JPS62196425A - ロ−タ取付け構造 - Google Patents

ロ−タ取付け構造

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JPS62196425A
JPS62196425A JP61038854A JP3885486A JPS62196425A JP S62196425 A JPS62196425 A JP S62196425A JP 61038854 A JP61038854 A JP 61038854A JP 3885486 A JP3885486 A JP 3885486A JP S62196425 A JPS62196425 A JP S62196425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
sleeve
spindle
ring member
tubular member
Prior art date
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Pending
Application number
JP61038854A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Takashita
高下 二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiki Co Ltd filed Critical Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械の主軸等にロータを直接固定するビ
ルトインモーフのロータ取り付は構造に関する。
〔従来の技術〕
最近、工作機械の主軸が高速回転化するにつれ、主軸に
ロータを直接固定するビルトインモータ式の主軸ユニッ
トが増えてきている。第6図はそのようなロータ取り付
は構造の一例を示す断面図で、モータ軸(スピンドル)
1の外周にロータ2が取り付けられ、そのモータ軸1は
ベアリング1a等で締め付けられ、主軸に固定されてい
る。従来、モータ軸1とロータ2とは焼ばめにより固定
されるのが通常で、軸が鋼材の場合には、けい素鋼板製
のロータと熱膨張係数がほぼ等しいので、両者の固定と
いう面では、問題は無い。只、焼ばめの場合、一般的に
は取り外し不可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記ロータ取り付は構造には、2つの問題点がある。1
つは保守上の問題で、ロータを主軸から取り外すことの
できる構造が望ましいが、従来の焼ばめでは不可能であ
った。更に大きな問題としては、高精度化の要求から、
主軸を熱膨張係数の低い材料(例えばセラミック)を使
用する要求があるが、その場合には焼ばめの手法が使え
ない。
また、従来用いられている焼ばめ以外のキー止め。
スプライン、シュパンリング等はいずれも熱膨張係数の
異なる部品の固定には向いていない。殊に、使用時の温
度変化が大きい場合には、ガタ、アンバランスによる騒
音、振動などの支障をもたらす。
本発明は、このような問題点に鑑みて提案されるもので
、熱膨張に対しても良好な精度を保持し、しかも取り外
し可能にロータを取り付け、ロータ焼損の際の交換やス
ピンドル軸受けの交換等が簡便に行えるロータ取り付は
構造を従供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明において、上記の問題点を解決するための手段は
、モータ等のロータを、そのロータと熱膨張係数が異な
る軸部材の外周面に装着するに際し、端面を継ぎ手に形
成され、前記軸部材の外周面に巻着されたリング部材と
、そのリング部材に対向する端面を継ぎ手に形成され、
別な端面を所定の関数に基づく曲斜面に形成され、かつ
前記軸部材に摺動可能に嵌装された管状部材と、外周面
にねじ溝を刻設され、軸部材の外周面に巻着されたねじ
部材と、内周面にねじ溝を刻設され、ねじ部材の外周面
に噛合し、前記管状部材の曲斜面に軸受体を介して対向
する曲斜面を備え、ねじ締めにより管状部材を前記リン
グ部材へ圧接させるくさび部材とで構成され、その管状
部材にロータを固着させることを特徴とし、管状部材の
曲斜面を形成する所定の関数が、管状部材の長さと直径
の比率に基づくロータ取付は構造とするものである。
〔作用〕
本発明は、ロータを直接軸部材に固着するのではなく、
管状部材に固着し、その管状部材は軸部材に着脱可能に
嵌装されるので、ロータ焼損などの場合は交換が可能に
なる。次に、ロータ部位の発熱による熱膨張変形は軸方
向と径方向との両方で発生するが、管状部材を軸部材に
位置決めする構造としては、軸部材に固定されたリング
部材とくさび部材とで管状部材を軸沿いに挟みつける方
式で、かつくさび部材と管状部材とが軸受けを介して対
向する端面を軸部材と管状部材との熱膨張係数の比率の
関数に基づく曲斜面(平斜面もその特殊例として含む)
に形成することにより軸方向の膨張差を吸収し、一方で
、リング部材と管状部材とは放射状溝の継ぎ平端面で圧
接させることにより径方向の変化を吸収するものである
〔実施例〕
以下、本発明を、実施例と図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明を実施したロータ取り付は構造の一例
を示す断面図である。第1図において、ロータ取り付は
構造は、軸部材であるスピンドル1と、ロータ2と、そ
のロータ2を外側に取り付けられ、かつ前記スピンドル
1に摺動可能に嵌装された管状部材であるスリーブ3と
、そのスリーブ3に対向する端面を継ぎ手に形成され、
前記スピンドル1に巻着されたリング部材4と、スリー
ブ3に対してリング部材40反対側でスピンドル1に巻
着され、外周面にねじ溝を刻設されたねじ部材5と、内
周面にねじ溝を刻設されてねじ部材5の外周面に噛合す
るくさび材6とで構成され、スリーブ3とくさび材6と
の対向する端面ば曲斜面の特殊例であるテーパ面3a及
び6aに形成され、軸受は体であるボール7を介して、
ねじ締め動作によりスリーブ3を前記リング部材4へ圧
接させている。
スピンドル1は、低熱膨張係数の素材(例えばファイン
セラミックス5iJ4やAItoう)よりつくられ、ロ
ータ2はスリーブ3に焼ばめにより固定されている。ス
リーブ3の材質は、一般に用いられる鋼材であるので、
使用時に温度上昇しても、ロータ2との間の固定が変化
することはない。リング部材4は、スピンドルlに接着
固定されており、また、その一端面には継ぎ手(フェー
スカプリング>4bが形成されている。一方、スリーブ
3の端部にもカプリング部3bがあり、軸方向に押し付
けられることで、リング部材4とスリーブ3とは、ガタ
無く組み合わされている。
一方、スピンドル1の図中右方部分で、直径を段状に縮
小した部分に、前記ねじ部材5が接着・固定されている
。ねじ部材5の外周面にはねし溝が切ってあり、その最
外周の直径はスリーブ3の内径よりも小さく設計されて
いる。前記くさび部材6は内周面のねし溝でねじ部材5
に噛合されていて、このくさび部材6を回転させること
により前記テーパ面6a−ボール7−テーパ面3aを介
して、スリーブ3を軸沿いに図中左方へ押圧し、リング
部材4に圧接させることができる。なお、ケージ8はボ
ール7を保持する。
ここで、テーパ面3a及び6aは同一のテーバTOを有
していて、ボール7のスピンドル1軸芯からの距離D1
.ボール7と継ぎ手間3bとの距離りとすると、 T O= D I / L である。但し、リング部材4.ねじ部材5.くさび部材
6は、スピンドル1とほぼ等しい熱膨張係数の材料で製
作されるものとする(例えば、アンバーの組成を調整し
、所望の熱膨張係数を得ることができる)。
第2図は、ねじ部材5とスピンドル1の接着部を示す部
分断面図で、ねじ部材の内径はスピンドル1の外径d1
よりも数μm程度大きく製作されると、精度良(位置決
めされる。その内周面には接着剤を充填される窪み5a
が凹設されていて、外周面からの導通孔5b又は端面か
らの切り欠き5Cを通じて接着剤を充填されるようにな
っている。また、リング部材4とスピンドル1の接着部
も同様の構造になっている。
第3図(a)はリング部材4とスリーブ3とのカプリン
グ部を説明する図で、第1図のA−A’による断面図で
あり、第3図(b)はその継ぎ手部分の拡大図である。
リング部材4とスリーブ3との環状端面には、放射状の
溝が刻設されて山と谷を形成し、スリーブの山部3Cと
リング部材の山部4Cとが交互に相手の谷部へ噛合する
ようになっている。なお、第1図において説明したとお
り、組付は時には、くさび材6のねじ締め動作により、
スリーブ3は前記リング部材4に圧接されるので、スリ
ーブ3はリング部材4に回転方向の位置決めをされると
共に、継ぎ手間の放射形状に従って芯出しも行われ、ガ
タは無くなる。
また、ロータにより生じた回転力はスリーブ3゜リング
部材4を介してスピンドル1に伝えられる。
第4図は、くさび部材6とスリーブ3との対向部分を示
す部分断面図である。
くさび部材6がボール7から受ける反力はテーパ面6a
により分力されて内径方向への圧力にもなるため、スピ
ンドル1の外径部分とのガタは無くなる。ボール7は両
側のテーパ面3a及び6aに反力を及ぼし、プリロード
を生じるので、スリーブ3は図中右方の端部においても
スピンドル1にガタ無く支えられ、全体的にもスリーブ
3はスピンドル1にガタ無く支えられることになる。
次に、上記構造のスピンドル1を運転した場合のロータ
発熱及びスピンドル軸受は発熱等による温度上昇の影響
について説明する。
スピンドル1.リング部材4.ねじ部材5及びくさび部
材6は低熱膨張係数材料で形成されていて、例えば、熱
膨張係数ゼロの理想的数値を仮定する。一方、ロータ2
及びスリーブ3の熱膨張係数はほぼnxi、o”程度で
、仮に、温度上昇が50°Cであると、スリーブ3の長
さの変化、LはΔL = L xllxlO−6x50
また、ポール位置DIにおけるスリーブ3の直径の変化
ΔD1は、 6D 1 = D 1 xllXl、0−6x50とな
る。ここで、L=200鰭、D 1 =50mmとする
と、−L =0.11龍、  、 D I =0.02
75酊となり、従来では無視できない値であるが、第4
図に示されるように、テーバ角度ToをDi/Lに一致
させであると、スリーブ3の軸方向及び径方向の変形3
゛はテーバTOに沿った変形となるので、2つのテーパ
面3a及び6aの距離lは変わらない。
また、スリーブ3とリング部材4との結合状態も、第5
図に示す如く、スリーブ3のカプリング部3゛が変形し
ても放射状の山と谷は径方向に同型を保つので、位置決
め、芯出しの双方共に変わらない。
上記実施例は、温度上昇の影響について、熱膨張係数の
比率変化が最もシンプルな形として、スリーブ3とくさ
び部材6との対向面をテーパ面に形成した例で説明した
が、言うまでもなく、4温度上昇は各部分により微妙に
異なるのでその温度分布に基づく関数を用いて所望の曲
斜面に形成することにより精密なロータ取付は構造が得
られる。
〔発明の効果〕
以上、説明したとおり、本発明によれば、使用時の温度
変化が大きい場合にも、ガタ、アンバランスによる騒音
、振動などが発生せず、精度が良好で、また取り外し可
能にロータを取り付けることができるので、ロータ焼損
の際の交換やスピンドル軸受けの交換等が簡便に行える
、優れたロー夕取付は構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したロータ取付は構造の一例の断
面図、第2図〜第5図はその部分断面図、第6図は従来
のロータ取付は構造の断面図である。 1;スピンドル(軸部材)、 2;ロータ、 3;スリーブ(管状部材)、 3a;テーパ面(曲斜面)、 4;リング部材、 5;ねじ部材、 6;くさび部材、 6a、テーパ面(曲斜面)、 7;ポール(軸受は体)、 8;ケージ。 特 許 出 願 人  日立精機株式会社第2図 Q 第3図 (Q)            (b)第4図 第5図 (Q)         (b)  。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータ等のロータを、そのロータと熱膨張係数が
    異なる軸部材の外周面に装着するロータ取付け構造にお
    いて、端面を継ぎ手に形成され、前記軸部材の外周面に
    巻着されたリング部材と、そのリング部材に対向する端
    面を継ぎ手に形成され、別な端面を所定の関数に基づく
    曲斜面に形成され、かつ前記軸部材に摺動可能に嵌装さ
    れた管状部材と、外周面にねじ溝を刻設され、軸部材の
    外周面に巻着されたねじ部材と、内周面にねじ溝を刻設
    され、ねじ部材の外周面に噛合し、前記管状部材の曲斜
    面に軸受体を介して対向する曲斜面を備え、ねじ締めに
    より管状部材を前記リング部材へ圧接させるくさび部材
    とで構成され、その管状部材にロータを固着させること
    を特徴とするロータ取付け構造。
  2. (2)管状部材の曲斜面を形成する所定の関数が、管状
    部材の長さと直径の比率に基づくことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のロータ取付け構造。
JP61038854A 1986-02-24 1986-02-24 ロ−タ取付け構造 Pending JPS62196425A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61038854A JPS62196425A (ja) 1986-02-24 1986-02-24 ロ−タ取付け構造

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JP61038854A JPS62196425A (ja) 1986-02-24 1986-02-24 ロ−タ取付け構造

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Publication Number Publication Date
JPS62196425A true JPS62196425A (ja) 1987-08-29

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ID=12536788

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JP61038854A Pending JPS62196425A (ja) 1986-02-24 1986-02-24 ロ−タ取付け構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189212A (ja) * 1986-11-07 1987-08-19 Gendai Kensetsu Kk 一般及び産業廃棄物の埋立処理方法
FR2645316A1 (fr) * 1989-03-31 1990-10-05 Raymond Engineering Assemblage d'unite de disque pour unite de memoire de disque magnetique

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4430241Y1 (ja) * 1966-06-01 1969-12-13

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