,8bに導かれ、同通
路7b,8b内の作動油と合流して油圧モーター
2,3を増速させた状態で後進方向に回動させる
ものである。
この場合においても、第三ロツド52の動作は
後動吸収発条57により吸収されるから左側走行
用切換弁9のスプール9′は、何ら支障なく後進
切換位置を保持することができる。
本考案は、上述のように構成したので、走行用
切換弁の操作時に合流切換弁を現位置に保持さ
せ、他方、合流切換弁の操作時に走行用切換弁を
現位置に保持させるという切換動作を一本の操作
レバーのみで行うことができるから、誤操作をひ
き起すおそれがないし、さらには円滑な切換操作
を行うことができるという効果がある。
また、前後第一段動作吸収機構に長孔を用いた
ので、左操作レバーの前後傾第一段操作時におけ
る動作を吸収させながら前後傾第二段操作には合
流切換弁への切換動作を行うという複雑な動作を
極めて簡略化した機構で行うことができ、さらに
は、函体内の前後動吸収発条を一定の応力を保持
させた圧縮状態で嵌装させているために、左操作
レバーの前後傾第一段動作時には、第二ロツドの
動作が何ら前後動吸収発条によつて吸収されるこ
となく確実に走行用切換弁に伝達される。
しかも、左操作レバーの前後傾第二段動作時に
は、一方の吸収発条によつてのみ第二ロツドの動
作が吸収されて、走行用切換弁に直接大きな力が
作用することがなく、損傷が確実に回避され得る
ものであり、従つて、大きな動力伝達を行うため
の伝達機構を特別必要とせずして、小さな力にて
レバー操作が円滑に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例の動力作業機を示す全体側
面図、第2図は走行用油圧装置を示す回路図、第
3図、第4図はそれぞれ操作レバーの切換機構を
示す側面図である。 1……機体、2,3……油圧モーター、4,5
……走行装置、6……排土板、9……走行用切換
弁、12……合流切換弁、12′……スプール、
46……操作レバー、48……前後第二段動作吸
収機構、50……L字槓杆、58……前後第一段
動作吸収機構、59……切換ロツド、60……長
孔、A……走行用油圧回路、B……合流回路、C
……昇降用油圧回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機体1の左右両側に油圧モーター2,3により
    駆動される走行装置4,5を設けるとともに、機
    体1の後部に油圧作動により上下動する排土板6
    を設け、かつ上記油圧モーター2,3に接続した
    走行用油圧回路Aと、上記排土板6に接続した昇
    降用油圧回路Cとを合流回路Bを介して接続させ
    た動力作業機の走行用油圧装置において、 操作レバー46と連動するL字槓杆50に接続
    した第二ロツド51と上記走行用油圧回路Aの走
    行用切換弁9に接続した第三ロツド52との間
    に、底板54′,55′同士を接続させた函体5
    4,55内に前動吸収発条56および後動吸収発
    条57をそれぞれやや圧縮状態で嵌装させるとと
    もに、同第二ロツド51に設けた受け座51′を
    一方の函体54内において上板54″と前動吸収
    発条56との間に挾持させ、かつ第三ロツド52
    に設けた受け座52′を他方の函体55内におい
    て底板55′と後動吸収発条57との間に挾持さ
    せて構成した前後第二段動作吸収機構48を介設
    して、前後第二段動作吸収機構48により、操作
    レバー46の前後第一段動作を走行用切換弁9に
    伝達し、かつ同操作レバー46の前後第二段動作
    を吸収し、 また、上記L字槓杆50の他端と、合流回路B
    の合流切換弁12に接続した切換ロツド59との
    間に、同切換ロツド59に長孔60を形成し、同
    長孔60内にL字槓杆50の他端を嵌挿させて構
    成した前後第一段動作吸収機構58を介設して、
    前後第一段動作吸収機構58により、操作レバー
    46の前後第一段動作を吸収し、かつ同操作レバ
    ー46の前後第二段動作を合流切換弁12に伝達
    することを特徴とする動力作業機の走行用油圧装
    置における操作レバーの切換機構。
JP2162079U 1979-02-20 1979-02-20 Expired JPS6219723Y2 (ja)

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JPS55123070U JPS55123070U (ja) 1980-09-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6141627A (ja) * 1984-07-06 1986-02-28 Yunitsuku:Kk 二機能を有する操作レバ−機構

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JPS55123070U (ja) 1980-09-01

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