JPS62196385A - 熱延鋼板の脱スケ−ル法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔差業上の利用分野〕 本発明は、熱延鋼板の表面スケールを除去する脱スケー
ル法に関する。

〔従来の技術〕

第２図を用いて従来の脱スケール法について説明する。

第２図において１０１はペイオフリール、１０２は冷却
槽、１０．５，１０６は水洗槽、１０４はペンダ、１０
５は酸洗槽、１０７けテンションリールである。熱延鋼
板はペイオフリール１０１よす溶融塩を貯え次冷却槽１
０２を過つ次のち、水洗槽１０３で水洗され、ベンダ１
０４で機械的な脱スケールが行われる。次いで、酸洗槽
１０５で酸洗され次のち、水洗槽１０６で水洗され、テ
ンションリール１０７で巻き取られる。

この装置で処理される熱延鋼板には、熱延後、ホットコ
イルヤード（図示省略）で保管さｎている６００℃の高
温のコイル（以下、熱コイルと呼ぶ。）と、既に１００
℃以下に冷却され次コイル（以下、耐コイルと呼ぶ。）
の２塊類がある。

熱コイルの場合、鋼板には６００℃から冷却槽１０２で
２００℃まで急耐さｎる。鋼板の顕熱線冷却槽１０２内
の溶融塩で吸収・回収される。このとき生成するスケー
ルはビスタイト（Ｆｅｄ）と呼ばれる酸化物が主体とな
り、このスケールは酸洗し易く、酸洗時間は約５秒であ
る。

−万、冷コイルではスケールはマグネタイト（ＦｅｓＯ
４）　　が主であり、この場合、酸洗に時間がかかり、
約１５秒必要となる。

熱コイルおよび冷コイルを両方とも処理する九めに、酸
洗槽１０５は冷コイルの酸洗時間に合一＋を文長さで設
置されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の脱スケール装置においては、酸洗タンクの長さは
冷コイルに合せて設置され、その長さは１００ｆｆｉ近
くあり、この長さ？できるだけ短くすることが設備上の
要求となっている。前述し交熱コイルでは酸洗時間が短
く、この場合、冷コイルに対し、タンク長は１１５とす
ることができる。しかし、酸洗タンク（酸洗槽１０５）
は冷コイルを処理する九め長くしておかなければならず
、短縮化が連取されないという問題かある。

〔目的〕

本発明は、従来の上記問題点を解消しようとするもので
あって、冷コイル時の酸洗時間上できるだけ短くし、酸
洗槽の長さを短くすること全意図し、冷コイルにおいて
も熱コイルと同様の処理時間で酸洗でさる熱延鋼板の脱
スケール方法を提供すること金目的とする。

し問題点を解決する九めの手段〕 すなわち、本発明は熱延鋼板を溶融塩槽全通し文のち、
酸洗槽にて酸洗全行う熱延鋼板の脱スケール方法におい
て、酸洗槽の中に噴流ノズル全役け、溶融塩槽に入る前
の熱延鋼板の温度を検知して、この温度により、噴流ノ
ズルからの噴流速度を制御すること全特徴とする熱延鋼
ここにおいて１〜１０　ｍｌ　ｓｅｃ　の噴流全鋼板に
与えることにより脱スケールを行うと、冷コイルの場合
、酸洗時間ｔ−１／２〜１／３に低減させることが可能
となる。し次がって、熱コイルか冷コイルかｔ鋼板温度
で判別し、噴流速度全変化させる。冷コイルのスケール
は除去し難いため、噴流によるスケール表面の酸液の更
新を促進させて除去する必要がある。これにより酸洗時
間が１７２〜１／３に短くなる。その九め、酸洗槽の長
さをその分だけ短くすることができる。

〔実施例〕

第１図を用いて本発明の一実施態様例について説明する
。

第１図において１はペイオフリール、２は冷却槽、５．
６は水洗槽、４はベンダ、５は酸洗槽、７はテンション
リール、８は噴流ノズル、９は制御器、１０はｉ量調節
弁である。

熱コイルの場＠は、６００℃から冷却慴（浴ａ堰槽）２
で２００℃寸で急冷される。このとき鋼板の顕熱は冷却
槽２内の溶融塩に吸収・回収される。急冷さｎビスタイ
トのスケール酸洗する鋼板は、水洗槽５で水洗さｎたの
ち、ベンダ４で機成的な脱スケール金堂けた、酸洗Ｗｊ
５全通ジ酸洗さｎる。このと＠噴流ノズル８からの噴流
速度は０である。次いで、水洗槽６で水洗され几のち、
テンションリール７で巻き取らｎる。冷コイルの場合は
、同様に、冷却槽２、水洗槽３、ベンダ４全通り、酸洗
槽５に入るが、このとき酸洗槽５内にある噴流ノズル８
にょジ１〜１０　ｍｌ　ｓｅｅの噴１５１１受ける。

熱コイルと冷コイルは、？′４毎僧２の入口の図中のＡ
点における温度により検知され、この温度の信号を制御
器９で判断し、流電調節弁１０を操作し、噴流ノズル８
の噴流速度を決定する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、温度の異なる熱延鋼板を脱スケール処
理するＷｃＫ、除去し難い冷コイルのスケール酸洗する
場合の時間が１７２〜１／３に短くなる。そのため５熱
コイル１ｃ酸洗する場合と時間の差かなくなり、酸洗タ
ンク（第１図では酸洗槽５）の長さｉ従来にくらべ１／
３に短縮することが可能となる。こ扛はライン速度が高
速になるにつれて七〇Ｍ効性が大きくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例金示す概１１１２）図であり
、第２図に従来の技術を示す概略図である。 １．１０１：ペイオフリール ２、　　０２：冷却槽 ３．１０３：水洗槽 ４．１０４：ベンダ ５，１０５：酸洗槽 ６．１０６：水洗僧 ７、ＩＯ２：テンションリール ８；噴流ノズル ９：制御器 １０；流量調節弁 復代理人　　内　１）　　明 復代理人　　萩　原　亮　− 復代理人　　安　西　篤　夫 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱延鋼板を溶融塩槽を通したのち、酸洗槽にて酸洗を行
   う熱延鋼板の脱スケール方法において、酸洗槽の中に噴
   流ノズルを設け、溶融塩槽に入る前の熱延鋼板の温度を
   検知して、この温度により、噴流ノズルからの噴流速度
   を制御することを特徴とする熱延鋼板の脱スケール法。