JPS62196715A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子機器に係り、さらに詳しくはキーボード部
を備えた電子機器に関するものである。

［従来の技術］ 例えば、電子式タイプライタやワードプロセッサ等はキ
ーボードや表示部等を有し、小型化の傾向が進み、携帯
できるまでに小型化されている。

このような電子機器はほとんどの場合プリンタ部を有し
、記録紙に記録を行なって出力するため、記録紙の入口
と出口は開口している。

また、記録状態を肉眼で見れるように透明な外装部材に
よりプリンタ部を覆っている。

このような電子機器では不使用時または携帯時に記録紙
の出入口等から異物が入り、使用時においてプリンタが
破損したり、透明な外装部材が予期しない外力で破損し
たりする恐れがある。

このため、これらの携帯可能な電子機器は携帯時におい
て全体をキャリングケースに収納するか、別個のカバー
を付加してキーボード部をも含めて電子機器の上面全体
を力１＜−する等の方法を採用している。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、］；述したようなカバーやキャリングケースを
用いると、それ自体でもかなりの重量があり、かつコス
ト高となり、ユーザーにとっては大きな負担となると言
う問題点があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明においては上述した問題点を解決するために、キ
ーボードを回動自在な平板状のキーボードユニットとし
た構造を採用した。

［作　用］ 」二連した構造を採用すると、キーボードユニットを回
動させてキーボードを表面に出し、キー人力を行ない、
不使用時には表示部等を覆うカバーの役割を果たさせ１
表示部等を保護することができる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第１
図には使用状態の全体構造が示されている。

図に示す°電子機器はとケースｌと下ケース２とを有し
、」−ケース１の中央部には軸７を介してキーボードユ
ニット３が回動自在に設けられている。

このキーボードユニット３の一方の側面にはキーボード
４が設けられている。

上ケースｌの一部には記録部６が設けられ、この記録部
６は透明なカバー６ａによって覆われている。

符号５で示すものは表示器である。

前記キーボード二二一、ト３は上ケース１の表示器５や
記録部６の部分を完全に覆うことができる程度の大きさ
を有する。

従って、第１図に示すような使用状態においてはキーボ
ード４が表面側に表われているが、第３図に示すように
キーボードユニット２を回動させ、記録部側を覆うよう
に重ねれば、完全に表示器５や記録部６を保護すること
ができる。

また第３図に示すように、上ケース１と下ケース２の一
部には携帯時において指先を通す開口部８が設けられて
いる。

次にキーボードユニット３の取り付は構造について説明
する。

キーボードユニット５の軸承部側の端部には半円形状の
ギヤ９が形成されており、このギヤ９は１−ケース１の
一部に設けられたギヤ１０と噛合している。

このギヤ１０は軸１０ａを介して上ケースｌ側に回転自
在に軸承されている。

ところで、キーボード４は土部フレキシブルプリント基
板（以下、上部フレキと略称する）１１と、スペーサ１
２及び下部フレキシブルプリント基板（以下、下部フレ
キと略称する）１３とを有し、下部フレキ１３の下側に
は補強板１４が配置されている。

下部フレキ１３は電子機器本体側に設けられた制御回路
と電気的に接続させるため、その一端にリード部１３ａ
が形成されており、このリード部１３ａはキーボードユ
ニット３の外枠の一部に形成された開口部３ａを通って
外側に導き出され、キーボードユニット３の軸承部側の
端部を回って、上ケースｌの開口部１ａから中側に導き
出される。　・ また、この外側に導き出されるリード部１３ａはプラス
チック等から形成された剛性の高い円弧状のカバー１５
によって覆われている。

また、カバー１５と対応する部分には上ケース１側にゴ
ムローラ１６が回転自在に設けられており、カバー１５
と接触している。

また、ゴムローラ１６の下側にはピンチローラ１７が設
けられており、両者間にリード部１３ａが挟まれている
。

次に、以上のように構成された電子機器の使用方法につ
いて説明する。

非使用時においてはキーボードユニット３はキーボード
４を下側にして上ケース１の表示器５及び記録部６を覆
って重ねられる。

この時、キーボード４が完全に下側となるが、キーボー
ドがメンブレンキーボードであれば、上ケ゛−ス１側と
接触することがない。

また、キーボードが可動キートップから構成されていて
も、キーボードユニットの外枠よりも引っ込んだ状態に
しておけば、上ケース１側と接触しない。

この状態は図示していないロック手段によってロックさ
れる。

一方、使用時においてはロックをはずしてキーボードユ
ニット３を回動させ、第１図に示すように手前側におい
て上ケースｌ上に重ねれば、キーボード４を操作するこ
とができ１表示器５を見ながら記録を行なわせることが
できる。

上述したキーボードユニット３の回動動作時においては
、ギヤ９とｌＯとが噛合しつつ回動され、またゴムロー
ラ１６も回動される。

そして、ゴムローラ１６の回動によりピンチローラエフ
との間に挟まれたリード部１３ａは引き出されたり、送
り込まれたりするため、リードｆ’ｆ′Ｉ！１３ａに無
理な力が加わらず破損することがない。

［効　果］ 以−Ｌの説明から明らかなように本発明によれば、キー
ボードユニットを回動自在に設け、このキーボードユニ
ットを機器の不使用時には表示器や記録部を覆うことが
できるように構成しているため、別個のカバーやキャリ
ングケースが不要となり、機器を小型、軽量化すること
ができ、またキーボードユニットの回動に伴なってリー
ド部を移動させる構造を採用しているため、リード部が
破損する等の不都合が生じることがない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図は使用
状態の斜視図、第２図は使用状態の側面図、第３図及び
第４図は不使用状態の斜視図及び側面図、第５図は第１
図のＡｌ拡大図、第６図は第５図のｘ−Ｘ線拡大断面図
、第７図は第５図のＹ−Ｙ線拡大断面図である。 ３・・・キーボードユニット ４・・・キーボード　　　５・・・表示器６・・・記録
部　　　　　７・・・軸 ９．１０・・・ギヤ　　　１３ａ・・・リード部１５・
・・カバー　　　　１６・・・ゴムローラ１７・・・ピ
ンチローラ Ｘ火旧乳匪、の斜用Ｕカ 第１回 イ輔傭１．．イ、１１針　　　　２ 烏’Ｈ２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）キーボードと、表示器及び記録部を備えた電子機器
   において、前記キーボードを機器の本体側に回動自在に
   軸承される平板状のキーボードユニットとしたことを特
   徴とする電子機器。 ２）電子機器の本体の一部には携帯用の開口部を設けた
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の電子機
   器。 ３）キーボードユニットの軸承部近傍にキーボードユニ
   ットの端縁と接して連動するゴムローラと、このゴムロ
   ーラに接するピンチローラとを設け、ゴムローラとピン
   チローラとの間にキーボードユニット側と本体とを電気
   的に接続するフレキシブルなリード部を挟持させるとと
   もに、リード部の露出部はカバーによって覆ったことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
   電子機器。